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2005/07/31

2005年度シール企画の反省会だぞ

 シール企画の反省会をした。
 個人的には、今回一番混乱した実行委員会側との連絡のやり取りなどを双方交えて検証してみた方のだが、歴代担当者にしてシール企画のメンバーでもある池田くんと牛丼仮面くんの二人は、不参加。残念。結局、藤澤くん・竹内くん・塩坂くん・古市くんと神北の5人が集まった。告知期間が1週間弱と短かった所為もあるが、とりあえず、忘れる前にお互いで検証し合っておかないとスッ跳んでしまうから、この時期になったのもやむを得ない。

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2005/07/30

小説を教える教室だぞ

 だごん様こと、小説家の朝松健さんが、古巣でもある国書刊行会を説得して、小説家・翻訳家・漫画家を講師として取り揃えた、国書文芸カレッジを立ち上げられた。
 この説得の様子は、説得されたご本人である国書刊行会の佐藤今朝夫さんの開講の辞に詳しい。

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2005/07/29

柴野さんの展示会があるぞ

こんなイベントがあるらしい。

二宮町図書館開館30周年記念行事

1.地域資料展示「小隅黎(柴野拓美)氏と『宇宙塵』
         ——日本SFの軌跡」

2.講演会「『宇宙塵』の軌跡〜日本SFと柴野拓美氏〜」
     講師 
横田順彌氏

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ドイツ版『老人Z』じじいだぞ

 初出1991年の劇場公開作だそうなので、この神北情報局の若い読者の中には、そんな作品見たことも聞いたことも無いという方も居られるかもしれないが、大友克洋×江口寿史のコラボレーション作品として一時代を開いたアニメがあった。『老人Z』
 ソニーミュージックからDVDも出ているし、ネット配信業者でも、バンダイチャンネルをはじめ、幾つかのところで取り扱っているので、今のところ、観ようと思えばいつでも観られる「現役アニメ」だ。

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2005/07/28

会議がなくって歩いたぞ

 護国寺のヒストリカ編集部に原稿を持って行く。そこで、前の仕事の色校を確認。ぐわ、前号に入れた概念図的な地図、オーストラリア大陸にコロニーの落ちた穴が開いてない。しまったァ……。
 (ToT)rz
 うーむ。もう刷りに入っちゃったものは仕方ないとはいえ、抜かったぁぁ。これだからガンダム世界は……。買った人は、ぜひ、心の中でシドニー湾を補完してやって下さい……。
m/(._.)\m ペコリ

 水曜は毎週会議の日なので、特に予定を確かめずに行ったら。今週は会議無しだったそうな。そーいや、いつもある会議告知がなかったような気も…。(^_^;)
 モノだけ置いて、講談社を出たのが4時。女房が仕事が終わるのが5時半。ちょうどいい時間だということで、また、護国寺起点に秋葉原まで歩く。
 ちょうど、この週末に買ったばかりのメイドインチャイナの安靴(安全靴ちゃうぞ!! )を試すべく、テコテコ歩く。久しぶりに踝まで編み上げるタイプなので、安物のわりに歩き易い。
 作りと材質が安っぽくて長持ちしなさそうなことを除けば、靴としての機能は及第点かなぁ。ちょっと前まで、中国製の安靴ってぇ奴は、「靴というものを初めて見た人が、真似て作ってみたナニカ」であることが多かったのに、今では立派な安靴である。(褒め言葉かそれ?)
 台風一過、快晴。とはいえ、日が少し傾きかけた頃でもあり、直射日光に曝されない限り、風もあって気持ちいい。
 コースはいつもの通り、大塚警察署脇の交差点から白山通まで登り、白山通をずーっと歩いて行って本郷三丁目で折れて、神田明神を詣ってラオックスのザ・コン館方面に至る。5キロ程のゆるやかなアップダウンを1時間よりチョイ少なめに歩き切るので、割と良いリフレッシュタイムである。

 秋葉原の駅前で、アンデスな楽団の奏でる心地よいメロディーに聞き入り、携帯電話で待ち合わせた女房を待つ。残熱をはらんでいて涼風とはいわないが、かなり強めの風が吹いており、心地よい。アンデスな楽団の人達って、どんどん入れ替わっているのか、同じ人がめきめき腕を上げているのか、そこんトコよく判らないけど、最初の頃、不揃いな衣装とボロボロの機材でやっていた素人楽団って感じだったものが、いまや、すンげぇ感動的な音を出すのな。昨日の演奏は、震えが来た。やっぱ、場数かなぁ。

