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2005/01/31

打ち上げだぞ

 去年、日本SF大会に企画を持ち込んだ。また、もともと生まれ育った名古屋を中心とした文化圏の中での日本SF大会ということで、個人的にスタッフの相談に乗る事も多かったし、助言もした。
 それもあって、日本SF大会実行委員会の打ち上げに呼んで貰った。
 月29日,朝。シール企画の有志メンバーと共に、出かける。
 2台の車で出かける事になったが、神北の乗せてもらう藤澤くんの車は、溝ノ口駅集合。駅のホームに降り立った所で同行者の誰かに電話をしてみようと、真っ先に着信履歴に残っていた古市くんに電話。古市くんと合流し、集合場所に行ってみる。既に竹内くんと合流。この4人が、ここで集合するメンバー。
 「じゃ、いくべか」と藤澤ピカチュー号発進。小机集合組の塩坂くんに連絡。こちらは、あと10分ほどで到着予定の武田くんを待って発進するとのこと。「予定通り,海老名集合」と確認し合ってこちらもインター目指して移動。
 途中,目に付くのが川崎市犬蔵。「いぬくら」と読むのだが、我々の目には、中村犬蔵さんの「いぬぞう」以外,読みようがない。犬蔵小学校と見れば、校庭に薪を背負って本を読みながら歩いているデンキネコの銅像がありありと脳内投射されるのである。
 わりと気持ちよく走り続け、途中、塩坂号からの発進確認を受け、合流点海老名SAへと至る。と、海老名のSAを出た少し先で事故があったようで、本線が詰まって来ているという塩坂号からの報告。とりあえず合流して、軽く渋滞を流そうと決意。
 しかし、20〜30分して「そろそろいいかな?」と出てみると、トンでもないことに。SAから出ようとする車が本線に入れず、SAの中まで大渋滞。これじゃSA内でガソリンを入れに行くことすら不可能。しかたない海老名で早い昼飯にして時間をつぶしつつこの渋滞が去るのを待とう。
 CASAで昼飯。カフェテリア方式で面白いんだが、なんだかあまりにも会計方法が斬新で、どうして良いやら判り辛い。適当にサラダ等を取りメインディッシュを注文し飲み物を持って来ると、席に着いた頃を見計らってにおばちゃんが来て、何を食ったかチェック。最期に出る時にキャッシャーで金を払うと云うシステム。
 だが、出ようとした時には、サラダが2つ抜けていたり、おばちゃんが極めてファンキーかつフランクなチェックをしていたことが発覚。一人づつ払っていたから全員がきちんと抜け落ち分も申請して支払ったが一人で払っていたらバっと云われた金額を支払って終わりにしていたかも知れない。ええんかこれで?
 CASAで1時間以上時間をつぶして外へ。見ると本線は既に普通のスピードが出ているし、SA内の通路を覆っていた渋滞車両もほとんどない。3人・3人に人数を割振って発進。
 塩坂号のカーナビで時間を見ると、ほとんどギリギリ。なんてことだ。2時間SAにへばり付かされたおかげで、ほとんど道中遊んでいる余裕が無いではないか。とはいいながらも、いくつかのSAで遊びながら走る。浜松でギコ猫やしぃのぬいぐるみを見て笑う。
 途中で、いくつも酒のつまみになりそうな土産を買い、走る。
 打上合宿の会場の犬山館は、物凄くやる気の無い仲居さんが特徴。「ここまで突出した無愛想ぶりだとそれが芸になるのでは?」と思うラインの直前に見事に止めている心憎いホスピタリティーぶりである。
 ホテルニュー塩原などの本当に良い接客姿勢を見慣れていると、ホントに同じ業界?と思う。
 とりあえず、「隔離部屋はここですから」と云われて朝まで貸してもらったと云う結婚式場とかにも使えるらしいホールに入る。眞也さんと久しぶりに話をする。大和眞也さんは、メイコン3からスタッフを続けているので、我々よりイベント運営に関してはずいぶん先輩である。ダイナ★コンも随分手伝って貰った、古い戦友である。
 無愛想な仲居さんが宴会の準備ができたと、唐突に呼びに来る。案内するから付いて来てくれと云う。二十数人だから、すぐに動き出せない人もいる。そこに対し、この仲居さんはとにかく親切。語気を強めて「早くして下さい」と客を怒鳴るのである。そして、後ろを振り返りもせず、付いて来ているかどうかの確認もないまますたすたと歩いて行く。
 宴会は、二十数人が参加。鍋に入れるものをわざわざ器に飾って一皿多く見せる等、手抜き膳の基本を全て忠実に守ったような料理。宴がはじまってからいろいろと持って来る仲居さんが、皿をガンっ!と膳の上に置いて行く音が宴会場に響き渡る。しかも、2〜3人しか居ない仲居さん同士が全く連携をとらずに配って行くので、必ず配り漏れが起こり、一品一品が行き渡るのに物凄く時間が掛かる。総量的に全然満足出来ないのは、値段の関係もあるだろうから諦めざるを得ないが、ホントにこれは商売なのか??
 舞台の上に置いてあったカラオケで、辻堂くんがもう何度も聴かされたいつもの持ち歌『はじめてのチュー』を甲高い声で歌う。いつものように、本人以外あまり面白く無い。その後、陰山くんが「燃える歌を入れろぉ!」というので『宇宙戦艦ヤマト』をはじめとするアニソンをがんがん入れる。とはいえ、通信カラオケではないので、たいして曲目があるわけではなく、マニアックなラインには全く行けない。でも全員本気で合唱。
 だが、チョっとノッて来た辺りで、仲居さんから「ここ9時までですから」と追い出しを喰らう。7時から9時まで、ホントに2時間の枠内しかそこに居られない旅館の宴会場ってナニヨ? 本当に温泉旅館? 温泉旅館ゴッコ?

