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2004/05/17

うまい刺身だぞ

 チョイと取材があって、土日に名古屋方面に出かけることになった。土日続けてバイトの休みが取れているという古市くんを無理矢理誘い、交代ドライバーをして欲しいと藤澤君を誘い、別件があってやはり名古屋方面に行くのだと云う竹内くんも一緒に乗って行こうという話にして、4人で土曜の朝に出発。
 7時前に集合場所の池袋に向う途中、駅の手前50〜100メートルという辺りで古市くん発見。取り敢えず車をとめて、集合時間に僅かに余裕があるのを利用して吉野家で朝食。
 駅前に戻ると、竹内君を発見。続いて藤澤君も発見。全員でレンタしたトヨタ車に乗り込む。
 最近、レンタカーと云えばコルトがお気に入りの神北が、たまの遠出になんでトヨタ車かというと、実は、車を借り出すにあたり、コルトを予約しておいたのだが、直前に借り出していた客の帰着が遅れたため、同車格の車として、トヨタのistを奨められたからだ。
 最近、何かと遊びで組むことの多いT-con 2003の時のスタッフ同士ということもあり、車は安全運転だが、会話は出発した瞬間からトばしている。
 怪しげなアニメの新作情報から、先日、ある友人が引っ越したものの、電気・水道・ガス・電話・ADSLの何一つとして事前に移転申請をしておらず、全てのライフラインが止まっていた話。その他モロモロを話し込む。その間にも、車は快調に走り、8時半には海老名。ここで、まだ朝食を摂っていなかった竹内くんが軽くパンを買い込む。
 昼、1時過ぎには取材場所に行っていたかったので、休憩もそこそこに走り続ける。海老名SAからは藤澤くんにお願いして浜名湖SAまで。浜名湖SAでは、ちょっと「ぐりこ屋」を覗き、折角なのでうなぎ櫃まぶし定食なんぞを堪能。
 ふうと一息着いて浜名湖SAを出ると、間もなく長かった静岡県がやっと終わる。その先は愛知県。そのまま取材の目的地へ。
 昼過ぎから取材を開始し、夕方に神北の用事は終了。

 istのトヨタ純正ナビは、2002年製らしいが、CD-ROM一枚に全国の七割ほどの地図データを詰め込むような形式のため、地名やお店情報などがちょいと弱い。更に云えば、衛星との接続がよく切れるのか、ときどき位置が前後したり、左右に随分とずれたりして、他と比べ、基礎体力不足という感じ。ただ、いつも使っているゴリラよりは、操作系が洗練されている。また、禁煙車という事だが、シガライターソケット1つないため、藤澤くんが持って来てくれたiPodが使えない。タバコ臭くないのは有り難いが、これじゃあちょっち、使えないと云うか、次はこれ以外に乗りたい気がする。
 早い話が、禁煙というコトバで灰皿とライターを省略し、もの入れを増やしただけの、単に安造りなだけの車ではないか。藤澤くんも竹内くんも現役技術職だし、神北も元を質せば職業プログラマだったので、拡張性が無い=悪という認識。たまに乗る車だけに、使い勝手というのは重要。

 土曜日に名古屋の夜の楽しみと云えば、金曜会。そう、中部日本SF交流会ミュータンツクラブの例会である。毎週土曜日に開催される週例会で、神北が最初に通い始めたのは1981年だから、もう23年前だが、その頃既に20周年を迎えるのか迎えたのかという頃だったと思う。当時は一番多い時間帯で30人から40人は軽く集まっていた。それ以来、会場の喫茶店の廃業に伴って場所を移しつつも、未だに続いている、SFの週例会としては最も古く、最も長い集まりだ。土曜なのに金曜会というのは、まあ、初期に金曜日に集まって始めたものの、土曜の方が絶対的に便利と云うことだ。
 まえに、ずっと会場だった名駅のクローバーが廃業することにになった時、ラスト回に参加して以来、東別院の新会場に移ってからは行っていなかったのだが、初めて参加。とはいえ、10年外に出ていると顔ぶれは大きく変化。十数人ほど居るものの、4〜5人しか知った顔が無い。かつての隆盛を思うとちょっと寂しい。
 この日は、金曜会の後、T-con 2003の盟友、山田くんのお宅に泊めてもらう予定になっていたが、ちょこっと予定が変化。山田宅に移動する前に、ちょっと話したいという人が。
 ま、三十分ぐらいで動けるかと思ったものの、その話が延びる延びる。途中で、山田くんに電話。「あ、ヤツの話が延びているのか、じゃ、今日はキツいですか」
「さすがにこれ以上延びるようなら、アレだわ。もう夜も遅くなったし。とにかく、終わったらも一度電話するわ。」
「へーい」
  山田くんの家に行く前にどこかで夕ご飯を食べようとしていたものの、この話が延び、結局一段落したのは深夜過ぎ。山田くんには、断念を連絡。宿を失った我々は、引き止めた彼の手回しで取り敢えずの寝床を確保。しかし、さすがに腹が空いて堪らん。まずメシを喰いたい。ということで、大須万松寺駐車場の建て替えに伴って開店したファミリーレストランへ。神北や、名古屋で学生をしていた藤澤くんの記憶にある万松寺駐車場は、空いた土地を適当にアスファルト舗装しただけのもので、周囲の土地を確保するごとに拡幅した後が見えるような、きっちりした四角形でなく、かなり複雑な多辺形状をした露天駐車場だった。が、そこにあるのは自走式の立体駐車場。アメ横ビルなどにも接続されたフロアはまだ真新しい。
 なんか、知った大須がどんどん消えて行く気がする。
 結局、夜遅くまで話し込んで、この日は床に付く。

