« 2005年4月 | トップページ | 2005年6月 »

2005/05/27

帰ってくるぞ

 朝から、唐突に飛び込んで来たニュース。ミンダナオ島に生存する、未帰還の元日本兵二人が、帰国を求めているというもの。

河北新聞 大使館員が2人と面会 元日本兵か、比ミンダナオ

 【マニラ27日共同】フィリピン南部ミンダナオ島に2人の元日本兵が生存しているとの情報を確認するため、マニラの日本大使館員が27日、同島ジェネラルサントス市内のホテルで2人と面会する。
 これまでの情報では、2人は元日本兵であることを証明するものを所持、漢字で書いた名前を示したという。大使館員は、第2次大戦中の同島での日本軍の展開記録などを基に話を聞く予定。
 現地で元日本兵の遺骨収集活動をしている日本人が残留日本兵のうわさを聞き、ジェネラルサントス近くの山中にいる2人と連絡を取って日本政府に通報した。
 2人がいるとされる同島南部の山岳地帯は、イスラム過激派のモロ・イスラム解放戦線(MILF)の活動が活発な地区。

—— 後略 ——

朝日新聞 旧日本兵2人、ミンダナオ島で生存か 政府確認へ

—— 前略 ——

マニラの日本大使館の職員が27日、2人に面会して身元を確認し、第2次世界大戦の終戦を知らずに過ご していたのか、現地で結婚するなど生活基盤を築いていないのかを含め、詳しい事情を聞く。

—— 後略 ——

産経新聞 戦後60年の「奇跡」「よくぞ生きて…」 比ミンダナオ島 旧日本兵

—— 前略 ——

 「本当にお願いします。お待ちしております 山川、中内」

 今年三月中旬、わずか七センチ四方の粗末なメモ用紙に弱々しい文字で書かれたこのメッセージが、旧日本兵の遺骨収集をしている日本人男性のもとへ届けられた。このメッセージが二人の六十一年ぶりの帰国へ、歴史の扉をこじ開けた。

—— 中略 ——

 この日本人男性に入った情報によると、二人は終戦直後に山岳ゲリラに収容され、長年にわたって部隊で戦術などを教えてきた。最近になって老齢を理由に部隊からの除隊を勧告されたため、帰国の思いを強くしていた。

 二人はニッパヤシの部屋で一日一菜の生活を送ってきたが、健康状態はいたって良く、意識や記憶も確かだという。身長は二人とも一六五センチとみられ、一人は現地の女性と結婚して子供や孫もいる。子供たちの家族は、東部の港町ダバオ市で暮らしているという。

 救出に向かった日本人男性は、山川吉雄中尉(87)と中内続喜上等兵(83)の上司である大阪府東大阪市在住の市川豪弌(ごういち)さん(89)から依頼を受け、五月中旬にミンダナオ島入り。ゲリラ経由で二人に日本製のたばこや名刺を渡してきた。

—— 後略 ——

 なかなかに、三紙三様の記事に仕上がっている。
 河北新聞は、共同通信の情報だけで配信しているからか、基本的に事実の説明だけで終わっている。
 朝日新聞は、その第一報の後、政府がどう動き出したかということを、在フィリピン日本大使館(マニラ市)の対応と、もう1ルート別の政府筋の見解を載せている。
 産經新聞は、……。産經新聞は、凄いよ。
 なんだか、どこで調べ出したのか、本人たちがメモに書いた姓だけの名前も入っているし、それをもとに当時その地方に展開していた陸軍第三十師団の行方不明者の中から想定される、彼等のフルネームと年齢まで、掲載されている。更には、師団の生存者でつくる「豹の会」会長の談話や、当時の兵士が経験した劣悪な環境の話等、お涙頂戴風の長大な読み物に仕上がっている。
 まあ、こういう情報を調べさせたら、産経が一番情報源との距離が近く、パイプが太く、また、一番熱心ということもあるのだろう。だが、それにしても、伝聞形の多い文章で、わずか一日待てば大使館員が本人たちと会ってくるのに、こんなに不確定なまま急いで報道する要があるのかという気がする。

 そんなことよりも、気になることがある。彼等は、正式な軍事教育を受けたことのある兵士だったので、敗走後、迎え入れてくれた山岳ゲリラの戦術参謀として活動して来たようだ。当然、ゲリラは、フィリピン政府と対立していた訳で、いくら高齢を理由に除隊されたとはいえ、60年間ゲリラを支援していた人間を、フィリピン政府がどう扱うのだろうか。フィリピン政府から見れば、彼等は犯罪者なのだ。
 とはいえ、当時の状況から、山岳ゲリラに身を寄せるしかなかったことや、既に80歳代と高齢であることを考慮し、どうか、フィリピン政府が彼等の帰国に速やかに同意していただけることを切に願う。

 まだ、正確な情報確認がないため、日本政府を向こうにまわしたトンチキな詐欺事件の可能性も捨て切れない。が、60年遅れて帰国する兵士にとって、故郷が住み易い国であることを、切に望む。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005/05/26

