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2006/01/27

痛いぞ

 この月曜日から2年半ぶりに痛風の症状が出ていて、左足の親指の付け根が当社比1.5〜2倍近くに膨れ上がっている。近所の内科に通って湿布薬と尿酸値を下げる薬を貰う。気をつけてはいるのだが、冬はどうしても水分摂取量が減り易いことと、寒いと尿酸が結着し易くなるので、この時期発症者は多いらしい。もうひとつの発症時期は脱水気味になる6〜7月。どちらも、体内水分率が低下し易い時期らしい。
 先日、仕事で会った人から、
「風が吹いても痛いって云うよね」
と云われたが、それは間違い。通風は別に風なんか吹かなくても存分に痛いっス。
 基本的に、この病気は2段階からなる。体内の尿酸が関節に針状の結晶となって沈着する。そしてこれが、炎症を誘発して、関節が腫れ上がる。コイツが痛い。
 まあ、腫れ自身は2週間も我慢すれば引いて行くものだが、この2週間、割と長い。家から出ないなんてコトは無理で、仕事の用事もあれば遊びの予定もある。我が家は周囲に4つの最寄り駅があるという非常に便利な位置にあるわけだが、裏を返すとどの最寄り駅からも均等に遠いので、どこかに出るとなると、ヒョコタンヒョコタンと歩いて行くしかない。右足で左足を引きずるのではない。右を前に出すということは左のつま先に力がかかることになるので、それを避けるように健常な方の右足をあまり前に出さないように、(左足を後に引かないように)歩かなくてはならない。こういう歩き方では、歩幅が半分になる訳だから極端に歩く速度が落ちる。

 てことで、今日は、ちょっと痛い話である。

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2006/01/26

思考回路はショート寸前だぞ

 いや、すみません。ひとつ目の話を除いてあまりショートしないかも。

 こういうものを見つけて来ることに関しては、オイラの2周りほど上を行く山本“酔うぞ”さんFAフォーラムで教えてもらったのだが、engadget日本語版という、技術系情報を扱っているブログがある。本家engadgetの日本語訳だけでなく、日本発(もしくは独自配信)記事もあるらしい。
 ただ、技術系情報と云っても「△△社の○○CEOがアドバンスド□□を発表。このシステムは旧来の□□の動作速度を24倍に高速化したエンタープライズ製品で、2年でネットとコンピュータを使う90%の企業において、システムの根幹を支えるインフラとなると○○氏は語った」みたいな、スゴすぎて(自分には当面関係して来ないので)どうでも良い記事や、「最新秋葉情報、○○秋葉原店の店頭に、Intelの新チップセット△△に対応したマザーボード××666が初お目見え、先行出火のため入荷は30台限定、次回入荷は1ヶ月先とのこと、スピードマニアの殺到が予測される」みたいな、身近過ぎて、だからといって今日それが欲しいというのでもない限り、この知識をどうしていいかわからないような記事ではない。

 極めて真面目でかつオバカな技術トピック記事が、このサイトのメインなのだ。

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2006/01/25

新しいソフトを試したぞ

 『新しもの好きのダウンロード』に2006年1月24日に上がった、MacOSX用ドローソフト、『 Intaglio 』を試してみた。
 旧クラリスドロー、AppleWorks(やクラリスワークス)のドローデータを読み込めるというのは,ちょっと面白そうかなと思ったのだ。

 でも、既にIllustratorに習熟した自分が使うことを考えると,懐かしのドロー・ソフト的な簡便さは、返って自由度の低さに感じられた。まあ、これは、きっちりしたドローの世界に慣れ親しんでいた頃にIllustratorの自由度の高さが「なんだかぐにゅぐにゅして、キチっと決まらないソフトだなぁ」と感じられたのと同様であり、要は慣れの問題なんだろうけど。

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2006/01/24

寓話だぞ

 ホリエモン神話崩壊とか何とか、いろいろ言われているが、『株でもうすぐ一億達成!からライブドア20万3000株全力信用買!で大損こいて一気に地獄に落ちた日記。』(こののブログ、ご丁寧なことに、ライブドアブログに在るのな。)みたいな直球ど真ん中の人をはじめ、別にライブドア株は買ってないけど、あおりで特に関係のないIT関連株まで軒並み落ち込んだ所為で損こいた友人(可哀想なことに、『株で三億円稼いでみたい』というブログも、何の挨拶もないままいつの間にか見つからない。人知れず閉鎖のようだ。)や、その流れで株式全体が低迷して今は我慢の時期と耐えている人たちのような、完全に余波を喰らった派まで、実際に株をやっている人はいろいろと知識を持っているのだろうが、どうも「ホリエモンが、何をやり、誰の恨みを買い、何をやり返されたのか」という話は、あまり株式売買に馴れない人には判り難いようだ。

