いろんな人に会ったぞ
4月8日に第1・2巻同時刊行でスタートした『ガンダムヒストリカ』も、ちょうど昨日、8月10日に、最終巻の第10巻を刊行し、幕を閉じた。かくして、25年目のガンダム、四半世紀遅れの一年戦争が、終結した。昨日はその、『ガンダムヒストリカ』の完結に合わせた、打上げパーティーだった。
今回、これだけ多くの人が関わっていたのかと感心するほど、多くの皆さんが顔を連ねていた。
記事執筆・作画系のみなさんは、もちろんガンダムが好きで、ただ、だからといって突出した(トンがった)ガンダムオタクだの盲信系ガンダム信者(何だそりゃ?)だのではない。わりと抑制の効いたオトナというか、年季の入った目配りの行き届き方という点で、皆さん似た雰囲気がある。このバランスの取れた安定感が、誌面に落ち着きを与えていたのだと、今更ながら実感。こんないいチームにアタシなんぞが入って、ミソを付けまくったと言うか、画竜点睛を欠いちまったのが、全くもって申し訳ない。
m/(._.)\m ペコリ
また、そうしたライター・絵描きを集めて来た編集陣も、放映当時から一線に居たベテランもいれば、そのころまだテレビや雑誌の受け手だった世代も参画と、非常にいいバランスでチームを作っている。
普通、まあ、何かの本を出すと言えば、だいたいその辺りの人々がどのぐらい対象物が好きかでほぼ、成果物の出来が決まるのだが、今回はそれだけではなかった。25年目のガンダムを誌面に収めるにあたり、チームを組んで担当していただいたデザイン事務所バナナグローブスタジオの皆さんも「よし、ガンダムだ。一年戦争をやるぞ」という気合に溢れ、仕事以上にイレ込んだ思いが溢れて来る紙面を構成していただいた。
これに印刷会社を加えた程度のメンバーで終われば、今回のプロジェクトはもう少し小さかっただろう。しかし、そうではない。結構シブ目で人気の高かった専用バインダーの紙を探して東奔西走していただいた方。広告宣伝を担当していただいた方。全国数百店と言う、全巻常備店を御願いし、そこにおいてもらうための段ボール製のガンダムヒストリカ専用展示スタンドを手配していただいた方。イベントのための準備を整えていただいた方。等など……。後方支援って、コレなのねと実感させられた。
昨秋からこちら、そういう恵まれた環境で仕事をさせていただけて、とても面白かった。
そして今回のパーティーはその全ての人々とは言えないがそれでも50〜60人の方が、編集部の音頭で集まり、ほぼ始めて顔を揃えた。
バナナグローブスタジオ社長の榎本さん(懐かしのジャンプ放送局のえのんさんスよ、キング・ボンビー(のモデル)っスよ!)が来ておられる。サンライズからも、日頃仲良くさせてもらっている井上プロデューサーは予定が合わずお越しいただけなかったが、佐々木さん(ガンダムエースにコラムを連載しておられるから、皆さんご存知かな)など何人かの方に来ていただいている。その中にお一人、楚々とした佳人が……。声優のかかずゆみさんだァ!! 北海道放送(HBC)・東海ラジオ・九州朝日放送(KBC)の全国3局ネットで熱烈放送中のサンライズラヂオG!のパーソナリティーで、この番組内でヒストリカのコーナーをやっていただいていた。おー。サラ・タイレルだ。本人だよ。実物が目の前だよオイ!
二時間ほどでパーティーをお開きにした後、コアな面子20人ほどで二次会へ。講談社近傍にある洋風居酒屋護国寺なかいへ。巨人軍OB中井康之さんの店だ。G党の集まる店なので、Gundam党との相性もいいのか、なんか、編集部の何人かがボトルを入れてよく来るお店らしい。今、ガンダムに求められるモノから、海外展開の話、海賊版の話、3DCGの話、大容量HDD時代のバックアップの話、等々、いろんな話が出る。店内は、他のお客さんもウチの二次会のメンバーもなくワイワイと大騒ぎで話しているので、本気で聴かないと話を聞き漏らすようなスゴい状況下だが、なんだか、ものすごく盛り上がった。
さいたま在住の悲しさで、終電間際の11時半頃に中座したので、最後はどこまで行ったのか判らないが、みなさん、生きてます?
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