 宴会後,「隔離部屋」で鍵を貰って寝部屋に入る。風呂に行ってみる。最上階大露天浴場。見晴らしはかなりいいが、高所で水圧が保たないのか、カランの湯や水がチョロチョロと勢い無くちょっとだけしか出ない。浴槽は随分でかいがかなり熱め。しばらく沈んでいると何とか我慢出来るようになって来るが、深さがちょっと足らないので、肩まで浸かりにくい。腰を前にズラして後に手をつき、仰向け気味に肩まで浸かる。
 「ここで、古市くんだったか竹内くんだったかが、不思議な発見を、ボディーシャンプーとシャンブーと、ボディーソープがあるんですが、ボディシャンプーとボディソープって、どう違うんですか?」
 う〜〜〜〜〜む。違う点……、メーカー?

 風呂から上がって、部屋に戻る。ゴロゴロしながら、シール企画代表の藤澤くんがiBookを、竹内くんと神北がZaurusを取り出し、風呂場で相談して決めた「シール企画コミュニティー」を藤澤くんがMixiに設置。設置と同時に竹内くんが入会。ザウルスからのMixiアクセスが初めてで出遅れた神北がそれに続いて入会。何をやっているやら。

 しばらく、通信をした後,「隔離部屋」へ戻る。万宝くんの実家のお店から取り寄せた、酒肴用お惣菜の重箱が美味しい。
 さっき、おかわりがあるとも何とも云われず、一杯だけで終わりかと思っていた味御飯が、おにぎりにして貰ってある。こういう親切が出来るのなら,もうちょっと仲居さんが親切ならいいのに。辻堂くんの持って来たデンキネコを見たり、当日の様子を記録ビデオで見たりしつつ、のほほんのんびりと話し込む。
 今、大会をちゃんと廻すために、どんな準備がいるのか、どんな環境があればやり易くなるのかと云うような話を、眞也さんや万宝くんとする。如何にして、楽に、効率よく、しかも情熱や想いを無駄にすり減らせるコト無く、日本SF大会を運営すべきかと云う話だ。
 いろんな話をしつつも、いろんなものを食う。飲む。呑む。神北は下戸なので嘗める程度だが、三重の名酒のひとつ「作」をちょっと嘗めさせてもらった。純米吟醸は「よい酒」だった。
 4時ごろ,寝る事にする。当然我々には東京への帰路が待っているのだ。

 

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夢見るぞ

 金曜日の事である。
 先週は昼夜逆転みたいになって、地図仕事の追い込みと企画仕事が続いたので、朝食後、出勤する女房を仕事に送り出した後、少し仕事をしてから、午後にある企画会議に出かける前に、軽く仮眠をとった。
 その時、夢の中で、シール企画の面々と車で走り回っていたのだが、途中で、自分が勤めているらしい職場のビルの前のタイルばりの公共広場にいた。実際に勤めていた事のある新宿住友三角ビルの前庭を小さくしたような場所だ。
 そこに、なんだか1個1個の破片がレンガ大になるまで砕かれた、墓一つ分ほどの黒御影石の墓石が乱雑に置かれている。
 「うわ〜」と云って「どうすんだコレ」と思っていると、後の方の人混みの中から、まだ小学校低学年か幼稚園ぐらいの女の子の声が聞こえた。

 「おこめがひろ の たくみがひめ さまの ようふく は?」

 うむむ?
 御籠女ヶ広の匠賀姫様? そんな古風な名前の方が洋服着るの? と思って目が覚めた。

 なんだったのであろうか。

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2005/01/29

モブログだぞ

 ザウルスで二つばかり、短い書き込みをしてみた。機械に付随しているNetFront3.0というブラウザがどうしても今的とはいいがたいので、記事投稿画面で装飾ボタンがちゃんと表示されない。モバイルとしては巨大なものの、野放途に広大な画面が開けるパソコン環境と比べるとどうしてもこじんまりした印象がある800×600ドットの画面。……等々、パソコンと比べると十全な執筆環境とは云い難いが、それでも、文章が書けることは書けるので、なんだか面白くて堪らない。やっと、最低限とは言え現代風のモバイル環境を実現したということだ。
 NetFront3.0をもっとちゃんとしたブラウザに乗せ替えるという方法もあるが、今のところはそこまでは考えてはいない。誰かがFireFoxを移植してくれたら、多分喜んで使うだろうが、うちのSL-C760にそんな現代的なブラウザを動かす余地があるのだろうか。
 それよりはインプットメソッドに辞書登録して装飾関係のタグを手打ち出来るようにした方が効率良さそうだからだ。元来、ココログのエディターはスクロール出来る範囲が小さくて、長文記事を投稿する人には適し難いので、Macでも長文の時はよくエディターのお世話になっている。それと同じである。LinuxZaurusには、割と素直なMemoという名前のエディターが付随しているので、これで良いだろう。
 しばらくこの組み合わせで行ってみよう。

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2005/01/28

ツジツマが合ってるぞ

 神北は埼玉在住なので、東京方面の打ち合わせに出掛ける時は半分かそれ以上の確率で埼京線に乗る。
 今日もそのルートで講談社に向かって出掛けた。講談社は駅で云うと東京メトロ有楽町線護国寺駅。埼京線からは池袋で乗り換える。池袋で埼京線臨海線直通新木場行を降りた神北は有楽町線新木場行に乗り換えた。なんだか、凄くツジツマが、合っているような気がした。

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モバイル更新だぞ

 ちょっと設定が解りづらくて暫しそのままにしていたKWINSについて、問い合わせ電話番号に質問して見たところ、意外と簡単に問題解決。早速、ザウルスから更新してみているところ。

