帰還したぞ
●帰還その1 ブラウザ
いろいろあって、メインブラウザをFirefoxに戻した。CaminoやMozillaと比べ、安定しているところが気に入っていたのだが、このココログのカテゴリ選択で、「複数カテゴリを選択」時の小ウィンドウが開かないので、しばらく使うのを諦めていたのだが、新しいバージョンでなんとかその不具合もクリアし、使えるようになった。
Caminoも良いのだが、ツールバーにブックマークのジャンルフォルダをいくつか登録しておくと、ひょんな時に隣のフォルダ内に潜り込んだりしてしまい、戻すのが面倒臭くなった。また、タブブラウジングのタブ消去ボタンが、各タブにそれぞれ付いていて、たしかに間違え難くて良いのかも知れないが、多量の関連ページをいっぱいタブを並べてチラリと読んでは消し飛ばして行くような時には、タブ毎の消去ボタンは場所塞ぎで少々鬱陶しい。MozillaやNetscapeと同じく、タブ消去ボタンは右端一つという方が楽で良い。
てなことで、8月下旬からこっち、Netscapeから、Camino→Mozilla1.8→Firefox→Camino→Mozilla1.8→……と彷徨を続けた揚げ句、やっと、完全にFirefoxに移行を果たしたのである。
●帰還その2 QuickTime
いろいろあって、映像系の環境が一変した。先日ここに書いたが、ハードディスクレコーダーを導入。
ただし、残念なことに、我がシモベAX300Lは、まるで世の中にはWindows以外のシステムで動くパソコンが無いと思っているが如きサポート体制で、ネットワークに繋がることが大きな売りにも関わらず、Win専用ソフトしか付いていない。直接にMacから覗くと、素のままのデータ群が見える。これの中に、10分程度の生のMPEGファイルやら、番組名の情報やら、いろんなデータが全部入っている訳だが、それをまとめてパッと見せてくれる訳でないので、実用には向かない。
結局、Winマシンを使ってMPEG2形式に変換し、AX300Lと一緒に買って来たLAN-DISKに蓄えるようにした。BUFFALOのLink Station HD-HGLANというヤツだ。
これで、自宅用ビデオライブラリを構築しようと云う作戦。DivXとかで、1/3サイズに圧縮出来るよという話だが、取り敢えず今はここまで。量的に圧迫され始めたら考えるとしよう。
で、いろいろと映像表示関係を調べてみたのだが、結局、MPEG2なら、QuickTimeにQuickTime 6 MPEG-2再生コンポーネントを載っけることにした。たった2400円の追加ソフトだが、この機能を足してやるだけで、QuickTimePlayerで、LAN-DISK上のMPEG2形式のムービーを観ることが出来る。これは便利。
てなわけで、なんとか、ビデオ環境の整備が終わった。マシンルームに居て、居間のビデオからデータが取り出せるというのは、なんとも楽で良い環境だ。アニメ関係の仕事で使うにしても便利。
しかし、ここまで来るのが生半可ではなかった。マニュアル通りに設定したのに、マイネットワークにLAN-DISKが見えて来ない。ノートンとSP2の2つのファイアウォールが何かをしているのではないかと、切ったり入れたり切ったり入れたり。ここいらへんは、ここ何日かの朝松健さんの新・日記代わりの随想とミョーにリンクしている。
ちなみに、朝松さんの日記の2004年10月3日の項に、チラっと、前にここで記事を取り上げたことを書いていただいた。あまつさえ、何かの仕事でご一緒しましょうと声を掛けていただいた。朝松さんはマスターダゴンを名乗って居られるから、こりゃ「クトゥルフ…」ならぬ、「ダゴンの呼び声」である。ありがたや、ありがたや。
ノートンにせよ、SP2にせよ、「他と競合するとアレなので、どっちか片方を切れ」という現実的なサゼスションは一言も書いてない。逆に、「オイラの機能を切ると大変な目に遭うぞ」と書いてあり、ダイアログで「本当に切る気か?」と聞いて来る。なんだか、ミョーに脅されている気分になる。
あまりよく無い金融商品のセールス(「バナジウム鉱石買いませんか?」とか「今度お得な外国債が…」とか)の「今買わないと損しますよ」と同じ程度の定型句の脅し文句だというのがよく判る。
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