 ジローでメシ喰って、ザ・コン館の最上階で新iBook見て、女房につきあってアソビットを回って、フリーウェイでタピオカ入りジャスミンミルクティーを買って、二人で飲みながらテコテコ歩き、御徒町から電車に乗る。
 と、京浜東北線、停まってやんの。桜木町かどこかで、信号故障だって。なんだか上げ下げの激しい一日だこと……。

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2005/07/25

ササモトのお祝いをしたぞ

 わが朋友、笹本祐一が、朝日ソノラマ文庫で20年近く書き続けた『エリアル』が星雲賞を受賞した。
 つまり、昨年やっと一本の話として完結したのである。
 ササモトにとって、とても長い戦いだったことと思う(移動距離も…)。
 2005年7月24日日曜日、Mixiの仲間二十数人が、やっとアメリカ取材から帰ったササモトのお祝いをするため、東京、新宿のライオンに集まった。

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2005/07/23

地震だぞ

16時35分、揺れ始める。
数を数え始めて、15を数えたところから強くなり、45か50まてはわりと強い揺れ。
70か80でやっと収まった。久しぶりに大きめの揺れ。

2分後、微震レベルの余震が10秒弱。

 ちょっとテレビでもつけないと……

この項、場合によっては後に続報。

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なんだか忙しいぞ

 大会が終わっても、そこそこに忙しい。

 週の前半は、大会お疲れさん電話やメールの応酬が続いた。少なくとも、この情報量はインパクト。絶対量も例年と比べて格段に多いし、その中でも単なる「お疲れさん」では済まない「俺、こう思うんだけど」という意見の比率が多い。
 少なくとも、今年の大会には、神北の周りの人々をそうさせるだけのインパクトが在ったということだろう。

 水曜日は、藤澤くん、竹内くん、塩坂くんというごく内輪の仲間内で新宿で集まって謀議。……というか、メシを喰う。ここでも話題は「我々は来年どうするのか」ということ。今年やってみて判ったことは何か、来年はどうするべきかということ等を中心に、いろんな話をする。この日は平日ということもあり、特に広く人を集めた訳ではなかったが、シール企画の仲間は、やたらとメシを喰うことが多い。もちろん、集まればメシを喰う。わざわざ集まって沼津まで出掛けて魚を喰う。うまいもの喰って相談すると、楽しいから余計に知恵が出る。
 この日は、新宿駅南口西側の夜来香という台湾系中華のお店。冬瓜茶とかいう甘茶系の飲み物が、わりとヒット。料理もうまかった。唯一の難点は店が狭かったこと。客席頭上の高い位置に棚板が渡してあり「荷物そこにおいて下さいね」と言われるが、うちの仲間内はみんな大型リュックを背負うので、チャチな棚では誰も怖くてモノが載せられない。もし落ちて来たら、テーブル直撃位置なのだ(^_^;)。現に、一度上げてみたら、神北のリュックは半分はみ出してしまった。

 木曜日は、青山で鍼医者。
「どうしました」
「いや、全身くまなく悪くって……」
 まったくもって、ダメダメな患者ですな。でも、一部患者によって「ゴッドハンド」と呼ばれる先生は、そんなダメ患者にも嫌な顔一つせず、「あ〜ここ酷いですね」「辛かったでしょう」と軽く会話を挿みつつ、張りつめたまま凝り固まった筋肉に鍼を打ち、弛緩したところを丁寧に揉みほぐしていただく。左右の肩甲骨の間辺りの背骨に沿って、張り上がっていた部分が、気がつくとスっと引いている。変なこり方が取れて、姿勢が良くなるせいか、ここで治療してもらった後、確実に神北は、3センチほど身長が伸びる。
 この世の極楽ですな。

 金曜日は、栃木のT-CNETさんを訪ねる。
 先日、依頼を受けて、ここの顧客先のホームページの試作品を作成した。最新のWeb技術を駆使するような重たいシカケたっぷりのサイトを作れる訳ではないが、古典的だが軽く速く判りよいページなら得意である。今後もいろいろとお付き合いがありそうなので、ここいらへんで担当者以外ともご挨拶をしておこうという話だ。
 とはいえ、担当者ってぇのは、第四十二回日本SF大会T-con 2003とちぎSFファン合宿の実行委員長だった熊倉くん。いまなら、日本SFファングループ連合会議の事務局長といった方が通りが良いか。
 こういうところからも、ちょっとずつお仕事を戴いて、神北は日々暮らしているのだ。

