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2005/06/30

暑いぞ暑いぞ

 結局、クーラーは、まだ直らない。というか、今、修理のため室外機が里帰りしている。ロータリーコンプレッサーが悪くなっているらしく、修理には溶接等を伴うため、我が家のベランダでは到底無理、日立のサービスマンによってお持ち帰りとあいなった。
 大学時代の友人が、妹モノの古典『みゆき』にいたくハマりこんで、「ああ、俺も妹が欲しい」とつぶやくのを聞いて戦慄して以来、わりと周りに壊れたロリータコンプレックス男は多いが、ロータリーコンプレッサーが壊れたのは人生初めての経験。
 まあ、どちらも、この初夏の時期に問題となり易い、季節モノかもしれないが……。
 唯一の救いは、この部品に関しては保証対象期間だったそうで、無償であることか。しかし、暑くてたまらなくて逃げ込んだシティーホテルの費用とかまで面倒をみてくれる訳ではないので、よけいな出費が無かったとは云えない。

 こんなに暑いけど、仕事は切れ目なく続いている。大会がらみの頼まれ事や、飛び込みの仕事も多い。

 なんだか、得意分野になりつつ在る異世界地図の依頼が一件、しばらく前から入っている。じっくり既刊分を読み、作家による設定メモを確認し、とりあえず、あーだこーだという設定を元に、ラフ図を思うさま描いて、作家さんに投げてこれは今、一旦休止中。

 大会で配るパンフを印刷屋に納入出来る形式に造り直してくれという友人の依頼をうけた。これが面白い仕事で、結局、WordデータをPDF形式に吐いて、それをIllustratorで読みこむというコトをする。ちなみに、嵌め込まれていたRGBの絵は、一旦、それだけIllustratorの別ファイルにコピーして、Photoshopで読み込み直して、形式を整えた。印刷が1Cなので、グレースケールだ。それを今度は、再びIllustrator上に配置する。なんだか、ぐるぐる回っている。ぐるぐる、ぐるぐるである。

 その印刷用データの納品でまた大騒動。結局、さいたま市とお茶の水の間を1日2往復してしまった。

 今週は飛び込みで、いつもとは全く異業種のWeb作成の仕事まで回って来た。会社案内をWeb化したいという話。神北は、最新のWeb技術にはとんと疎いので、堅実なHTMLで軽くすることしか考えてない。動画で飾ったり音が鳴ったりするようなモノは、どうすりゃ良いのかも知らない。その代わり、超ッ速主義である。Webなんて速くてナンボ、モノを調べたり確認したりしに来ている人を待たせる華美な装飾は不要という思想だから、これで充分。
 とりあえず、評価モデルとなる程度のモノを紙媒体の情報を元に再構築。これも今、クライアントに送って確認してもらっている最中。

 なんだか、毎日違う仕事をしている気がする。
 ま、この程度に忙しいというのは、こういう商売をしている身には、適度に良いことなんだけどね。

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2005/06/28

600万ドルだぞ

『スチーブ・オースチン』宇宙飛行士
命だけは取り留めた男
右腕、両足を切断、片目を失う
だがNASAのメディカルスタッフによって人体改造手術
サイボーグとなる、その費用600万ドル

左目はテレスコープ
右腕は銃を曲げ、コンクリートを砕くアトミックパワー
そして時速100キロで突っ走る
『600万ドルの男』サイボーグ

 この名ナレーション、聞き覚えのある方も多かろう。1970年代(74〜78)の米国製TVドラマ『600万ドルの男・サイボーグ危機一髪 (Cyborg : Six Million Dollar Man)』の冒頭に、毎回流れていたものだ。
 後のスピンオフ・シリーズ『地上最強の美女 バイオニック・ジェミー (The Bionic Woman)』の方が人気が高いのは承知しているが、残念ながら、彼女の出番は今日のトコロは無い。

 X51に6月24日、『世界初のサイボーグ人間が誕生 米』という記事が載った。

このほど、米シカゴにて、世界初となるリアル・サイボーグ(バイオニクス・マン)が誕生したとのこと。サイボーグとなったジース・サリヴァン氏(54・写 真)は以前、作業中に電線に触れて大やけどを負い、両腕を失った。しかしシカゴの医師トッド・クイケン氏は今回、人体の四肢と同じように思考するだけで動 かすことが出来る義手を開発、それをサリヴァン氏の胸部の神経と接続し、サリヴァン氏は世界初のサイボーグとして腕を取り戻したのである。

 これは、結構凄い。神経と機械をどうつないでいるのかは、詳しい説明は無かったが、記事の大元であるlocal6.comのスライドページを見ると、両腕をなくしたこのサリヴァンさん(なんだか久米宏に似てるんだよなぁ)が、この「義手」を装着するシーンや、義手だけの写真が載っている。これを見ると、チョッキのような感じで着込むもののようだ。
 だから、直接、体内に機械を入れてしまうサイボーグというものとは、ちょっと違うように思う。が、それでも、腕を動かそうとする神経の電気信号を、ゆっくりながらも拾い出して何かが出来るということは、手足を無くした方にとり、画期的な進歩だ。
 ちなみに記事に寄れば、この腕、もうちょっと技術が確立されれば、1本6億5000万円ほどでなんとかなるかもということである。つまり、600万ドル。

 腕1本600万ドルは高かろう、両足とテレスコープ義眼も付けてくれよ、とは思うのだが、いかがなものか。
 なお、神北が思うにこの腕の値段はたぶん冗談である。腕一本6億円かかっていては、医療にも福祉にもなりはしない。単に、かのTVドラマにかけたジョークだろう。

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2005/06/27

死んでしまうとは……だぞ

 おお、居間(兼寝室)のエアコンよ。死んでしまうとはなにごとだ。 まだ、取り付けてまる4年も経っていないのに……。

 昨日の夕方、云うことを聞かなくなってから、夜半までいろいろ試して、結局、朝から買った家電屋に出掛けて行って工事の依頼。とりあえす、不眠不休でへろへろ。
 今からすこしだけ寝るぞ……。
 うー。仕事部屋のエアコンだけは動いてくれていて、まだ助かるが、今夜は熱帯夜とか……、どうする、神北家??

