おすすめだぞ
皆さんは、毎日立ち寄るコンビニエンスストアと云うものをお持ちだろうか?
神北には、そういうお店が一軒あります。
一番良く使う駅との間にある、自宅から至近のセブン・イレブンなのだが、これが、先日まで、本当に7時に開けて11時に閉まっちゃう店だった。引っ越して来て2日目、真夜中に仕事をしていて腹が減ったので買い物に出たら、遠慮会釈無くまっ暗になっていた。ちょっと遅く帰って来ると、もう閉まっている。
ありがたいことに今は、後が12時まで伸びて、随分と使い勝手が良くなったのだが、もちん24時間なんて考えても居ないようなお店だ。
無論それには理由がある。500メートルほど離れた別の幹線県道や国道に面したセブンイレブン2軒が、それぞれ24時間店なので、同じチェーンで食い合うことは無いという考えらしいのだ。
そのかわり、とことんフレンドリーでアットホームな店になっている。オーナーの顔も見えるし、マニュアル会話以外にも一言二言雑談を挿むこともある。オーナーがいいと思えば、お奨め商品には手書きのPOPが付くし、言葉でも奨めてくれる。
20年以上、いろんなコンビニを使って来たが、コンビニでここまで店員個々の顔が見える店と云うのは珍しいかも知れない。
今までも、前にゲームを注文したら、次回作の発売時に「買います?」というハガキを送ってきてくれた店があったが、あれは、コンビニのストア・システム自身が、売り上げUPのために講じていることだろう。しかし、ここの店はちょっと違うのだ。別に、コンビニのシステムに乗ってなくても、この人は、こういう商売をして、こういう店造りをしていたんだろうなぁと言う、マイペースなノリがある。
マニュアル社会・効率優先と云う中で、客に顔を見せ、そして客の顔を見ている店は、それだけでなにかホッとするものがある。
だからこそ、帰省や旅行で遠出した後に、駅に着いた時でもレンタカーを返した時でもなく、そこから自宅方向へ戻ってこのセブンイレブンに寄った時に、一番「ああ、帰って来たなぁ」と思えるのだろう。
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