IGLOOはスゴいことになっているぞ
松戸のバンダイミュージアムで、2004年7月19日より公開される一年戦争を描いた新作アニメ『機動戦士ガンダム MS igLoo(エムエス イグルー) 1年戦争秘録』の制作発表会に行って来た。ジオン軍において新開発兵器の実戦運用試験を任された試験支援艦ヨーツンヘイムとそのクルーの活躍を、フル3DCGで描く、この夏の話題作だ。
試写会ではなく、まだ制作発表会なので、見れても止め絵ばかりかと思いきや、意外にも、動いている絵も観ることが出来た。2分少々だったが、これがずっと動くと凄いことになるゾ……と思わせる、圧倒的な気合と気迫。
第一話はルウム戦役という話なので、例のあの、ガンダムのオープニングやサブタイトル前のアタマの方で、ムサイ艦がずらずらーっと並び、モビルスーツが飛び回っているアレである。アレが描かれているのだ。
また、アニメとしての模式的なダメージ表現や爆発と一線を画す、写実的な3DCGならではの動きや表現というものがあることが、たった2分ちょっとの映像の中に、ちゃんと主張され、非常にうまく詰めこまれ、絵として奇麗にまとまっていた。
一枚の絵に動きを込められるセルアニメと違って3DCGアニメなので、雑誌等に載っている止め絵で見ると、まだまだフィキュアを突っ立てたような絵に見えていたのだが、それが動いて、エフェクト等を経て顔に表情なんぞ出た時の迫力は、素晴らしいものがある。メカはもうそこそこ、どこの会社でも実績を積んで来ていたが、ちゃんと書き分けられて区別の付くキャラクターとしての人が3Dアニメでここまで動くのは、凄かった。今西監督とそのチームは、またひとつ新境地を開いたとのだ思う。
7月19日が楽しみだ。
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