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2005/04/30

虎だぞ虎だぞ

 2005年4月29日18時。ついに、アップルの新OS、MacOSX Ver.10.4、通称Tigerが発売された。神北も、いつもMac関係のハード・ソフトを買っているLaOXに買いに行く。
 有り難いことに好天に恵まれたため、ザ・コンピュータ館の外壁に沿って並ぶ。あまり落ち着けない状況だったが、カウントダウン20分前に行ってみたら、既に70人ぐらいは並んでいたろうか。6時ちょうどに、角を回った列先頭付近ではカウントダウンがあったようだが、見えないこっちにとっては異世界。意外と買うのに時間がかかようだったが、3つほどのレジを出して分散して客を捌いたので、販売開始から、まあ、20分ぐらいのうちにTigerゲットだぜ。

最後尾のプラカード
列の最後尾を示すプラカードを持つ店員さん。

 で、これで急いで家に帰ってインストールするのが、Macユーザの良い子なのだが、この日の神北はそのまま帰らない。

 中野でフレンチ。元を正すと、15年来の友人の笹本祐一さんが、GW中東京の実家を起点にあちこち出歩くというので、「じゃ、久しぶりにいっぺん空いている日にメシでも」ということになったのだ。編集やライターをしているからさんこと唐沢正さんの手配で、早稲田通り沿いのフレンチレストランを予約していただく。メンバーは、唐沢さんと笹本さん、藤沢くん、塩坂くんに、神北夫婦の計6人。「ガルゴティエ ササキ」というそのお店は、有名フレンチレストランのシェフだったご主人が独立して、2003年の5月にオープンしたお店だそうだが、中野らしい気取らないフレンチというのが心地よい感じ。
 びっくりしたのは、店に入ったら横から声がかかったこと。ゲームなどを作っているS社のS社長とばったり。よく考えると、社長の自宅兼社屋から直線距離で僅か2キロ足らず。客を誘っての晩飯には、良い辺りだ。ご無沙汰を詫びる。

 この店の「ガルゴティエ」というのは、「安料理屋のあるじ」とか「へぼ料理人」とかいう意味のフランス語だそうだが、この看板は大いに偽りあり。美味い。盛りも悪くはない。値段も、フレンチとしては十二分に抑えた部類。いわゆる、「大当たり」という奴なのだろう。店が小さいので、基本が予約となるようだが、その価値は十二分にあると思う。帰って来てからネットで調べてみたが、どのページも好印象のことばかり書かれている。うむむ。店を選んだ唐沢さん、ヤルな!

 食事が一息ついたところで、「せっかく笹本さんに会うので」と、藤沢くんがレゴで笹本さんの小説に登場する宇宙船「ダイナソア」を組み上げて来たものを見せてくれる。

ダイナソア
さすがに藤沢くんのビルドは奇麗だ。

 レゴのビルドは、資金と時間がどれだけでもかかっていくなかなか大変な趣味で、藤沢くんはそれが講じて昨年、本家本元デンマークにあるのものともう一つ、ドイツにあるレゴランドをハシゴするという旅行に出かけた。レゴランドの、ホームセンターの部品売り場かアメリカのゼリービーンズ売り場のような勢いで、バケットに色・形別に小分けされた部品売り場で、欲しかった部品を5kg買って来たという話や、我々が子供の頃にはなかった特殊な部品、いわゆる『卑怯な部品』(一昨年那須のレゴミュージアムで神北・みつるん・古市の3人で命名)などに関して、感心して眺めながら、話が弾む。

ダイナソアを持つ笹本祐一さん
「ダイナソア」を片手に持つ笹本祐一さん。

 なんだか、ゆっくり話し込んだ後、店から自宅の方に戻る唐沢さんと分かれて、駅の方に戻りつつ、まだ話し足りないということで、喫茶店を探すが、10時過ぎの中野ではそういうものが少ない。居酒屋に入って1時間少々話し込んで分かれた。
 その後、家まで帰り着いたものの、疲れたのと美味しかったのでもうどうでもよくなって、Tigerのインストールは翌日送り。

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2005/04/28

ついにアレが実用化だぞ

 来た。35年の時を越え、ついにアレが来たのである。
 苦節35年。我々は35年間待ったのだ!