 で、とりあえず挨拶を終えた後、熊倉くんの自宅へ。一歳の誕生日を間近にひかえ、二足歩行をするようになった莉緒ちゃんは、徐々に破壊力を増しつつ、日々、成長中。
 行ってみて思ったのが、本数の少ない電車の乗り継ぎさえ失敗しなければ、我が家から栃木市は割合と近いということ。同じ最寄り駅から出発して、JR料金的には、横浜よりはちと遠いが横須賀よりはぐっと近い感じ。
 ちょうどこの日、大会終わって一息ついた武田くんが同じく熊倉家に顔を出していた。彼は変則勤務なので、平日ぽっかり身体があいていたりするのだ。もちろん、逆に土日仕事ということも多いのだが。
 二人して熊倉家でゆみ子さん手作りの夕食をごちそうになる。
 シール企画が対大会用資材置場に困っているという話で、書庫にする筈の部屋が片付いたら、脇に広いスペースがあるから置けるよという話を戴く。が、それはクマの罠。「片付けたら」「お前ら片付けに来い」なのだ。(^_^;)
 というわけで、真夏は避けるとしても、そのうちシールズで栃木突撃隊を組織せねばならんかも。

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2005/07/19

ギブミーギブミーだぞ

 今年の大会のゲストと大会の関係について、後知恵で考察をしてみたい。
 大会の演台に立つ事は栄誉な事なので、講師になる対価を既に得たようなものというような意味で実行委員会等ではギブ&テイクという言葉を使っていたように思う。
 しかし神北は、今までの日本大会で充分なギブアンドテイクが出来ていないとも思わないし、アメリカ式のやり方(というか、今回Hamacon2がやったやり方)が、本来採用すべきベストだは全く思わない。
 さらに今回のHamacon2のやり方は、どちらかというと、「ギブ&テイク」ではなく「ギブミー、ギブミー」だった様な気がする。

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『ガンダムが好きだから』だぞ

 またまた、今年の日本SF大会Hamacon2の話。
 この神北情報局の一つ前の書き込み『終わった夏だぞ』に、池田くんのレスポンスがついた。これに何かを返すには長くなるので、別の書き込みにした。
 まず始めに池田くんの私的反省会レポートを読んでおいて欲しい。

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終わった夏だぞ

 日本SF大会が終わった。

 何度か、感想とか、いろいろと書いたのだが、いろいろと楽しい事があって、やっぱり日本SF大会はいいなぁと思うの反面、いくつか遭遇した腹の立つ事を書いていると真っ黒になるので、朝から何度か、書き直している。一日掛かって、まだ何を書くべきか逡巡するぐらい、いろいろあったのだ。

 日本大会の大きな流れの中で、今年は、一つ特殊な位置に在る大会だった。
 2007年に迫ったワールドコンの予行演習。
 そのために、ワールドコン式ということで、幾つかの方式が採用された。

 たとえば、名札はパウチにしてストラップで首から下げるのだという。まあ、カッコイイのかもしれないが、それが決まり事だというほど、メリットのあることだとは思えなかった。
 たとえば、ゲストというものを廃し、みんなが参加者という形にするのだという。でも、その単なる参加者と同じである『講演者』達に対し、この実行委員会の要求するレベルは、ちょっと厳しすぎる感じがする。
 たとえば、名札に付けるいろいろなリボンを作るという。でも、日本語で書いてある訳でなし、ぱっと見に色が幾つかあるが、詳しい説明とかが掲示してある訳でなし、会場ではそれが何の意味を持つのかほとんどの人が理解していなかった。

 得てして、ワールドコンの形骸を真似て、精神を置き忘れているという気がしてならない。少なくとも、私も過去僅か三回程度だがワールドコンに参加したが、まあ、あれにも良いところと悪いところ、もっというならば、日本大会よりよく出来たところと、逆に日本大会に遠く及ばないところが幾つもある。
 持って来るならば、良いところを抜き出して持って来るべきであり、何でもかんでも真似さえすれば良いというものではないだろう。

 そういうところを、ちゃんと考えて、より良い、日本ならではのハイブリッド大会にしてもらいたかったが、どちらかというとそうはなっていない感じがした。
 非常に残念。
 でも、取り敢えず、SFファンにとっての今年の夏は終わった。
 シール企画としては、とても苦労をしたが、その分、良い形に企画を回すことが出来たと思う。
 多くの人が、呼びかけに答えてくれて、シール企画を手伝ってくれた。有難い事だ。そして、来年も何かシールでやりたいという感想を何人もの方から戴いている。これも有難い事だ。また、シール企画が面白かったという感想を多くの人から得られた事も、楽しい事だった。
 皆さんありがとうございます。次の機会も、宜しくお願いします。