宴会だったぞ

 2005年5月25日。本年の神北の中核的なボリュームを持つ仕事である『機動戦士Ζガンダムヒストリカ』のVol.00の発売日。
 この本は、創刊準備号(『刊行記念スペシャル』)である今回をはじめとして、映画三部作に対応した映画版3冊、テレビ版9冊の計13冊。昨年の『機動戦士ガンダムヒストリカ』に引き続き、刊行されるパートワーク形式のムック。

ZetaGundam Historica Vol.00
『ゼータガンダムヒストリカ Vol.00』

  • Vol.00 05/25 刊行記念スペシャル 〜“Ζ”刻をこえて〜
  • Vol.01 06/24 劇場版スペシャル1 〜星を継ぐ者〜
  •        (※)専用バインダー付きVol.01 同時発売
  • Vol.02 07/08 黒いガンダム 〜怒れる少年カミーユ〜
  • Vol.03 07/25 月の裏側 〜エゥーゴとティターンズの対立〜
  • Vol.04 08/10 ジャブローの風 〜立ち上がる旧ホワイトベースクルー〜
  • Vol.05 09/09 ホンコン・シティ 〜繰り返された運命〜
  • Vol.06 09/22 ゼータの鼓動 〜新たなる野望の影〜
  • Vol.07 10/07 永遠のフォウ 〜キリマンジャロの悲劇〜
  • Vol.08  秋  劇場版スペシャル2
  • Vol.09 11/25 ダカールの日 〜変わる勢力図〜
  • Vol.10 12/09 グリプス始動 〜四つ巴の戦局と強化人間〜
  • Vol.11 12/22 宇宙を駆ける 〜散る命、叫ぶ魂〜
  • Vol.12 来春  劇場版スペシャル3

 ※ Vol.08・Vol.12は、映画公開の日取りに因って刊行時期が変わります。

 ぜひとも、テレビ放映20周年。映画三部作の公開開始とあいなった今年の“Ζイヤー”を生き延びる糧として、お手元にお揃え頂きたい。特に、Vol.01は、付録が豪華なので、ぜひともバインダー付きでお求め頂きたい。百式カラーの専用バインダーが凄い。

 なにとぞ宜しくお願いし致します。 m(._.)m ペコリ

 ————————————————————

 というわけで、刊行日となった25日は、『ヒストリカ』編集会議の後、これからあと12巻分、チームを組んで仕事をして行くライターさん・絵描きさん等で集まって決起の宴会。広く通じている業界用語なのか、非常にローカルな呼び方なのかは、よくは判らないが、ここではこういうのを討入りという。単なる懇親会ではなく、これからみんなで良い仕事しようぜという決意の場らしい呼び方だ。
 もちろん、皆さんお忙しい方なので、半分も集まれなかったが、それでも軽く20人以上になった。
 席が近くになった高嶋規之くんや永瀬唯さん皆川ゆかさん、そして、今回神北がこの仕事に引きずり込んだ東雲明日香さん等と、バカ話。最近の特撮は何が面白いとか、CSで流れているコンテンツでハマっているのはこれだとか、こんな企画やりましょうよとか、まあ、ライターの雑談というのは、ぽんぽんと話題が飛び、笑い話と仕事の話題の間を三角跳びで行き来する。こういうバカ話の中から、新しい仕事が生まれたりするから面白い。
 隣のテーブルは、共産主義なども含む思想論・政治論らしく、こちらも賑やか。でも、他にもテーブルはあと二つあり、それぞれに別の話題で盛り上がっていた模様。

 二次会に流れて、結局23時30分過ぎに、先においとました。これが、直接最寄り駅まで帰るには、ほぼ最終電車だった。
 最後はどのぐらいまで続いたのだろう。集まった皆さん、来れなかった皆さん。これから宜しくお願いします。いっしょにいい仕事をしましょう。

| | コメント (5) | トラックバック (1)

暗黒面だぞ

 ジェダイ騎士団の武器は、ライトセイバー。古式ゆかしき典雅な武器だ。しかし、ライトセイバーは、最大のの武器ではない。理力、フォースこそ、ジェダイの騎士をジェダイの騎士たらしめる真の力、彼等の強さの源なのである。
 しかし、フォースを使う人間は、自らをコントロール出来なくなると、フォースの暗黒面に引きずり込まれてシスと成り果てる。
 かのジェダイ騎士団の英雄、アナキン=スカイウォーカーも、そうして暗黒卿ダースベイダーとなってしまった。
 ここにも一人、暗黒面に身を置いてしまった人間が居る。

 ザイーガに2005年5月25日、【知る】ダースベーダー、イリノイの映画館で強盗事件という記事が載った。

 地元の警察官の話によるとダースベーダー(のコスチュームで身をまとった人)が、映画館の従業員を押し倒し、レジにあった現金をわしづかみして逃走。したのはいいんですけど、逃げる途中、林の中で木にぶつかって転倒しているところを、追いかけてきた警察官に取り押さえられたそうです。