全自動人間洗濯機サンテルバン999
人間洗濯機写真

 Exciteニュース『ネットカフェで全自動人間洗濯機を初体験』という記事に詳しい。
 メーカーサイト製品ページに依ると、主な機能は以下の通り。

主な機能
・ボディシャンプー&シャワー
・遠赤外線&スチーム
・サウンドセラピー
・アロマセラピー
・海藻パック
・ボディローション

 この他、マシン洗浄などのメンテナンスもオートで出来るらしい。本人は、寝ているだけ。
 記事に因ると、大阪駅前のネットカフェに既に置かれているとか。うーむ。

 1800万円と云われると、ちとビビるが、昨年11月1日の『人間洗車だぞ』の即物的なブラシより、余程面白いですな。
 いろんな機器を導入するフィットネスジムやエステサロンにしてみたら、そう目玉の飛び出る程でもない、いい客寄せなのかも知れない。

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2005/04/26

ついに来たぞ

 impressのデジカメWatch米Canon、手ブレ補正付き光学12倍ズーム機「PowerShot S2 IS」発表という記事が出た。
 ついに来てしまった、この日が。
 というのも、神北は、PowerShot S1 ISのユーザなのだ。
 新製品は、画素数で約6割増。ズーム率で2割増と強力な上、CFカードから小型のSDカードへとメディアが移っている。
 日本市場での発売はまだ未定だが、この『一回り大きめのお兄さん』機が日本の量販店に並ぶ日も遠くあるまい。

 コトここに至ってからやる事かと云われると悩むところだが、この片で、この愛用のカメラS1 ISについて、ちょっと書いておきたい。

 この神北情報局にここ一年足らずの間に載った神北の撮った写真は全て、このデジカメPowerShot S1 ISで撮影されているのだが、感想としては、割とヒョイと撮るのに適したデジカメだ。手に持った小物を撮る。人物を撮る。景色を撮る。何に使っても、そこそここなす。また、フラッシュも協力で、少々の距離をモノともせずに夜間でも割と綺麗なスナップを撮れる。立ち上がりに数秒かかるのは痛いが、気軽にオートフォーカス・オート露出でOKなので、面倒くさがりの神北に向いている。
 ところが、残念なことに、一歩お仕着せじゃないことをとしようとすると、ちょっと面倒臭い。特に、細かい設定をいじろうとしたときのユーザインターフェイスが、壊滅的にややこしい。いわゆる「メニューの迷路に紛れ込む」ってヤツだ。特に、黄昏時の撮影等で、明暗を調整しながらオートフォーカスでピントを併せようとすると、明暗も、ピントも、中心にあるモノで設定し、シャッター半押しのままでキープするから、両方一度に合わせるのが割と厄介。
 一個ずつマニュアル指定するしかないのだが、これが大昔に使っていた一眼レフとかだと目はファインダーのまま、レンズ周りに添えた左手で幾つかの項目がセット出来たのだが、このデジカメでは一旦操作面を覗き込み直して、いくつものボタンを操って設定をしなければならない。
 作業が一連の動作の中で綺麗に流れないのだ。寄り道することになる。
 あと、よく一眼レフにある、右手の外側(手の甲)側を回り込む短いバンドで、手のひらにカメラを固定しておくようなオプションがない。右手に馴染む形をしていて、片手持ちが容易に出来るのだが、常に指を掛けてないとカメラを取り落としそうなのが、ちょっと不便などという、不満もある。

 ユーザーインターフェイスに関しては、写り方のアタリをその場で付けられる液晶ファインダーという出力を持つのだから、レンズ周りのリング状インターフェイスを幾つか使った左手系を充実させ、目を ファインダーから離さなくてはならないボタン系を減らしてもらいたいんだけどなぁ。

