ハリウッドだぞ

これは、2005年4月1日限定の偽情報。　エープリルフールねたでした。読者様に置かれましては、夢お信じ下さいますこと無きよう、お願い申し上げます。　（2005/4/2に付記　神北恵太）

　既に、昨日付けの新聞・TVなどで情報が流れたので、ご存知の方も多いだろうが、『マイティージャック』のリメイクが決まった。しかも、ハリウッドである。
　2006年末、映画版。続いて2007年春からのTVシリーズの放映も本決まりっぽい。
　ハリウッドでは、昨夏公開の『サンダーバード』をイギリスのＩＴＣから映画化権を買い取ったのと同じような形で、日本の円谷プロから権利を買い取る形になったのだが、円谷プロとの仕事はそれだけでは無いという噂もある。モデル特撮に関しては、円谷プロに委託、それをアメリカのスタジオでCGエフェクトと合成することで、日米コラボレーションを目指すのだと言う。
　さすがに、MJ号のスポンサーは大和財閥ではなくなるし、その名前の巨大企業があるのでアップルでもない。その名を人類生存委員会。地球規模の災厄・犯罪・陰謀から、社会の平和と安寧を護り、人類と地球の繁栄へと導く、世界の賢人たちによって結成された秘密組織。ただし、その影響力は高く、全世界の軍人・警察官を中心に選別された11人のエキスパートに、巨大な万能戦艦とその搭載兵器を与え、張り巡らせた情報網からの最新情報をもたらす。

　選ばれたエキスパート達は、元アメリカ空軍エースパイロットのベン=ダニガン少佐。地球物理学者のエレノア=タン博士、海軍のサブマリナーのディクソン=オニヅカなど、人種・国籍も違う10人と、仮面を被ったキャプテン=ジャックと呼ばれる隊長の11人。この他に、ゲストキャラとして各地のエージェントや賢人たちが登場する。映画版には出ないが、TVシリーズの方では日本の賢人に、二谷英明をという声もあり、旧作ファンには見逃せないところ。
　ちなみに、MJ号は、MJ2と表記されており、当然これはMJ1の存在を匂わせる。このMJ1こそが、旧作の『マイティージャック』のMJ号なのではないのかと考えると、旧作TVシリーズに素直に直結する続編である可能性もあり、詳細の報道が待たれる。新MJ号は、旧MJ号のラインを踏襲しつつも、より、兵器的な実在感を増したデザインで、神北的にはバッチリである。搭載機は、一新されているが、軽戦闘機ピブリダーのラインを踏襲した後継機的なシルエットを持つもの等、旧作ファンにも納得の出来らしい。
　もちろん、マイティージャックが闘う人類の敵は、科学犯罪組織Ｑと、その引き起こす戦乱や災害、そして犯罪である。映画版では、北極海から南洋まで、空と海を駆け巡る大科学戦が展開される模様。

　来年の冬、そして、再来年の春を見逃すな！

……てな、真っ赤なウソを考えた、エープリルフール。