 うーむ。これだけでも笑えるのに、捕まったこのベイダー卿、なんと、丸腰だったそうで……。いや、ドロボーのやり方をどうこう言うつもりはないが、少なくとも、強盗が丸腰というのはどうかと……。
 ザイーガのパルモさんの創作かもしれないが、捕まえた警察のコメントがまた、ふるっている。

 えっ?ライトセーバーくらい持ってねえのかよと地元警察官も驚いたそうです。フォースの力が弱まってますねだいぶ。

 う〜む。う〜む。
 価格破壊の続いた今日日、暗黒面のオツムもお廉くなったのかも……。

 しかし、どう考えたら、ダースベイダーのコスプレに思い至るのであろうか。まあ、確かに、黒い衣装というのは、闇に紛れて逃げることを考えるには、確かに向いている。が、ツルツルの表面処理されたマスクは、かなり確実に光を反射し、返って目立つのではなかろうか。いや、薄暗い所でボウっと骸骨のような目鼻立ちが浮かび上がることこそがネライのマスクなのだから、暗闇に浮かび上がるのは当然なのだ。マスクが悪いのではない。べつに、ストッキングを冠ったって、スキー用の防寒マスクを冠ったって構わない所を、わざわざ、ダースベイダーのコスプレをする所に、謎を感じるワケだ。

 こいつ、もしかしたら、「面白いコトして警察に捕まりたい」という、ワケの判らん動機だったのか?

 ……謎だ。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2005/05/24

インテル入っちゃうぞ

 うひゃ〜。また来たよ……。
 何がって? いやITmediaエンタープライズに載った「アップルはインテルチップに移行する」と米アナリストが大胆予測という記事の話。

 何年かに一度ずつ、こういう話題が囁かれる。その都度、真贋両派が、もっともな理由で「起こる」「起こらない」と論争し、「無理だ」「無理じゃない」と盛り上がり、で、大山鳴動してネズミ一匹だったり、突然地底怪獣が出たりする。
 多くの場合、「オオカミ少年」の童話のようなもので、最後に本物が車で、何回も何回も空騒ぎが続くワケだが、はたして今回は……???

続きを読む "インテル入っちゃうぞ"

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005/05/23

消えた湖だぞ

 なんでも評点さんに浴槽の栓を抜いたかのごとく、満々と水をたたえていた湖が一夜にして消え失せたという記事が載った。2005年5月21日のことだ。

 数百万立方メートルもの水をたたえた湖が一夜にして完全に消滅してしまった。ロシアのニジニノブゴロド地方で起きた恐るべき怪現象である。

 湖畔のボロトゥニコフォ(Bolotnikovo)村の住民は、5月19日の朝、村からわずか数百メートルのところから広がっていたはずの湖面が完全に消えうせていることに気づき、びっくり仰天してしまった。昨日まで湖があったはずの場所には、深く巨大な地溝が残っていた。

 これはちょっと凄い。考えてみてほしい。何百万トンという水が、気がついたら消えていたのだ。

続きを読む "消えた湖だぞ"

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2005/05/22

萌えない人々だぞ

 ここのところ、「萌え市場規模は○○円」等というような、変な情報が飛び交っている。横浜銀行の市場研究機関浜銀総合研究所「少子化などにより伸び悩むなか新しい動きがみられるコンテンツ市場 −2003年のコンテンツ市場における「萌え」関連は888億円−」という2005年4月1日のレポート(プレスリリースはここ PDF 230KB)と、それに続く「急騰する『萌え』関連株」という2005年4月18日付けのレポート(プレスリリースはここ PDF 67KB)に端を発するらしい。
 このレポート、基本的に、投資オヤジどもに、『「萌え」と呼ばれる市場があるんだよ』と教える分には、役に立つのだろう。まあ、そこで言っている結論的概要も数字的にはそう外れてもいないのかも知れない。
 しかし、読んでみると、いくらなんでも、よくもまあ、こんなに雑駁でトンチキな推論から、ご大層な予測が建てられたモノだなと、呆れちゃう。

 面白がったITmediaニュースが取材して、「子どもがダメなら大人に売れ」──888億円「萌え」市場という記事を2005年5月20日に掲載した。よく要点が纏まっているし、いんたびゅーによって、このレポートの作成者の意識の中で、何が外しいるかも判るものなので、面白い。この記事と原本のプレスリリースとを足がかりに、ま〜、ナニやってんだか…を語ってみたい。

続きを読む "萌えない人々だぞ"

