誰が敵やら味方やら……だぞ
そろそろ、新しい端末もいいかなーと、自分のケータイのキャリアであるボーダフォンのショップを覗きに行った。
ボーダフォンのショップは何軒かあるが、神北がよく行くのはボーダフォン 秋葉原中央通りというお店、中央通り沿いで、秋葉原駅から末広町の交差点の方に歩いて行った、旧T-zone(現ツクモ)の道を挟んで向い側(西側)の、ドトールの並びの店。
店の前には、今度新発売になる3Gケータイ数機種のモックアップをを一堂に並べ、大プッシュ中のお兄ちゃんが。
ケータイというものは、結局、実際に触ってみないと判らない。特に、最近の格好良ければ善いんだろうケータイになると、スタイリッシュという名目のもと、筐体とボタンの高さが同じツラツキに揃えられていて、死ぬほど押し辛いものが多い。半分はキーの出っ張りで液晶がこすれるのが嫌なのだろうが、そんなのは液晶と直接触れないような突っ張りを液晶面脇に作れば良いだけだ。結局は、考えが甘い、ユーザの利便性を置き去りにしているとしか言いようがない。
さすがに、そういうケータイが溢れ過ぎたことに危機感を感じたのか、スタイルの中にボタンの出っ張りをうまく組み込んだものも少しづつ増えて来たが、それにしても、まだ押しにくいものが多い。
かつて、J-Phone初期にあった、パイオニアの全面液晶でスタイラスペンの付いた端末が使い易かったのだが、その理由は、ソフトウェアキーボードとスタイラスペンの組み合わせが、たった10コ余りのキーを必死になって押しているより、余程日本語入力が素早かったことだ。今はどうしても、テンキーでアルファベット26文字とか五十音を入れさせようとするが、液晶が安価で省電力になっている現在、入力用の液晶を備えボタンを極力廃したた任天堂DSを細くしたようなマルチ液晶ケータイとかあっても良いのではないか。
さて、この12月から順次ボーダフォン端末としてデビューと相成った、くだんの新作3Gケータイである。神北が最初に買ったコンピュータ富士通FM-7の心臓部であるMB68E09マイクロプロセッサ(富士通製)のライセンス元、最初に買った外国製パソコンであるMacintoshや、シャープのハソコンX68000の心臓部であるMC68000マイクロプロセッサの製造元、そして今使っているマシンの心臓部PowerPC-G4の製造元である、モトローラが2機種を提供している。
パソコンでアドレス・スケジュールが管理出来るという、いわゆるスマートフォン機能を備えた機体で、卓上ホルダーという充電とデータ共有のための付属品(所謂クレドールだね)があって、そこからパソコンにつなげば、PCリンク機能が使えるというのを、兄ちゃんは大プッシュ。
そこで神北、兄ちゃんににこやかに一言。
「パソコンと繋がると云うからには、当然、縁も縁も無いIntelだのWindowsだのじゃなく、オイラの使っている、同じモトローラ製のCPUの入ったPowerMacG4で使えるんだよね?」
兄ちゃんの顔が凍り付いたことは、言うまでもあるまい。
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