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2003/10/19

Shadeと3D格闘しているぞ

 ありがたいことに、Shadeを本気で使う仕事を頂いた。久しぶりで気合いの入った作り込みをしている。現在の環境は、自分史上最強クラスの3D開発環境(G4-Quick Silver・メモリ1024MB・Mac OSX・Shade 6 advance……)ということで、新しい地平が見えて来る勢いの仕事だ。しかし、自分がもらう仕事と云うのは版面の大きさからいっても、4000px×4000pxというAdvanceの制限を超える事はないと思っていたのだが、今回、それに引っかかりかけて慌てた。
 本気になった時に限界まで持っていけるのはツールが手に馴染んだ証拠だが、そう云う意味では十年つき合ったソフトというのは強い。更に、メモリ管理が楽になったMac OSXの世界では、従来のOS-9までのように、他のソフトを並立させる事を全く考えずにShade一つのためのメモリシフトをしくような事をしなくても、まだ何とかなるおかげで、メモリオーバーでレンダリングが止まる事がなかったのに助けられた。いずれ、限界が来るのは理性では判っているのだけれども、体感上、どこまでも引っ張れる感じだ。もっともこれは、先日、OSX上のShadeをインストールした時に、旧来慣れ親しんだShadeのプラグイン・マクロのOSX対応版の揃い加減が判らなかったために、今の所まだプラグインやマクロを装着しておらず、Shade自身をほぼ空のままにしているせいもあるのかもしれない。荷が軽いという事は、ソフトにとって、時に有利に働くようだ。
 Shadeで絵を描いていて時々思うのは、モデリングを終えて最後に最高密度でレンダリングしようとして限界が来る事の虚脱感を、何とか出来んものかという事だ。「メモリぃ足らんもんで、レンダリングできやんけど。悪ぅ思わんといてな〜!(北勢弁)」と放り出される。極めて低速になって何日かマシンを拘束されても構わないから、HDDにスワップしたメモリを使ってじわじわとレンダリングを作るようなレンダリングがオプションにあれば、僕はきっと嬉しいだろう。だが、現在のShadeはそうは行かない。技術的には考えられるオプションではあるけれども、実用的な速度を考えるとそれは諦めるべき、そういうオトナの判断だ。たしかに、道具としてのソフトを作る以上スピードは必須なのかもしれない。が、気合いの入った形状を作った後で、メモリエラーで続けられないと、悲しいのだ。この悲しみは、今のところ誰も面倒見てくれない。「がぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」と云ってマシンルームを飛び出し、その足で散歩にでも出かけて、軽くするためのモデリング・レンダリング技法の改良案を思い付くまで、公園のベンチかどこかで悶々と過ごす以外の解決策を私は知らない。
 どこかに、UNIX・Linux系サーバで、必要なものが全部入ったレンダリング直前のShadeファイルを送ると、指示通りの大きさのレンダリング結果を送り返してくれるようなサービスは無いだろうか。仕事に使うものだから、金額的に見合うならば、有償でも別に構わないんだがなぁ……。

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