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2005/05/21

瞳の中のホラー映画だぞ

 Excite世界びっくりニュース角膜移植への誤解を生む? ホラー映画に眼科医が猛反発という記事が載った。

 インドで、ある映画が上映禁止運動に巻き込まれている。
 映画のタイトルは『Naina(目) 』(ウルミラ・マトーンドカル主演)。記事によるとホラー映画らしい。デリーの高等法院に上映禁止を訴え出ているのは、インド眼科協会。大学を出た眼科医の先生たちが、なにをホラー映画にカリカリしているかというと、こんな理由らしい。

 「この映画は、角膜移植手術の患者とその親類だけでなく、未来の角膜提供者のあいだにも恐れの心理を生み出す可能性があります」眼科医ナヴィン・シャクージャさんはロイターに語った。

 (中略)

 ヒンドゥー教徒は生まれ変わりを信じており、行動が来世に影響を与えると考えている。医師によれば、角膜を寄付すると来世で盲目になると信じている人々もいるという。

 う〜む。信仰だけは他人がどうこう言うものではないからなぁ。日本人は基本的に仏教の喜捨という考え方を理解出来るので、気持ちとしてクリア出来るんだが、ヒンズー教だとそう来るのか。ちょっと驚かされるな。

続きを読む "瞳の中のホラー映画だぞ"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/05/20

豚に真珠猫に小判だぞ

 ミッション・あうらスペースさんに、やる気のないレシートという書き込みがあった。
 うーむ。まあ、見ていただくのが一番。一度、見てください。

 よほどモノグサなお店なのか、機械の使い方を知らないのか、覚える気がないのか、それとも別の理由があるのか、それはよく判らない。しかし、間違い無く、豚に真珠、猫に小判である。

| | コメント (5) | トラックバック (1)

2005/05/19

悪いのは犯人だぞ

 日刊スポーツの2005年5月16日の記事に元警察署長の首輪男祖父が逆なで発言というモノがあった。

 例の「王子サマ」の祖父(なんと、引退した元警察所長だそうな)が、「本人のせいじゃなくて、最近は女性の肌の露出が多い。着物の国で裸の女がいたら、誘っていると思われても仕方ない」という発言を、テレビ朝日「サンデースクランブル」(2005年5月15日放映分)の番組内で、電話でしたのだそうな。
 その前にあった「無実を信じている」という発言は、祖父として当然かも知れない。だが、被害者が悪いと言っているこの発言、当然、世間に通用するワケはない。当然、2チャンネルでも話題沸騰だそうな。

続きを読む "悪いのは犯人だぞ"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/05/17

静岡に行ったぞ

 2005年5月14日(土曜日)。駒八会の後、横浜方面へ移動。塩坂くんの車に、神北・むらさき・古市の三人が乗せて貰って移動開始。
 目的地は……。
レッサーパンダ
 ……こんなイラストの在るところ。ちょっと目が怖いレッサーパンダ……。
 いや、もう少し判り易くご説明申し上げよう。
タミヤ本社
 ここである。
 いやいや、日本平動物園ではない。後ろにそびえ建つ、見慣れたマークの付いた建物である。

 そう。我々は、第44回静岡ホビーショーと、同時に行われるタミヤのオープンハウスに出掛けたのだ。

続きを読む "静岡に行ったぞ"

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2005/05/14

未確認物体だぞ

 GoogleMapに謎の物体が映っている。X51UFO : Google衛星写真地図検索サービス:フロリダ上空でUFO撮影かという記事をご参照あれ。

http://maps.google.com/maps?q=33409&ll=26.748651,-80.074550&spn=0.005622,0.007875&t=k&hl=en

 神北には、単に、ずいぶんと高空を飛ぶ観測用ゾンデが、偶然写ったものにしか見えないんだが……。
 それとも、沼地のガスが金星の光を反射して……。

 そういえば、どう見てもサーチライトが雲に写っているだけのものを「怪光現象」と読んで、観測小屋まで作って見張っているという、フィンランドかどこか、北欧のオッサンがテレビに出ていたことがあった。きっと北欧には、パチンコ屋が無いんだなぁと女房と大笑い。
 このオッサンも、うちの近所に住んでいたら、何軒ものパチンコ屋がサーチライトを雲に当てるのを毎晩見て、どんな騒動を起こしているやら(^_^;)。雪深い北欧の親父でよかった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/05/13

納得いかないぞ

 もう、大騒動になっていて皆さんご存知と思うが、例としてintermezzoさんのマイクロソフト、次世代機「Xbox 360」を正式発表という記事を載せておく。
 そう、マイクロソフトが、Xboxの後継機Xbox 360PowerPC搭載のゲーム機を発表したのだ。
 まあ、まだ発売時期も未定の近未来機種でしかないんだが、な〜んか気に喰わねぇ〜…。

 この機械のスペック……、

CPU:PowerPC系3.2GHz
GPU:ATI製500MHz
   描画性能:5億ポリゴン/秒
   浮動小数点演算:115.2 GFLOPS
メモリ512MB GDDR3 RAM
HDD:20GB、DVD-ROM
有線LAN
無線LAN(a/b/g)
USB2.0

……なんだよねぇ。

 おいおい、先日出たPowerMac G5のフラッグシップモデルが、デュアルプロセッサとはいえ、2.7GHzだぜ。去年3GHzのG5プロセッサが間に合わないということで2.5GHzDualで見送って、さらに今年も、まだ間に合わないということで、2.7GHzDualなんだぞ…。

 それがマイクロソフトのゲーム機が、いきなり3.2GHzを搭載だとぉ?