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2005/06/24

王者の振舞いだぞ

 CNNのワールドニュースに6月22日、『誘拐の女の子、「ライオン」が救出と、エチオピア』という記事が載った。

エチオピア・アディスアベバ──エチオピアの警察によると、首都アディスアベバから西へ約560キロ離れた辺境地で6月9日、野生の「ライオン」数頭が、結婚を強要するため12歳の少女を誘拐した数人の男を追い払い、半日後に家族と警察が現場に着くまで、少女を「保護」する珍しい行動を示した。AP通信が21日伝えた。
地元署の幹部は、「奇跡の事件」と評している。警官らが少女を見付けた現場では、「ライオンは贈り物のように彼女をその場に残し、森へ去った」という。ライオンの性別は不明。

 なんでも、エチオピアでは、両性の同意に基づかない略奪結婚が横行しており、地域によっては結婚の7割がそうした、誘拐同然に妻をさらって来た略奪結婚だと云う。当然、さらわれる方が、いわゆる適齢期とは限らない。
 これだけでも、ちょっと酷い話だ。しかも、この少女の件では、12歳の少女をさらった男は徒党を組んだ7人組だったという。文化的な背景が良くは見えないから、12歳で結婚させられることの是非は一旦横に置くとしても、拉致監禁して7日間、殴る蹴るの暴行を加えていたというから、酷い話。

 エスカレートして少女をレイプするような最悪のケースに至る前に、この暴漢どもに鉄槌を降したのは、野生のライオンの群れ。弱々しい少女の鳴き声が、仲間の幼獣の声に聞こえたのではないかという、野生動物の専門家の声もあるが、とにかく、この百獣の王達が、彼女の救い手になったのは、紛れもない事実。しかも、迎えを待って去って行くたぁ、カッコイイではないか。流石は百獣の王である。

 事件に関わった男達のうち既に4人は逮捕され、あと3人も追われているそうだ。
 しかし、インドやアフリカには、こういう、ちっと蛮カラすぎる風習が、未だに根付いているんだなぁ。あ〜日本人で良かった。

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2005/06/23

繰り返すまじだぞ

 沖縄慰霊の日が来た。3月10日の東京大空襲の日というものもあるが、6月下旬の今日をを皮切りに、オキナワ、ヒロシマナガサキ、そして終戦記念日と、我々日本人が、戦争というものを顧みる一連のシーズンが始まる。

 このシーズン。神北はあまり好きではない。
 まあ、負け戦が好きな人なんて、小説の中の真田十勇士ぐらいのモノで、誰だって嫌いだろう。しかし、それ以上に、「初期の見通しの甘さと、『他ならぬ日本人がやるのである、何とかなるに違いない』という非常に気分的な論拠と、それに対して反論出来ない雰囲気」の中で始まった大東亜戦争というプロジェクトが、どういうパラメータを出して考えても冷静な思考のもとではこうならざるを得ないという帰結を粛々と迎えただけということが嫌いなのだ。

 こういうプロジェクトというのは、別に、大東亜戦争だけではない。利権を失いたくない人間と利益を得たい人間がいて、そこに尻尾を振ることが仕事だと勘違いした人達が指導層に居る組織。そういうものが、バカな決断を下すことは、多々ある。
 昨今の年金改革、進まない郵政民営化、今の日本は、言葉だけは格好良かった大東亜共栄圏が頓挫した、昭和19〜20年に酷似している。

 そもそも、中立公平な立場でモノを見られない役人を端からクビにして、新しい在野の血がどんどん入れられるよう、公務員法から見直した方が良いんじゃないだろうか。「一旦公僕となったからには滅私奉公馬車馬のごとく働き通す、そのかわり、身分は行政が安定保証……」ナンてェのは、貧乏国の公務員のあり方ではないか! 
 発展途上国ならば、方向性も限定されているし、それをただ無心にこなして行くような、こういうメンタリティーで役人を務めることも可能だ。が、既にその時期を越え、日本には今、こういう、貧乏役人のメンタリティーを40年近く維持して行くようなガンコ役人は不要になっている。もっと、公平に周りを見回せる、機を見るに敏で、役所間の力学を離れた公正な人が必要なのだ。

 そもそも、明治期に前島密の目指した、国民全員に行き渡る通信手段としての郵便は、通信手段が手紙を人が運ぶしかなかった時代には、考えられる限り最も優れ、替わるものが無い、安価な方法であったことは確かだ。が、電話も、電報も、メールも在るこの21世紀に、同じ理論は通じまい。文章ならメールでやり取り出来る。モノを運ぶのであれば費用的にさほど替わらないレベルで宅配便各社がしのぎを削っている。全国規模のTV放送等も十二分に行われている。何らかの代替手段がこれだけありながら、「郵便制度は大事」「郵便局が無くなると日本は滅びる」という安易な御託を繰り返すだけの役人や議員が云うようにに前島公の霊が今、現れたら、「お前らは馬鹿者か!」と一括されるのは、どちらなのだろう。

