2005年は、12月23日金曜日の天皇誕生日から24日のクリスマスイブ、25日と、年末のイベント日が綺麗に3連休に収まった。いや、べつに土曜日が休みと決まった訳ではない…というか、祭日だろうが日曜だろうが、確かに私も関係ないのだが、女房は休みになっている訳で、まあ、平日とはいろいろと変わって来る。
23日は、塩坂くんとうちの夫婦3人で栃木の熊倉邸まで遊びに行った。駒八回感じということもあり、出て来ざるを得ないクマさんはいいとして、やっぱりまだ小さいので、居酒屋に連れて来るにはちょっと大変な莉緒ちゃんや、そのおもりが大変なユミ子さんの顔を見に行こうよという話。
熊倉家の近所の居酒屋さん居食ダイニング暖で夕食。ステーキの宮の系列店なのだが、ここはなんか、客に作業をさせる料理が好きみたいで、鶏の丸揚げがドンと出て来たり、ポテトサラダも皮を剥いただけで丸ごと蒸かしたポテトが他の野菜やマヨネーズを添えてそのまま出て来て、客に潰したりさせる。いつもこれでは大変過ぎるが、たまに行く店としてはわりと面白いかも。
熊倉家に戻ってテレビを観ながらしばしゴロゴロ。なんか、椎名誠の紀行番組、ナレーションが劇団ひとりだよ。アラスカ紀行。ここでもキョクアジサシの話が……。なんか、今年は最後までキョクアジサシがついて回るなぁ。
結局、11時過ぎまでゴロゴロしてしまいました。歓待してくれた、クマさんユミ子さんご夫婦と、莉緒ちゃんと猫たちに感謝。
後の土日は、前からやっている宇宙船の3Dモデルの件で、原典映像を再確認する作業の続き。本編1年弱と、OVAが4本、十年以上経って製作された外伝が半年分。
やはり、呆れる量がある。
本編放映時はあまり熱心に観ていなかった(平日夜7時なんて、大学帰りの電車に乗っている時間に放映されてもなぁ…)せいもあって、これまであまり細かい思い入れはなかったのだが、気合いを入れて一気に見直してみると、ガサツな性格のキャラとしてしか捉えていなかった主人公群13人中で一番のトリックスターだった女の子が、実はとっても行き届いたツンデレで、何かと全体のバランサーになっていることを、よーく理解。
さすが神だなぁ。20年世間を先行してらぁ。
とはいえ、25日の日曜は、なんとか、日曜洋画劇場を観る。『ザ・コア』。劇場には当然行かなかったのだが、テレビでタダで観れるなら観とこうかなというスケベ根性。
地球の中心近くで回転し、地磁気を生んでいる核(コア)がある日突然停止した。アメリカの一部地域に吹き出したサージで心臓にペースメーカーを埋
め込んだ人が一斉に死亡。ロンドンでは無数の鳥が方向を失って墜落。被害は広がっていた。これをコアの停止による地磁気異常と直感した若き科学者は、傍証
を集め、電離層の消失により半年以内に文明が崩壊し、1年を待たずして降り注ぐ宇宙線により生物が全滅すると予測。高名な学者を通じて政府に警鐘を鳴らし
た。政府は、地底探検線を夢見る技術者に予算を与え、急遽、探査船を建造させる…。この船で高圧・高熱をものともせずに地中深く潜り、核爆弾を使って核を再回転させるのだ。
おわかりだろうか。お話しは、『アルマゲドン』とほぼ同じ。
- 常識では到達不能の場所が原因で災厄が来る。
- 行く手段が見つかる。
- 核兵器を持って行って、原因を解決する。
どうしてアメリカ人は、なんでも核兵器で吹っ飛ばしゃあ良いと思っているんだろうね。
ちなみに、アルマゲドンにない新味があるとしたら、この核の回転停止は、アメリカ軍の地震兵器が原因だったということ。降って来る小惑星はアメリカのせいではなかったからね。
しかし、こんな映画が見れるとは、流石はクリスマス。すごいなー(平坦)。
この日というか、日が変わってから、つまり25日深夜というか26日未明というかに、『ガンダムSEED Destiny』の総集編(新作カットあり)を観た。んー。最終話付近をまとめ直しているのだが、やっぱいらないなぁ、シン=アスカ。途中でリタイアしちゃうし。結局最後に始末を付けるのは、前の主人公のキラ=ヤマトの仕事で、シンは最後までその邪魔しかしてないんだよな。
「カミーユ=ビダンがダメになっちゃって、結局シロッコのところに決着を付けに行ったのがアムロ=レイでした」ってな話じゃ、なんかダメでしょ? 主人公は主人公の仕事してくれないとさ。
後についた新作部分で、戦後、キラとシンがオーブ防衛戦の犠牲者慰霊碑の前でアスランの仲介で握手をするんだが、そこでキラが「平和のために共に戦おう」とか云うんだが、遅せーよ、それ。どうせなら、半年前。せめて、最終会の3〜5話前にしとけよ、その話。
わー、こんな話まで観れるなんて、流石はクリスマス。すごいなー(平坦)。
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