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2005/11/21

ちぃナ☆コンのレポートだぞ

 2005年11月19日。ちぃナ☆コンに出かけた。

 名古屋のコンベンションと言えば、総合型の合宿コンベンション『大名古屋コンベンション』通称『ダイナ★コン』だか、そのミニ版が、小さい名古屋コンベンション、つまり『ちぃナ☆コン』である。ダイナ★コンの宣伝のための日本大会でのコーナー企画だったり、ゲストを呼ばない小さめのコンベンションだったりするワケだが、今回は、ゲストがあった。
 というのも、このちぃナ☆コン、「笹本祐一先生、星雲賞日本長篇部門・暗黒星雲賞ゲスト部門同時受賞おめでとう宴会」という性格の集まりでもあったのだ。
 

 朝10時半。神北は東神奈川の横浜線ホームに居た。名古屋まで、塩坂くんに車に乗せて行ってもらうのだ。と、同乗者の一人から電話。15分ほど遅れているという。車を出してくれる塩坂くんに電話で伝える。ついでに、集合場所の駅の手前に塩坂くんの家があるので、良かったら途中駅で拾ってくれと依頼。
 塩坂くんの最寄り駅を降りてみると、同じく同乗者の竹内くんも居た。
 3人でノワール号に乗り込むと、早速移動開始。集合場所は十日市場駅北口。
 あと、200〜300メートルというところで、電話が入る。
「駅についたぞ。北口に出る」
「車でもう間近まで来ている。すぐ行く」
 北口の階段が見えるところでみつけて、窓を開け車中から呼ぶ。
「おーい、ササモト。こっちこっち!」
 そう、この日ノワール号に同乗して行く最期の一人は、笹本祐一くん。今回のコンベンションのゲストである。

 塩坂くんのノワール号は、軽四輪だが、わりと居住性は高い。全行程1000キロを超える超長距離となると別だが、たかだか片道300キロぐらいならば、ゆったりと座って行ける。また、東名高速を走っていても、周囲の車と変わらぬ加減速で、十二分に流れに乗って走って行ける。660ccとはいえ、DOHCツインカムターボとなると、設計の妙と相まって、ヘタな1000cc〜1300ccクラスより、よほど快適である。今日日の軽自動車は舐められない。
 だが、横浜青葉から高速に乗ったところで、俊足を見せる前になんだか渋滞に捕まってしまった。土曜昼前の海老名渋滞らしい。海老名SAは新しくて綺麗で、食事のバリエーションが広く選べる、東京から乗って最初のSAだ。高速に乗ってまず旅支度という時に便利なコンビニ風売店もあり、我々もよく使うのだが、その分、混み易い。これじゃあ今日はちょっと使えない。しかたなく、次の目標地点を足柄SAとして、走る。海老名を抜け厚木を過ぎると、急に車列がまばらになり、高速道路らしくなって来る。快調、快調。
 で、足柄が近付いて来て、みんなで相談。
「おー、いい感じじゃん?」
「時間的にも余裕がたっぷりできているぞ」
「そう、沼津辺りで飯でも食うか」
「二週間前に食ったような気もするけど、行きましょー」
 沼津ICからいつものように千本漁港へ。さすがに観光シーズンまっさかり、それも昼メシ時直撃という事で、予約は入れられなかったが、目指すはさかなや千本一。ちょっと待って、近海まぐろ刺身膳とか、鯛飯御膳とか、あじたたき膳とかを堪能。
 折角だから、このさかなを土産にしようと企むが、千本一ビルの寿司屋は寿司折をやってないという。
 しかたなく、近所の地元の人の行きそうなスーパーへ。観光客相手ではないので、地元の人が納得する味が、地元価格で手に入るのだ。
 寿司折をゴンゴンっとまとめ買いし、売り場のおっちゃんの好意でスチロールのトロ箱と氷を貰い、車のラゲッジスペースに無理矢理詰め込んで激走。

