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2004/06/28

もう俺、一生酒呑まねぇ……ぞ

 日曜日は、ちょいと用事があって、女房と二人で浦和の街まで出掛けた。浦和は、最寄り4駅の中で一番遠いが一番発展していて、何か必要があるとちょくちょく出掛ける街だ。
 用事が終わって、飯を食って帰ろうかということになった。で、どうせならと言うことで、浦和で時々行く、刀削麺の店に行った。小さな丸枕ほどの練り込んだ生地の塊を左手に持って、右手には、L字形の刃を持ち、スッスッスッスと削り飛ばすように麺を削り取りながら煮え湯の中に放り込んでゆく。昔何かのCMでこの妙技を見て以来、一度は食してみたかったのだが、こんなに自宅の近くにあれば、通うしかないじゃないですか。
 しかも、刀削麺の技だけで店が持てるわけがない。ましてや、神北が通うわけがない。この店、四川風の辛みがまさに絶品である。
 で、ここでちょっとおだって、おササを頂いてしまった。いや、パンダではないので、笹を頂いたわけではない。桂花珍酒のソーダ割りを、ほんの一杯だけ頂いたのである。
 神北は基本的に下戸なので、酒は呑まないのだが、どうしても呑まざるを得ない雰囲気の時などは、ビールを貰ってグラスに残すか、この桂花珍酒のソーダ割りと決めている。さすがに、呑まずには済まされなかった、20代〜30代前半は、これが定番だった。だが、昨日はこいつが間違いだった。
 酒って、呑まないと余計弱くなるのね。
 飯を食っている間は、全然何ともなかったのでゴザイマすが、実は、グラス一杯分のカクテルで、私、完璧にノックアウトされていたのでゴザイマした。
 いくら下戸だといっても、このぐらいの量では、飲んだといっても、さすがに、意識が飛んだり陽気になったりするワケではない。では、どういう症状が出るかというと、猛然と頭が痛くなるのだ。
 そう、ただ単に激しい頭痛がして、立ち上がると気持ち悪くなるので、座り込んでしまうのだ。
 おかげで、1時間ほど浦和の喫茶店で時間を掛けた上で、タクシーに乗って帰りました。
 しかし、それは長い苦痛の始まりだった。結局、一晩中、頭痛が収まらないのだ。どんな感じかというと、眠ろうにもがんがんして眠れない。じゃ起きて仕事しようにも、ガンガンして集中できない。結局、唸りながら水分を補給しつつ、朝まで唸り続けていた。
 結局、唸り続けて、やっと頭痛が引いてきたのは、朝7時を回ってからだった。うー。一晩何をしていたのやら。
 うー、もー酒嫌だ〜。

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