 あ、カメラについている大型液晶ディスプレイをあまり使わずに、小型液晶のファインダーを覗き込む、旧来のカメラ式の使い方をしているのは、当然電池の減りを極限まで減らせるためである。これ、割と重要。
 尤も、このデジカメ最大の利点は、電池を単三4本で賄っているので、どこでも手に入るし、入れ替えも楽と云う点に尽きる。そんなに撮りまくる方でもないので、ふつう1組、予備を見て2組持ち歩けば、1日カメラを抱えて歩き回っていても、たいてい何とか出来る。充電も必要ない。

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2005/04/25

ねばり強いぞ

 

産經新聞の2005年4月23日の記事『ネットカフェに8日間寝泊まり、所持金は22円 24歳の男逮捕』に、唖然。

 札幌市豊平区在住の自称自営業の男が、福岡県筑紫野市のインターネットカフェに居続け、ブースで食事を注文するなど計約3万8000円分をだまし取った詐欺の現行犯で逮捕された。
 逮捕時点の所持金22円。店から料金を請求されても「自宅から金は送ってくる」と答えて、のらりくらり8日間。もちろん店外には一歩も出ず、店内で飲食し、店内のソファで寝て、ずっと暮らしていたらしい。

 それにしても、この詐欺犯。足掛け8日実7日として、3食メシを喰らって21食。いくら切羽詰まっていた上に、ネットし放題・マンガ読み放題としても、そうそうかわり映えのしないものを毎日毎日三度三度食べて、狭い空間内だけをテリトリーにして、よく精神が保ったものだ。
 それにしても、このお店。足掛け8日実7日として、丸々一週間。いくら広大なお店だとしてもしょっちゅう顔を合わせるだろうから、二泊・三泊・四泊……とずっと居続ける客に、ムラムラと不信感も湧くだろうに、「金は送ってくる」の口約束を信じ、じっと堪えて一週間、よく忍耐が保ったものだ。

 北海道の人と九州の人。北と南の人は、オイラたちが関東圏で思っているより、ず〜っとねばり強い?

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2005/04/24

佐々木さんを悼むぞ

 今朝の訃報が入ったぞの関連記事です。

 ダイナコンに来てくれる人として、15年以上前からよく知っており、近年では2000年・2001年・2003年等のSF大会でのスタッフ仲間でもある、佐々木和哉さんが、昨23日、突然亡くなった。
 交通事故等ではないらしいということ以外は、特に判っていないため、以前から何か不調を抱えておられたのか、全くの青天の霹靂のような発作だったのか、判らないのだが、それにしても急なことだった。

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猛省を促すぞ

 世の中には、たまに、自信の塊のような物知らずとしか呼びようのない人が居る。怖いモノである。怖いモノ知らずである。

 皆さん既にご存知と思うが、榊原機械さんという農業用機械の専門メーカーが、ロボットを開発された。といっても6輪監視用ロボットのような実用性のあるものではなく、思いっきりケレン味たっぷりのランドウォーカーという遊具である。
 この報道に関して、一言二言云いたい。

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訃報が入ったぞ

 SFファン活動の先輩格にあたり、幾つかのスタッフ会でもご一緒している友人が、亡くなったと云う話が入って来た。
 小さな地方コンからワールドコンまで、多くのコンベンションに万難を排して出席するという、いわゆるコンファンの鏡のような人で、その活動範囲の広さは、20年来(いや、もっとか?)のもので、結婚し、子供が生まれてからも家族で参加されると云う、ファン・ファミリーのひとつの典型を、広く示して来られた方だ。
 企画屋としても活躍して居られて、もう長いこと、彼の定番企画は毎年のSF大会の大看板の一つだった。

 ただ、それに関して詳しい情報が入らない。仲間内としては、亡くなった方の実の妹さんと仲の良い友人が出元らしいんだが、一報が入ったまま止まっている。ま、一報・速報というものが、そうなのは仕方ないが……。
 しかし、いつ、どこで、どんな死因で亡くなったのか、お通夜やお葬式はどうなるのか、そういうことがまるで見えない。
 他に伝えようにも、これではどうしようもない。夕刻の第一報以来、待ってみたが、同一ニュースソースからの伝言ゲームが2つ3つ、輻輳波のように電話で入っただけ。