 今、日本に必要なのは、愛国のための愛国心や、伝統や、論拠のない確信ではない。それよりも、より良く暮らせる国にしようという愛国心や、時代にあった気風や、理論的な計画とそれをやり遂げる意思だということをちゃんと理解し直すことであろう。

 かつてあった、取り返しがつかないような大戦争の、一つの区切りとなった日に、そんなことをちょっと思った。

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2005/06/22

身震いするほど腹が立つぞ

 最近は、簡単なネットツールが増え、いろんな人が簡単に文章を書き、公開出来るようになって来た。
 かつての日記ツール時代から思うと、ネットに文章を書くことに関し、何も考えずに済む時代になって来た。このココログをはじめとしたBLOG系システムは本当に便利だ。
 また、閉じた中に入るSNSサービスも、全体的には数で言えばMixiの一人勝ちとはいえ、いろいろバリエーションを持つサービスが始まっており、面白くなって来ている。友人にも、何人か、完全に行動の場をMixiに移し、BLOGの方は殆ど——もしくは全く——更新しなくなった人も多い。
 しかし、これは、ホントに良い傾向かどうかというと、非常に疑念を持つ。
 公共の場に文章を発表するということに関し、ちゃんと考えられていないというコトが極めて多いからだ。

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2005/06/21

締め切りは寂しがりだぞ

 先週の水曜ぐらいから昨日の夕方まで、ちょっと忙しかった。特に土曜夜からこっちは、飲んだリポDが水のようと言う、おなじみデスパレート状態に突入していた。
 というのも、いつものΖガンダムヒストリかの締め切りに、別件が二つぐらい重なって来て、先週末突然に、いつもの地元の商店街程度だった筈の月曜日が、締め切り銀座へと大発展。「A列車で行こう」の駅前商店街みたいな大爆発だったのだ。

 おかげで、友人から頼まれたファンダム関係の仕事は、ちょっと後送り。すまん。

 で、昼頃に上げた文章をヒストリカ編集部に送り、別件の仕上げに掛かり、夕方、最後の1件を編集さんとメールをやり取りして、著者校正(内容確認だよね)してもらうことになり、一件落着。

 その足で家を出て、ヒストリカ編集部にデータを焼いたCDを持って行き、ちょうど上がって来たてのヒストリカ01号とバインダーの見本を戴く。このバインダーと01号の同梱されたモノには、特別付録として、0087年のUC世界の地図が入っている。一年戦争の時のものと異なり、オーストラリアがある程度地形的に落ち着いている等、わりとデータを盛り込んだもの。おそばに置いて、ゼータガンタムを楽しむための、参考にして戴きたい。
 今回は、本誌ノータッチだが、この地図はちょっと頑張らせて貰った。昨年のガンダムヒストリカに載った地図と、特にオーストラリア東部を見比べてみていただきたい。0079年の地図では、コロニー落しの影響で大騒ぎだったこの辺りが、7年でずいぶん落ち着きつつあることがお判り頂けると思う。

 仕事を終えて向かったのは、中野某所。何を思ったか、月曜夕方からシール企画の作業ミーティング。
 一応、仕事関係を上げたから参加出来たが、ヤバかったぁ。(^_^;)

 ミーティングでは、新方式のシール台紙の表紙作成。今回、スポンサーはちょっと面白いトコロ。SFやSF大会とは、とっても相性がいいと思う。表紙もいい感じに仕上がる。これをいつもお願いしている千葉の印刷屋さんにお願いし、今年は企画で自力調達となる名札ケースの注文数等を確認して、取り敢えず、上がり。
 前回の技術方面現場方面に特化した伊豆合宿と、モノ関係を押さえた今回のミーティングで、なんとか今年の方向性が固まった気がする。

 10時過ぎまで作業をしてから、中野で焼肉。いつもの店だが、いつもより随分と行った時間が遅いので、普段は聞いたこともない「ラストオーダー」なんて声を聞く。
 そろそろ終電がヤバくなる頃、帰宅。
 うーむ。人間、たまにはおいしく肉を食うのも必要だなぁ。昨日までへろへろだった身体が、今日は、結構調子いいぞ。

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2005/06/19

Musical Batonが回ってきたぞ

 むいむい星人こと、しののめ女史のむいむい星人の寝言Musical Batonが回ってきたという記事から、ミュージックバトンが回って来た。
 音楽に関する4つの質問に答えて、次に答える5人を指名して質問のバトンを引き継ぐという、一種のチェーンメール的なブログ活動の一つ。

Musical Batonの質問

  1. 今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
  2. 今聞いている曲
  3. 最後に買ったCD
  4. よく聞く、または特別な思い入れのある5曲

最後にバトンを渡す5人を指名する。

 うーむ。回って来たほとんどの人がオレんとこに来るなんてとか言っているのだが、確かに参るものよのぉ。

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2005/06/18

6809番だぞ

 6月13日に続いて、またmixiのキリ番が発生したので、報告しておきたい。
 今度は、6809。1975年に米モトローラ社が世に問うた究極の8ビットCPUだ。
 神北の最初に手に入れたパソコンは、FM-7、つまり富士通マイクロセブン。この機械は、メインCPUに6809を、ディスプレイ制御専用のサブCPUにも6809を使用していた。256バイトの狭い共通エリアを持ち、ここにコマンドとデータを書き込んでやることによって、メシンCPUは、描画の雑事から解放され、高速化される。
 もっとも、ここで使用されていたのは、たしか富士通製のOEM版、MB型番のものだったと記憶している。
 三つ子の魂百までというが、神北は、最初に手にしたこれを皮切りに、主にモトローラ系の石の上で生きて来たのである。