 とりあえず、終わった。それが今年のSF大会の感想である。

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2005/07/16

さて、明けて大会だそ

 ついに、大会当日を迎えた。昨日は、交通渋滞に巻き込まれたため、プログラムブックが到着しないというアクシデントの中、なんとかその他の分の袋詰めをしようとして、結局名札をつるすストラップが半分ぐらいでなくなってしまうという状態で、それもストップ。作業場所を使えるのも後十分というところで、例年警備をやって来た武田君が大会宛の荷物の中からストラップの梱包がないかと、一人で探しているところで、我々は、その場を後にした。
 果たして、ストラップは見つかったのであろうか? 袋詰め作業は、今朝から再開され、受け付けに間に合うのだろうか?
 もちろん、大会の受け付け開始までに全部そろっている必要はない。既に完成(プログラムブックは入ってないけど)しているセットの尽きる前に。次が用意できればよいのである。そのぐらいの綱渡りでも、一般参加者に迷惑を掛ける前に終わらせられれば、その時は大変でも、後になって見れば面白エピソードの一つである。そうやって、間に合ってくれることを祈りたい。

 今頃、間に合わせるための変更点の決定と周知を終わらせて、大会スタッフ達はしばし体を休めているとこだろう。会場の使用条件の関係で、そこいら辺を動かし始められるのは9時。それまでは、十二分に体力回復に努めて置いてもらいたいものだ。なんといっても、今日は、日本SF大会なのだから。

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2005/07/14

ゆっくりゆっくり、ジェットコースターが上がり続けるぞ

 昨日の今日で、取り敢えず大事を取って会社を休ませた女房は、今日は割りと落ち着いているようだ。
 それを尻目に、刷り物の山に相対している。
 事前に頼まれたシール作りだ。

 有難い事にシール企画への認知が進んで、自分で作って来られる企画が多くなったのだろうか。昨年と同じように実行委員会に、各企画に企画シール作成の打診を依頼したが、特に注文はない。
 だから、自分たち夫婦の分と、友人関係からの頼まれ事のシールを作って、ガンダム系雑誌の編集さん・ライターさんを集めた企画(『ガンダムを報じる』というタイトルだという話を聞いたが、現時点でその名前はWeb上のタイムテーブルに出ていない。タイムテーブル上には『ガンダムが好きだから』という企画がクレジットされているのでたぶんこれの事だと想われる)に、我が、Ζガンダムヒストリカからも大徳さんに出ていただくので、それ用のシールを用意したら、そこで取り敢えずは終わりである。昨年のG-con直前の目の回るような忙しさと比べると、夢のようだ。
 とはいえ、大会は、ジェットコースター。いつまでもジワジワと登って行くだけのジェットコースターというものはない。ある時ひとたび頂点に達したら、猛烈にガンガン下り始める筈である。ブンブン振り回され、上がったり下がったりひねったり宙返りしたり、大騒動の末、在る時、ピタリと収まる。ふと気がつくと、それはもうコースターを降りる時なのだ。
 さて、このコースターはどんなに凄いのかしら。そう思いながら、かたんかたんと、坂を上って行くのであった。

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大会モード突入と、「目眩(めまい)」だぞ

 それは、昨未明、7月13日の午前4時前のことだった。突然、だんっ!! という音で飛び起きると、むらさきが両腕をついて苦しげ。状況を訪ねると、目眩だと言う。今の音は、ふらっとして両手をついて崩れ落ちた音らしかった。
 肩こりや腰痛が持病のようになっているせいもあって、肩や首の凝りから来る気持ちの悪さかと思い、取り敢えず再び横にさせる。で、そのまま目が覚めてしまったので、しばらく仕事部屋に入ってSF大会に向けてのこまごまとした準備に掛かる。
 一時間ぐらい、いろいろやった後、5時頃、女房の様子を見に寝室の方に戻ってみると、まだへばっている。
 「だめか?」
「全然だめ、くるくる」
「救急車呼ぶか?」
という会話、そういうことが苦手で、いつもなら必ず「朝になったら自力で医者に行くよ」という女房が、「お願い」という。
「じゃ、呼ぶぞ」
「うん」

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2005/07/12

なんだか細かくて大変だぞ

 「破壊王」橋本真也が、脳幹出血で亡くなった。
 格闘技の選手というのは、身体の限界を常に越え続けて、それによって自分を成長させる所があるから、あれだけの選手ともなれば、選手人生の中で堆積した無理と、成長した自分の肉体とが、常にガチンコ勝負を繰り返して来ていたのだろう。残念なことに、橋本真也は今回、その無理に呑まれてしまった。旗揚げした団体の失敗による心理的負担等と言う、本来彼の得意ではない分野からの攻撃が大きすぎたのかもしれない。
 いろいろと想いは募るが、今は、故人のご冥福を祈りたい。