 で、寓話だ。2ch発の、非常に理解し易く噛み砕いた寓話がある。『不覚にもワロタ』2006年01月21日(土)の記事、『ライブドアショックがよくわからないやつ、わかりやすく教えてやるよ』である。『Act-9』2006年1月24日の記事で教えてもらった。なかなか凄い。

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2006/01/23

連合会議の懇親会だぞ

 日本SFファングループ連合会議の懇親会に参加した。2006年1月21〜22日に、合宿形式で本郷のふたき旅館で行なわれた、連合会議主催のコンベンションだ。
 とはいえ、この日、東京は5年ぶりの大雪。観測上6センチというのは、雪国の皆さんから見れば降ったかどうかも判らないほどの瑣末的な積雪量だろうが、太平洋岸の大都市にとっては、死活問題の閾値を十二分に超えている。雪に全く太刀打ち出来ない都市は、既にデッドゾーンへと突入しているのだ。
 なんせ、氷雪に馴れない東京の街は、融雪や、それがまた凍った氷の所為で、ツルリと足を滑らせる人、ズルリと車輪を滑らせる車両、ヒヤリとねたを滑らせるお笑い芸人、ペロリと口を滑らせる企業社長などが続出。その上、センター試験でヤマを外してすべる学生さんまで……。とにかく、阿鼻叫喚のちまたと化したのだ。

 で、ふたき旅館である。都営三田線「春日」駅から470メートル。東京メトロ南北線「後楽園」駅から750メートル。ちなみに東京メトロ丸ノ内線「後楽園」駅からでは1000メートルだが、このルートは、言問通りの西側のドン詰まり、菊坂を経て、本郷の路地の中を歩くコースになる。菊坂の名前の通り、そこは坂。低い川筋から本郷の丘へ向かって登って来るコース。ここいらへんは、通い馴れないものがヒョイヒョイと歩いて行ける道とも思えないので、このコースは選ばない。現に、「春日」駅から歩いて来た池田君によると、坂が雪で大変なことになっていたらしい。
 そうすると駅は後3つ。都営大江戸線「本郷三丁目」駅770メートル、東京メトロ「本郷三丁目」駅810メートル、東京メトロ南北線「東大前」駅、740メートル。
 有難いことに、神北は北の方から京浜東北線で都内に入るので、JR「王子」駅から東京メトロ「王子」駅へと乗り換えて南北線で辿り着く「東大前」駅を目指した。王子の乗り換えが、降雪の中、ちょっと歩くのかが面倒だが、ま、そう距離のあることではないので助かる。

 「東大前」駅から本郷通りをテケテケ歩く。ここいらへんは、本郷三丁目からずっとほぼ平らなので、積雪の中としては歩き易い。途中、蕎麦屋で昼飯を食い、午後1時過ぎにふたき旅館に到着。看板を見ると「SF連合会」は4階と書いてあるので、階段を上がって行く。4階に上がり切った所でちょうど、連合会議議長のみいめさんが歩いているので、挨拶。入っていくと、15〜20人ぐらいもう人が集まっていた。いろんな人たちと雑談。
 14時からは、併設というか、昼間の企画としてドッキングしているSFファン交流研究会の企画、1本目は大森望さんの講演というか、鈴木力くんによるインタビュー企画。こういう、古いコトを徹底的に掘り起こしておこうというのは、鈴木君の得意分野。まあ、よう調べとる。よう読んどる。近頃の若いもん(ってもう若くないって言う話はあるが)は偉いのう。でも、それに対し、「ああ、それはねぇ」とすらすら出て来る大森氏の頭の中も凄い。
 17時からは、柳澤さんや山本浩史夫妻、井手くんたち「チーム企画大好き」による企画の建て方、動かし方に関しての企画。といっても、講義風ではなく、ゲーム性を持たせ、チーム分けして、場所条件と企画テーマを与えて、企画を立てさせ、それをインスパイアし、形を整えてプレゼン合戦をさせるという、参加型企画になっていた。
 我がチームに与えられた要件は「茶室・小部屋(12畳)」で、テーマは「自由」。テーマ自由というのは楽そうだが、「風呂場」で「コンサート」等の考えるまでもなく何をする日が決まりそうなチームと違い、何をすべきか悩んでしまう。