 これで余裕時間はほぼ食い潰したが、その後、順調に移動。開始時間にちょっとだけ余裕を持って、宗教公園五色園に到着。

オープニングで挨拶する笹本 中に入って受付をすると、お土産のトロ箱を持ってメイン会場のPXに。別ルートでリニモに乗って会場入りしたむらさきは、既に来ていた。でも、ゆっくり話す暇もなく、すぐにオープニングのため、食事会場の広間へ移動。
 開会が宣言された後、早速ゲスト紹介で壇上に登場した笹本くんは、手に一円玉を持ち、「これが、直径1万2千数百キロの地球とすると、太陽は、200メートル以上向こう、だいたい、五色園の正門辺りにあたります…」と、語り始めた。「そして、その同じだけ更に向こうに行った所に今、全長500メートルだから芥子粒、いや、空中のチリのようなサイズの小惑星イトカワが、あります。そこからもう、すぐ隣に、原子1個分あるかないかの大きさの宇宙船、隼がいます」と、現在もミッション中の日本の宇宙船の話を始める。
 2天文単位は、約17光分。光が行って帰るには、35分ほど懸かる。ということは、15分以上前の状況を見て、15分以上先の行動を指示する事しか出来ない。リモートコントロールなど出来よう筈も無い。となると、2天文単位は馴れた先に居る宇宙船は、一端指示を受けたら、独自に状況観察・判断・作業を繰り返すことのできる、いわゆるロボット宇宙船である。これに燃えずして何に燃えようかという勢いの笹本くんの熱弁に、みんな気押される。
 むー。凄いぞコレは。

第一部「教えて笹本さん」 PXというか、メイン会場に戻ると、まるさんこと丸山さんを司会に、「おしえて笹本さん」と題した質疑応答企画の開始。
 この企画は彼の、作家笹本祐一としての面にスポットを当てた企画だが、小説に留まらず、宇宙開発の取材記にまで手を出している昨今の笹本くん。話の中には、当然その取材の件も含まれる。「待ち」を見込んだ取材行の費用の話から何から、話題は尽きない。
 司会の丸山さんといい、壇上にその作家の著作物を端から並べるやり方といい、「ここは白馬のセブンロッヂかな?」と思わせる雰囲気で、ゆったりと笹本祐一の魅力を解き明かして行く。
 ちなみに、写真の机の前に飾られている額は、取材先のフロリダで笹本くんが見つけて来た、アポロとジェミニのピンバッヂ・コレクション。笹本くんからのご好意で、クロージングでジャンケンし、参加者にプレゼントされた。
 しかし、こういった企画も便利になったもので、笹本くん持参のノートパソコンとディスプレイを使い、取材写真などもその場で見せてもらえた。なかなかもって、お得な企画である。

 そんな、中、珍しい顔に出会った。
中央が中村研治くん ハチャコンを主催していた中村研治くんである。コンベンションなんてものは15年ぶりぐらい。名古屋ファンダムに顔を出すのも随分久しぶりという彼は、今、北海道は札幌住まいだそうだ。なんでも、今回のスタッフの一人がマイミクなので、ちょうど仕事で名古屋に来たついでにちらっと顔を出してくれたのだとか。これもミクシィのおかげという事か。
 しかし、まあ、変わっていないのにびっくり。考えてみると、もう23年も前になるのだ。コンベンションをやろうと志して、名古屋駅のすぐ近くで毎週SFファンが集まっている中部SF交流会ミュータンツクラブの週例会、金曜会に顔を出すようになったのは。中村くんは、そのとき、交渉に行った相手でもある。なぜ交渉が必要だったかというと、ダイナコンIは、ハチャコン2と同じ日に、同じ米川旅館を押さえていたのだ。ちうか、旅館側のダブルブッキングだった。
 「ハチャコンというイベントも日が近い筈だが大丈夫か?」と訊いたら、米川のオヤジが「大丈夫大丈夫」。「大広間をちゃんと使えるか?」とと訊いたら「大丈夫、うちには大広間二つあるから」と来たもんだ。
 でも実際には、この旅館の大広間は一続きのもので、割って使う事は難しい。だから、きっちり別けてふたつのイベントを回す事など出来る筈も無い。てなわけで、できれば共催イベントにしようとの話が湧いて出た。それで、ヨコジュンFCの中村くんと、企画集団TDFの神北と丸鍋大外郎くんの二人で出かけていって、話をしたのが、中村くんが出入りしていた金曜会だった。つまり、当時、神北にとって金曜会はアウェイだったのだ。(^_^;)
 話の結果、ダイナコンIとハチャコン2は共催ということになり、先に実績のある中村くんに全体の長になってもらい、ダブルネームのダイナコンIが開催された。1982年秋の事だったと思う。
 ちなみに、この時、金曜会で「君、メイコンIVをやらんかね?」と声をかけてくれたのが、メイコンIIIの実行委員長、GQさんこと鈴木尋久さんである。GQさんは、後に神北が「ダイナ★コンEXで第28回日本SF大会に立候補する」と報告した時、「君はいつかやってくれると思っとった」と言ってもらった。が、あんた、来る新人来る新人、みんなに「メイコンやらんか?」と言って回っとったでしょう!
(^_^;)

