不味いぞ

　吉野家に新メニュー登場。その名も『牛焼肉丼』　どんど〜ん、ぱふぱふ、べんべべん！
　で、早速食べに行って来たわさ。

　実は、しばらく前に行って、速くても25日頃、まだもうちょっと先と云われていたので、12月に入ってからだと思っていたら、今日既にメニューに入っていたので、さっそく注文してみたと思いねぇ。
　じゃーじゃーと言うような肉を焼く音は全くしなかったから、レトルトなのかな。出て来た（焼いてないけど）焼肉丼には、飯が隠れる程のスライス肉が載り、わりと豪勢に作ってある様子。好みで掛けるコチュジャンの小袋もあり。
　だが、……。

　ん〜〜……。

　なんと云おうか、

　その、

　　　あの　　・・　　　・　　・　　　　・　　　　　　　　…。

　　甘いっ！

　なんか知らんが、死ぬ程、非常識に、お菓子のごとく、甘いんじゃ〜。タレがぁぁ…。

　ああ、死ぬかと思うた。

　なんだか、その昔、吉野家ＵＳＡにあったチキンボウルというカロリーの高さが勝負と云わんばかりにタレの甘味にこだわった鶏つくね丼を彷彿とさせる。その甘ったるさ遠慮無しと言う感じがする。アメリカ産のクソ恋愛映画なみに甘いのである。
　（神北がアメリカ産のクソ恋愛映画いうときは、基本的に『エンドレスラブ』を指す。お姉ちゃんの気を引くために、人命救助するカッコいいところを見せようと、そのお姉ちゃんのうちに火をつけてしまうバカ少年と、その愛に打たれて「いつまでも待っているわ」というバカ女の話だ。）
　しくじった。大盛りになんかするんじゃなかったぜ……。

　てなわけで、これからも、神北の吉野家での定番メニューは、豚丼大盛り半熟みそ汁付きか、さもなくば、とじ鍋大盛り。これで決まりである。

　うー。まだ胸の奥が甘い……。