 こりゃ、な〜んか、ヤな感じだなオイ。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2005/05/12

踏み台にしたぞ

 夜鯖の無職な日々さんの2005年5月11日の記事『焼きたてジャぱん29話のガンダムパロまとめ』をぜひお読み頂きたい。

 ガイア・マッシュ・オルテガの三人が、悪役の手先として主人公のパン屋に現れる。パンを喰った時のリアクションの派手さが売りという、『ミスター味っ子』以来の食い物バトル系、ハイパーリアクションアニメである『焼きたてジャぱん』だけに、心象風景内で彼らは、もちろんアレを仕掛け、もちろん踏み台にされてしまうそうだ。よりによって、ノーベルガンダムに。

 うーむ。侮り難し、焼きたてジャぱん……。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

脅迫事件だぞ

 企業脅迫。ここでいう企業脅迫は企業の弱みを掴んで「黙っててやるから金を出せ」という犯罪はむかしからあるが、そんなオトナシい物ではない。グリコ・森永事件以来、企業の顧客の生命をカタに金をせびろうとする、とんでもない犯罪が、いくつか起こっている。
 これは、そういった話の一つ。
 いや、その中でも、ホントにやりそうな(やれそうな)分、返って凶悪そうな物の、一つだ。

 ハサウェイの徒然なるままに・・・さんの2005年5月9日の記事『まさか、こんな脅迫があるとは・・・』 に唖然。

続きを読む "脅迫事件だぞ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日々、日常だぞ

 ゴールデンウィークが終わると、なんだかアレだよねということで、日々、日常の嵐が襲って来ている。ボーナス期を当て込んでいるのか、やたらと投資話の電話が来るし、リースキンのオバちゃんはモップの先を取り替えに来るし。

 昨日は、2時からの打ち合わせに出かけようとしていたところで突然、歯医者で削り跡に埋めてもらった合金がポロリ。
 出がけの忙しい時にもう……。
 あわてて身支度をして、歩きながら歯医者に電話。その日のうちに予約が取れたので、5時半に予約。歯医者代を下ろすために、便利な位置にATMのある方の駅に出る。我が家は、4駅利用(4駅から均等に遠くもある)なので、こういう時に割と便利。
 お金を下ろして、打ち合わせにGo。2時から講談社の編集部で、ゼータガンダム・ヒストリカの打ち合わせ。なんとか、0号(創刊準備号)は、もう刷るばかりとなり、1号は形がまとまったところ。2号が急がれる。
 いや、急ぐのはオレの分だ。(^_^;)……。

 みんなで打ち合わせ後、個別にいろいろと話して、5時頃講談社を辞す。地下鉄で中野へ。5時半の予約よりちょい遅れ気味に、コロッケ屋のビルの歯医者へ。
 治療自体は30分ほどで終わり。外れて直ぐなので、特に削り直したり型を取り直す必要もなく、歯科用接着剤でぎうっと圧着するだけ。

 退勤時間を過ぎている女房のむらさきに電話して秋葉原で合流する。
 むらさきは最近、持ち歩きながら録ったアニメを見るような端末として、ザウルスに興味津々である。
 「MPEG-4なら、なんの変換もせずに読めますよ」
 と非常に作為的な修辞LAOXの店員は気楽に語っていたが、そのMPEG-4に書き直すのが面倒なんだよ。
 最初からMPEG-4で録画するような、パソコン録画と違い、我が家のやり方だと、一旦大きくて奇麗なファイルにしているから、画質を落とし直さなくてはならないのだ。それをウィンドウズで行うのが、どのぐらい手間を喰うのかは、神北はよく知らない。知っているのは、うちのMacでやると、嫌になるぐらい遅いということだけである。
 あとは、むらさきのやりたい事務業務にどこまで対応出来る事務機器かということを検討してから、購入決定ということになりそうである。

 ザウルス見た後、よく行く中川屋、でカレーうどん。と、この日から土曜日まで、日替わりで、開店1周年記念トッピング無料サービスだった。そういえば、昨年の5月13日の日記秋葉原に新しい食の世界だぞに、プレオープン日に行ったと書いてあるな。もうこの店も一年か……。とはいうものの、カレーうどん自身は非常においしいにも関わらず、エッチゲーム屋(ソフマップのそのテの店舗)の地下という立地条件のせいか、ワンサと客が入る店とは云い難く、最初は専門店っぽかったんだが、徐々に居酒屋メニューが増えて来て、ちょっと大丈夫か? そろそろみのもんたに怒って貰う時期なんじゃないか? ……と、ずいぶん昔に終了した番組を思い出してしまうような状態。
 とにかく、美味いので、なんとか続いて貰いたい店の一つ。

 そういえば、秋葉原の食戦線に大きな変化があった。かの「パスタ茹でマシーン」が無くなっている。詳しくは2005年2月6日の日記アルデンテじゃないぞ。をお読み頂きたいかが、それはもう、この世のものとも思えぬゴムゴムのパスタを自動的に茹で上げる、あのナゾのマシンである。
 だが、お店のメニューからは、パスタは消えていないので、何らかの新しい方法に切り替わったものと思われる。誰か、新しい茹で加減を確かめに行く勇者は居らんか?