第二部 さて、企画の方は、第二部に移っていた。こちらは、ロケットに専念した形の企画。いよいよ笹本祐一の独壇場かと思いきや、司会の小崎くんの切り返しが見事で、企画は爆笑と感嘆の渦。小崎くんは、前に同じ五色園でダイナコン18の実行委員長をやった時は、まだ企画に振り回されている観が否めなかったが、G-conからこっち、バケにバケた一級の企画スタッフだ。逆境で育つタイプという事か。

 広い部屋なので、端の方でメイン企画をすすめ、真ん中あたりで飲料コーナーがあり、反対の端の方まで来ると全く企画と関係ない話で盛り上がっていたりと、うまいことグラデーション付けながら、どこも盛り上がっていた。
 神北は、はめせんとPhotoshopの色調整の話をしたり、笹本くんの企画を聞いたり、中村くんや若尾天星さんと古い話で盛り上がったり、部屋のあちこちに移動しながらいろんな事をしていた。
 ここいらへん、小さくたって、たいていのコンベンションの要素は全て揃えるというダイナ★コンの遺伝子が、色濃く息づいていて面白い。参加者数十人でも、二千人でも、やはり、コンベンションは、いろいろその場で自由に選べるタイプが良い。

天星さんのオークション 企画は次に移る、若尾天星さんは、神北がファンダムに出入りするはるか昔からオークショナーとして名を轟かせている人。ウソだとおもったら、1979年のメイコンIIIの時の吾妻ひでお師のレポート漫画をご照覧あれ。この写真にそっくりの人が、かのクルムヘトロジャンの『へろ』をオークションしてますから……。
 で、天星さん、今回も選りすぐりのネタを投入してくれたのだが、なんと行って云っても神北の琴線を一番揺り動かしたのがこれ。メイコン(1966年)とメイコンIII(1979年)のプログラムブック。いわゆる、今スーベニールと呼ばれているものだ。メイコンIIが入っていない事に関しては「探したけど見つからせんでねぇ」というお話し。しかし、貴重な資料である以上に、驚きなのが保存状態。これは綺麗だ。39年前と26年前の、熱意というか、その空気感までも、持って来たような品。残念ながら、大阪の池田くんと二人競りになったので引いたが、是非大切にして戴きたいものだ。
 もちろん、これ以外にも、銀背「箱付き」とか、大量に出ました。
 もっとも、ラストに出そうと思っていた品「1969年7月21日以降のアポロ11号に関する記事の載った新聞のコレクション」は、競られなかった。笹本経由で松浦晋也さんに手渡される事が決まったからだ。
 こういう良いものは、ちゃんと保存してもらえる人の所に行くに超した事はない。