 さて、で、そんな今日この頃、神北が何をしているかというと、昨年と同じように、星雲賞の賞状を作成している。
 これはこれで、マシンと自分の限界を超えるような話だ。A3のカラー原稿、Photoshopで300dpiとなると、1枚の賞状が120メガバイト程度。それが約9部門(場合によっては特別賞などが増えることもある)あって、しかも、合作や翻訳作品の場合、複数作家や翻訳家の分を考えると、それぞれ部門ごとに何枚か作らなければならないので、十数枚。
 神北に仕事が回って来る前は、デザイン会社の有志のSFファンの方にやっていただいていたようだ。回って来た前年度データを見ると、自前の出力装置を使える為に、1つのファイル内に、部門ごとにレイヤーを分けて文面を設置しておき、必要に応じてその時印刷するレイヤーだけ可視状態にするという方法で、やっておられたようだ。
 それはそれ、楽なので、神北もそれを真似たいという欲求はあるのだが、なかなかそうはいかない。まず、神北家には、A4までのカラープリンタしかないのである。A3で縁なし印刷をしようと思えば、A3ノビまで使え、割りと厚手の用紙が通る機械を備えた出力センターに出向くしかない。
 そうなると、現場の手作業でいちいちレイヤーのオン/オフなんてしていられないので、結局、刷り出すモノの数だけ、120メガバイトのファイルを用意することになる。
 これが、やはり重いのだ。
 重いファイルを一個一個開いて、逐一文言を直し、文字数の多い所は小さな文字にして収めるなど、文面のバランスをいじり、全部を手作業で作って行かなければならない。

 Illustrator使いの神北が、なんでPhotoshopなんぞで、そんな苦労をしているのかというと、実は昨年、Illustratorでやってみたら、そこに敷いているPhotoshop画像が重すぎて、Illustratorが挙動不審に陥ってしまったのだ。ここ一年、神北の環境は変わっていないから、今年もPhotoshopで作業するのが、ベターなのは見えている。
 てなわけで、自動化出来る所は密かにアクションをいじりつつ、出来ない所はコリコリと手作業で、仕事を進めている。

 ちなみに、本年の受賞作・受賞者はねぇ……。守秘義務で、言えませんって(^_^;)。

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2005/07/11

これでは怖いぞ

 前にも書いたが、携帯電話にロクな機種がなくて困っている。神北が使っているのはボーダフォンで、機種は、J-SH07。型番を見れば一目瞭然。社名がボーダフォンとなる前の非常に古い型。2001年6月の機種。結局4年の間に電池を3回換えた。そうまでして使っている理由は、別なこれが便利だからではなくて、新機種で移りたいようなものがないと言うことが大きい。

 が、ちょっと震えが来るような、いいカンジの機械を発見。
 M1000、ドコモのFOMA端末。ドコモのサイトはこう
 まず、全面液晶で、無駄に押し難いテンキーを廃し、スタイラスや指で操作が出来ること。フルブラウザが使えて、ネット情報が取り出しよいこと。この二つは大きい。

 だが、PDA機能の充実したスマートフォンでありながら、残念なことにというか当然なのだが、NTTに売る気がない。
 ワードやエクセルの文書が読めたり、フルブラウザてサイトを覗いたり出来ることがウリになっているが、非通信時にPDA機能ばかりを使うとしたら何時間持つのか、そういう所に全く触れられていない。
 ザウルスと同じクラスの値段するのなら、ザウルスと同じだけの稼働時間が欲しいではないか。ところが、他と同じように「待ち受け・通話」程度しか、電池の時間が書かれていない。

 待ち受けと通話しかしない電話機と、文房具として文書を読んだり書いたりするPDAの違いを理解していないこの売り方では、怖くて、せっかくの機械が売れやしない。

 あ〜、勿体ない。

 ちなみに、よく行く家電量販店のコンピュータ専門店舗で、富士通の携帯技術者上がりという店員に聞いたら、にべもなかった。

  • まず、経験的にモトローラの端末はリコールが多く信用ならない
  • アメリカの会社の名前で売っているが、中国製
  • 富士通やNECの安定した製品とは比べ物にならない
  • さらにFOMAなので、却って通信切れを起こし易い

……など、散々たった。

 まあ、その店員は、ボーダフォンのノキアの携帯なんかも、ほぼ同じメイド・イン・ジャパンではない(実質中国製)という理由でけちょんけちょんに言って居たが、友人で使っている人が居るが特に困ったという話は聞かない。
 これは、開発終了しかかっていたFM-16からモトローラ製のCPUを引っこ抜き、インテルチップを載せてFM-16βにして売りだした、神田泰典氏以来の富士通のモトローラ嫌いが半分以上なんじゃネーのという気もする。
 そもそも「部品リコールが1回、ソフト不具合で1回……」とか偉そうに数え上げていたが、ソフトリコールは、中国製の部品のせいじゃねーだろ?