 カレーうどんを食った後は、ぶらぶらと夫婦で上野まで歩く。いつもは御徒町で電車に乗ることも多いのだが、気が向くと上野まで歩くのだ。
 上野のアメ横のちょいとワキの道を入ったところに、沖縄物産を扱うわしたショップ上野店がある。巨大なシーサーが目印だ。ここで、豆腐ようジーマミー豆腐を購入。豆腐ようは、沖縄の島豆腐を、米麹と泡盛の漬け汁に3〜6ヶ月漬け込んだ沖縄の珍味。昔中野でよく行った店では、この豆腐よう、最高級と云われるうりずん物産のものを入れていた。今回試しに買ってみたのは、うりずんの物と違い、少々苦みが勝つ荒い味だが、まあ、美味しい。ジーマミーは、地豆のことで、つまり落花生。ピーナッツで造った弾力のある胡麻豆腐のようなもの。みょ〜んという弾力が魅力。
 女房が、折角だからお酒を飲むというので、帰り道でさつま白波の小さなボトルを購入。帰宅してから豆腐ようと焼酎で小宴。なんとなくひと口ふた口ちびちびとお付き合い。30分ほどで、一瞬にしてくーかー眠る。やはりオイラは安上がりである。

 ちなみに、ジーマミー豆腐は朝飯に頂いた。箸で細かく切り取ったものを甘ダレをつけてツルリン。ああ、ハマるね。でも、こんなもの毎朝食っていたら、カロリーあるよなぁ、たぶん。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005/05/10

書評『我が家のお稲荷さま。』だぞ

 チョイとお気に入りのシリーズなぞ、お奨めしてみる。

「父さん、妖怪飼っていい?」 高上昇

『我が家のお稲荷さま』柴村仁 イラスト:放電映像
(メディアワークス 電撃文庫)既刊 1〜4
1巻550円2巻570円3巻490円4巻510円

 高村兄弟は、高校生の兄、昇と、小学生の弟、透の二人。母は既に亡く、父と三人暮らし。しっかり者の長男の昇は、いない母の代わりに家を切り盛りするしっかりさん。母との記憶すらない次男の透は、元気いっぱいの小学生。
 そんな高村家に突然やって来たのが、空幻という名の狐。この空幻狐、年を経た化けギツネで、何百年か前には、水気を良くあつかい人々からも敬われていたが、暴れ出すと手が付けられなかった。高村兄弟の母、美夜子の実家、水気の司祭の家柄である三槌家の先祖が、いたずらの過ぎるこの狐を封印していた。しかし、母の代で女子が途絶え、三槌の家は、ついえていた。
 そんな母の血筋のせいか、妖異に狙われやすい透に憑いた何者かを退治するため、封印を解かれた空幻。しかし、何を気に入ったのか、この天候すら操る大天狐は、封印を解かれたままどこかへ去るでもなく、面白がって透の守り神として、高村家に居着いてしまう。

続きを読む "書評『我が家のお稲荷さま。』だぞ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/05/08

コメットホイホイだぞ

 

毎日新聞のサイエンスに2005年5月7日、土星:周囲を回る小さな衛生 新たに12個、計46個にという記事が載った。デービッド・ジューイッツ米ハワイ大教授のチームがマウナケア山のすばる(科学博物館での展示企画を使って昨年12月に発見し、ほかの望遠鏡等も使って確認した後、正式発表したそうだ。
 直径3〜7キロというから、衛星と云うにはかなり小さめ。しかも、その内11個がタイタン等の巨大衛星とは逆方向に本星を回る逆行衛星で、何らかの理由で、土星圏の成立後に土星重力に囚われた隕石ではないかと、ジューイッツ教授のチームは考えているらしい。

 ニュース記事はここまでだ。だが、これは、例の、木星・土星・天王星・海王星という大きなガス惑星が、外から落ちて来る岩塊を引き寄せるバリアとなって、水星・金星・地球・火星といった内惑星群を隕石の嵐から守っているという説の、有力な傍証ではなかろうか。
 この比較的新しい学説は、外惑星のガスジャイアント群が太陽系外縁のカイパーベルトやオールト雲(彗星の巣)から落下して来る岩塊の相当量を引力で誘引し、それによって、地球等の内惑星は、大きな岩 塊の突入によるデザスターの出現を適度に抑えられたので、豊富な生物層、ましてや文明を持つ知的生物を、育てる時間的余裕を持てたのだという。
 土星圏成立後に、その成立要因とは全く無関係に重力にからめ捕られたたとおぼしき、逆行衛星の発見は、その証人だと神北には思えるのだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/05/06