 ちなみにこの時間、塩坂くんは、宅配弁当屋を探し、注文を取り、予約を出すという作業に忙殺されていた。今回の合宿は予算を押さえるために食事無しの素泊まりなので、この雪の中、本郷の町中にメシを食いに出たくない面々が、次々と予約。何十人分の予約を取りまとめ、食事の後うだうだと朝まで続く気であろう宴会用に弁当屋からオードブルを取ることまで考えて、資金を調達し、注文を出し、メニューが切り替わっていた点の都合をつけたりしているだけで、2時間近くかかった。しかし、お蔭でほぼ全員が雪道を歩くことなく食事にありつけたのだ。別に担当とか言う訳でもなく、有志としてとりまとめと作業を一手に引き受けてくれた塩坂くん、ご苦労様。ありがとう。
 食事と、その後の宴会用のペットボトル飲料は、企画終了後、この弁当が届くまでの合間を縫って、本郷郵便局に併設されたam/pmまで、神北と鈴木力くん、時刊新聞の柴田くんの3人で買い出し。2リットルペットをひとり8〜9本ずつ持って雪道を歩くのは結構難儀だったが、これで深夜に困ることは無かったようだ。

 大会実行委員会のメンバーの企画話を聞き、突然みいめさんから連合会議の事務局要員入りを頼まれて承諾し、そのまま事務局の打ち合わせに入り、なんだかんだとやっているうちに、朝6時。さすがに眠いので、1時間半程寝る。目が覚めてから広間に戻ると、『マジレン』をやっている。そのまま最近見てない『仮面ライダー響鬼』の最終回に突入。『プリキュア』もそろそろ区切りがつく時期。雑談や打ち合わせの再確認をしながら、遠くのテレビをチラチラと見る。

 簡単なクロージングの後、懇親会は解散。連合会議事務局はちょっとだけ残って方針と行動予定の再確認。その後解散。

 結局、待っててくれた塩坂くん・竹内くん・アキレスくんとへろへろになってタクシーで秋葉原に出て、そこで朝メシを食って、これから買い物に行くと云う塩坂くんと竹内くんに別れを告げて、アキレスくんと駅へ。ほんとならアレスくんの車椅子をホームに上げる駅員が来るまで着いていてたやりたいのだが、もう眠くて死にそう。改札で別れ、車中寝コケて帰宅。土曜深夜に雪は止み、この日曜日はさんさんと太陽が降り注いでいたが、それでも帰路は、日陰にはまだまだ半分溶け掛かった積雪の残骸が残っている。昼頃帰り着いて、横になった途端にコロっと8時間ほど熟睡。晩飯喰ってまた眠りコケる。夜中に置きてもう意地で観ている『地獄少女』を観て、また寝る。当年とって45歳、そろそろ、徹夜で遊んだ後、身体が言う事を聞かなくなって来たなぁ。参ったまいった。

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2006/01/21

椅子に座って寝ていたぞ

 昨夜、2006年1月20日金曜日の夜は、出張で東京に出て来た岡田PX店長の迎撃宴会。6時半集合で北牧場。
 羊の肉を焼くという意味では、結構ジンギスカンという看板を出している店は多い。しかし、雨後のタケノコ状態の多くのお店は、非常にお手軽でリーズナブルな冷凍肉を使っている。多分、その冷凍→解凍の間に細胞膜が壊れるなどして大量の細胞内物質が出てしまうことの影響が大きいのではないかと思うのだが、こうした冷凍羊肉は「羊肉の臭み」が出易い。しかし、『北牧場』は、新鮮な生肉を使うため、いっさいそういう臭みがない。つまり、絶品。
 以前、新宿三丁目の方にあった頃から、牛丼仮面くんとハンカクくんがテリトリーとしていたのだが、ビル立て替えに伴い甲州街道の南側(ということは、新宿駅近傍にも関わらず、住所は渋谷区)に引っ越した。引っ越して何が変わったかというと、若干店が広くなったことと、トイレがちゃんとしたこと、そしてJR新宿駅から近くなったこと。良いことづくめである。何か味が変わってしまうのではないかと云う心配をする向きもあったが、そういうことは一切ない。

 昨夜は、当然ここは始めてというPX店長を迎えて、10人ほどが集まった。
 羊肉と、モヤシと、若干の野菜と麦飯。それにオイラは烏龍茶。(下戸だからね。)ただ、それだけなのだが、何皿も何皿も流れるように消費されて行く。美味いモノには人を幸せにする力があるなぁ。
 1時間半〜2時間喰い続け話し続けて、8時半ごろ、北牧場を退散。そこからは、「ガッツり飲む」という組と別れ、本屋に寄って女房と帰って来た。

 でだ。帰って来て、なんだかんだとやった後、『時効警察』を見てからパソコンの前に座ったら、あまりの満腹感に、シアワセーな気分になって、Mixiの未読を消化しているうちに椅子で眠リコケてしまった。3時間ほど。

 んー。首が痛いぜ。

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2006/01/20

何者か判らないぞ

 ある人のMixiの書き込みで戦隊ものの話をしていて、レスを付けたひとりが紹介していたムービー。なんだかよく判んないけど面白かったので紹介しておく。

 ショートフィルムとかいうけど、それは長編映画に対しての話であって、7分5秒だから、ネットで見るには長いっちゃあ長い。覚悟決めて観て欲しい。監督は『下妻物語』の人。主演はSMAPで孫悟空な人。シンゴちゃんの演技がなかなかいい。

