ディスプレイを運んだぞ
友人に、古いディスプレイを譲ることになった。7〜8年前のイイヤマの17インチだが、まだまだ問題なく写る。
しばらく前に古いMacintoshが壊れたというので、先日、ちょうど一台で物があると云う数年落ちのMacを右から左で手配させて戴いたのだが、実は、ディスプレイも古いモノが駄目になっていて、ディスプレイ一台、通信環境一本で、毎回、MacとWinにディスプレイとLANケーブルを挿しなおして使っているというのだ。
そりゃ堪らんでしょということで、ディスプレイと、買って来たモノのレイアウトの都合で使わずにおいてあった100BASEのLAN用ハブをお持ちすることにした。
だが、さいたま市の神北宅から横浜郊外の友人宅まで、17インチのブラウン管型ディスプレイを運ぶとなると、さすがに車でないと運べない。塩坂くんに車を出して貰う。ケロロの終わる頃に塩坂くんが迎えに来てくれて、荷物を積んで出発。これが、外環自動車道が通っていれば楽なのだが、都内を抜けないとならないのでちょっと大変。
塩坂くんの車には、最近設置したETCが装備されているので、早速近場のランプから高速に上がろうとしたのだが、何と偶然にも、料金所のETC専用走路が工事中。残念。
北池袋から銀座方面経由で用賀経由横浜方面へ。首都高はまあ首都高としては流れて(普通なら6割のドライバーが銭返せと云いたくなる程度)いた方なので、1時間半程で目的地へ。
さて、現場について、作業。ディスプレイを設置して、Macの本体を傍へ移し、Win機と両方が一度に使えるように設置。塩坂くんには、先日買ったLAN工具を使って、イーサのケーブルを作って貰う。両方のマシンからのLANケーブルを一旦ハブに繋いで、1本しかケーブルの付かないADSLモデムへ持って行く。
「これで、ADSLモデムにルータ機能が付いていれば動きますし、もし付いていなければ、ルータ・ハブを持って来ているので、そっちを使って分岐させましょう」
「前回、おいらが確認したところでは、ルータ機能があるようだったので大丈夫だと思うけど、もし上手く行かないようなら譲ってね」
という話をしたが、まあ、そう心配するコト無く、ADSLモデムには確かにルータ機能が付いていた。塩坂くんの作ってくれたケーブルを使ってルータ(ADSLモデム)とハブと二台のマシンを結ぶと、両方から同時にネットに繋がり、サイトを観に行けた。結構便利な物である。しかし、ADSLモデムにルータ機能持たせるなら、そこでせめて2〜3本のケーブルを繋げるようにハブ機能も持たせておけよォ。
さて、てなことで、取り敢えずのネット対応を確認。だが、よく見てみると、Macにセキュリティー関連のモノが何も入っていない。
持ち主に聞いたら……「入ってる筈ですが」というものの、実際には何の設定もされていない。
ところが、主は、何を慌てているのかというのんびり顔。
Winマシンの方も、3ヶ月無料お試し版を入れたままで、そろそろ期限が切れそうになっているのがそのままになっている。こちらはクレジットカードを持って来て貰って、即座に一年分の権利を買い足し。
自分のやっていることがスッ裸で星条旗を振り回しながらファルージャの街中をへらへら踊って歩いているようなモノだとは、まったく思っていないらしい。
マイッたなぁ……。どっと十年は歳喰ったぐらい疲れた。
「頼むから、今日、今からでもいいのでパソコン屋に飛んで行って、店員に『ノートン一式くれ』と云って買って来て、すぐに全部インストールして下さい」と懇願。
その後、4時ごろ、友人宅を辞して、わりと近所に住んでいる柳澤さんに連絡を取る。
「あそぼーぜ」
「いいよー。今日、6時ごろから武田くんと栗原さんと横山さんがウチに来るの。それまでいる?」
「OK、みんなの顔も見たいし。寄ります」
柳沢宅にお邪魔。前にセットアップした柳澤さんのマシンを触っていた塩坂くんが、愕然とした声を上げる。
「き、今日はこんなんばっかりだぁ」
柳澤さんのマシンは、今年の春に行なったのを最後に、OSのセキュリティー更新も、ウィルス避けツールも、なにもバージョンアップしていなかった。
せめてもの救いは、プロバイダのウィルスメールチェックを使っていたので、ウイルスメールが来難いようになっていたこと。
しかし、GIFファイルやJPEGファイルに偽装して、Webページをブラウザで読むだけで侵入して来る悪辣なコードがあることなんか、全く知らなかった模様。
偶然今日まで無事に済んでいても、明日駄目になるかも知れませんぜ。
というトコロで、柳澤邸およびその後の話は、塩坂くんのブログに譲ろう。
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