 情報のルートから見て誤報ということはないのだろうが、伝言ゲームということは考えられる。だから、詳報があるまでは、ここから先に情報が出せない。(だから、具体的なお名前もここにはまだ書かない。)

 ということで、ちょっとじりじりしている。

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2005/04/21

ロシアに赤い雨が降るだぞ

 いや、なんということではないのだ。ただ、タイトルにしてみたら格好良かったというだけのこと。ecxite世界びっくりニュースロシアで赤い雨降る 染料工場の汚染物質でという記事が載った。
 記事を読んでみれば判るのだが、粘土と酸化鉄を含む自然の染料“オーカー”だそうで、汚染といっても人間の身体に影響がある訳ではないそうだ。
 しかし、赤い雨はちょっと気味悪いよなぁ。

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2005/04/20

呑込む壁だぞ

 2005年現在、自動ドアというものを知らない日本人は、居まい。エスカレーター・エレベーターと並び、都市生活に密着したインフラストラクチャーだ。
 バリエーションの一つであった回転自動ドアが六本木ヒルズで幼児を死なせて以来大騒動になっているのも、記憶に新しいところ。
 この自動ドアに新しい風が吹く。
 田中製作所の発表した製品は、ドアというより、人を通す壁とでも言うべきシロモノ。名前は何の捻りもなく、『自動ドア』。しかし、今までよく皆さんが知っているガラス一枚板の自動ドアとは、大きく様相を違える。これだ。
 その人の形に、最小限度ザっと開き、ザッと閉じる。こりゃ面白い。正確なことをいえば、それでも風が吹いてしまうだろうが、東京ドームのような与圧施設の出入りには、必須とされる今の回転ドアをリプレイスする秘策として、導入を考えても良いんじゃないかな。

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2005/04/17

予感だぞ

 なんか、嫌なことが起こる予感がする。
 仕事が急激に修羅って来るか、見えないトコロで何か自分にとって悪いことが進行しているのか、人の生死に関わるような何かがあるのか、全く判らないけど……。
 なんか、悪い予感がする。
 仕事も締め切りの嵐も乗り切ったし、SFファン活動も今のところ順調にやりたいことがやれているし、特に何と云ってボンっと来そうなことは無いんだけど、なんとなく、落ち着かない。
 なんだろう、変だな……。
 たとえば前には、スタッフの一人として動いていた第一回ニフコン(ニフティコンベンション)を、ニフティが『計画を一旦凍結する』と通達して来た前日が、こんな胸騒ぎがしていた。SFファン活動関係か、人間関係か、仕事関係か……。全く何に起因する焦燥感なのかは、全く判らない。だが、なんとなく空気を感じると云うか、虫が知らせると云うか、そんな感覚があるのだ。
 うーむ。参ったなぁ。

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春眠暁を覚えずだぞ

 日本SF大会の持ち込み企画の事前調査の一環で、遠出をして来た。目的地は、神奈川西端の秦野中井と小田原。そして、そこまで行ったんならどうせのことと、沼津が予定に入るのも、いつものこと。
しかし、この3地点、箱根山系を取り囲む3点。はたして一日で回り切れるのか?

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2005/04/15

一息だぞ


 ここのところ、締切りが立て続けに襲って来たので、落ち着く暇すら無かったが、やっとこの神北情報局を書ける程度には時間が戻って来た。
 締切りという人類の被創造物は、さみしがり屋で、無い時はひたすら無いくせに、いざかたまり出すととことん纏めてかたまって来るという、特異な性質を持っている。人それを修羅場と呼ぶ。
 神北にとって、今週がまさにそれ。重々怠りなく用意をして来たはずなのに、やはりギリギリになると予定外の作業や仕様変更、さらには全く何も関係ない、わざわざこの時に来なくても良いだろうというような雑事が、大挙して、徒党を組んで、「テケリ・リ、テケリ・リ」と口々に叫びながら、われもわれもと押し寄せて来る。

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2005/04/14

アンバランスゾーンだぞ

 みなさん、最新作の『ウルトラQ』はご覧になっただろうか?
 いや、昨年の『ウルトラQ dark fantasy』のことではない。つい、10日前に完成披露されたものの話だ。