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2005/07/10

あと1週間だぞ

 2005年7月9日土曜日。
 ひと月前と同じく、シール企画の事前集会。あつまって、ダベって、なんだかごそごそ買い物して……。

 シール企画に使う「現在時刻」「仕上がり時刻」表示用の二つの時計、煩悩王用の賞品などを買う。煩悩王用の副賞の賞品は3つなので、一番乗り・煩悩皇(最多収集)など、理由の付いた人向けたな。
 例年のように企画が進むと、50人近い煩悩王が誕生する仕組みなので、さすがに全員になにか副賞を付けるというわけにはいかない。いつものように、達成者には、煩悩王シールの贈呈ってことになる。
 このほか、シール大賞には、ゲスト・オブ・オナーに選んでいただく賞等を予定しているが、はたして、応募作が集まって来る二日目昼頃、ゲスト・オブ・オナーにそれをお願い出来るだけの時間的余裕が在るのだろうか。賞担当の森田くんは、なんかそれで擦り合わせが進まなくって大変な思いをしているようだ。

 ちなみに現在、シール企画では、シール屋さんに、マシンを8ブースまで用意し、一度に8台のシール作成用マシンを置けるようにして、並行作業でガシガシとシールを作ろうとしている。(一応、更にプラス2ブースの10人体制まで作業ブースを確保出来るようにしている。)実際に、8ブース全部に作業要員が貼付けるかどうかは、当日、どれだけ人が集まれるかどうかに掛かっている。みんな、頼まれて抜けられない企画等が幾つか在るのだ。その当日事前打ち合わせ・要員顔合わせ等も在るだろうから、正式なタイムテーブルが全員に行き渡った時点で、いろんな要因を洗い出して精査してみないと、誰がどの時間にどこに居られるのかなんて、まるで判らない。更に云えば、もちろん、中核のメンバーは、他に企画を観ている時間がないであろうことも覚悟はしているのだが、ちょっと手伝おうという人にまでそれを要求するわけにはいかない。

 というわけで、シール企画では、手伝って下さる方を大募集している。シール作成ソフトの使い方等は、さほど難しくはないし、歴年の要員がちゃんとお教えするので、身一つで手伝いに来ていただけると嬉しい。
 もちろん、「器材・ソフトを持ち込んで手伝ってやるぜ」という方も、大歓迎である。
 もちろん、当日ふっと時間が空いた時に寄っていただいても嬉しいが、もし宜しければ、お知り合いのシール企画スタッフ、または神北恵太まで、事前にメールしていただけると助かる。神北へのメールはこのページの右サイドにある神北リンク内の神北郵便局よりお送り頂ける。

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2005/07/06

ゲームは1日7時間だぞ

 最近、日記の更新が滞っている。
 締め切りが重なってキツかったのもあるのだが、一昨日からの原因は、これだ。『ガンダム トゥルーオデッセィ 〜失われしGの伝説〜』、なんと、ガンダムを題材にした、ファンタジー(っぽい)RPG。
 先週発売になって、女房が買って来たのを、彼女の遊ばない時間にチョコチョコとやっていたんだが、ナニゲにファンタジーRPGというものが、いかに日本に定着したのかを思い知れて楽しい。

 基本は、ドラクエとかファイナル・ファンタジーとか、ああいうモノだと思って欲しい。
 主人公は孤児で、育った孤児院を襲って仲間を皆殺しにした、モビルスーツに乗る夜盗達に復讐することを誓っている。やっとの思いで、モビルスーツGMを手に入れることの出来た主人公は、旧ザクに乗る孤児仲間の相棒と二人、仇敵を求め、世界に旅立つのであった。
 ま、「モビルスーツに乗った」という言葉を「飛竜に乗った」とか「チョコボに乗った」とかに置き直したら、まんまファンタジーRPGによくありそうな取っ掛かり。
 で、陸しか歩けない主人公達に力を貸す空賊団が、ガウ攻撃空母に乗っていたりと、要所要所に、手塚治虫の『スターシステム』よろしく、花形スター達がちりばめられている。
 「なんだそんな変なのは、一年戦争以外俺は認めんぞ」という人は、一度触ってみそ! とにかく、笑えるし面白い。
 ガンタム + ファンタジーRPG なのだ。

 例えば、開幕そうそう、フィールドを歩いている主人公の敵は61式戦車だ。これが、まだ戦闘に慣れない主人公には結構キツい。しばらく行くと、主人公も少し成長して、強くなって来る。すると、色違いの61式戦車が出て来るようになって、これが今までより少々強い。更に、遠くへ出て行くと、マゼラアタックが出て来る。これは更に強いのだ。
 例えば、『アシッドGM』という、敵モンスターが出て来る。これは、アシッド攻撃というのを掛けて来て、主人公側のモビルスーツが「毒を食らった状態」になるのだ。ターンごとにヒットポイントを削られて行く。これには、「洗浄液」を使って洗い流すか、「アシッドクリア」のスキルを使うしかない。
 例えば、『メタルザク』とか『ゴールデンGM』とかの敵モビルスーツが、たま〜〜に出る。メタルザクは、とても倒し難いが、倒せた時の経験値が豊富、ゴールデンGMは、経験値はすかんぴんだが倒すと1000クレジット手に入る。