ゲーム・ゲーム・ゲームだぞ

 ゴールデンウィークも、ひと区切り。本日お休みのひとでも後3日。カレンダー通りの人だと、今日は出勤日であと土日の2日というあたりか。
 もっとも、カレンダーと関係なく出退勤・夜勤昼勤のある人や、神北のように、「休み? なんやそれ、美味いんか?」というフリーランスの人、「仕事?何それ?食べた事な〜い」というニートな人、「先々月まではあったんですけどねぇ」と云いながら公園のブランコに勤務するお父さん、etc.……。いろんな人がいる訳で、特にゴールデンウィークと言って休みになる訳ではない人にとっては、電車や映画館が、空いているとか、混んでいるとか、いつもの時間にネットが重いとか軽いとか、その程度の物でしかない訳なのだが……。

 とはいえ、さすがに10連休も7日目を終えた今、たいていの人はするべき事をしつくして、かといって出勤に備えるのは最後の日でいいと思っているから、夏休みで云えばお盆前後、なんとも毎日暇なような暇していてイイんかしらと思うような、金使うぐらいなら暇してる方がイイじゃんかと思うような日々をお過ごしの事と思う。
 今日は、そんな人の為に、神北が今までに見つけた、お金かからなくて面白いネット上のゲームをご紹介しようと思う。

 — — — — — — — — — — — —
 

続きを読む "ゲーム・ゲーム・ゲームだぞ"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/05/05

サービスという事について考えたぞ

 昨年、「幕張に巨大フリマを見た」という記事に書いたのと同じ幕張メッセどきどきフリーマーケット2005に、今年も行って来た。(正式名称はピーアークpresents幕張メッセ“どきどき”フリーマーケット2005だそうな)11回目となる日本最大級のフリマだが、始めて行った一昨年のものと比べると、今日は、かなり店舗数が減っていたように感じた。
 始めて行った一昨年の印象は、珍しい各「店」の独自出品もあるにはあるが、多くの「店」は、同じようなキティーやミッキーのプライズ景品や、子供服・ファ ミコンカセット等々が出されているというものだった。そのため、幕張メッセの第一展示場ホール8面の大半が同じ色に埋まっていた。延々とキティとミッキーと子供 服とファミコンカセットだった。確かに、いろんな人のお店が、いくつもいくつもあるというのは楽しいのだが、さすがに、一般家庭の不要物を並べているような「店」ばかりが、何百何千と並んでいるのは、苦痛の方が大きくなってしまう。思ったほど物が売れなくなって来たのかもしれない。
 去年・今年とプロディーラーの出店が増えているのは、その広大なマンネリズムに変化を持ち込もうという、主催者側のシカケなのだろう。
 一般的なメッセ内の定番業者の飲食コーナー出店のほかに、オリエンタルマーケットと、北海道グルメと日本の味覚市という、このイベントの定番となる飲食コーナーがあって、これがこのイベントの大きな楽しみになっているのだが、一昨年の生ホタテの串焼きを頂点として、去年・今年と北海道からやってくる業者のメリハリが減って来ている気がする。「現地直送」感が薄れて来たような気がする。
 とはいえ、カニやカキ、サケやイクラといった生もの系弁当、ジンギスカンや牛ステーキががウリなので、神北にとっては一番の楽しみである事には変わりはない。
 代わって勢力を伸ばしつつあるオリエントマーケットのエスニック料理の方は、まあ、定番といえば定番なのだが、いろんな香辛料の匂いのするアジアンな雑踏をなしており、これはこれで楽しい。
 こういう食のサービス。プロディーラーなどのメリハリ。スター歌手を多数呼んでのFM局の公開放送。子供の遊べる遊具施設。etc…。
 まあ、全ての質が高品位とはいかないが、手作り感・安定感・そしてサプライズという要因を、いろいろと考えている主催者のコントロールが、わりと気持ちいい。こういうのが、サービスということなのかなと思う。

続きを読む "サービスという事について考えたぞ"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/05/04