 TCP ERRORになっていた理由は、KWINSの登録のためだけの仮ID・パスワードを、自分用のものに切り替えないといけなかったのに、そのままにしてしまったことらしかった。仮IDとパスワードでは登録ページ以外、どこにも行けないのだ。
 正式な登録事項をメモに残しておいたので助かった.
 そこさえクリアできれば、後は楽々。
 さて、モバイル生活に入りましょうかね。

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2005/01/27

一旦休止だぞ

 ふー。
 ここ一週間ほど掛かっていた仕事が終わった。
 いや、終わったと云っても、今、編集さんに回して、そこから著者校正を経て、あとでダメ出しが返って来るまで、数日間の猶予が出来たと云うだけの事だが、とりあえずひと段落付いた事には違いない。
 年明けて初めての地図屋仕事で、地図あり、説明図ありのバランスとアイデアを挿む余地が適当にある、いい仕事だった。
 二枚は普通の地図。モノクロで真上から見た場所を図示するもの。兵隊の進軍経路を示すものと、都市図だ。まあ、都市図と云っても、天正年間の京都なので、云ってしまえばタテとヨコの升目の世界だ。
 続く一枚は説明図。こういう図や表を綺麗に描くというのも、結構多い仕事だ。組織図・分類表・グラフ。なんでも描く。
 最期の一枚は、前にもチョコッと書いた備中高松城。結局、3Dソフトを使って等高線地図を立体化した。昔、学校教材なんかでよくあった色分けされた等高線立体模型のようなもの。本当は、田畑になる平地を黄緑に、徐々に山を登るに従って濃緑色に、色分けしたい所だが、そうは問屋が許さない。モノクロページなのだ。
 なんとか、JPEGにした校正用稿をメールで送り、今日はこれで終わり。
 ふう。

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2005/01/26

萌えキャラ・タンだぞ

キタ——————————(゚∀゚)——————————!!

 キタキタキタキタ。いや、キタキタ踊りではない。萌えキャラが来たのである。杜の都仙台の萌えキャラ牛タンタン、キタ———(゚∀゚)———!!

牛タンタンCD

 仙台の牛タン焼き大好きなんだけどさ、萌えキャラに擬娘化されるとねぇ……。なんと云うべきやら。いや、他の地方発のゆるキャラとは一線を画すような、割と可愛く出来ているデザインなんで、さすが仙台とは思うんだが……。はぁ……。
 2006年、宮城県内で日本SF大会を開催するずんこんの皆さん,なんだか、牛タンタンの出張ショーとかもあるみたいだし、この夏の横浜大会での広報に呼んでみたら(^_^;)_?

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2005/01/25

気味が悪いぞ。

ある日の電話1。


プルルルル・ブルルルルル・・・
「はい、神北でございます。」
「あ、神北さんのお宅ですか?」
「はい」(今俺そう言ったろ?! バカかおめぇ?)
「恵太さんはいらっしゃいますでしょうか?」
「はい、私ですが」
「あ、間違えました!」がしゃん。ツー、ツー、ツー、ツー

ある日の電話2。


プルルルル・ブルルルルル・・・
「はい」
「あ、神北さんのお宅ですか?」
「はい」(今俺そう言ったろ?! バカかおめぇ?)
「恵太さんはいらっしゃいますでしょうか?」
「はい、どう云ったご用件でしょうか?」
「あの、恵太さんはいらっしゃいませんか?」
「ですから、どういうごようけんでしょうか?}
「あ、結構です!」がしゃん。ツー、ツー、ツー、ツー

 俺は、居た方がいいのか、居ない方がいいのか????


さて問題です。電話の主は?

 1.お〜れ〜、おれおれおれ〜〜、現場度胸の足りない振り込め詐欺
 2.コソ泥が空き家を狙ったら本人が居たので誤摩化した
 3.オイラの声が聞きたい密かなファン

 さて、どれ?

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2005/01/24

一日悶々の日々だぞ

 寝室とトイレとパソコンの前の一日。
 風邪のほとんどの症状はおかげで収まりつつあるのだが、腹具合だけがどうも宜しく無い。長距離通勤の会社勤めだったら、月曜の出社断念を考慮の範疇に入れておくべき状態。
 だが、仕事はしている。
 備中高松城攻略戦である。秀吉中国攻め最大の奇策と云うべき、水攻め。数限りない河川が流れ、大雨の旅にどこかしこで氾濫の起こる濃尾平野で生まれ育った秀吉ならではの策で、この最中に信長が本能寺で打たれた事もあって、秀吉を語っても信長を語っても、必ず言の端に乗る大いくさである。
 現在の地図の上に秀吉の築いた堤防を置き、等高線に沿って水を張ってみる。うむむ。確かに高松城は、水上の孤城と成り果てる。これを、事前に地図を見て察していたのか、当日現場で閃いたのかは判らないが、そのための数キロの堤防を12日と云う短期に作らせた秀吉の柔軟な発想力は、今見ても呆れる他ない。
 しかも、ほぼ四方を山に囲まれた小さな平野の中に突然出現した湖と、その中にポカリと浮かぶ高松城は、それぞれ近隣の山に陣を張り、手を出しあぐねている毛利諸将からもはっきりと見渡せる所にあるのだ。信長に逆らう以上こうすると云う、明確なデモンストレーション。まだ逆らうなら、これから毛利本家を攻めるが、宜しいかと云う、恫喝である。
 あらためて資料に当たると、この図は、一枚で多弁な図になるなと実感。
 でも、一気に描き上げられない。集中力が切れている。
 うーむ。