 翌朝、我々は再び山田くんに連絡。遊びに行く。女の子は父親に似、男の子は母親に似るというが、生後半年の長男は、母親の2000年の日本大会Zeroconの時に一緒だった奥さんにそっくり。SFの血が濃ォ〜くなっている印象を受ける。
 ちなみに、奥さんにはお兄さんが居て、実家に連れて行く度にこの伯父さんが、アニソンを教え込もうと子守唄代わりに「さらばー、地球よ……」とか、「燃え上が〜れ〜ガンダム〜」とか、教えているのだとか。英才教育だな。
 昼飯を挿み、2時間ほど山田家にお邪魔した後、次なる目的地、静岡を目指して激走する。静岡の主要産業の1つである模型産業のお祭りに女房が行っているのだ。塩坂くんが車を出してくれている。とはいえ、こちらが静岡に入ったのは3時過ぎ、ちょっとお祭りに寄って来る時間ではない。諦めて日本平PAでとにかく合流。タミヤの工場見学会など、かなり面白かったようだ。
 合流後、すこし東名を東上し、沼津ICで下道に、ほぼひと月前に、友人に教えてもらった沼津漁港のさかなや千本一に出かけた。
 新鮮で、盛りがよく、接客も素早く親切。流行るお店は違うナと云う気がする。
 盛りの多さ、大きさ、奇抜さばかりではなく、従業員の皆さんの態度が、出過ぎず、放り出し過ぎず、機敏かつ丁寧で、ほんとうに親切。
 ちゃんとした接客と、漁港の目の前と云う条件を上手く行かしているので、人気店なのも頷ける。もちろん、ひと月でまた来ている神北も、立派なリピーターだ。

刺身盛り合わせ5000円也
 今回は、先日買ったデジカメを持っての初遠出なので、気合いを入れて撮って来たのがこの写真。対比物が無いので判り難いかと思うが、差し渡し40センチほどもある広鉢と云うか大皿に、厚くツマを盛り、その上一面に種々の刺身をちりばめた、絢爛豪華な食の華だ。6人の同行者で必死になって食っても食っても無くならない。
 ちなにみに、この中には、塩坂くんが別建てで注文した生桜エビも盛り込まれている。また手前にあるのは、神北の取ったマグロ刺身定食の刺身。これだけでも、相当のボリュームですよ。
 この鉢に盛ってもらったお刺身の値段は、5000円。新鮮さと量に圧倒されますよ。なんせここで使うのは、近海物の生マグロですからね。漁港のすぐ傍で、新鮮な海の幸をこれでもかというぐらい味わう。良いね。

 千本一を出ると、あとは一気に帰京。神北は2日続けての睡眠不足が祟ってグロッキー。港北PAまでの間、運転を藤澤君にお願いして、後部席に横になって休憩。へろへろである。塩坂号とレンタ神北号で3人3人に分散したおかげで、後部座席を独占させて貰えた。
 この間、藤澤君は、眠気が来ないようにと、ガムを噛もうとしたが、もう品切れ。しかたなく、車に偶然積まれていた都昆布とスルメを齧りつつ走る。「要はあごを動かしていると眠気がこないという事ですから、ガムが無ければスルメでも」というが、「でもちょっと塩勝ち過ぎた」そうだ。ご苦労様。
 港北PAで塩坂号とはお別れ。分散していたメンツを収容し、5人の定員まで詰め込んで、今度は神北が運転。
 首都高は、例によって混み混み。そりゃそうだ。二車線の道と二車線の道を似合流させて、二車線の道にする。二度合流が重なるところでは、計六車線分の車を二車線に無理矢理押し込めるのだ。しかも、迂回路が無いため、特に都内に用事がない通り抜けのためだけの車がいっぱいここを走っている。押し合いへし合いの大渋滞が毎日起こって当然である。ただ、今回は、日曜の夜という事で、渋滞は一カ所のみ。それでも、一時間ほどは足止めを食ったが、まあ、今の東京というのはこんなもんだ。
 外環自動車道が要らないと云う偏屈馬鹿は出て来い! 俺が殴ってやる!

 後部座席に座っている古市君に電話が入る。真庭くんからだ。この古市・真庭のコンビは、同じアニメ系のスクールを出、同じ池袋に住んでいる。
「真庭くんから電話なんですけど、僕はメシを喰おうと思って待っていたのに、なんで早く帰って来てくれないのって言ってるんですが」
「今日は、刺身を腹一杯食って来ると行ってあるんだろう?」
「言ってますよ」
「何を考えとんじゃ?」
「今、通信環境無いから、ちゃんと情報掴んでないんじゃないでしょうか」
「説明したんだろ」
「こっちはしましたよ、ちゃあんと。向こうが聞いていたかどうかは判りませんが……」
首都高をおりて池袋の街に近づいて行くとまた真庭くんから電話。「まだぁ」
「はいはい、もうじき着くから」
 池袋の街中へ。西口のロータリーに入ると古市君が真庭君を発見、その前を通り過ぎるが真庭くんは気付かない。車を停めて全員下車。こっそり真庭に近づく。ロータリーの方を眺めて、やって来る車を探している真庭くんは背後に忍び寄る五人の気配に全く気付かない。
 ポンと肩を叩く。振り返って「わぁ!」
「わあじゃねぇ」
「ど、どこから来たんですか、てっきりこっちから車で来ると……」
「今お前の目の前を通って、そこに車を付けたんだ」
「ええ、気付かなかったなぁ」
 しばし、話し込む。とはいえ、11時。時間も時間なので、そうゆっくりも出来ず解散。
 皆さんお疲れさまでした。

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