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2005/03/22

蛋白質さまのおかげだぞ

 蛋白質二題。一つは、肥満防止の蛋白質。もう一つはアルツハイマーの原因蛋白質を分解する酵素の分泌を促す蛋白質。
 この2つの情報は、一日違いで、同じアメリカのネイチャー・メディシン電子版に載ったそうだ。今、医薬関係の発表形式としては、これが標準かな?

肥満防止の蛋白質

 Asahi.com肥満防止のたんぱく質発見 慶大と山之内製薬が共同研究という、2005年03月21日の記事。
 慶応大学と山之内製薬の共同研究グループが発見した、血管が新たに伸びるのを促す因子と考えられていた物質が、肥満を防ぎ、糖尿病を防ぐ作用があるのではないかと云う話。まだ人間に対して、即、投与ということではないが、将来的には、痩身薬・血糖値を下げる薬の開発につながる可能性があるという。
 物質自身は、この研究グループが2003年に人間の血液中から発見したAGFと名付けられたものだが、ネズミにも同じ物質を体内で作り出す能力があるらしい。この物質の精製能力を奪われたネズミは、他の倍以上の肥満体になり、過剰生成するネズミは痩せ形になったと云う。
 こりゃ、夢にまで待った喰っても喰っても太らないクスリそのものじゃあ、あ〜りませんか? 山之内製薬さん。

 ちなみに、山之内製薬株式会社(本社:東京、社長:竹中 登一)と藤沢薬品工業株式会社(本社:大阪、社長:青木 初夫)は、2005 年4 月1 日に合併して、アステラス製薬株式会社となる予定。
 今回の発表は、研究を年度単位に行う学校側の理由と、発表段階まで完成した研究を、山内と云う名前のうちに発表しておこうと云う会社側の愛社精神との合致した時期ということだったのかな。株価の影響とかまで考えた作戦かも知れないけど。

 ま、なんにせよ、速いトコ頼んます。こっちゃそろそ後が無いんで……(^_^;)。


アルツハイマーの原因たんぱく質の分解促す物質

 こちらはMSN毎日新聞アルツハイマー:原因たんぱく質、分解促す物質特定 理研という2005年3月21日の記事。

 理化学研究所の研究チームが、アルツハイマー病の原因たんぱく質ベータアミノロイドを分解する酵素の働きを高める性質が「ソマトスタチン」にあることを突き止めたというもの。
 もともと、人間の体内にあるソマトスタチンは、副作用の少ないアルツハイマー予防法として、期待されているらしい。
 アルツハイマーは、症状が進行したら二度と機能が回復できない脳を壊す病気だけに、これを抑える体内物質の存在というのは、心強い。
 出来うれば、症状が似ていると云うBSEに対する効果も確認できると、更に嬉しいのだが、理研さん,どぅっスか?

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コメント

 BSEは、原因が異常プリオンの蓄積ですからねえ。アルツハイマーとは症状こそ似ていますが、同じ薬が効くとはあまり考えられないのでは。文春新書から出ている『もう牛を食べても安心か』(著・福岡伸一)を読むと、このあたりのメカニズムが大変よく判ります。
 これ、現代の日本人は必読だと思います。はい。

投稿: 安達裕章 | 2005/03/22 06:21

ヒロさん

 うーむ。ダメかぁ(ToT)……。
 ソマトスタチンがBSEにも効いてくれると、とってもお得と思ったんたがなぁ。

投稿: 神北恵太 | 2005/03/22 06:30

この薬があれば私みたいな人間には大助かりです。
頼むぜ山之内製薬さん!

投稿: いちの | 2005/03/22 08:22

いちのさん

 ハーブキャンディーを大量購入して、アステラス製薬(予定)に資金的余裕を!

投稿: 神北恵太 | 2005/03/23 02:55

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