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2005/01/23

新年会だぞ

 今年もまた、牛丼タワーで新年会をした。
 牛丼タワーとは何か? それは、2003年の日本SF大会T-con 2003 とちぎSFファン合宿等で共にスタッフをした我々の友人、牛丼仮面くんの住む、新宿周辺のタワー型マンションの事である。牛丼仮面くんとは、牛丼仮面くんである。あの、通勤定期の申込者名に『牛丼仮面』と書いて取得し、牛丼仮面名義の定期券を所有する、牛丼仮面くんの事である。
 タワー型マンションは、多くの住民が住むので、共同施設が充実して居る事が多いが、ここもご他聞に漏れず、施設内の20階を越える見晴らしの良い一角に「パーティールーム」なる共用の部屋を用意している。今回も、牛丼くんのご好意でこの部屋を昼から夜まで借り切り、総勢二十数名のルームパーティーとなった。牛丼仮面くんありがとう。

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2005/01/22

風邪ひきさんだぞ

 今日は、夫婦揃って風邪を引き、夫婦揃って医者へ行き、夫婦揃って一日寝ていた。
 内科の医者へ行くのは随分久しぶりなのだが、今の医者って、「ああ、君,それは風邪だよ」みたいな余談と偏見の診療はしないんだね。むかしは、医者が判断を下す前に、如何にコンパクトに自分の症状を羅列するか、出会い頭が勝負みたいなトコあったのに。
 症状を一つひとつ聞いてゆき、水を向けるように、こんなのはあるか、あんな症状はあるのかと、患者の状態を引き出すように聞き,最期の常套句である「他に何か変わった事ありますか?」と聞いて来るまでに、相当時間を割いてくれる。
 こういう、かさにかからない問診医療って、安心感があって良い。
 薬にしても、こうだ。
 「鼻水を抑える薬を入れましょうね」
「あ、先生,鼻水を抑えると、鼻と喉が乾いて却ってしんどいんですよ」
「ああ、そうですね。そういう副作用出る人も居ますから、じゃ、この薬は抜いておきましょう」
と、患者の意見を聞きながら身長に処方箋を講じてくれる。これは有り難い。

 それと比べると、何年か前に行った整形外科は酷かった。
 「ああ、チミ、それは通風だよつうふう! ビールの呑み過ぎだよ」
「先生,ワタシ下戸ですが」
「あ、え? あ、そう。でも、尿酸値高いんだよ、間違いなく。じゃ、血液検査しよう」
 この血液検査が大変だった。神北の静脈は出にくいのだが、それにしても、左右六カ所以上にぼつぼつ針を刺して全部外し、なんとか、ちょっと細めの静脈に当たったらしくて少しゆっくり採血完了。その後、
「神北くん,君、家、あそこだろう。ここから帰る途中に検査センターがあるから、これ、君の検査試料、持って行ってくれ」
な、なんだかなぁ……である。で、結果の出た四日後にまた行ってみると、
「ああ、結果が出とるよ。見てみようね。そんなもの歴然,尿酸値が……。あれ? 低いね??」
 インドメタシン入りの発布剤を安く処方してくれるのでしばらく通ったものの、そのうちまたいい加減な事を言い出したので、結局行かなくなった。
 なんたか、この地方では有名な先生だと云う話で、大学とかでも教鞭を執っているそうだが、こんなのに教えられたら、ロクな医者になれませんぜ全く。自分の学歴や職歴をこれ見よがしに院内に張り出している医者は信用すべからずと云う、典型。マイったまいった。

 テなわけで、寝たり起きたり。なんとかKWINSのセットアップの出来たザウルスで遊ぼうと思ったが、こちらはTCPエラーの続出。どうも、調子が悪い一日だった。

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2005/01/21

トバグチで迷っているぞ

 ザウルスSL-C760を活用するために、KWINSという拡張ハードウェアを購入。ザウルス専用だけど非常に通信費が安価なPHS端末で、ベストエフォート128kbps使い放題で一ヶ月2000円を切る(年間21,000円)と云うシロモノだ。
 で、今日、モノが届いたのだが、OSのバージョンが低いとイカンとか言う。ま、それはあることなのだが、その次の指示通りに探しに行っても、SL-C760用のOSアップデートが無い……。竹内くんとかの持っている後継機のSL-C860用のバージョンアップはあるのだが、それで良いのかどうか、詳しい記述がどこにもない。
 なんじゃこりゃ?

 てなわけで、どこでもインターネットのトバグチまで来て、足踏みをしている状態。

 ちっ!

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2005/01/20

あの人は、今(も昔も)カガヤいているぞ

 スチームボーイのBLOGで、[05.01.19] 英語吹替版のキャスト発表!という書き込みがあり、主要キャストの英語版吹き替え俳優の情報が掲載されていた。

  【CAST】
  レイ/アンナ・パキン Anna Paquin
  エディ/アルフレッド・モリーナ Alfred Molina
  ロイド/パトリック・スチュアート Patrick Stewart

 ぱぱぱ、ぱとりっくすちゅあーとぉ?? ピカード艦長ではありませぬか!

 ほー、ピカード艦長がねぇ、何!、『風の谷のナウシカ』のユパ様もアテているのか。ほ〜。

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2005/01/19

未常識バカだぞ

 『未常識』という言葉が、一瞬だけマスコミを賑わせたことがある。簡単なまとめは、このページKKC会長に有罪判決という記事がよくまとまっている。経済革命クラブ(KKC)といって、「今後常識となって来る新しい経済理論を先取りして、儲けよう」ッテナことを云って、速い話がマルチ商法(ねずみ講)をやっていた詐欺師である。
 もちろん詐欺師と云うのは言葉巧みであり、他人事の後知恵だから云えることだが、その話「儲かる」まではまだいいとして「配当を得るためには新しく会員を迎え入れないと行けない」の部分だけで、常識的には、マルチ商法だと気が付くべきである。未常識とは「未だ常識ではない」という意味の、こいつらの造語だが、騙される方が常識未満という意味のような気もする。
 しかし、ホントのところ、未常識な人と云うのは、多い。