 荻窪東宝さんという、60年代東宝映画をこよなく愛しておられる方のページに、『ウルトラQを作る』 というコーナーがあって、ここで、自主映画として、『ウルトラQ』の新しいお話しを、一話作ってしまったのだ。タイトルは、「盗まれた時間」。
 現在、QuickTime版を4月4日の記事で公開しておられるので、是非、飛んで行って、ご覧になって頂きたい。いや、まいったことに、本格的にウルトラQだった。
 映像、シナリオ、クスグリ、そして役者の演技まで、もちろん、プロがリメイクしているのとはワケが違うんだろうが、トコとんこだわってこだわってこだわり抜いて作られている。

 たった46MBで30分。決して、鮮明な映像ではないのだが、とにかく見て頂きたい。特に、ウルトラQの本放映をあの時代、日曜日の7時を楽しみに毎週見ていた人は、絶対に見て頂きたい。

 もちろん、演技とか、アテレコとか、本気の特撮とかが、プロの仕事に追い付いている訳ではない。訳ではないのだが……、特に由利ちゃんと一平君、体格のせいか、髪型のせいなのか、骨格が似ているのか、桜井さんと西條さんに見えちゃう。
 喋り方や間合いの取り方、演技の方向性も、当時の『ウルトラQ』をよく知っていれば、「よくもここまで」と拍手喝采せざるを得ない。吹き飛ばされる車や瓦屋根の表現も、円谷の間合いを研究し尽くしている。
 音楽は、BGM集が出ているので、何とでもなるだろうが、わざわざモノクロに加工して、しかも、質のムラを当時のようにしているのも、粋というか、カッコいい。(尤も、本物のウルトラQの映像は、ここまでボロボロではなく、キッチりしている。この粗さは、当時のテレビ受像機を通して視た画面を念頭に置いているのだろう。)
 うむ。39年分の忘れ物を一つ取り返したような気持ちである。

 ……てことで、スタッフロール(惜しむらくは、これぐらいはきれいな字で可読性を持たせて欲しかった)を見ていたら、ひっくり返った。協力に中村犬蔵の文字が……。おっさんいろいろやっとるのぉ。

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2005/04/09

オマエモナーだぞ

 昨日は2005年4月8日。4月第2金曜日。会社の年度が替わって約一週間目。新入生がススっとクラブを決めたとして、ほぼ最初の週末。しかも、先日満開宣言が出たばかりの花見の当り日。……となれば、盛り場に歓迎会と云う口実で老若男女が群れ集うことは如何ともし難い。
 我々も例に漏れず、九州から就職で上京した梶谷君の歓迎会&辻堂君本店栄転祝いを開いた。地元コクラノミコンを皮切りに、ゼロコン等でも遠隔地でありながらもスタッフとして動いてくれた梶谷君、考えてみれば始めて会った頃はまだ現役受験生だった。思えば遠くへ来たものだ。平日夕刻に動けるT-con 2003の仲間数人と、九州時代からの梶谷君の先輩の酒見君や風間君も呼ぶ。
 場所は、新生なった北牧場。絶品ジンギスカンである。
 そしてその後は、いつもの流れでパセラでカラオケ。風間君は帰ってしまったが、会社の宴会を終えた竹内君が合流してくれて、人数的には同じ。
 気の置けない仲間と美味いものしこたま食って、好きな歌を唄って、終電の時間を気にするぐらいまで遊んで別れる。