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またバカ発言だぞ

 読売オンラインネット&デジタルに、2005年6月14日の読売新聞からの記事として、『子どもはみなブログを持て!』という項目が揚った。文末に『(西島徹)』とあるから、この西島記者の文章と言うことなのだろう。

ニッポンの明日には、ブログが一番!
 総務省は14日、小中高校生のだれもがブログ(日記風の簡易ホームページ)を書くような環境をづくりをめざす方針を決めた。同省が設置した「情報フロンティア研究会」(座長=國領二郎・慶応大学教授)が、日本の「IT(情報技術)力」を強化する方法として、「あらゆる児童・生徒がブログを持つべき」と報告書で提言したのを受けたものだ。

 ——中略——

 文部科学省の調査によると、2004年3月時点で、全国の公立学校の普通教室へのLAN接続率は、小学校で31・1%、中学校で32・0%、高校で61・2%だった。

 研究会は14日の会議で出された意見をもとに、提言の細かな字句を修正。来週中にも報告書を公表する予定だ。

 ん〜。

 もンの凄〜〜く気になるんですが。コンピュータ・リテラシーとか情報リテラシーとかいう概念の面からだけ考えていませんか?

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2005/06/17

本物だぞ

 15年程前に、歯医者さんの友人から聞いた話に、「最近、幼児検診でやって来る子供の名前に翼くん星矢くんっていうのが増えてるんですよ」というのがあった。
 そろそろ、そういう子供が育って、スポーツを始めとするいろいろな分野で活躍を初めても良いと思うのだが、どんなものか。
 サッカー選手のツバサくんコジローくんはハマり過ぎで怖いが、砲丸投げに彗星のごとく現れたツバサくん(決め台詞は「砲丸は友だち」)も、逆の意味でちょっとどうかなぁ。

 名前とは、かくも、その子供本人の与り知らぬ所で、彼(or彼女)のイメージを左右するものらしい。

 現在、北欧ノルウェーの国王は、ハラール5世陛下(King Harald V)だ。ハラール5世陛下とソニヤ王妃(Queen Sonja)のお子様が、ホーコン(Haakon)皇太子と、その姉のマッタ=ルイーセ王女(王位継承権第3位)のお二人。
 ホーコン皇太子はメッテ・マーリット(Mette-Marit)皇太子妃との間にイングリッド=アレクサンドラ(Ingrid Alexandra)王女(国王のお孫さんで王位継承権第2位)が居られる。
 一方、お姉さんのマッタ=ルイーセ(Mätta Louise)王女は、2002年に作家のアリ=ベーンさんと結婚しておられる。このお二人の間には、2003年の春に長女のマウド=アンゲリカちゃん(王位継承権第4位)があり、更に、この春、王位継承権第5位となる次女がお生まれになった。
 このお嬢さま達は、ベーン家のお嬢様なので、王制として、王女・姫と呼ぶのかどうかはよく判らない(ノルウェーの公式サイト王家に関するページにも「王女」という表記が使われてない)のだが、何番目かの王位継承権をお持ちなのだから、我々一般庶民から見ると王女・姫と御呼びして問題あるまい。
 この春お生まれになった王女様は、Leah様という。

 つまりレイア姫なのだ!

 綴りはスターウォーズのレイア姫がLeia、ノルウェーのレイア王女はLeahと違うが、発音は同じ。しかも、、、、、ルーゼ王女は「ずっと『スター・ウォーズ』の大ファンだったと認めなければなりません。レイア姫は世界で最も美しい方だと思います」とコメントしたんだそうな。

 このニュースは、exciteニュース世界びっくりニュース2005年6月17日の『ノルウェーのレイア王女の名前の由来は……』という記事による。

 レイア姫の将来が健やかかつ穏やかであらんことを、祈ります。

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ゾロ目だぞ

 今日、2005年6月17日は誕生日である。ついにゾロ目である。
 11年前の33歳の時は、もう結婚していた。22年前は、まだ学生だった訳だ。33年前は小学生。その頃は、1999年に死んじゃうから、44歳までは生きない予定だったんだがなァ。
 ちなみに、神北と同じ年、同じ月、同じ日に生まれたのが、声優の山寺宏一さんだそうな。
 また生まれ年に拘らなければ、、ストラビンスキー (作曲家 1882年)・原節子 (女優 1920年)、船越英二 (俳優 1923年)あたりが、同じ星の下に生まれた方らしい。
 もう一人、ライター仲間でも歳は違えど同じ日の方が居られるが、特にネット上にプロフィールとかを出しておられないようなので、名は伏せておく。

 で、この6月17日という日がどういう日かを、今日は何の日〜毎日が記念日〜で調べてみた。

●砂漠化および干ばつと闘う世界デー
 (International Combat Desertification and Drought)
 1994(平成6)年の国連総会で制定。国際デーの一つ。
 1994(平成6)年、「国連砂漠化防止条約」が採択された。
 砂漠化と旱魃の影響と闘うための国際協力の必要性、
 および、砂漠化防止条約の実施に対する認識を高める日。