 昔関係していたある会社の社長は、立ち上げた自分の会社の社名綴りをひらがなにした。それはいいのである。世間にはそのしばらく前から「とまと銀行」なんてものが誕生し、ひらがな表記が流行っていたし、英語をそのままカタカナ読みするより、字面にインパクトがある。
 だが、この人の未常識ぶりが炸裂するのは、その後である。「ぼくは、このひらがなの感覚を大事にしたいんだっ!」……、いや、そりゃ結構だけどさ。製品に関する国際的な権利表記のため、ローマ字でコピーライトを入れる段になって、「いやだ、ひらがな表記にこだわるんだ! ローマ字なんか知らん!決めとらん!」と云って、譲らない。
 取引先から、至急、ローマ字つづりを寄越せと電話が掛かって来て、オイラが取り次いでも、まだそんな寝言を云っている。
「すみません、社長は、ローマ字綴りは無いといって聞きません」
「それじゃ、製品として成り立たないよ」
「わかっております。すみませんが、社長が無いといっている以上、僕が決めるわけにも行きません。そちらでご判断戴けませんか?」
「勝手に普通にローマ字読みで読んだまま付けて良いの?」
「ええ、済みませんがお願いします」

 いくらバブル末期とはいえ、こういう会社がそのままで続くわけはなく、この会社は一度潰れかけて、社長が替わって持ち直し、今も続いている。当時とは社員もすっかり入れ替わり、今では業界でそれなりに評価される堅実な会社だが、発端はとんだスットコドッコイだったのだ。

 同じぐらいスットコドッコイなことが、昨日・今日、囁かれている。携帯ASCII24『DDIポケット、新ブランド“AIR-EDGE”と新サービス“AIR-EDGE[PRO]”などを発表——2月2日のウィルコムへの社名変更に伴い』という記事を見て欲しい。
 Air-H"(エアーエッヂ:「ローマ字のエッチに濁点」で「エッヂ」と読ませていた)をAIR-EDGEと変更した。この実際的な理由は、『H"』「エッヂ」と読めない外国人へのブランド浸透を考慮して……というのが、ネットのもっぱらのウワサ。

 そんなこと、『H"』って付ける前から判るだろ?!?!?

 普通に考えたら、『H"』を模様的なロゴマークとして使うにしても、ローマ字の製品表記は最初っから『Air-EDGE』にしておくものだろう?
 こんなバカやっているから、技術力への評価はあるのに利益に結びつかず、経営が迷走するんじゃないのか?

 ……あっと,失礼。改名の理由の件はあくまでもネットのウワサでしたね。

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2005/01/18

牡蠣づくしだったぞ

 17日の月曜日は、Mixiのとある書き込みが発端で金曜日に急に決まった新年会。会場は、品川の駅ビルアトレ品川に昨春オープンした『グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン』。ニューヨークのグランドセントラル駅で1913年から営業しているオイスター・バーの、なんと世界でも初めての支店だそうな。世界中の産地から厳選された牡蠣を輸入し、主にニューヨーク本店とほぼ同じメニューで喰わせてくれる。無論、名物のクラムチャウダーも、美味しい。
 新幹線駅のオープンした品川を、ニューヨークのグランドセントラル駅に匹敵するターミナルにしようという意図があるのかな。店の造りもニューヨークの本店と非常によく似ている様子。
 食べ物も飲み物もほぼニューヨーク本店と同じメニュー構成のようだが、エビスビールとかはあるらしい。日本でのみポピュラーな飲み物の烏龍茶はメニューにないのだが、つい、いつもの調子で「ウーロン茶!」と云ったらウェイターさんが「ハイ」といって持って来てくれた。これって品川店独自の裏メニューかも! でも、下戸にとっては烏龍茶は、こういう席の必須飲料だからねぇ。

 各地の牡蠣を生でいろいろと食べ比べる。小さいモノ、巨大なモノ。レモンやビネガーで、ツルリ、ツルリと頂いてゆく。堪りませんなぁ。フライド・オイスターは、日本風カキフライもあるらしかったが、敢えて洋風のモノを選んだ。うむむ。美味いぞ。
 一番美味かったのは、ボイルド・オイスターのポン酢添え。悲しいかな嬉しいかな、遺伝子の奥の方で、醤油系の味付けの牡蠣を望んでいたみたい。全員が「いくらでも食えるぅ〜」と涙チョチョ切らせて喜ぶ味。

 帰り道、かなり冷え込んでいたのだが、頬を撫でる風邪が冷たいのも判るのだが、おおっ?!あまり寒くない。

 牡蠣パワーを実感した新年会であった。

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2005/01/17

泣けるぞ

 あなたの周りに、目の不自由な方は居るだろうか?
 この話は、目の不自由なご夫人の身に降り掛かった話

 青い正義感

 まず、云っておくと、ネット上でふっと見つけた話であり、このサイトがどう云うことを他に書いているのかすら全く知らないから、この話がホントかどうかは、神北には判らない。たぶん、2chから持って来た話なのだろうが、そのモトがどういうスレッドなのかも不明。
 しかし、いかにも、最近ありそうな話に、よいオチが付いている。

 ちょっと、教えておきたかった。

 実は、先日、護国寺の地下鉄駅で、カードが取り出せずに改札前で一瞬停まってしまった時、真後ろからぶつかられた。一瞬、「なんじゃこいつ?」と思ったのだが、白い杖を持った方だった。一瞬遅れて「すみません」と謝ったのだが、ホント申し訳なかったなぁと思う。この方から見れば、モタついた神北は、安全な通路上に立ちふさがる謎の物体(0.09トン)なのだ。いや、申し訳なかった。

 十何年か前に友人の一人が失明して以来、注意するようになってハタと気づいたのは、都内などで歩いている人の中に、白い杖を持った人が、かなり多いということだ。
 切符売り場で困っておられたら助けたり、馴れない様子であれば出来るだけ手を引いたりはするようにしているのだが、このお話しのようなバカ者が出ると、声の掛け方だけでも少し気を使ってしまう。
 そんな嫌な世の中に、これ以上なって行ってもらいたくないと思う次第である。

 ところで、この目の不自由な人の持つ白い杖。「白杖」と書いて「はくじょう」と音読みする。これはくだんの失明した友人も使っている、目の不自由な人の間で普通に使われる単語らしいのだが、Macのことえりでは「はくじょう」→白状・薄情しかない。これはちと、薄情ではないか?