スコタコ再びだぞ

 5月2日にも出かけて行った、水道橋の展覧会に、昨日の5月3日も出かけてゆく。サンライズ・ステーションじだいの仲間のいのさんご夫妻が「この日に行くぞ〜」と宣言していたので、会えるかと思って行ってみたのだ。
 3時ぐらいに行ってみると超大入り満員。前に順番待ちの列がのたくっている。4時ちょっと前にいのさんご夫婦が来られたのを機に、「腹減った」「タバコ吸いてぇ」という話しに……。そう、この辺りは千代田区で、路上で煙草を吸うと1/1スコープドッグが時速80キロのローラーダッシュで襲撃して来るのだ!(たぶん)
 いのさんHIROさんご夫妻・玩屈帝国ネオうじさん・Geminiさん・神北むらさきの6人で、まずはメシを喰うことに。
 とはいえ、休日の水道橋。東京ドーム側はともかく、基本的にビジネス街なので、飲食系の半分は休業中。結局、水道橋駅の西っ側の南北に延びる道沿いで、ナニカを探すことに。いくつか候補がある中で、「ここ美味いッス」と神北が奨めたのが、とうぜん、あのお店味太助(あじたすけ)東京水道橋分店。言わずと知れた、仙台発祥の絶品牛タン焼きのお店。牛タンを食い、麦飯を頬張り、テールスープに舌鼓。

 なんだか、日も高いうちから都内でまったり。1時間強は談笑していたか。さて、じゃそろそろ行くかと腰を上げて、外に出ると、まだ5時。東京の5月の5時はまだまだ昼間。「まだこーんなに日が高いなんて、ロサンゼルスの夕方みた〜い」とかいいながら、昼間っから宴会明け気分でフラフラとモンキーファーム・ギャラリー方面へと歩く。
 行ってみると、昨日と同じというか、5時過ぎのギャラリーは、外に並ぶ人が消えており、ススっと入れる状態に。

 ああ、この時間帯が狙い目なんだな……。

 で、再びご本尊に対面。前日はまだよく判っていなかったが、買って帰った「タタキツクルコト」で予習したこの日は、細部を丹念に眺めてゆく。ハコの形状。細部の仕事の奇麗さを、じっくりと眺める。実に楽しい。考えてみれば当然で、鉄の専門家が一年かけた試行錯誤を経て作り上げた作品。シロートがチョイと見ただけで神髄が解る訳は無いのだ。

 この2トンの鉄の塊を、全部(基本的には)一人で作ったkogoroさんも、この日は居られた。シュっとした良い男である。

 古い足踏み式ミシンを元にした、Mac改造のデスクトップパソコンを、じっくり眺める。まず、受話器改造のマウスしーこじーこテンキーが目を引くが、タイプライター改造のキーボードに1950年代事務機の商標風にデザインされた「USB」ラベルが張られているトコロが、神北のツボ。今はG3Macを仕込んでいるが、もちろん、新型機への換装もOK。さらに言えば、まだまだ引き出し部分に余裕があるので、数台分のHDDの増設にも、耐えられる。
 こいつに最新OSを乗っけたら、まさにタイガーミシン(^_^;)。
 機械オイルを注したくなるコンピュータというのは、面白いぞ。

 この日は、この後、密かにロボカップのイベントなどがあるそうだが、翌5月4日に備えて、早めに切り上げる。そう、5月4日は、去年も出かけたが、幕張の巨大フリーマーケットなのだ。
 さて、なにか出物はあるだろうか……。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005/05/03

噂のATを見て来たぞ

 それが、信仰というものなのかどうかは、本人にしか解らないことだが、凄かった。
 運慶・快慶という鎌倉期の奈良で活躍した仏師たちが残した、金剛力士像。阿形吽形で一体となって東大寺南大門を守る、この身の丈八メートルの巨大な仁王さまを知らないという人は、日本人には居るまい。小中学校の日本史で必ず教科書に登場するし、多くの人は、高校までの修学旅行で、一度は訪れてその目で見たはず。
 そのリアリスティックな表情と躍動する筋肉は、もう800年近く前のものであるにも関わらず、我々現代人にまで、強い感銘を与える。
 仏師と呼ばれた彫刻家たち一人一人が、はたして信仰心からそれを彫ったのか、それとも彫りたいが為に信仰に寄り添ったのか、神北は仔細は知らない。だが、それは、爾来八百年、変わらぬ信仰を集め続け、今も、変わらず愛されている。
 それと、同じような衝撃を受けた。2005年5月2日(月)。つまり、昨日だ。

続きを読む "噂のATを見て来たぞ"

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2005/05/01

虎だぞ虎だぞトラブルだぞ

 久しぶりに伝通院先生の顔を見た後、ネットを回ってみると、既に友人の何人かがTigerをインストールしている。
 吉井宏くんの日記で、「今のところ、TIgerにしたから動きが変になったソフトは見つからない。とりあえず何も問題なく移行完了。」と書かれていたので、安心してゴー。彼のマシンでは、Atokがあたったとのことだが、既に対応パッチがAtokのサイトにあるそうで、まあよかろうと、特にバックアップもとらずに上書きインストール。
 なんだか、今までのバージョンのインストーラーよりやたら時間がかかるものの、我がPowerMacG4 QuickSilverは、無事、Tiger機に。

続きを読む "虎だぞ虎だぞトラブルだぞ"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2005年4月 | トップページ | 2005年6月 »