●おまわりさんの日
 1874(明治7)年、巡査制度が誕生した。

●薩摩の日
 1866(慶応2)年、イギリス公使が薩摩藩を訪問した。

 まあ、記念日関係では、こういう地味な系統の日らしい。ちなみに、毎月17日は安全の日でもあるそうな。
 で、どんな出来事があった日かということを日めくりカレンダー:hi-hoで引いててみると、

●中国が初の水爆実験(1968年)

●沖縄返還協定の調印式(1971年)

●南アフリカのアパルトヘイト法廃止(1991年)

 う〜む。沖縄返還調印と南アの人種差別法廃止はいいとして、中国の水爆実験ってのが、あんまり安全な感じがないよなぁ……。

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2005/06/16

リアルだぞ

 ネット上の面白い漫画をご紹介。

●社会派ギャグ『スーバーリアルRPG』

 スーパーリアルRPG 過去ログ1
 スーパーリアルRPG 過去ログ2
 スーパーリアルRPG 過去ログ3
 スーパーリアルRPG 過去ログ4

 更に続きの現行分はここにある。

 神北は、もう随分RPGというタイプのゲームをやっていないのだが、なんだか、この「スーパーリアルRPG」の、読者を小馬鹿にした文章が気に入って一気読みしてしまった。
 まだ、続いているので、時々覗いてやっていただきたい。

 

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2005/06/13

6502番だぞ

 神北は、mixiというSNSに参加している。このmixiには、キリ番制度がある。その人のページに足跡を記した人が、設定しておいた番数を踏むと、システムからページの持ち主にお知らせが届くという物だ。
 とはいえ、マイミクシイが100人行っていない神北の所はそうそう数が進まない。
 去年の秋から初めて、やっと、最初に設定した数字を踏んでもらった。

 しかし、その前後を観て、あまりにもハマったメンバーなので笑ってしまった。

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土曜はSFの日で日曜はアニメの日だぞ

 2005年6月11日の土曜日は、シール企画の出て来られるメンバーで、昼前から集まってはぐだぐだ話したり打ち合わせをしたり、それぞれが買いたい物を求めてみんなで出掛けて行ったり。
 藤澤くん・竹内くん・塩坂くんと11時30分秋葉原集合で、シール企画の打ち合わせ兼器材買い出し(その1)。5分程遅れて到着したら、予定通り若干一名程ゆっくり寝ていた人がいるとか。先に飯を食って食い物の恨みを抱かれると困るので、喫茶店で打ち合わせ。

 昼飯は1時頃にカレーうどん。出て来た所で熊倉君合流。この日は早めに出て来れたので、合流してみたとか。みんなで、塩坂くんが近いうちに買う予定のディスプレイを選びに行ったり、竹内くんが今度組む自作器用のマザーボードを見に行ったり、まぁ、半分は、放っておいてもその内どこかのタイミングでしている事を、シール企画にかこつけてみんなでぞろぞろやっているという感じか。
 とはいえ、竹内くんも、予定とは型式がちょっと違うが同メーカーの激安で良さげなマザーが見つかったし、塩坂くんなんか、「そのうち」の予定が一気にフリージアでヒートアップして即決、即買いしているし、いろいろ。
 でも一番の収穫は、床を這わせる電線を保護するモール()。なんと、通常1メートル1400円とか1500円とかの製品が、在庫処分で100円+消費税の105円。ケーブルがのたうつ事にかけては人後に落ちないシール企画のこと。こりゃいいやとばかりにイーサのケーブル5本を同時に通すモノをあるだけの13本。3本を通す細めの物を、1本50円で6本確保。
 「めんどくせーから送って」と塩坂くんの家まで、店から直接送ってもらったが、送料の方が高いんじゃないかってぇぐらいのシロモノ。
まあ、こういうモノがちゃんとあると、随分と助かるのは事実。しかも、市価の十数分の一。マジメに企画やっていると、神様が微笑む日ってあるんだねぇ。

 それぞれの買い物を済ませ、5時頃駒八へ。もう何人か来ている。
 この日は、名古屋から岡田くん・森田くん・小崎くんが出て来てくれて、いろいろと打ち合わせ。
 この三人は、駒八会に来たことはなかったので、夕方5時から11時まで遠慮会釈なく続く宴会を目一杯堪能してもらう。

 駒八会は、例によって例のよう。

 岡田くんたち名古屋組はそのままカラオケになだれ込んだ模様だが、こちらはパセラに寄っていては帰れなくなるので、諦める。

 12日の日曜日は、そろそろもう一度、観たくなって来たと云う女房と二人で、さいたま新都心のMOVIXさいたまへ、二度目の『機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者』

 かつてのスレッガーさんの名台詞ではないが、「悔しいけど、これ、スルメ映画なのよね」ということで、噛めば噛む程味が出るアニメ。
 そういえば、噛むと云えば、試写と前回の2回の鑑賞では、そんなに気にならなかったのだが、映画の中で複数回あるカミーユが親指の爪を噛むシーンが、今回わりと気になった。やはり、ぽっかりと浮いた感のあるシーンなんだよなぁ。前後のカミーユの言動や人付き合いと比べて。
 こんな風に、気になる所が一面にちりばめられていて、感じ方が変わって来るのが、この映画の怖い所なんだろうなぁ。最初観たときは随分長く感じた、オープニングのテーマバックの土星から地球向いて寄って来る流れが、今では、えらく短くまとまっているよなという気がして来た。

