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2004/05/28

ミクロの安全圏だぞ

 MYCOM PC Webに、飲み込むだけのカプセル型内視鏡「M2A」にZarlinkのワイヤレス技術が採用という記事があった。Zarlink Semiconductor社の省電力ワイヤレス技術が、イスラエルGiven Imaging社のカプセル型内視鏡「M2A」に採用されたという話だ。
 で、カプセルって、どんなサイズなんジャイと思うと、意外と小さい。風邪薬のカプセルよりはちょっと大きいが、決して飲み込めないサイズじゃない。記事には写真も出ているので、見て欲しい。
 これならば、弛緩剤まで用意して、命がけ(大げさ?)でカメラを飲む必要はない。極めて安全な物である。
 とはいえ、電池を飲むというのは、カプセルが体内で割れるような事があったら、とっても危険じゃないのか? ……ご安心を。長野県の放送・医療機器メーカー アールエフが開発した「NORIKA3」という製品は、必要な電力を体外から無線で供給することでバッテリが不要になるのだそうな。
 医療関係の代物だから、今すぐ現場に投入という事はないが、次第にこういうモノも認可されて行く事になる。そして、医療ロボットはもっと多機能化し、もっと小型化してゆく。そうなれば、医療というのは随分変わるだろうなぁ。

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