カメラ武装強化だぞ
カメラの武装を強化した。といっても、たいした事ではない。
市販の、カメラ側面で右手の外側を巻き、片手でホールド出来るバンドを追加したのだ。MATIN社のCAMERA GRIP-Iという製品。
MATIN CAMERA GRIP-I M6779 韓国製である。ストラップ部は通常のカメラストラップと同じ樹脂素材の編み紐だが、手の甲にフィットする部分は、韓国お得意の革製(と思うんだけどな、サイトにはKoskinと書いてある。calfskinの事か、それともそういう名の合成皮革なのか?)で、とても装着感がよい。
底部接合部 三脚用のねじ穴を利用して、樹脂製の支持板を装着する。(ネジ頭と言ってよいのか?)回す部分の径を大きく作ってあるので、軽くひねってもしっかり止まってくれれる。初見の印象はとても良い。あとは、電池交換のたびに少し緩めてズラし、電池蓋を開けられるようにする必要があるこのネジ部が、経年劣化にどこまで耐えるシロモノかという材質の問題だ。
2枚目の写真向かってねじの右側に、上から来た肩掛けストラッブを繋げというストラップ取り付け部がある。このネジ止め式のブラ部品を外すと、本製品と標準ストラップを合わせて一本の肩掛けストラップに出来るという一種スグレモノのアイデアだ。しかし底部に装着したままだと、両手を使うためにヒョイとカメラをクビから掛けた時に、カメラを横に倒すことになる。何となくそれが嫌で、カメラの標準ストラップは動かさず、その上からストラップ取り付け部に装着した。それでも、取り付け部のリングにはまだ若干の余裕が残った。これが切り欠きに棒が渡してあるような埋め込み式だとそこまでは行かなかったかも知れない。有難い。
安心して片手でカメラを持てるし、クビから下げることも出来る。ヨドバシカメラで1617円。しっかりしているので、モノとしては割とお得感がある。
ただし、この製品は、カメラを買ったLAOXザ・コンピューター館では扱っておらず、神田の街でふらっと寄ったカメラのキムラにもなく、もはや自作しかないかと思い、工作材料に出来そうな首掛け式ストラップを見に行った、ヨドバシ秋葉原のカメラフロアの傍らでやっと見つけ出した。
こういう、しっかりホールドするストラップでカメラを片手で持ちたいという欲求は結構高いと思うのだが、どうしてメーカーや多くのショップは応えてくれないかねぇ。
ただ、いかにも日本で売ってやろうと云わんばかりに、パッケージの処分に関するリサイクルマークは紙とプラふたつとも日本の物(右参照)が着いているのに、同じ印刷面に書かれたの説明文は、英語とハングルだけ。かつ製品説明はこのブリスター台紙のみ。「説明なんてなくても判るだろうこんな簡単な物」とタカを括っているのか、「意地でも日本語なんか書いてやるまいぞ」と思っているのか、何も考えていないのかは判らないが、このパッケージの不親切さが、ユーザを製品に近寄り難くさせているのではないか? 日本語の説明文がないために、商品知識の乏しい売り場には、どうしても置き辛くなってしまう。営業努力の甘さだろう。
製品の質感が悪くないだけに、残念。
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