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2005/06/24

王者の振舞いだぞ

 CNNのワールドニュースに6月22日、『誘拐の女の子、「ライオン」が救出と、エチオピア』という記事が載った。

エチオピア・アディスアベバ──エチオピアの警察によると、首都アディスアベバから西へ約560キロ離れた辺境地で6月9日、野生の「ライオン」数頭が、結婚を強要するため12歳の少女を誘拐した数人の男を追い払い、半日後に家族と警察が現場に着くまで、少女を「保護」する珍しい行動を示した。AP通信が21日伝えた。
地元署の幹部は、「奇跡の事件」と評している。警官らが少女を見付けた現場では、「ライオンは贈り物のように彼女をその場に残し、森へ去った」という。ライオンの性別は不明。

 なんでも、エチオピアでは、両性の同意に基づかない略奪結婚が横行しており、地域によっては結婚の7割がそうした、誘拐同然に妻をさらって来た略奪結婚だと云う。当然、さらわれる方が、いわゆる適齢期とは限らない。
 これだけでも、ちょっと酷い話だ。しかも、この少女の件では、12歳の少女をさらった男は徒党を組んだ7人組だったという。文化的な背景が良くは見えないから、12歳で結婚させられることの是非は一旦横に置くとしても、拉致監禁して7日間、殴る蹴るの暴行を加えていたというから、酷い話。

 エスカレートして少女をレイプするような最悪のケースに至る前に、この暴漢どもに鉄槌を降したのは、野生のライオンの群れ。弱々しい少女の鳴き声が、仲間の幼獣の声に聞こえたのではないかという、野生動物の専門家の声もあるが、とにかく、この百獣の王達が、彼女の救い手になったのは、紛れもない事実。しかも、迎えを待って去って行くたぁ、カッコイイではないか。流石は百獣の王である。

 事件に関わった男達のうち既に4人は逮捕され、あと3人も追われているそうだ。
 しかし、インドやアフリカには、こういう、ちっと蛮カラすぎる風習が、未だに根付いているんだなぁ。あ〜日本人で良かった。

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コメント

一説によると、単独でライオンの前にいる兎は食べられないという。どうやら「かわいい」というのは保護されるべきもので、捕食対象からははずれる、らしい。
と言うような説を見聞したことがある。

投稿: 八潮 | 2005/06/24 20:50

あー、俺のような脂ぎった男はトーゼン
かわいくないので、ライオンさんには
助けちゃあもらえんでしょうなあ。

あ、略奪もされないか。

投稿: どぶろく | 2005/06/24 22:01

八潮 さま。

 手塚アニメで育った身としては、ライオンのリーダーが白い牡ライオンであってほしいところです。

どぶろく 様。

 あ~ら、脂の乗り切ったおばちゃまライオンが、可愛がってくれるかもよん。

投稿: 神北恵太 | 2005/06/24 22:11

2chのレスですが、納得しました。

>少女の無垢な気持ちがライオンの心をなごませたんだよ
ムツゴロウだったらいまごろ食われてるさ

この人にザブトン1枚。

投稿: ちょま | 2005/06/24 22:27

ちょま さま。

 ムツゴロウさんなら、暴行男7人組を飼い馴らしちゃうかも知れません。

投稿: 神北恵太 | 2005/06/25 02:11

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