 このMOVIXは、さいたま新都心の、コクーン新都心というショッピングモールにあり、JRさいたま新都心駅からそのまま空中回廊で繋がったまま、ツラ突きで歩いて行ける。周囲には、レゴショップのclick brick等がある。この日はここで、腰のベルトにつけられるレゴグッズの小さなポーチを購入。音楽プレイヤー用の物だが、神北はこれを携帯入れにするつもり。腰の外につけると振動とかはまず伝わらないので、雑踏等では電話をとり漏らすことが多くなるかもしれないが、Tシャツを着る機会が増える昨今、電話の定番位置を腰に出来るのは便利。

 映画を見て、JRで最寄り駅まで戻って、食事して帰宅。梅雨の晴れ間のアニメ・デーだった。

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2005/06/12

裁きが下るぞ

 IT media ニュースの2005年6月10日の記事。『ネットゲームのアイテムめぐる殺人事件で判決』という記事が気になった。

 チウ・チェンウェイ被告(41歳)は、人気オンラインゲーム「Legend of Mir 3」で自分が使っていた「ドラゴンサーベル」をゲーム仲間のジュウ・カオユアンさんが売却したことで、ジュウさんの胸を刺したと中国日報は伝えている。

 「Legend of Mir 3」には勇者と悪党、魔法使いと戦士が登場し、その多くが巨大な剣を使っている。

 チウ被告は「2年の執行猶予付き」死刑を言い渡された。これは実質的には終身刑だ。中国日報によると、服役態度によっては、懲役15年に減刑される可能性もある。被害者の遺族はこの判決に憤っているという。

 ぬー。あまりにもバカな殺人事件なので、初報道以来、注目していたのだが、こういうことになったか。
 コトの起こりは、きわめて間抜けな事件。ネットゲーム上でレベル上げ中のプレイヤーが、先輩プレイヤーから借りた強力な武器をリアルトレードに出して小銭を稼いだ。怒った先輩プレイヤーが、そいつの家に乗り込んで、刺し殺した。……というもの。

 リアルトレードというのは、ゲーム中の武器などを、どうしても欲しいという人間に、ゲーム中で渡し、見返りに、リアルな現金を受け取るという、一種の売買。ただ、代価の代わりに得られるのが、ゲーム中でそのアイテムを使う権利という、形のないもので、物品ではないという所が、ちと変わっているというワケ。

 7200元というから、人から親切で貸してもらった物を、勝手に第三者に譲り、だいたい9万4000円を荒稼ぎしたという訳だ。
 この金額、たぶん、中国では日本の感覚より物価は随分安いだろうから、日本人が10万円弱と思うより、もっと大きな額であろう。が、ちょっと、その犯人の家に夜中に殴り込んで、刃物で殺す程の事とは思えない。
 文面だけ読んでいると、なんとも頭の悪い中国人二人が、駄目な連鎖で殺人にまで至ったとしか思いようが無い。

 ゲームの中の「宝剣」を人に借りるだけでも、(よくあるとはいえ)ゲーム上で充分ダメなプレイヤーなのに、それを、ゲーム外で貸し主に無断で、第三者に売るという、殺された方のやった事は充分にリアルワールドでダメ人間なので、大して同情する気になれない。
 が、それを殺しに行った方も、その「宝剣」が元々リアルマネーで人から買った物であり、保証としてリアルマネーで返すと言っている相手を殺すことはない。激高したはずみと言っても、あまりにも酷い。

 どっちもどっちだよなぁ、コイツら。

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2005/06/11

ナントびっくり!…だぞ

元は、Weekly Teinou 蜂 Womanさんの2005.5.29の記事に載ったらしいのだが、神北がよく覗きに行くゴタクナラベさんの2005年5月30日の記事に、超デカい操り人形というのがあった。

 どのぐらい大きいかというとこんな感じ。

おんなのこ

 フランスの、ナントかどこかのお祭りらしいんだけど、すごいよ、これ。

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2005/06/10

全米が炊くぞ

 毎度、ばかばかしいお話しである。あまり新しい話ではないのかもしれないが、話しておきたい。

 ACT-9.COM2005-06-06 [月]の記事で知ったのだが、【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)炊飯器に告白された(ニュー速VIPブログ)というページが面白かった。

 一緒に暮らしていた炊飯器に告白され戸惑う男の物語。応援するVIPPER達。突如姿を消すMEGUMI似のツンデレ炊飯器。茶碗と箸を持って追いかける男。
全米が炊いた!こういうアホなの好きですw

 異類婚というのは、お話しとしては非常に旧くからあるたぐいの物で、確かにポピュラーな物。マンガにおいても、手塚漫画にもあるし、『うる星やつら』『優&魅衣』あたりからの、いわゆる「落ちモノ」ジャンルをひもとくと、宇宙人・幽霊・女神・ロボット・妖怪・ペット・etc……と、いくらでも、そのテのネタは出て来る。萌えブームの現代では、そういうネタがいったい幾つあるのか、ちゃんと把握している人が居るかすら定かではない。
 しかし……、である。それにしても……、である。まったくもう……、である。