 で、帰り道である。まだまだ互いの酒量も判らないのに上司に限界を超えて酒を無理強いされた転勤サラリーマンや、自分でも自分の酒量なんて全然知らない新入学生、しかも、首都圏の終電のしんどさも読み切れていない東京シロウトが多いから、4月の週末の夜遅い電車は大騒ぎになっている。「おおい、降〜ろしてくれ〜」なんて声があちこちで飛び交う。ヘベレケの酔客が小間物開陳に及ぶ事も、多いだろうし、ブッ倒れちまう乗客だって居かねない。
 そういうバカが、どこかの車両で何かやったらしい。電車が「車内の安全確認のためにしばらく停止」してしまった。待っても待っても、なかなか復旧しない。
 酔って自制心が擦り切れかけている客たちはだんだんイライラして来る。そして、ついに一人、オヤジがキレた。隣で喋っていた二人連れの若人にガンガン噛み付いた。
 「おまえらなぁ、いつまで喋っているつもりだ」「うるさいんだよ」「我慢の限界だ」……。
 若者二人連れも、「済みません」とかいっているんだが、「いいや、許さん」「降りろ!」「降りていけって言ってんだよ」とヒートアップするばかり。
 何とか落ち着いたかと思った頃に、やっと電車が発車。と、若者たちがまた一言二言声を発したらしい。(が、神北までは聞こえて来なかったので、小声だ)
 だが、聞きつけたオヤジが吠え始める。「おまえら、まだ判らんのか。うるさいって云ってるだろう。迷惑なんだよ!
 その時すかさずアサッテの方から一声
「オマエモナー」
 何かあと一言ごにょごにょ云ったまま、オヤジ黙っちまいやがんの。(^_^;)

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2005/04/07

新機能満載だぞ

 有り難いことに、使用者の多いシステムに載っかっているせいで、ココログは、結構最新機能を取り入れることの出来るブログである。
 今回,WISWIG編集機能ということで、今までより、文字関係のやり取りが楽になった。
 一緒に、画像関係の取り回しも良くなったのだが、前よりは便利な物の、これは全然使い物にならない。自分がマシンからアップロードすることは考慮されているのだが、既にネットに上がっている画像を自分のページに<img>タグで読み込むことには対応していない。開発者が、自分の使用法だけしか考えていない好例であろう。

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2005/04/06

ゴジラ×村中智美だぞ

 知る人ぞ知る……ということは九州人はみんな知っている……村中智美(「村中ともみ」表記も)という九州限定のタレントさんが居る。13年ぐらい前に友人に教えられたのだが、大ボケアイドルというか、名古屋で云うと15年前の「ラジオでごめん」の原田というか、全国区で云うと、いや、言い表し様がないかもしれない。当時,見せて貰った録画では、ヨゴレな仕事と云うか、トンでもない取材を強行させられたり、いろいろと大変な仕事をこなしている天性の楽天少女という印象だったのだが……。

 ところで……
 インプレスのAV Watchに、東宝、「ゴジラ ファイナル ウォーズ」をDVD化−スペシャル版は特典ディスク2枚の計3枚組みという記事が載った。
 このDVDスペシャルエディションのラインナップが凄い。本編ディスクは当然として、特典ディスクが2枚。1枚目の特典ディスクには、テレビスポット、プロモーション映像、メインキング、KBCが製作した特撮現場を訪問する特別番組「ゴジラ×村中智美ファイナル ウォーズ」、テレビ討論会シーン(ロングバージョン)などを収録。さらに、静止画でコンテ台本やデザイン画も収めている。2枚目は、ゴジラ50年を振り返る内容らしい。

 たしか、村中を特撮映画の撮影現場に送り込むと云うシリーズは、「ドォーモ」という深夜番組をやっていた頃(番組自体は新メンバーで継続中)から彼女の定番コーナーで、後に特番として独立したもの。ゴジラ・シリーズはもとより平成ガメラなど、怪獣映画が撮られる度に、ほぼすべて彼女の餌食になっていた筈である。特撮も、怪獣映画も、あまり良く知らない天然ムスメを現場に放り込んで、「あれなんですか? これ何するモノですか? 今何してるんですか? (撮影だよ!)」みたいなシロウト目でレポートするという企画だ。

 しかし、それがついに、ゴジラのDVDの同梱特別映像になるとは……。 ビッグになったな村中!