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先達の凄さを垣間見るぞ

 パソコンユーザ、ネットワーカとして先輩のすがやみつる(菅谷充)さんが、新しいブログを立ち上げた。すがやみつるのネットライフという。

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2005/01/14

公共放送に腹が立つぞ

 公共放送を標榜し、全くそのチャンネルを見ない家庭からも、なんだかんだと理屈をつけて、受信料をふんだくるヤクザ者のような集金人を大勢抱える、あの放送局に腹が立っている。
 まず、話に入る前に云っておくと、番組がつまらんとかそんなことを言う気はない。これは放送の対価としての受信料の話ではないからだ。

 ここ2〜3日話題になっている、政治家からの圧力でNHKが番組内用を変更したという話だ。

 実際に、何万人もの若い男がワンサと集まっている軍隊で性処理というのは大きな問題であり、そのための慰安婦というものはあったわけで、当時の挙国軍事体制を考えるに、少々無理して人を集めることもあったろうと個人的には思う。それはそれとして明らかにする必要と、明らかになったことに関して、謝罪する必要もあるだろう。
 また、政治家が自分の支持団体からの依頼で企業に意見を伝えることは、多々ある。それを何でもかんでも良い顔をして訊いてしまうと云う御用企業の体質にこそ問題がある。それはそれとして問題にすべきだ。
 しかし、この2つは、それぞれの問題であり、それぞれ解決してもらえれば良いことだと思う。

 問題は、こうしたニュースが、このNHKバッシングの最中にタイミングよく出て来たことにある。速い話が「NHK横暴」の声に「そんなコト無いっス。NHKも政治家にはこんなにごり押しされる可哀想な立場なんですよ」と云うために、わざわざこの時期を狙って出て来たことが、なにより問題なのだ。
 くだんの番組担当者は、名前の明かせない上層部の者から聞かされたというのだが、名前が明かせないというのは、「友達の友達から聞いた話」以上の説得力がなくなっていることは明らか。
 我々が普段、報道者が「ニュースソースを明かせないが」というのを善しとしてニュースを信じるのは、その報道者が信じられる(少なくとも信じられると思っている)からである。そうでなければ、そこから先の線がブッツリと途絶えてしまう糸の切れたタコのような情報は、単なる噂以上の重みを持てない。しかし、今回のこの事件は、まさにその信じるべきよりどころたるNHKの中で起こっている事件である。報道者自信に今、信頼が持てないのである。
 解決法はただ一つ。全てをつまびらかにすることだ。
 事件の経緯を、その政治家にあったと云う役員も含めて全部明示し、その情報が3年たったこの時期に突然表に出て来たことの理由を明確に提示しない限り、これは、バッシング避けのブラフ策と見なされても仕方ない。

 そのぐらいのこと、報道に携わる以上判っていて欲しいし、ちゃんと実行して欲しいものだ。
 スポンサーの紐の付いた民放でも、国の紐の付いた国営放送でもなく、不偏不党の公共放送であるなら、尚更である。

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2005/01/13

秋葉原で買い物だぞ

 今日……と云っている間にもう昨日になっているが、打ち合わせの後、秋葉原へ回り、女房と秋葉を散策してメシを喰った。今後、週イチぐらいで打ち合わせが入りそうなので、これから先は、こういうパターンが増えそう。
 で、DVD-Rの50枚バルクやら、寒中見舞(昨年、祖母が無くなって喪中なので、年賀状が出せなかったのだ。だからといって欠礼葉書を前もって出してない辺りのいい加減さが、オイラのオイラたる由縁である)用のハガキやら、我が家のタコ足化に輪を掛ける6連電源タップやらとともに、女房の玩具としてFAVOに毛筆ペイントソフトをバンドルした『絵てがみ画匠』を購入。FAVOというのは、ワコムのペンタブレットの廉価版の方で、神北の使っているIntuos3の下っ端にあたる。とはいえ、512段階の筆圧感知機能とか、びっくりするほど高性能。それがパソコン絵手紙用のグラフィックツールが付いて、7千円台である。
 でなわけで、先日のiMacへのIntuos2導入に引き続き、このトコロ、ワコムのタブレットづいている。
 家に帰って来て女房は早速ソフトをインストール。筆書き感が面白いらしく、しばらくぐりぐりと、文字とはなく絵とはなく描いて遊んでいた。もちろん、何の絵心があるというわけでも、画才があるというわけでもないので、別に絵として成り立つほどのものではないのだろうが、実篤風というか、相田みつを風というか、筆で書くということだけで何とも云えない風合いが出るから面白い。
 それにしても、こういうちょっとしたツールがどんどん繋がるUSBというインターフェイスは、チョイと嚼みしてみたいユーザにとって福音なのだなあと思った。

