オマエモナーだぞ
昨日は2005年4月8日。4月第2金曜日。会社の年度が替わって約一週間目。新入生がススっとクラブを決めたとして、ほぼ最初の週末。しかも、先日満開宣言が出たばかりの花見の当り日。……となれば、盛り場に歓迎会と云う口実で老若男女が群れ集うことは如何ともし難い。
我々も例に漏れず、九州から就職で上京した梶谷君の歓迎会&辻堂君本店栄転祝いを開いた。地元コクラノミコンを皮切りに、ゼロコン等でも遠隔地でありながらもスタッフとして動いてくれた梶谷君、考えてみれば始めて会った頃はまだ現役受験生だった。思えば遠くへ来たものだ。平日夕刻に動けるT-con 2003の仲間数人と、九州時代からの梶谷君の先輩の酒見君や風間君も呼ぶ。
場所は、新生なった北牧場。絶品ジンギスカンである。
そしてその後は、いつもの流れでパセラでカラオケ。風間君は帰ってしまったが、会社の宴会を終えた竹内君が合流してくれて、人数的には同じ。
気の置けない仲間と美味いものしこたま食って、好きな歌を唄って、終電の時間を気にするぐらいまで遊んで別れる。
で、帰り道である。まだまだ互いの酒量も判らないのに上司に限界を超えて酒を無理強いされた転勤サラリーマンや、自分でも自分の酒量なんて全然知らない新入学生、しかも、首都圏の終電のしんどさも読み切れていない東京シロウトが多いから、4月の週末の夜遅い電車は大騒ぎになっている。「おおい、降〜ろしてくれ〜」なんて声があちこちで飛び交う。ヘベレケの酔客が小間物開陳に及ぶ事も、多いだろうし、ブッ倒れちまう乗客だって居かねない。
そういうバカが、どこかの車両で何かやったらしい。電車が「車内の安全確認のためにしばらく停止」してしまった。待っても待っても、なかなか復旧しない。
酔って自制心が擦り切れかけている客たちはだんだんイライラして来る。そして、ついに一人、オヤジがキレた。隣で喋っていた二人連れの若人にガンガン噛み付いた。
「おまえらなぁ、いつまで喋っているつもりだ」「うるさいんだよ」「我慢の限界だ」……。
若者二人連れも、「済みません」とかいっているんだが、「いいや、許さん」「降りろ!」「降りていけって言ってんだよ」とヒートアップするばかり。
何とか落ち着いたかと思った頃に、やっと電車が発車。と、若者たちがまた一言二言声を発したらしい。(が、神北までは聞こえて来なかったので、小声だ)
だが、聞きつけたオヤジが吠え始める。「おまえら、まだ判らんのか。うるさいって云ってるだろう。迷惑なんだよ!」
その時すかさずアサッテの方から一声
「オマエモナー」
何かあと一言ごにょごにょ云ったまま、オヤジ黙っちまいやがんの。(^_^;)
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コメント
4月の風物詩だなぁ~
でもこんな風物詩は御免こうむりたいですね。 (笑)
投稿: 牛丼仮面 | 2005/04/09 10:22
ま〜ゴールデンウィークが開けるまではこうですねぇ。毎年。
投稿: 神北恵太 | 2005/04/10 08:36
新幹線で騒ぐガキをしつけられない親に向かってしらふでぶちきれたことのあるワタシにはなにも言えません。
そのときは、「おまえもなー」は言われませんでしたけどねぇ。
投稿: バウム | 2005/04/14 19:27
ああ。「ほら、怖いおじちゃんに怒られるから静かになさい」なぁんて親には、ちょっと殺意を覚えますよね。「他人を基準にせずに、お前が判断力持てよ!」って。
ま、自分の子がいないので、自分が言ってるだけのことが出来るのかどうかは謎ですが(^_^;)。
投稿: 神北恵太 | 2005/04/14 23:17