iMacのお嫁入りだぞ
この正月、母親のところにiMacG5を導入したために、浮いて来た旧iMacDV+を整備し直して、お嫁入りさせた。貰い手は、塩坂くんを通じて知り合ったマンガ家の友人で、今年は、Macによる彩色画にチャレンジしたいので、ボンダイ(初代〜その直後ぐらいまでのiMac)をなんとかしたかったんだそうな。
ボンダイビーチというのは、オーストラリアの海岸で、世界で一番美しいと云われるその海の色を筐体色のモチーフにしたiMacは、発売当初、当時の事務機色のコンピュータしか無い時代に、センセーションを巻き起こした。一時代を築いた名機と云って良い。とはいえ、クロック233MHz、メモリ160MB。現在では、割り切って使うにしても、いささか不安なレベルである。
新しくお嫁入りしたのは、450MHz、384MBと、速度が2倍弱・メモリが2.5倍弱に増加している。ハードディスクも、5GBから20GBの4倍増。ま、とはいえ20GBでは狭いだろうけど、ここはひとつ、今までの4倍と思って頂こう。これでも、それを主力機とするグラフィック屋の使うものとしては6〜7年遅れクラスなのだが、逆に6〜7年前にはそれでも充分に仕事になっていたことを思えば、最低限の実用レベルと云えなくもない。先日の土曜日に、このために中古で手に入れたペンタブレットも付いているので、実用的ではある。
ここ3日ほど、それのセットアップをして、昨日、塩坂くんの車で運び込んだ。現場で、メーラーの移行など、いろいろなことをやる。メールソフトの互換性の無さにはいつもほとほと泣かされるが、とくに他人が使っている自分の良く知らないメーラーだと、用語が違うので訳わかめ状態。
あー。マイクロソフト系のメーラーって嫌だね。
てなわけで、今、うちのチーム内に、非力だけどとってもハンディー(40メートルぐらいなら片手で持って歩ける。それ以上はカンベンな……)なMacOS機が1台、浮いて来た。どうするかは今、塩坂くんと相談中。シール企画の受付マシンかな……。
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