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腕が痛いぞ

 右腕である。右腕の肩から肘までの幾つかの筋肉か、何故か、縮こまっている。故に、筋肉に力が入らない。故に痛い。
 こういうときは、スーパー銭湯か何かの広い風呂にでも行ってゆっくりと全身を暖め、やんわりと揉み解すのがよいのだ。我が家の風呂では追い炊きが出来ないので、イマイチ暖まらない。……のだが、今日一日、打ち合わせその他で外出していたのて、それどころではなかった。その上、痛い方の腕でも荷物を持っていた。出来れば明日にでも、じっくりと近所のスーパー銭湯にでも行きたいものだ。
 まあ、もっとも、ここまで急激に冷え込むと、体中がコリコリになるのも致し方ない。四十三歳児((C)伊集院光)。オツムの出来こそ至って幼いものの、残念ながら、不惑を過ぎた肉体は子供ではないのである。いや、いろいろと衰え始めているのである。
 で、思い立って突然ラジオ体操第一とかやってみる。すると、どうしたものかのう……。ラジオ体操ゴトキで息を切らしている自分が居るのだ。しかも、さすがに高校を卒業して丸二十五年経つと、小・中・高とあれだけ脳味噌のシワに刷り込んだはずのラジオ体操第一が、音楽が無いと素直に出て来ないコトがある。
 マイッた参った。

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2005/01/11

iMacのお嫁入りだぞ

 この正月、母親のところにiMacG5を導入したために、浮いて来た旧iMacDV+を整備し直して、お嫁入りさせた。貰い手は、塩坂くんを通じて知り合ったマンガ家の友人で、今年は、Macによる彩色画にチャレンジしたいので、ボンダイ(初代〜その直後ぐらいまでのiMac)をなんとかしたかったんだそうな。
 ボンダイビーチというのは、オーストラリアの海岸で、世界で一番美しいと云われるその海の色を筐体色のモチーフにしたiMacは、発売当初、当時の事務機色のコンピュータしか無い時代に、センセーションを巻き起こした。一時代を築いた名機と云って良い。とはいえ、クロック233MHz、メモリ160MB。現在では、割り切って使うにしても、いささか不安なレベルである。
 新しくお嫁入りしたのは、450MHz、384MBと、速度が2倍弱・メモリが2.5倍弱に増加している。ハードディスクも、5GBから20GBの4倍増。ま、とはいえ20GBでは狭いだろうけど、ここはひとつ、今までの4倍と思って頂こう。これでも、それを主力機とするグラフィック屋の使うものとしては6〜7年遅れクラスなのだが、逆に6〜7年前にはそれでも充分に仕事になっていたことを思えば、最低限の実用レベルと云えなくもない。先日の土曜日に、このために中古で手に入れたペンタブレットも付いているので、実用的ではある。
 ここ3日ほど、それのセットアップをして、昨日、塩坂くんの車で運び込んだ。現場で、メーラーの移行など、いろいろなことをやる。メールソフトの互換性の無さにはいつもほとほと泣かされるが、とくに他人が使っている自分の良く知らないメーラーだと、用語が違うので訳わかめ状態。
 あー。マイクロソフト系のメーラーって嫌だね。

 てなわけで、今、うちのチーム内に、非力だけどとってもハンディー(40メートルぐらいなら片手で持って歩ける。それ以上はカンベンな……)なMacOS機が1台、浮いて来た。どうするかは今、塩坂くんと相談中。シール企画の受付マシンかな……。

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2005/01/07

サイド3だぞ

 アサヒ・コムに、月の向こうに「深宇宙」港を 宇宙機構が構想という記事が載った。


 月より遠い「深宇宙」に、宇宙観測や惑星探査などの拠点となる「深宇宙港」を造ろう——。宇宙開発の長期ビジョンを検討している宇宙航空研究開発機構の作業チームは6日、こんな構想を盛り込んだ中間報告をまとめた。数十年先をにらんだ長期計画だが、火星探査などの拠点として、月面基地の建設を掲げた米国の新戦略に対抗して、より野心的な夢を盛り込んだ。

 どうも、建設しようと云っているのは、月の裏側というか、ずーっと向こうらしい。地球から約150万キロ(地球−月は約38万キロ)離れ、地球・太陽からの引力と遠心力が釣り合う特殊な場所って、それって何?
 特に、地球・太陽からの引力と遠心力が釣り合うッテェのが謎。安定軌道として地球・月の重力が作る5つのラグランジュポイントのどれかを使うわけでは無いということ?
 これは朝日新聞の記事だけど、河北でも同じ書き方をしているから、発表がそうなっているってことかな?

 しかし、もしそこにステーションを作るとなったら、いずれは抜かれる記録としても、瞬間最大風速的には人類最大の地球外拠点ってことになるんだが、ホンキでこれに予算付けられるだけの政治家、いるのかねぇ、日本に。

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口笛言語だぞ

  忍者は、常人には聞こえないような発声や風音に似せた口笛で作戦中の連絡を取り合った。なんてことが、よく忍者マンガとかに出て来る。畑仕事をしながら、特殊な発声技術で連絡を取り合って一揆の相談をしたと云う農民の話もある。
 まあ、半信半疑だったのだが……。
 
 exciteのニュースに、『《口笛言語》シルボに対する脳の反応』という記事が掲載された。
 実際に、風の中で離れたところに居る仲間と話すための羊飼い用の言語らしい。
 そして、この通信手段、音楽を聴いて「この曲だからこういう意味」というふうに翻訳しているのではなく、直接、言語としてこの「言葉」を理解しているのだと云うのが、この記事。
 たまたま、聴覚と発声で意思疎通をすることが得意なように進化して、音声言語も獲得しているけど、人間の身体ってまだまだ便利に使える余裕は大きそうだ。

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2005/01/05

正月帰省の由無し事だぞ

 年末年始の帰省中の様々なことどもを記録しておく。

まずは、東名で一番地域限定品が豊富なのではないかと思われる浜名湖SA。これまでも、静岡みかんキティ静岡いちごキティ浜名湖うなぎキティ静岡茶っきり娘キティ静岡わさびキティ……等など、多々、地域限定グッズがあったのだが、ここに新たに、静岡限定まぐろキティ静岡限定ウナギの赤ちゃんキティが戦列に加わっていたのだ。
 詳しくは、中部の地域限定キティを集めたページがあるので、参照してみて欲しい。

しかし、そんなものでは浜名湖は済まない。ご当地うなぎドラえもんですらたいしたことはない。別の売店ではトンでもないものが、シレっとした顔で『ネコのぬいぐるみ』という説明だけで売られていた。その猫の顔が……。

( ´∀`)  (,,゚Д゚)

 うわー。天下の往来で、2chぬいハケーン!

