合体ロボだぞ
ロボットは何を目指すのか?
ロボット工学はどこへ向うのか?
その一つの答を、ヘンリク・ハウトップ・ルンド教授が出したようだ。ITmedia ライフスタイルに載ったデンマーク産“合体変形ロボ”は「ターミネーター」を目指す?という記事を読んでみて戴きたい。
単純機能の、かつてマクドナルドのハンバーガーが入っていた発泡スチロールケースのような大きさの小さなロボットを部品として組み合わせる事で、いろんな機能を実現させようと言う試みだ。記事にも書いてあるが、現在のトコロ、こいつらは自分で寄り集まって合体したりは出来ない。誰かが組み上げてやって初めて動き出せるようになっている。だが、この先生の考えているのは、いずれは自力動作が可能なミクロサイズのナノマシン化して、なんでもさせられるロボットにしようということらしい。つまり、目標はT1000というわけだ。
小さなユニットの組み合わせで様々な動作を実現すると云うこの方向性、たしかにT1000に続く試作の一つだ。どこにでも居て、必要な時に呼べば、必要な量のユニットが協調して作業態となり、仕事をこなす。たとえば、計算力が必要ならCPUを並べるし、馬力が要るなら駆動部を束ねる。出来る限り汎用化し、代替の利かない専用パーツを出来るだけ作らない。
これって、T1000でもあるけど、怪獣王ターガンのヒューヒュー・ポーポーじゃないの? あいつら、なんか単に宇宙の不定形生物だとばかり思っていたけど、ひょっとかして、そういう方向性で作られたナノマシン系お手伝いロボットだった??
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