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2005/03/01

若者に腹を立てるぞ

 若者トカに、腹を立てている。というわけで、これはオッサンの愚痴である。

■若者A(30代なので若者ではないという説あり)

 なんだか、過去に衝突した人にバレたくないとか言う本人にしか判らない軟弱な理由で、ネット内でいろんな偽名を使っている奴。だが、使い分けが出来ていない。ある名義でやったこと、書いたことを、別の名義で平気な顔をして話題にしたりしている。こういう、整合性のない奴は嫌い。
 別に、本名と、活動ネームを別けるのは自由。活動ジャンルごとに別名を使うのも構わない。それは式貴士・蘭光生・間羊太郎・小早川博・ウラヌス星風のように、同一人物ということを多くの人が知っているような使い方であってもよいし、誰にも知られないようにした別名であっても構わない。でも、隠すなら隠す、表明するならする。どちらか一方であろう。
 ひとに「お願いです、黙っていて下さい」といいつつ、自分ではボロボロと正体を曝している。
 先日、ある場所の書き込みで、別名義でやっている自分の日記に言及してへんな論陣を張っていたので、見捨てて相手にするのをやめた。

■若者B(27歳)

 有名市立大学を出た後、半年だけ勤務して、仕事が厳しいと云って辞め、同じ業界の別の会社を探していると云うので、「その業界で一生食って行くならば、お門違いの学部から来たままではなく、ちゃんとした技術を身につけろ」と、専門学校で学び直すことを奨めた。もともと頭は良いので難関と云われたその専門学校にスルリと合格。
 始めは面白がっていたのだが、卒業年を前に「親から、事業を手伝わないかと云われた。そうしようと思う」と言い出す。「諦めるのか?」と云うと、夢は夢として本業の傍らにやり続けるとい言う。しかし最終的には実社会に出ることにビビり出す。結局、もう1年学校に行くことに。
 最終年を終える今年、1月に会ってみたら、まだ就職活動を何もしていないと云う。社会で活躍する先輩を多く講師に招くその学校のシステムが、学生と業界の現場を繋ぐ為のモノであることを全く理解していなかった模様。
 あげくの果てに「この業界は難しいので、書籍編集にでもなろうかと思う」と宣う。
「ふ〜ん、そう」
「難しいんですか?」
「いや、簡単だよ。エッチ本の編集バイトなんか、人使いが荒くてどんどん辞めて行くから、すぐにでも空きが出来るって話だ」
「いや、そういうキツいのはむりです。大手の会社に入りたいんですが」
「ふ〜ん、そう」
「難しいんですか?」
「大手出版社の中には、編集さん以外にも、資材部も、総務部も、経理部も庶務部もあるから、君の学歴ならば、上手くすれば、どこかには入れるかも知れんね」
「編集は無理ですか?」
「お前に何か作りたい本があるのか?」
「へ?」
「作りたい本があって編集になりたい奴と、特に何も考えてない奴。二人居るとして、どっちが編集部に入ると思う?」
 というマヌケな会話をする。
 一月経った先日,もう一度会う。結局、何の就職活動もしていないらしい。
 新卒のヤツと比べて賞味期限が4〜5年早く切れるんだから、それを乗り越えて「コイツ雇いたい」と思わせる何かを出せないとイカンのだが、あまりそういう凄みが見えない。
 ニート流行りというが、みんなこんな風に自己アピールの出来ない上にくじけ易い若者なのだろうか。ちょっとこの国の将来が心配になって来た。

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