 これは全て、ドラクエやFFで遊び慣れた人にとって、おなじみのシステム。無理してガンダム世界をキッチリ作るのではなく、ガンダムの要素をファンタジーRPGにイイトコどりしちゃおうというのが、コンセプトなのだろう。
 でも、頑張る所は頑張っていて、映像シーンを見ていると、泣けるぐらい綺麗な絵が多出する。
 ガンダムのカッコ良さを熟知した人でなければ、こうは出来まいと言う作りが、なんとも嬉しい。

 で、コレにハマった。
 昔から、ゲームは1日7時間という(違ったっけ?)が、ついつい、月曜日に締切明けだったせいで、1日24時間中このゲームをしていたのが17時間なんて記録を作ってしまった。

 今、私は、ガウ攻撃空母に乗って飛んで来て、東方の都市、トウハイに居る。

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2005/07/02

今時のウルトラマンを考えるぞ

 先週遂に終わった『ウルトラマン ネクサス』
 今週遂に始まった『ウルトラマン マックス』

 ネクサスは、ものすごくマイナスイメージが在った。

  • 怪獣の出現も被害も、記憶操作をしてなかった事に。
  • 怪獣やっつけ隊が秘密組織で存在も秘密。
  • ウルトラマンの秘密を怪獣やっつけ隊が狙っている。
  • 怪獣やっつけ隊の中が秘密だらけ。
  • お話しが30分で全くケリが着かず、延々とダークに続く。

 これは、実際厳しい。子供が見て行く番組の作りではなかった。どんな気味の悪いことに巻き込まれても、どんな苦しい目に遭わされても、30分の番組が終わるまでに解決し、ありがとうと言って手を振るべき子供までが、悪いウルトラマンの手によって利用され翻弄される。
 土曜の朝やる番組の進め方ではなかったのだ。

 しかし、さすがに拙いと思ったのか、打ち切りが決まり、巻きに入ってから、この番組は、なかなか凄い底力を見せる。番組二人目のウルトラマンと、美少女の悲恋を中心に描かれた第二部は、なんかいいラブストーリーだった。さらに、突出した最終回だけを神北的には第三部と呼びたいのだが、昨年末の映画版から続くストーリーであるとが明らかになった第二部を受け、映画からテレビまでの全ての一連の謎に答えを出すという、強引だが強烈な解決編を、僅か1話でやり切ってしまった。本当ならば、第一部を4話、第二部を20話ぐらいやった上で、あと26話ほどこの第三部のノリでやって欲しかったのだが、なんといっても、この第一部の陰々滅々鬱々勃々が、とにかく無駄に長過ぎたのだ。

 同じように、シリーズ構成のバランスが崩れているとしか思えない現行作品に『機動戦士ガンダムSEEDデスティニー』があるが、この二つの作品、ものすごく共通するポイントがある。

 主人公達の誰もがコミニュケート不全なのだ。

 これは、ちょっと酷い世界観だ。両方とも、組織内で選ばれて集められた優秀なスペシャリストというふれこみの団体が主人公群を形成しているが、構成員のだれもが、自分の意見をプレゼンテーションするという最低限の社会的能力に欠けているのだ。そのため、言葉で意見を表明せず、思い詰めたあまり暴走する。
 逆に、『仮面ライダー 響鬼』では、大人がコミニュケーションをしっかり取りつつ、お互いを思いやり、互いの間合いを維持しつつ連携し、スムースな人間関係をみせている。そしてそれが、ああありたいという一種の理想の大人像を見せているのだ。

 お互いの意思をちゃんとプレゼンテーションし、その調整と協調をもって人間関係を作り上げ、チームとして事に当たる。
 何かの拍子にそうした一連の流れが造れないいろいろなわだかまりが人間関係に溝を造り、感情が溜め込まれ、ストーリーが動きだす。たしかにそれは有ることだろう。
 しかし、正当な人間関係を一度も造らず、最初から疑心暗鬼と意見の溜め込み、そして爆発の繰り返しのドラマでは、ギスギスして観て居られなくなる。

 ウルトラマンネクサスが、いかに終盤、そこを改善しようとしていたとはいえ、前半の痛手は取り戻せなかった。これは噂だが、とても出来の良いTILT基地の玩具、なかなか玩具メーカーも頑張ったと思うのだが、最大商戦期の年末年始に、全国で4ケタ台の下の方しか売れなかったのだとか。打ち切りの決まった4月以降は、まだ放映中の現行作品だというのに、あちこちで、半額以下の大安売りである。

