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2004/07/01

あだち勉さんの死を悼むぞ

 あだち勉さんが亡くなったと言う報道があった。命日は6月18日、死因は胃がん、享年56歳。まだまだという気がする。
 神北があだち勉のマンガを読んでいたのは、『中一コース』のギャグ漫画だった。巨人軍の新人選手“さんちゃん”が主人公で、「二軍の3ちゃん」というタイトルだったと思う。掲載は1974年だ。その前年に引退したミスタージャイアンツ長嶋茂雄が、この年から巨人軍監督に就任。同時に期待の新人定岡が入団。巨人軍が一番注目された、V10を掛けた年だった。と云う意味で、このマンガは、中学生相手ながら、社会情勢に割合と敏感に反応していたのだ(きっと)。内容は、正統赤塚スタイルのギャグマンガで、熱血でちょっと頑張りすぎる性格の主人公と、周りを固める面白い人たちが、毎回,多摩川グラウンドで繰り広げるシチュエーションコメディーにスラップスティックな趣が加わったもの。
 しかし、それ以降あまり、あだち勉の漫画を見ることは無かった。というより、神北的には皆無である。その変わり、弟のあだち充がデビュー。あっという間に大人気。
 このころ、兄のあだち勉は、弟の快進撃を陰で支えるマネージャーとして活躍を開始したらしい。そこいらへんのことは、後に描かれた代表作に「実録あだち充物語」等に詳しい。
 あだち充なかりせば、少年誌ラブコメも、妹萌えも、いまのように市民権を得ていなかったかも知れない訳で、それを支え続けたあだち勉の死は、あまり大きな報道にはなっていないが、ちょっと大きめの時代の区切りなのかも知れない。
 ご冥福をお祈りする。
 オイラはもう一度、あんたのギャグ漫画を読みたかったぞ!

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