一息だぞ
ここのところ、締切りが立て続けに襲って来たので、落ち着く暇すら無かったが、やっとこの神北情報局を書ける程度には時間が戻って来た。
締切りという人類の被創造物は、さみしがり屋で、無い時はひたすら無いくせに、いざかたまり出すととことん纏めてかたまって来るという、特異な性質を持っている。人それを修羅場と呼ぶ。
神北にとって、今週がまさにそれ。重々怠りなく用意をして来たはずなのに、やはりギリギリになると予定外の作業や仕様変更、さらには全く何も関係ない、わざわざこの時に来なくても良いだろうというような雑事が、大挙して、徒党を組んで、「テケリ・リ、テケリ・リ」と口々に叫びながら、われもわれもと押し寄せて来る。
とはいえ、やっと最後の一つも目処がついて、今日になって、気分的にも随分楽になった。今週末は、ちょっと、いろいろな件で遠出をしないといけないので、なんとか目処がついて良かった。
しかし、あまり暇が無い無いとは言いながらも、ここ一週間で、就職で東京に出て来た若い友人を迎えたり、人生の転機を掛けて、転職を志す友人を励ましたりする機会が在ったのも、四月ならではか。
慌ただしい中で、この夏のSF大会の準備も少しずつ進んでいるらしい。一月ほど前に企画の広告を入れていたのだが、今週、それがちゃんと掲載されることになったという連絡も戴いた。いろいろあって対応していただいたのだが、プログレスレポート編集担当も、我々の面倒を見てくれている企画担当も、非常に親切で丁寧な対応をしていただいた。この時期、こういうちゃんとしたスタッフが大量に育っているのであれば、今年の大会の成功は、もう、約束されたような物だろう。
大会まで、後、三ヶ月と少し。そろそろ、企画局セクションはタイムテーブルの委員会内の最終仮組みが終わり、企画を持ち込む団体と細部を調整したり、機材の最終確認に入っている頃か。参加者管理セクションは、当日の参加者確認の手段とかの、細部の極めて細かいが、参加者にとって大会の手触りになる、ある意味一番大事な部分の構築に入る頃だろう。つまり、ユーザーインターフェイスの練り込みである。そして、いよいよ夏の大会が近付いて来る。
定番企画を始めてしまった神北は、今年も、スタッフとしてではなく、企画を持ち込む外側からの、大会への協力となるが、どんな大会になるか、なかなかに楽しみだ。スタッフの皆さん、頑張って下さいね。
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コメント
こんちは。
一息というわりには、長文ですねぇ。
何事も滞ると利子と同じで転がる雪ダルマ的に増えていきますんで、御身大切に。。。
投稿: バウム | 2005/04/16 11:30
ひゃーい。ありがとーございやーす。
言っている間に、土曜朝に残り一本を上げて、その足でチョイと静岡まで、夏のSF大会の仕込みに行って参りました。
これで、月曜日に出て来た先日の仕事の初校を確認するまでの間、防虫缶あり……いや、忙中閑ありのていです。日曜日は寝てよう日だな、こりゃ。
投稿: 神北恵太 | 2005/04/17 01:30