幕張に巨大フリマを見た
ゴールデンウィークももう終わり。特にどこにも行かずに、家でゴロゴロばかりではつまらないので、5月4日火曜日(祝)、幕張までフリーマーケットを覗きに行って来た。といっても、そこいらへんの公園でやっているようなものと規模が違う。第一〜第八まで、ということは、第一展示棟……っていうのかな、最初に建った方のヤツ……全部にお店が広がると云う、かつての幕張時代のコミケのような物。
とはいえ、車で運び込んで来て、そのまま車の前に店を作るようなやり方をとっているので、1つのブースがでかいから、出店ブースの数は少ないが……。
最近のフリマの傾向として、家庭の余りを云々しているレベルを超え、フリマのために仕入れて、フリマに出しているような、プロのフリマ屋さんが多い。それがフリーマーケットという場において倫理云々にどう関係するのかは判らないが、価格が一応安定し、品揃えも豊富というのは、そうそう悪い事ではない。もっとも値段が判らないシロウトと違って、極端な掘り出し物とかは出難いが……。
この幕張のイベントは去年も参加したが、展示スペースを8区画全て使うだけあって、やって来た客に対する食事系の充実がかなりの物で、食いしん坊の神北にとっては、それが何よりの楽しみだった。去年は、生ホタテを串に刺して醤油ダレで焼いた物が絶品だった。北海道フェアと称して、北海道の各地の有名店や腕に自信の店の看板が立ち並ぶ。
今年も北海道フェアはあったたが、残念ながらホタテの串焼きは来てなかった。代わりに、めぼしいところでは、ソーセージを豪快にいためている店や、ほくほくのポテトを蒸している店、有名駅弁の店が、いくつも来ている。
今年の神北家の昼食は厚岸駅名物、氏家食堂のうに弁当。小振りに見えるがわりと量のある弁当箱一面に薄く味のついたご飯が盛られ、いくつかの具が上に載っている。そして、更にその上に、弁当の半分以上の面積を使い、これでもかというぐらい蒸しウニが盛りつけられている。デパートの駅弁フェアとか行っても、30〜40メートルの行列が必ず出来ていて、いつも泣く泣く諦める一品だ。それが、この日は十数人並んでいるだけ! ちゃ〜〜んす! とはいえ、土台の部分だけ先に作っておいて、ウニを盛るかカニを盛るかイクラを盛るか。その場で客の注文に応じてトッピングをしているので、ちょっと遅い。神北の後に並んでいた奥さんなんか、子供はぐずり出すわ、本人も怒り出すわの大騒ぎ。でもいいんだ、美味いから。
たこ焼きに見えるけど実は、タコの代わりにホタテを使ったホタテ焼きとか、札幌ラーメンの有名店とか、色々来ていたけど、全部は食い切れないっス!
なんせ、ソフトクリームだけで3〜4業者は来ている。タレントの田中義剛さんが牧場長を勤め、カントリー娘で知られる花畑牧場のソフトクリームを試してみたが、なかなか濃い味です。田中義剛さん、大学時代のクラブ活動は肉牛研究会だそうだが、どうしてどうして、乳牛や乳製品も、ヤるのゥという感じ。
中には、いろいろとプロディーラーも来ていて、中古車を売っていたり、輸入業者がハマーを展示していたりしている。四輪バイクを輸入しているお店もあった。
SEAMARINEというお店で扱っているドルコという機種だが、これは、アメリカで大きなシェアを持つe-ton社の製品を輸入しているもの。ドルコ50は、つまり、トラクターであり、小型特殊車両として認可を取れば、公道も走る事が出来る。普通免許で乗れ、ヘルメット着用の義務無し。制限時速60キロ。販売価格199,800円こりゃ面白いネ。
かくして、天気は今イチ悪かったものの、インドアのフリーマーケットを一日楽しんだのだった。
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