 こんなものを、ごく普通の場所で、善男善女に売るデスか? >日本道路公団
 普通に「オマエモナ〜!」とかいう子供を量産するデスか? >売店仕入れ担当
 ナンダカナーであった。

さて、話変わって、うちの実家に居る、ウサギのぬいぐるみの話。
ウサ吉の写真
 このうさぎ、ウサ吉という。ハロッズのキャラらしいんだが、英国産まれかどうかはナゾ(いや、ひっくり返して確かめて無いというだけの事なのだが)。我が家には、何年か前に母親への母の日のプレゼントとして女房が連れて来た。母親の一番多く居る居間兼台所に座っていて、時々、新しい服を買ってもらったりしているらしい。最近のお気に入りは、スヌーピー用のフットボールウェア。
 この写真、実は、東京では雪が降ったらしい12月30日にウサ吉を表に連れて行って、庭に自生したクローバーの若葉の上で撮影したもの。
 もちろん、通常、この時期クローバーが繁茂するワケが無い。異常気象でクローバーが冬を春と勘違いした結果、12月の中〜下旬に日当たりの良いこの辺りに一斉に芽吹いたものらしい。瑞々しい若草色がかなり綺麗である。
 ポンと座らせてシャッター切っただけだが冬の陽光と相まってちょっと呆れる出来に仕上がったので、母親のマシンの壁紙にして来た。

正月と云えば一富士二鷹三茄子。初夢(一日の夜に見る夢のことだそうな)はなんだかよく覚えてないが、大晦日の夜、年が変わってから元旦の朝までにオイラの見た夢は、明確に覚えている。どこの大会の準備なのかは判らないが、スタッフらしい竹内一詔くん(らしい)がやってきて、「プログレスの表紙デザインをお願いします」というので、その場で作って渡すと云う夢だ。なんだかなぁである。あんまり富士山も鷹も茄子も関係ない夢である。
富士山
 てなわけで実家からの帰り道、富士川PAから撮った富士山である。まだ雪化粧をし終える前の、細かな雪渓が綺麗で、いかにも正月の富士と云う佇まい。

当然のように、沼津で下車。さかなや千本一は1/5営業開始で、この日は閉まっているのだが、千本一ビルの1階にあるかもめ丸はガンガン営業中。
 東海道の往来に沼津港詣でが欠かせないと云う面々に、朗報が一つ。永らく工事中であった沼津駅西側の「あまねガード」(旧称「中央ガード」)が完成し、沼津インターから4回折れるだけで漁港まで到達出来ることに! こりゃ便利だ。

この沼津漁港で、夕刻少しぶらついて写真を撮る。
沼津港の水門
 沼津漁港の外側に位置する水門の夕景。この水門、沼津駅の方から走って来ると写真の右方向から眺めることになるのだが、2つの塔が重なって、何やら宮崎アニメの悪人でも住んでいそうな塔屋に見える。この時期には、漁港からちょうどこの水門に向かって陽が沈む。なかなか綺麗。

水門越しの夕陽
 水門の中心部の下の方、水平線付近を拡大した望遠構図。綺麗な夕陽が沈んで行く。が、本物はもっと美しく、カメラに収められないまばゆい色で光り輝いていた。ちょっとショボいが、それでも美しい。

富士山とカモメ
 漁港から港湾を挿み、対岸と富士山を望む。柔らかい海風に乗るように、ゆっくりと浮かぶカモメが格好良かった。人気の無い正月休みの漁港は、とても静か。

沼津インターに乗るすぐ手前で万葉の湯に入り、仮眠。18時過ぎに入って、風呂で身体を伸ばして、19時30分ごろから23時ちと前まで3時間少々の間、仮眠室で熟睡。さすがに、3日昼の帰省戻りの東名高速は混んだが、この万葉の湯では、仮眠室のリクライニングソファがすぐに確保出来る程度の、普通からちょっと多め程度の混み具合だった。鋭気を養った後、ネット用に開放されているPCで交通状況を調べてみると既にオールグリーン。ポイと東名に乗ったら、後は全く渋滞知らずで快適ドライブ。結局、東京-名古屋を一度に走り切るのはしんどいのだから、飯喰って寝るのに沼津は結構よい位置だった。

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2005/01/03

大渋滞の中、沼津で魚を喰ったぞ

 帰省の帰路である。東名高速を現在東京方面に向かって走っている。といっても、現在はその途中で高速を降りている。沼津で夕ご飯を食べていたのだ。
 
 本日午前中に実家を出発したのだが、第二東名から東名に乗り継いだ途端に渋滞が始まって、そのまま走ったり、止まりかけたりを繰り返している。別に急ぎはしないので、そのまま走るに任せてゆっくり移動中に魚を喰いに行った。残念ながらさかなや千本一は5日からの営業なので、同じビルの1階のかもめ丸。ここの刺身盛り合わせ定食は絶品なのだ。そして今は、インターに戻りつつ、沼津の万葉の湯で仮眠を取りつつ渋滞が去る深夜を待とうかなあというところ。
 風呂屋にインターネットに繋がったPCが置いてあると言うのも、時代であろうか・・・・。

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今年もよろしくだぞ

本サイトをお読みいただいている皆様

 旧年中は、お世話になりました。
 本年もよろしくお願いいたします。

 昨年、家族に不幸がございまして、新年の言祝ぎは申しませんが、本年も、馬鹿な事とか、もっと馬鹿な事とか、とっても馬鹿な事とか、事程然様に馬鹿な事を書いて参りますので、懲りずにお読みいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

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