壮行したぞ
2005年12月9日。新宿でSF大会のスタッフ仲間の壮行会があった。中根くんである。中根くんは、普段は関東近県の、一部マンガ読みの間ではいまだにファントムの聖地と思われている某空自基地で整備をしている空曹だが、このたび、ちょっと遠いトコロへの出張を拝命した。復興支援派遣輸送航空隊というわけである。
まあ、前後の移動も入れて、ゴールデンウィーク前後には戻れる予定なのだが、ここは一発、壮行会を行わずばなるまい。
なぜか20時20分という不思議な時間に「うまいもの市場・TAPA」新宿通り店 に集まったのは、十数人。なかには会社の忘年会の幹事を終わらせてから駆けつけたという剛の者も居る。これも中根くんの人徳であろう。
なんか、2時間のワクがちがちの宴会だが、料理はわりと面白かった。陶板焼きに使うような平鍋にモヤシをうず高く山盛りして周りに肉を並べた、なんだか正体不明の不思議な鍋とか、豆腐にマグロを載せた寿司もどきとか、他では食ったコトないような変わったものばかりいろいろ出てくる。ただ、飲み放題のくせにビール以外のピッチャーとかなくて、常に頼み続けていないと、グラス一杯の烏龍茶がなんて、一口か二口で無くなってしまう。これがとにかく面倒。
壮行会@新宿 奥右端が、この忘年会シーズンに極短期間でみごと会場を確保してくれた牛丼仮面くん。手前右端が史上空前の手際の悪さを見せた幹事の木原くん
主賓の中根くん まー。SFファンというものは、話題の豊富さが勝負のようなもので、みんなスゴい勢いで喋りまくる。主賓と云えど、その中で一歩も遅れをとっていない。
一次会の後、カラオケ。とはいえ、スタートが20時20分。22時半ぐらいに表に出たのだから、もう終電までさほど後が無い。が、敢えてカラオケを決行。というのは、みんなで日の丸に寄せ書きして欲しいという、主賓の希望をかなえるため。「うまいもの市場・TAPA」があまりにも狭過ぎて、机にそういうことをする広さが取れなかったのだ。
カラオケの勢いで「宇宙の悪魔も、まっまっまっ二つ ここのき奈緒」なんて文言も入ったりしながら、カラオケは深夜まで。とはいえ、終電があるので、神北はてれよんさん他と脱出。11時代最後ぐらいの埼京線で新宿を離れた。
で、その日は終わったのだが、翌日は、今年最期の駒八会である。そのまま牛丼仮面くんのマンション(通称牛丼タワー)に泊まった中根くんは、任期の間に買っておきたいもの等を買いそろえた後、夜、駒八に登場。
今回の駒八会は年末ということもあって40人近い人が集まったので、寄せ書きが一気に増え、日の丸の全面を覆い尽くした。SFファンたちの言葉とともに任地へ飛び、無事、務めを終えて元気に帰って来て欲しい。
寄せ書きの日の丸を手に男泣きの中根くん@駒八秋葉原店 じつはうっそーん。百面相でありました。
今度はニッコリ 来年の大会の少し前、ゴールデンウィークの頃には、彼も任期を終え、この笑顔に再び遭える。
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