おつかれ委員長 深夜に入ると、徐々に寝部屋に人が消えて行く。だが、残った人達は延々と、話し続け、笑ったり頷いたりに忙しい。
 結局神北は、3時半過ぎまで来年のずんこん実行委員長の七里女史や08年に立候補しているダイコンIIV(仮称)の阪上くん、G-conでキーマンを勤めてくれた広島在住のおかてんさん、T-con2003の同志の一人の山本ようこちゃん等と、大会の運営の話でしこたま盛り上がる。
 大会までに見ておくべきもの、知っておくべき事。指示を出すものと受けるもののルール。仲間意識の中でついおろそかにしがちだが、それが無い事には、組織が成り立たず、組織力を持って当らなければ日本SF大会に限らず、コンベンションなんてものは完遂出来る筈が無い。そういう注意点に関して、実行委員会の中核を経験した人は、ほぼみなちゃんとした意識を持っている。それに照らし合わせてみて行くと、過去の失敗の幾つかは明らかに事前兆候が読み取れる。読み取れるコトなら、きっと防げる。そんなような話を、いろいろとして行く。
 今後、大会実行委員会を回して行く人達には、そういう所を踏まえて、ひとつでも削れるミスを削って言ってもらいたい。そう思うから、こういう話は熱が入る。
 くりりんに紅茶を入れて貰って飲みながら、話を続けた。
 ふと気付くと、部屋人口が1/3に減っている。イトカワへ降りんとしている隼は、まだ特に動き無し。3時半ちょっと前、笹本くんが朝イチで東京に戻るため、少し部屋で眠るというので、寝にいってもらう。5時には動きがある筈だから電話で起こしてくれというので、塩坂くんを寝させて5時まで起きている事にする。
 ふと見ると、PX店長こと岡田実行委員長が空調機のカドに頭を乗せて、絶妙の体勢で眠っている。あまり見事なのでパチリ。
 とりあえず、布団を確保して暖かくして座り込む。隼はイトカワへ300メートル台。ずいぶんと寄っている。が、このスピードではちょっと遅すぎないのか?何にせよ心配。

 とりあえず、5時まで起きていて、笹本くんに電話。が、出ない。本格的に眠ってしまったみたい。これでは拙いのでどーすンべと考えていると、目の前にスタッフの市野くんが。「スタッフなら良いだろう。おい、笹本を起こしに行ってくれんか。で、起きないようなら、上を二〜三度ゴロゴロ〜っと転がってやってくれ……」と依頼。
 しばらくして笹本くんがやって来る。別に平面ササモトにはなってなかったので、市野くんの蹂躙は避けられた模様。
 太陽を挿んで地球の反対側らの情報にかじりついている面々を遠くで見ながら、布団に包まる。眠るとは無く起きるともなく朝食の時間まで仮眠。そういえば、前晩も睡眠2.5時間の徹夜状態だったんだっけ…。
 朝食のちょっと前に起きる。起きて、しばらく布団に包まっていて、メシを食いに出かけて行く。廊下でちょうどむらさきと一緒になり、夫婦で朝飯会場へ。なんだか、おかわりをする元気が無い。コンベンションの朝食が3杯喰えんとなると、オイラも老い先短いかも知れん。

□絵□ 閉会式を待たず、笹本くんは東京へ。スタッフの小川さんが名古屋駅まで車で送って行く。名古屋高速のお蔭で便利なものだ。

 ゲストは帰ってしまったが、閉会式はもちろんある。
 まずは、マンスリー・プラネットの編集長ダイコンIIV(仮名)実行委員長の保田(やすだ)くんが挨拶。2008年と先の事だが、この前の日に東京で、小松左京さんに顧問就任をお願いして、その帰りにちぃナ★コンに参加したのだった。
 G-conの後、一緒にヘリカル炉の見学に出かけたので、車中でしばらく話した事があるが、その時はまだ、自分が何をしたいのか見極めかねているという風だった。が、一年少々経って顔つきが変わったように見えた。小松さんからも「しっかりやっとくれ」とハッパ掛けられて来たのだろう。大会と云うものを目指す顔になって来た。副実行委員長の阪上くんと二人三脚で、3年ほど、長丁場を走り抜いて貰いたい。先ずは次の夏、ずんこんのファングループ連合会議の席上で、2008年の大会として正式決定を勝ち得る事が、第一の課題だろう。頑張って欲しい。