 うむ。MEGUMI似のツンデレ炊飯器。もう、何をか云わん。まあ、読んでみていただきたい。

 私も、こういうアホなの好きです。

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雑感、成功の秘訣だぞ

 金沢在住の友人、メトロン星人さんが、前に自分の日記に書いていた、講演で聴いたというちょっといい話。

夢がある人には希望がある。

希望がある人には目標がある。

目標がある人には計画がある。

計画がある人には行動がある。

行動がある人には実績がある。

実績がある人には反省がある。

反省がある人には進歩がある。

そして、進歩のある人には夢がある。

 みやの動物医院の院長の、宮野浩一さんのお話しだそうな。

 極論するとSF大会って、こういうリクツだよなぁと、しみじみ思う。しかし、人生とSF大会の成功の法則の間には、いささかの差異がある。
 SF大会は団体規模の物なので、夢を希望の域まで精錬する人、希望を目標という形に纏める人、目標を計画に翻訳する人、計画を行動に移す人、行動をやり遂げて実績にする人、これは、それぞれ重なっても良いし、別の人であっても構わないのだ。同じ実行委員会の中で繋がってさえいれば。
 さらに、実績を見て反省する人がいて、SF大会という物が進歩し、進歩した大会には新たな夢がある訳だ。
 そう考えると、一人の人が人生で成功するより、SF大会が成功することの方が、分業が利く分、随分と簡単な気がして来た。

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2005/06/09

悼むぞ

 高名な戦士お二人が亡くなった。
 SHADOの、ストライカー司令官とフォスター大佐である。

ED BISHOP      (『謎の円盤UFO』ストレイカー司令官役)
 6/8水曜日の朝、享年72。
MICHAEL BILLINGTON (同フォスター大佐役)
 6/6月曜日、  享年63。

 二人とも、まだ若い。しかしまた、なんでこう二人ほぼ同時に……。

 詳しいことは原語だが、FABのニュースを読んでみて欲しい。

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メイドさんだぞ

 なんというか、どんなジャンルに入れたら良いのかよく判らない業種の話。

 マイスイートホームもえるーむ

 頭痛ェなぁ。熱海に、完全予約制、1泊25,000円のメイドホテルだってよ。

「おかえりなさいませ、ご主人様」や「いってらっしゃいませ、ご主人様」こんな言葉は当たり前!!宿泊施設“もえるーむ”だからこそできる就寝前の「おやすみなさい、ご主人様・お嬢様」や起床時の「おはようございます、ご主人様・お嬢様」など、まるで本当に《 館 》の主になった気分。
夕食・朝食共に
メイドたちが完全手作り。ご主人様の為に一生懸命作った料理は愛情と真心いっぱいでとにかく美味。夜にはメイドしゃかしゃかカクテルバーも有り!

“もえるーむ”には
海が一望できる3種の露天風呂をご用意いたしました。水着をご持参いただき、着用してご入浴すると、お風呂場にもメイドが登場することも!?

かわいくて従順なたくさんのメイドたちと田舎ならではの最高のロケーションが、ご主人様に最高の癒しを約束します。この内容の他、ここでは言えない数々のサービス有り!!
“モエルーム”は「ご給仕」にとどまりません!!“もえるーむ”にしかないメイド達の『ご奉仕』にご主人様も大満足まちがいなし!

 なんともはや、大丈夫なのかなぁ。
 このホームページを見ている分に、仲居さんの代わりにメイド服の女の子を揃えれば、馬鹿な男どもがやって来てウハウハだぜとか思っているように見える。一泊25,000円のホテルは、熱海近辺にも別にない訳じゃない、というかよくあるけど、それ相応に高いホスピタリティが要求されるんだよ。別にシェフも置かずに「メイドさん手作り」で済ましてしまって、大丈夫かいな?

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帰り道は釜飯買って…だぞ

 白馬で開催された第22回ローカル・リフレッシュ・コンベンションの帰り、神北家は、オリンピック道路で長野に出て昼食、その後、信越道を通ってさいたまへと帰った。旅行記最終回は、この帰路のお話し。

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白馬のコンベンションだぞ

 2005年6月4日の昼前、神北とむらさきは、松本に居た。前日の富士急ハイランドの後、むらさきの実家へ里帰り、一泊して、いろいろと用を済ませた後、むらさきの実家を辞したのだ。
 これから目指すは、白馬岩岳ローカル・リフレッシュ・コンベンションである。会場は云わずと知れた岩岳セブンロッジ。松本から、今なら大町までは高速でバビュンと行けるのだが、今回は下道をノホホンと走る。途中、木崎湖で昼メシ&風呂。ゆーぷる木崎湖だ。
 女房と二人でメシを食っていると、8人程の、過分に「身内っぽい匂いを発する集団」が隣にいた。さりとて、ローカル・リフレッシュ・コンベンションで毎年顔を合わせる人たちでもない。ハテ、コンベンションでもないとすれば、なぜこんな、わりと社会常識を持って抑えているモノのそれでもヲタ臭を漂わせる集団が、こんなひなびた田舎に……。としばらく考えて思い出した。『おねがい☆ティーチャー』の舞台となったこの辺りは、聖地巡礼のメッカだったのだ。
 うーむ。

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2005/06/07

富士山麓グリーンダイバーズだぞ

 2005年6月3日(金)。朝。神北とむらさきは、富士の裾野にいた。富士山東麓の高原地帯、もちろん目的は富士急ハイランドである。
 現在、富士急ハイランドには、2つのガンダム系アトラクションがある。2001年7月にオープンしたガンダム・ザ・ライドと、2004年12月23日〜2005年10月2日までの限定公開のグリーンダイバーズである。
 ガンダム・ザ・ライドは、一年戦争の末期、移民輸送の任についていたサラミス型巡洋艦スルガに乗り合わせた観客自身が、宇宙要塞ア・バオア・クーの攻防戦に巻き込まれるというストーリーのライド・アトラクション。これに関しては、この日記の2004年6月27日の記事「あいつの云うことは信じないぞ」に詳しいので、宜しければお読み頂きたい。グリーンダイバーズは、時代は、『Ζガンダム』後期、エゥーゴとティターンズの戦闘に巻き込まれた宇宙船プロスペローにたった二人で取り残された姉弟の物語である。