 ちょっと楽しみである。

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2005/04/05

占うぞ

 新年度にあたり、インターネット占いツクレールでいろいろ占ってみた。

 ロクな結果になっていないような、まあまあなような・・・。

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2005/04/04

東京アニメフェア2005だぞ

 東京アニメフェア2005に行って来た。
 会期4日間のうち、2日目と4日目、前半ビジネスデーの2日目と後半一般デー2日目の2日、参加してみた。初参加だったのだが、割と面白かった。1990年代初頭のパソコン関係の展示会の持っていた、これからアンナ事もコンナ事も、なんとでもしてやろうと云うケレン味というか、熱気と云うか、いろんな面白いアイデア、いろんな新作が出ている。この熱気が面白かった。
 本来,何も無かったところに石原都知事の指示で始めた頃には、かなり多くの反発があったと聞いている。
 曰く,春の改変期で忙しい時期にアニメ現場を横断的にかき乱すのは如何なものか。 曰く、本来、少々いかがわしいぐらいのクリエイターのバイタリティーが日本のアニメ界の隆盛を支えて来たのに、公的扶助は牙を削ぐのではないか? 曰く、東京都はこのアニメ界支援を恒久的に続ける気があるのか? 石原都知事が退いたら次の年には無くなる程度の中途半端な支援なんじゃないのか?
 たしかに、お役所がいつまでこんな事を続けられるか判らない。しかし、今回参加してみてよく判った事が一つある。お役所がやっているからこそ、得られている公平性・公共性があるということだ。商業的な主催者・商業的な出展者だけの展示会であったら、きっと切られている、「別に直接商売には繋がらないが大事な事」が、少しづつではあるが、一般参加者の目にちゃんと触れるように、大事に扱われている。これが、公共機関が主催する意味であるとすれば、東京都は確かに非常に良い事をしていると云えるだろう。是非、続けて行って頂きたい。

 以下、神北のフォトレポートである。

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2005/04/02

撮影の人だかりだぞ

 今日は、夏の大会の準備と実地調査を兼ねて、横浜のMM21地区までお出かけ。協力をお願いしている業者さんと会議ののち、周囲をぐるりと歩く。みなとみらい地区は、2000年のゼロコンでも使ったので、パシフィコ横浜などの公共施設に関しては非常に良く知っている。が、5年も経つと、周囲には、当時無かったビルが林立し、すっかり動きつつある都市になっている。92年のハマコンの時は、周りには何も無い地の果てという印象で、クイーンズやランドマークタワーすら、建てている最中だったのだから、すごい移り変わり様だ。
 けいゆう病院の前の道をトコトコ歩いていると、なんだか人だかりが。事故か?
 いや、違った。こいつの撮影だった。ふっと横を見ると舘ひろしが歩いている。車に乗り込むと、その中には柴田恭兵が。タカとユージだ。
 面白かった。
 べつに、なにか格闘とか追跡とかアクションをするわけでもなく、停まったままの車の中に二人が居るだけなのだが、それだけで華がある。スターって違うんだね。

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2005/04/01

ハリウッドだぞ

これは、2005年4月1日限定の偽情報。 エープリルフールねたでした。読者様に置かれましては、夢お信じ下さいますこと無きよう、お願い申し上げます。 (2005/4/2に付記 神北恵太)

 既に、昨日付けの新聞・TVなどで情報が流れたので、ご存知の方も多いだろうが、『マイティージャック』のリメイクが決まった。しかも、ハリウッドである。
 2006年末、映画版。続いて2007年春からのTVシリーズの放映も本決まりっぽい。
 ハリウッドでは、昨夏公開の『サンダーバード』をイギリスのITCから映画化権を買い取ったのと同じような形で、日本の円谷プロから権利を買い取る形になったのだが、円谷プロとの仕事はそれだけでは無いという噂もある。モデル特撮に関しては、円谷プロに委託、それをアメリカのスタジオでCGエフェクトと合成することで、日米コラボレーションを目指すのだと言う。
 さすがに、MJ号のスポンサーは大和財閥ではなくなるし、その名前の巨大企業があるのでアップルでもない。その名を人類生存委員会。地球規模の災厄・犯罪・陰謀から、社会の平和と安寧を護り、人類と地球の繁栄へと導く、世界の賢人たちによって結成された秘密組織。ただし、その影響力は高く、全世界の軍人・警察官を中心に選別された11人のエキスパートに、巨大な万能戦艦とその搭載兵器を与え、張り巡らせた情報網からの最新情報をもたらす。

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