ゲストのサインを見せる委員長 2006年の大会や、その他いくつかの地方コンも挨拶。それぞれ、参加者に対し、是非来てもらいたいという熱烈ラブコールを送っていた。
 最期に、笹本くんから戴いた額入りピンバッヂセットや色紙の抽選会。司会者とのじゃんけん合戦で、会場は沸きに沸いた。
 写真は、「隼の舞う夜」と描かれたサイン色紙を持つ岡田実行委員長。宇宙船ハヤブサがまさにミッションをこなしているこの日なればこその一枚だ。
 かくして、ちぃナ☆コンは終了した。かつてのダイナ★コンは一本締めで終わるのが通例だったが、最近はそれは無いのね。
 ちなみに、来年10月最終土日(28〜29日)、今回と同じく宗教公園五色園で、ダイナ★コン19が開かれる。この回で、ダイナ★コンもティーンエイジを卒業となる。
 是非、みなさん参加して頂きたい。そして、盛り上がって頂きたい。

 同じ方向に走って帰る牛丼仮面くんと、本山のソール本山は日曜定休なので、フランチャイズ系店舗からめ亭で名古屋風あかかけスパゲティを食おうという事になった。月曜定休で日曜なら開いている筈の豊田のお店へ。途中、三ヶ峯を通りかかる。母校名商大の前である。うひゃー。なんだか、パリの新凱旋門みたいなとんでもない正門が出来てますよこりゃ。大学出て21年チョイ。栗本先生お元気かなぁ。
 やっと辿り着いた豊田のからめ亭。でも、「日曜定休」の看板が。え?なにそれ。看板を良く見ると、「月曜定休」と書いた上から紙貼って「日」に書き直されていた。う。豊田で飯食ってそのまま高速乗ろうとしていたのに……。
 塩坂くんがネットから落とした情報によると、岡崎にもからめ亭のお店がある。じゃ、ここ行って、岡崎インターから乗ろうという事に。
 途中、らどん親子の車と信号待ちで出会ったりしながら、岡崎市内に到着。なかなか良い場所に店がある。うーむ。ちゃんとミラカンがあるじゃないか。いいよ、いいですよ。迷わずミラカンのL。するりと入ってしまう。Lは450グラムというが、こりゃ、湯で上げ麺の重量ですな。
 最初から胡椒が大量に入っているソースは特に味付けの要は無いが、名古屋駅前のチャオのように、自分で調整出来る方が良いかもなぁ。
 岡崎からの行程は非常に順調。気持ちよく走って来る。静岡の中ぐらいまでは牛丼仮面くんと抜きつ抜かれつしつつ、同じSAで休憩しながら走ったのだが、「混んで来たら先行ってくれ」という前もっての約束通り、東京に向かっての渋滞が始まった辺りで、牛丼仮面の青いハーレーは、車列の向こうへと消えて行った。
 塩坂くんは、このまま埼玉まで送ると行ってくれたのだが、それは疲れている所に申し訳ないので、横浜近辺のどこかの駅で降ろしてもらう事に。と横浜駅まで行ってみたら、なんだかモノモノしい警戒。なんでも、土日にかけて市を上げてのイベントがあったみたい。
 駅で降りる事を諦め、みなとみらい方面へ。ここで塩坂くんから提案「風呂入ってきません?」そう、みなとみらいには、「行きつけの」万葉の湯があるのだ。

万葉の湯横浜みなとみらい 市をあげてのイベント後で無茶混みかと思いきや、そういう客層とは違うのか、わりとすんなり入れる。風呂で竹内くんと黒い話。出て、ネットを見て、アイスクリーム食ってひと心地。
 四人で甚平着て、憩い処で夕食。
 見るとは無く見ているものである。
「あの仕切り扉って、厚み10センチ以上あるよな。防音性高いんだろうなぁ」
「この広間は、仕切りを入れると、外周廊下からそれぞれ入れる個室に分離されるんですねぇ」
「じゃ、あそこの天井に釣ってあるプロジェクタは、そういう時のためのものですかねぇ」
……と、システマチックさに感心。天井が思い切って高く作ってあるので、いろんな使い方が出来るようだ。神北と塩坂くんは7月オープン直後に一度覗きに来た事があったが、むらさきと竹内くんは始めてなので、屋上展望足湯からMSオフィス搭載パソコンのおかれた個室が並ぶジョブルームまで、端から探検。
 「この時間なら、土曜日にオープンしたばかりのヨドバシカメラ横浜店で買い物して、本屋回って……」と行動予定を立てる塩坂くんに対し、神北はなんだか疲れが出て来て、「泊まる〜」「ここん家の子になる〜」と身体が云いたがっているが、女房も明日出勤せねばならんから、そうは言っていられない。

