ナントびっくり!…だぞ
元は、Weekly Teinou 蜂 Womanさんの2005.5.29の記事に載ったらしいのだが、神北がよく覗きに行くゴタクナラベさんの2005年5月30日の記事に、超デカい操り人形というのがあった。
どのぐらい大きいかというとこんな感じ。
フランスの、ナントかどこかのお祭りらしいんだけど、すごいよ、これ。
地面に突き刺さる謎のロケット。本当にどこかの広場の舗装を割ってめり込んでいるんだよね。いかにも、どこかから飛来しましたって感じに。
不審がる人々。突然のこんな物の出現に驚き呆然とする市民たち。中には、窓から中を覗く人も。
その傍には巨大な象が。傍には、どこからやって来たのか判らないが、巨大な象が居る。
ロケットの蓋が開いて。やがて、巨大なロケットの後の巨大な蓋が開いて……。
中から女の子が登場。ロケットから降りて来る時はゴーグルをしているなど、芸が細かい。しかし、この女の子のパペットをつり上げているクレーンの大きさはどうだ……。
象と出会う女の子。ものすご〜く大きいってことをお判り頂けようか。
この巨大感は何だ。怪獣映画でなら見慣れた光景なんだけど、こりゃ凄い。
休む象。横から見ると、象の胴体は家になっている。
休む女の子。この椅子すげぇ!。
シャワーもあびる。豪快な水流。こりゃ、気持ちいいでしょうなぁ……って、関節部とか大丈夫なの?
キャンデーもなめる。このキャンデーの飴だけで、人間一人分ぐらいの高さがあるんだよね。しかし、この嬉しそうな表情はどうだ。
ロケットも運ばれて行く。こんな光景、サンダーバードで見たことがあります。
パレードは続く。こういう、非日常感が、本物のパレードってもんなんだろうなぁ。
ビッグスケールで。とにかく、こんな大きな物が、町の中を通るということが凄いよ。
象を先頭に。なんか、眼がおかしくなったかと思いそう。
みんな歩く。象の後に女の子、たぶんその後にはロケットが続いているのだろう。
最後には。パレードもいよいよクライマックス< /span>
再び旅立つ時。女の子は再びゴーグルをはめて。
ロケットに乗り込む。出て来たときと入るときで方式が違うけど、気にしてはいけない。
ロケット発射! さらば勇敢な少女よ。
ページによると、19日から22日までの4日間掛けてゆっくりと進められた事らしいのだが、とにかく、ここにリンクで引いて来たサムネイルと比べられない程の美麗な写真がいっぱいあるので、一度眺めてみて欲しい。
あと、これはお願いなのだが、元ページはフランス語で、神北には詳細がさっぱり判らない。
これがどういったお祭りで、詳しいストーリーがどうなっているのかとか、この象や少女が、この地方の伝統のお祭りなのか、それとも、大掛かりな人形師の集団が仕掛けた新たなパフォーマンスなのかなど、フランス語が堪能な方が読んでおられたら、判る事があったら教えていただけまいか。
この元サイトは、以下から行ける。ぜひ訪ねてみて欲しい。
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コメント
フランス語はさっぱりですが、ジュール・ヴェルヌ没後百年記念パレードだと、
SF系日記更新時刻Rからのリンクで読んだ「日々是魚を蹴る」という日記の
6月7日付けに書いてありました。
投稿: 山田英史 | 2005/06/11 05:49
山田英史さま。どもです。
ああ、なるほど。没後100年だったのですか。ジュール・ヴェルヌというコトバは、自動翻訳から見つかったんですが、その前後が巧く翻訳されなくって、何の事か判らなかったんです。
ということは、今年の日本SF大会と同じテーマですよね。大会でこれ呼べ……ねーよなぁ。(^_^;)
投稿: 神北恵太 | 2005/06/11 08:09
これはすごい!!
スペインのバレンシアだっけかの巨大人形祭りってのもあって
造形がむちゃくちゃうまくてスゴイんだけど、
こっちは動くんですね〜。
投稿: yoshii | 2005/06/11 21:11
yoshiiさま。
サイトには映像もあるので、見てみてください。意外とよく動いてみせてます。
(たぶん公費で)こういうスゴいものを造っちまうって、フランスって、ほんと(良い意味で)趣味人の国ですわ。
投稿: 神北恵太 | 2005/06/12 00:59
女の子の描いた1枚の絵から発想を得たそうです。
インドの藩王(スルタン)の象での旅行中のひとコマ、という解説があります。
投稿: 八潮 | 2005/06/13 13:05
八潮さま。
ふむふむ。スルタンの象なんですか。なるほどねぇ。くだんのページの最後に、それらしき絵が貼ってありますね。
しかし、これって、一回限りの一発ものなんかなぁ、これから毎年やるのかな……。
投稿: 神北恵太 | 2005/06/13 14:36
これ 演じてる人たちは
どこやらの巨大操り人形祭りの人じゃないですかね?
ちょっと前にCNNかなんかで配信されてたんですが、この女の子ぐらいのが十数機町をうろついて、最終日に燃やしちゃうってのやってました。
はじめてみたんですが、なんか伝統ある祭りらしく……。 世の中まだまだ広いなあ。
まあ、日本でも海の中に何台ものからくり山車を沈めて隠してあるという ヒオウかからくりサーカスみたいなことやってる町もありますからねぇ。どこに何が隠れているやら(笑
投稿: 大外郎 | 2005/06/13 20:08
大外郎さま。
ボカぁ、四日市で、大入道のギミックが治せんからと云って、立位固定にしているのが、罪なような気がして来ました。
時代も平成・21世紀。そろそろアレも、こういうギミックで造り直してみてもよかんべかという気がフツフツと、しますですよ。
投稿: 神北恵太 | 2005/06/13 21:42
はじめまして。
6/19(日)にアミアンでコイツみてしまいました!
やばすぎました。
わたしはアミアン最終日午後に見たのですが、ロケットは、あらかじめ、最後のクライマックスをしめくくる広場にクレーンで吊って設置してありました。
わたしも象の水浴びました。
ディーゼル(象は農耕用トラクターを改造したようなもので前進している)(脚の運びなどの細部はたぶん全部手動)の油が混じっていたのか、カメラのレンズに油がのってしまいましたが、幸福でした。
投稿: ヅART LAB OVA | 2005/06/27 03:57
ヅ さま。
羨ましい限りです。象の水浴びてみたい。女の子にニッコリされてみたい!!
Art Lab OVAを読ませていただいて、初めて、ナントとアミアンに跨がったお祭りなのだということが、なんとなく判りました。
もし、この祭のこと自体や、この出し物の設定とか、ストーリーとか、何か詳しいことをご存知でしたら、よかったら教えて戴けませんか。
残念なことに、フランス語はさっぱりで、背景的なことが、ほとんど判らないんですよ。
特に、次にいつかどこかでこの出し物を見られる可能性とか、操っている人達に関する情報を、もしお持ちでしたら、ぜひ宜しくお願いします。
m/(._.)\m ペコリ
しかし、どこかの街で、何かのイベントのおりに、こういうのを日本に招致するなんてこと、出来ないものでしょうかね。
投稿: 神北恵太 | 2005/06/27 04:21