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2004/07/09

深海よりの使者だぞ

警告 気の弱い人は、あまりリンクをクリックせん方が良いかもしれません。 警告

ブラジル沖の新海底で捕まった怪物ってことで、に、こんな写真が上がっていた。
 UMAではない。ちゃんと、フナムシなんかと同じ、水棲生物の巨大な奴として、世に知られている生物だ。もちろん、王蟲でもない。その名をダイオウグソクムシという。寿司屋でケースの中にちんまり茹で上がっている、シャコのイトコというかハトコというか。そんなようなものらしい。
 さすがに、40センチもある巨大なものでもあり、海底300〜2000水産総合研究センター開発調査部(JAMARC)のサイトにある、スリナム・ギアナ沖の甲殻類および軟体類図鑑によると、こんなやつだそうだ。

特 徴: 体長35cm。巨大なグソクムシで,等脚類中の最大種。体形は典型的な紡錘形で,胸部各節の背面は微細なくぼみが多数あり,さらに,前縁に沿って浅くへこんでいる。
  ……中略……
採集記録: 水深670〜850m(13exs)。
分 布: フロリダ海峡からメキシコ湾,カリブ海を経てアマゾン川沖合までの西大西洋,インド洋北部,水深310〜2,140m。

 アマゾン川沖が生息地に入っているんだから、ブラジルで報告されても驚くには当たらないんだろうが、とはいっても、コンナノが単なる既知生物……こりゃ驚いた。

 やれやれ、こりゃ油断出来ませんよ。

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コメント

日本近海にも親戚筋の大具足虫がおりますな。
大王が付かない分小振りで15Cm弱くらいですけど。

ちなみに美味しくないので食用には不適だそうです。
観賞用としての需要はそこそこあると聞きました。お一ついかがです?

投稿: kemo | 2004/07/10 00:18

 たとえ15センチでも、こいつらが水棲生物で(陸に居なくて)良かったと思うよ。つくづく。ダンゴムシは、よく転がして遊んだけどね。
 ちなみに、「美味しくない」というのは、コイツラの身体を構成する蛋白質が比較的単純な構造をしていて、味覚がそれを「旨味」と感じないからだと思う。つまり、原始的な生物と言うことだよね。同じ魚の中でも、進化から取り残されたシーラカンスがイマイチ美味しくないと云うのと同じ。
 深海と云うのは、餌に乏しく1種族の爆発的繁殖を許さないから、遺伝子が実験出来る回数(1つの種で、単位時間内に政体に成長する回数)としての母集団が少なくて、進化が起こり難いのかも知れない。
 しかし、その進化の帰結としての細胞組織の蛋白質の複雑さを「旨味」・「美味い」と感じる味覚ってなんだろう。進化した異種族を「美味いもの」として狙うことで、遺伝子レースに負けないためのトリガーにしているのかな?
 創造主のプログラムって、手が込んでいるよなぁ。
 

投稿: 神北恵太 | 2004/07/10 01:41

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