 「どうする? このまま出る? それとも、もう一度暖まる?」
 と訊くと、塩坂くんが「このままで良いんじゃないですか?」というので、みんな同意。「じゃ、着替えて、10分後ぐらいに番台(浴衣交換所)の前で」といって、男女に分かれて着替え。
 と、塩坂くんが「あれ、もうお風呂入らずに帰っちゃうんですか?」
「君がそう言うたやん?」
「え?そういう意味なんですか?」
「うー。駄目だ、もう本屋とか寄らずに今日は家に帰って寝るんだ。」
「判断力とか残ってないぞ」
神北と竹内くんが二人掛かりで畳み掛ける
「え〜?そんなぁ……」
「何買って帰っても、読まずに寝ちまうだけだから、明日買っても同じだろ? 今日は諦めろ!」

 万葉の駐車場で塩坂くんのノワール号から荷物を降ろし、手に持って、市営地下鉄みなとみらい駅へ。急行で渋谷へ30分。渋谷で竹内君と別れ、埼京線赤羽行きで赤羽に、どうせ乗り換えるなら、タクシーの多そうな京浜東北線側に乗り換えて最寄り駅まで。駅からタクって帰り着き、そのまま死んだように眠った。
 特にこの季節、横浜で風呂というのは一つの正解だったな。帰り着いたらバタンキューできて、こりゃ便利。

 かくして、我々のちぃナ☆コンは、終わった。

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コメント

 どーもお世話さまでした。
 笹本は朝9時4分発ののぞみで新横浜経由淵野辺下車で宇宙研取材、20時半くらいにやっと小金井の実家に帰り付きました。
 はやぶさの冒険はまだしばらく続きそうです。

投稿: 笹本祐一 | 2005/11/21 18:57

神北さん、そんなにおだてないでください。何もでませんよ。
それよりか、そんなにおだてると、後がものすごく怖いのですが…
シール企画でこき使われたり
どこかの実行委員会に身売りしたりしませんよね?

投稿: こさき | 2005/11/21 19:10

久しぶりに皆さんに会うことができて幸せでした。

ちなみに、
>ちょうど仕事で名古屋に来たついでにちらっと顔
>を出してくれたのだとか。
ではなくて(笑)
”東京まで仕事できたので、名古屋に寄った”
というのが正しいです。(爆)

これからもよろしく。

投稿: FAT'N | 2005/11/21 20:07

21時までだったら、横浜~赤羽は湘南新宿ラインが楽です。suica持ってれば、土日祝日は500円でグリーン車に乗れまする。
45分ほどしかかからないので、今年のSF大会は響さん見てからでも間に合いました(笑

投稿: 大外郎 | 2005/11/21 21:29

笹本祐一 さま

 お疲れさまでした。ま、名古屋まで300キロの往復ぐらいでへばっていたら、3億キロ向こうへ行って、これから同じだけ戻ろうという隼に呆れられそうですが……。
 懲りずにまた遊んでやって下さい。

こさき さま

 こき使うだなんて、滅相もございません。だって、小崎くんは、自主的に動いてくれるもん。(^_^;)

FAT'N さま

 こちらこそ宜しく。

大外郎 さま

 ん〜。でも、なんかみなとみらいから横浜に出るのが面倒臭くて……。(^_^;)

投稿: 神北恵太 | 2005/11/21 21:54

間違って2回トラックバックを送ってしまいました。2回目のは間違いなので、煮るなり焼くなり……。

投稿: 竹内一詔 | 2005/12/11 01:15

竹内一詔 さま

 当日は、同行戴きまして有り難うございました。おかげで往復、楽しく過ごせました。また何かの機会には、ご一緒しましょう。
 トラバは二個中一個削りました。

投稿: 神北恵太 | 2005/12/11 06:21

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