 「ウルトラマンなんて、子供騙しさ。怪獣が居て、ウルトラマンが出て来て倒しさえすれば、ストーリーなんて何だっていいよ」なんて思っていた人が居て、ああいう話に許可を出していたのだとしたら、ちょっと子供をなめすぎたことを、左遷先の窓際の日当りのいい部署で、痛感して戴きたい。

 さて、『ウルトラマンマックス』である。うん。これぞウルトラマンという豪華な展開で、第一話から、アボラとバニラよろしく、赤と青の二大怪獣激突。そこに颯爽と現れて光線技で二体とも倒して去って行く謎の巨人。民間での活動が認められ、対怪獣部隊に抜擢される熱血青年。
 きっちり定番の盛り上げ方をする。
 たしかに、「毒にも薬にもならないステロタイプなウルトラマン第一話」以外の何ものでもないお話しなのだが、こういうストーリーをきちんと当ててこそ、子供が見る番組としての基礎が、子供が飽きる前に固められるのだ。
 来週は早速エレキング。さて、何をやってくれますやら。

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2005/07/01

つける薬がないほど馬鹿だぞ

 

朝日新聞社会の2005年6月30日の記事に『国会図書館、情報保存はお堅いサイト限定 反対多く転換』というものがあった。

 インターネットのウェブサイトの網羅的な収集を検討していた国立国会図書館は、政府や自治体などのサイトに限って集める方針に転換した。当初は個人サイトも含む大規模の収集方針だったが、「違法なサイトがあふれている」と反対意見が多数寄せられたため。国会図書館法の改正案を今国会中にも提出する。

 うーむ。何を考えているのだろう。元々「.jp」全てを保存するという、壮大な計画だったものが、政府機関の「.go.jp」、地方自治体の「.lg.jp」、大学関係の「.ac.jp」、小中高校の「.ed.jp」、社団法人等各種団体の「.or.jp」だけに限ることになったのだという。

 本来案の、「全部集めて全部公開する」に関して言えば、神北も反対だ。さすがにそこまですると、問題が多い。無差別殺人の予告をしたサイト、自殺仲間を募集したサイトを誰にでも見れる所に公開し続けることが、政府の仕事とは思えない。その面では、「違法なものまで、国が集めて公開するのはおかしい」という今回寄せられた批判も、あながち間違ってはいない。
 しかし、である。おかしいのは、「国が集めること」「公開すること」を一緒にしていることにある。
 「この国で発行された書籍を全て集め、保管しよう」という国会図書館の方針から言えば、「この国で公開されたサイトを全て集め、保管しよう」という方針は、誰がなんと言おうと正しいのである。問題は、公開をどうするかというだけのことなのだ。
 だから、まず、集めることを止める必要はどこにもない。公開なんて後で考えれば良いから、まず、公開出来なくとも、出来る限りのページを保存すべきなのだ。今始めれば、100年先に、21世紀の社会・風俗・文化・思想・政治・経済・科学技術史……あらゆる事ごとを知るための最大の資料庫になっている筈である。歴史的資料として見られるほど先になってから初めて一般公開でも構いはしない、それまでは、許可を得た研究者や立法・司法・行政が、必要がある時だけ覗けるだけでもよいのだ。また、同図書館は、人権侵害などにあたるかどうかを個別にチェックできる立場になく、その能力もない。という人的リソースの限界を理由にしているが、それこそばかばかしい事だ。言っている内に意味解析の精度が実用に達し、その場で閲覧者の資格に合わせたフィルタリングが出来るようになるかもしれないではないか。
 そんなことは、いくらでも未来技術に頼れば良いのだ。今出来ないからと言って諦めてしまわなくても、10年先には容易な事になっているかもしれないではしないか。しかし、10年先になってからでは、拾えない情報がある。今残さないと消えてしまうページがあるのだ。
 とにかく、消えたモノは後から集められないのだ。

 同図書館企画課は「ネットには当時の人々の動きや考えが膨大な情報として載っている。すべて残したいが、理解が得られるところから始めたい」としている。

 本当にそうだ。全て残して欲しい。良い事も悪い事も、聖俗善悪関係なく、違法なモノであろうとも、あらゆるモノをまず、集めまくってもらいたい。これは、とにかく、良いことに違いない。まず、保存すべきだ。議論やフィルタリングの基準作りは、その後で追々やって、徐々に公開範囲を可能な所まで広げれば良いのだ。

 情報や歴史資料とはそうした性質のモノである。

 頼むよ。

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