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2004/06/01

ヤツラは来ているぞ

 二足歩行する小型二足歩行生物を写真に収めたという記事が、ネットを賑わせている。最近流行りの「小さな宇宙人」だ。元情報はここ日本語に訳してくれているのは、X51の記事チリで小型のヒト型生物が撮影される
 こういうモノは、不思議なことに流行りモノで、グレイが話題になると世界中でグレイの、美男美女型が目撃されると世界中で美男美女型の、変なヘルメットを被った宇宙飛行士型が流行ると世界中で宇宙飛行士型の、それぞれの宇宙人が短い間に目撃される。そうして、現在の流行りモノは、人形サイズ程度の小型二足歩行生物というわけだ。
 最初は、2002年チリ、極小ヒト型生物の謎で、なんだかこれは、ミクロマン(身長10センチ)ぐらいの小ささ。次は(というか、発生時期的にはこっちの方が数年前にあたるのだが、1996年露、アレシェンカ - 老婆に育てられた異星人の謎とその続報1996年露、老婆に育てられた異星人アレシェンカの正体とはという記事、そして、今回がこの小さなナニカが移っている写真だ。
 以前の2件は、既に死体になったものであり、云ってみれば、「このブームの元祖は、日本製の河童や人魚のミイラ?」という系統のお話しと云えなくもない。没映画のクリーチャーモデルを使って作った偽記事の可能性も捨てられない。適当に「これこれこういう機関に検査してもらった」と書いちゃえば、話題にはなる。
 もちろん、今回も「たまたま落ちていた枯れ枝か、木の根っこかもしれない」のだが、何が違うと云って、「写真撮る時には気付かなかった」ことと、「それが勝手に歩いていたのだろうと云われていること」だ。
 この原語版の記事に写っているカメラマン二人が、仕掛けた可能性は大いに高いが、面白いなー。これ、たまたま目撃された、未発見生物だったら、なお良いなぁ。
 あ、ま、これが偶然写真に写った妖異であっても面白いんだけどさ。
 それにしても、太平洋を挿んでお隣の国、チリって、不思議……。

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