 実は、この『グリーンダイバーズ』は、『…ライド』とほぼ同時期の2001年に製作・公開されている。場所は、渋谷のプラ ネタリウム。プラネタリウムの施設転用ということで、マルチスクリーン、かつ、教育的内容ということで、避難シャトルに乗りそこねた姉弟が、脱出艇で地球 に降りるお話しの随所に、地球周回軌道とは、軌道遷移とは、大気圏突入とはということを丁寧に説明した、なかなかよく出来た教育映画である。
 だが、残念ながら、興行的にはインパクトが出ず、間もなく上映終了、その後の全天周スクリーンをフルに使う第2作の構想も立ち消えとなった。そしてグリーンダイバーズ自身は、3面マルチスクリーンがあだとなって、よい上映施設を得られずに、永らくお蔵入りしていた隠れた名作である。

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2005/06/06

SEALSで伊東に行ったぞ

 伊東温泉に行って来た話を書こうと思いつつ、1週間以上経ってしまった。既に、翌週の白馬行きまで終わっているではないか。

 この伊東温泉行きは、SF大会への持ち込み企画『シール屋さん』の器材テストとブースレイアウトチェックのために行ったもの。名付けて『総合シール力演習』。陸上自衛隊の『総合火力演習』に名前を借りた訳だが、『総火演』と最も違う点は、確実にひと月半後には本番が来るということ。
 とにかく、広い場所を用意して、器材や人の流れをシミュレートしてみなければなるまいということで、馴染みの岡部グループさんにお願いして、大きな会議室を用意していただいて、夜っぴいてチェックである。

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2005/06/02

へろへろだぞ

 忙しい一週間だった。
 まずベースとして、今年イチオシの仕事『Ζガンダム・ヒストリカ』の担当分。このムックは、全体を見通す「00号 創刊記念Spetial」と、映画にあわせた映画版3巻、1985年のTV放映をもとにしたTV版9巻の、計13巻(「00号」〜「12号」)なのだが、TV版には、定番として神北が担当するページがある。昨年の担当ページと全体的な傾向は同じなのだが、「ガンダム」が世界戦争を描いたのに対し、「Ζ」が描いたのは「内戦」と「テロ」なのだから、自ずと書き方・捉え方を変えなければならない。
 このコーナーページを、全体としてどんな雰囲気でどう組むかということを見定めるのが、TV版の一本目の眼目となるため、悩みに悩み抜いた一週間だったのだ。
 昨日やっと、図版・文章ともに納品出来たので、7月8日の「02号(TV版1)」発売日には、ぜひ『Ζガンダム・ヒストリカ』をお手に取っていただきたい。

 で、基本的にそこに集中しつつも、入っていた予定はこなして行かなければならない。

 先週の土日は、伊豆、伊東温泉で、シール企画の合宿があった。企画を仕掛けるために、実際に広い会議室をお借りして、机を並べて人を歩かせてみたり、LANを組んで、データのやり取りが出来ることを確認したりという、様々な実地検証を行った。
 実行委員会からは、10×6メートルの場所と、机20本、それに見合った椅子をお借りする約束を戴いているが、システムを考えるに、それで手一杯。自分たちの企画ながら、場所喰いである。だが、人員集約的なその場の瞬発力を要求される企画なので、致し方ない。
 どうやっても、5〜7人のシール作成作業担当と、3〜4人のフロント担当、その他バックアップ作業要員を考えたら、10〜15人は常時実働要員として欲しい。さらに、休憩等を考えると、一日企画をまわすためには、それぞれが倍から3倍の要員が必要となるから、最低20人、最大45人程度の陣容を組まなくては、企画が回らない。
 もちろん、SF大会の企画というのは、云ってみれば文化祭の模擬店みたいなモノで、十全に回らなかったとしても、シャレで済むのかも知れない。が、やるからには、喜んでもらえる相手が居る限りは、キッチリやりたいではないか。
 そういうわけで、シール企画では、SF大会参加者の皆様に、大々的にお手伝いを募集している。とはいえ、まだ、ちゃんとした窓口として受け付けている場所があるわけではないので、お近くのシール企画のメンバーに声を掛けてみて戴きたい。

 ちなみに、今日は、さいたま新都心のシネコンで『劇場版機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者』を見て来た。無論、仕事の対象だから、試写に潜り込んで見ては居るのだが、やはり、客として富野マジックを楽しんで来るのも必要だ。実写映画回りによく居る評論家のような、仕事として、仕事だから、仕事品質で、作品を見ているような眼でアニメを見ていたら、この業界生き延びられない。
 やはり「好き」じゃないといかんのだ。
 このシネコンの面倒な所は、予約を入れないと見れないことだ。早めに行って席の予約を入れ、時間つぶしに本屋を歩いて、イートコーナーへ。
 ジンジャエールを飲みながら「クラッシャージョウ ダイロンの聖少女」を読み始める。高千穂遥のクラ・ジョウの新刊を読み、富野監督の劇場版新作ガンダムを見る。なんだか、学生時代みたいだ。悪くない……。いや、いいよ、いい。これいい。

 さらに、明日は山梨で『グリーン・ダイバーズ』。明後日は信州でローカル・リフレッシュ・コンベンション。
 うーむ。へろへろっスぅ。

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