ゼータの鼓動! だぞ
2004年は、『機動戦士ガンダム』25周年の年だった。そして今年は、その続編『機動戦士Ζガンダム』20周年の年。それにあわせて、2005年5月28日(土)の封切りに始まり、『機動戦士Ζガンダム 星を継ぐもの』とそれに続く2本の、劇場版三部作が並ぶ。最終作の公開時期に関してはまだ明示がないが、ほぼ間違いなく1年ほどの間に3作が並ぶ、ゼータガンダムの年である。「A New Translation」(=新訳)と名付けられた新作、あの富野監督の最新作である。
Ζガンダム大好きなひとも、いわゆる「ファーストガンダム」なら知っていると云う人も、ぜひ、初夏の公開時には劇場で、20年目の「新訳」を目撃して頂きたい。
で、宜しかったら、昨年のGUNDAM HISTORICAに引き続き、講談社から刊行されるZGUNDAM HISTORICAを、ご愛読戴きたい。
てなことで、今年は、ゼータの年である。そう思っていたら、それこそ思わぬ方向から、また一つのゼータの鼓動が伝わって来た。
Zeta 1.0のリリースが間近に——改めて新鮮なBeOS由来の機能という記事が2005年3月26日にITMediaに載った。
このZetaと名付けられたドイツ製のOSは、過去、BeOSと呼ばれていたものの末裔で、部門買収等の結果,今やドイツで開発されることになったものだ。だが、どこに流れて行こうと、BeOS譲りの図抜けたパフォーマンスの高さは変わること無い。それどころか更に磨きがかかったようで、メディアOSとして、非常に高性能な環境をユーザに提供する。
既に、日本語かな漢字変換システムとしてCanna(かんな)が搭載され、Officeスイートも搭載されているので、日本での使用にも、さしたる支障はない。
奇しくも『Z』の年にやって来た『Zeta』そのパワーを早く見たいものだ。
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コメント
BeOS! いやはや、懐かしい。
MacOS9の時に次期MacOS候補として名前があがったり、Windowsの独占的契約状況を世に知らしめたり、と一時期は随分と話題になったものです。
強力なマルチスレッド処理・マルチコア対応が売りなので、これからの64bit、マルチコア時代にぴったりなOSのはず。使い勝手のいいOffice suiteやきびきびしたノンリニア編集ソフトが開発されると結構普及するかも。
投稿: 竹内一詔 | 2005/03/31 23:20
オイラとしては、BeOSマシンを「HDDビデオレコーダー(なんと事務処理までできます)」として売り出して欲しい。映像とかにヤタラ強いからねェ。
投稿: 神北恵太 | 2005/04/01 02:27