ROLLING BOMBER SPECIAL

中島哲也監督作品 香取慎吾内山理名

中島哲也

映画監督。CMディレクター。1959年福岡県生まれ。

CM制作会社を経て、87年よりフリーのディレクターとして活躍し、多数のヒットCMを世に送り出す。

また、大学在学中に撮影した「はの字忘れて」が、82年ぴあフィルムフェスティバルで入選し、オムニバス作品「バカヤロー!私怒ってます/第ニ話 遠くてフラれるなんて」(’88)で劇場映画監督デビューを果たす。

監督作
「夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY」(’97)
永瀬正敏主演作「Beautiful Sunday」(’98)
「Smap Short Films ROLLING BOMBER SPECIAL」(2001)
テレビドラマ「世にも奇妙な物語 ママ新発売」(2001)
「私立探偵濱マイク ミスター・ニッポン〜21世紀の男〜」(2002)
「下妻物語」(2004)。

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2006/01/19

謎の人だぞ

 昼メシを買いにいった近所のセブンイレブンの駐車場で、たぶん本田のモビリオかなんかだったと思うのだが、1台、ダークネイビー系の塗装の車が止まっていた。今日の関東地方は快晴で、濃色のボディーに目を引かれ、通りすがりにフと眺めて、何か引っかかるモノがあった。
 なんだ?
 見直して気付いた。ナンバーが「8823」だったのだ。

 見れば500番台。この500番台は、好きなナンバーを撮り易くするために作られた希望ナンバープレート制用の番号らしいので、これも、選んで取ったのだろうか。ま、それはいい。

 もちろん順番に取ったとしても1万台に1台は8823になるわけで、ない番号ではない。しかし、自分で好き好んでわざわざ8823を取るって、どんな人だろう? 昔、久里一平がマンガを描き、テレビドラマにもなった『海底人8823(ハヤブサ)』のファンだった、われわれよりちょっと上の年齢層のおじさんかなぁ? …と、ちょっと興味が湧いた。前に回ってみると、運転手が乗っている。まだ若い、あまりオタクっぽいところの無さげな、20代中後半という面持ちの青年だった。

 なぜこの青年が「8823」? まさに、「謎の人」である。まさかこの人、海底人?

 こりゃ、3万サイクルの音の笛でも、吹いてみるべきでしたかねぇ…。

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会議に出たぞ

 2006年1月18日水曜日は夕方から、今年の夏頃からのシリーズ刊行を目指した分冊シリーズの企画会議。ブレストから始まって、そこそこちゃんとした企画書に落とせる概要の段階ぐらいまで、4時間ほどみっちり。その後、現在仕掛かり中の仕事の打ち合わせが1時間ほど。んー。長かったが、その分一気に話がまとまって来た感じ。
 全体枠が既に決まっていて、作業指示を貰うだけの連絡会議ではなく、こういう一から作り上げるための作業に関われるのは大好き。まー。企画書の書き方なんて本を学生時代からいろいろ読んでいたぐらいで、企画立案部分が好きなのは当然なのだろうが、こういう会議は、心底シアワセを感じる瞬間だ。

 しかし、遅くなった昼メシを4時半過ぎに喰って会議に入り、10時半頃に出て来て、乗り換えの合間に池袋の街で晩飯を喰うというのは、体力的にはいいんだが、選択肢の面でちと詰まらん。せっかく池袋なのに、11時前後では、開いている店がごく限られてしまう。勿論一杯店はあるんだけど、移動時間と終電の時間を勘案すると、駅近傍のファーストフード何軒かから選ぶしか無い。
 ま、そこいら辺のファーストフード喰ってても充分に美味しいと思っている人だから、いいんだけどね。
 昨日は、東京とんかつ。入ったことない店だったんだが、ゆうべは何故か珍しく惹かれた。久しぶりに根詰めて脳みそぎゅんぎゅん絞ったから、カレーとか豚丼とかじゃあ身体が納得しなかったのかな。

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2006/01/16

再び神田明神だぞ

神田明神本殿 2006年1月15日。江戸総鎮守、神田明神で我が家の年頭恒例行事になっているお祓いをして戴いた。
 それまでも初詣は神田明神ということが多かったのだが、数えで41歳の前厄の年から毎年、年頭に昇殿参拝させていただいている。先週、1月7日にシール企画の打ち合わせに集まったメンバーで初詣に出かけたが、その時は凄い混みようだったし、まだ何の準備もしていなかったのて、昇殿は諦めて今週に持ち越したのだ。
 7時前に自宅を出発。8時頃に秋葉原駅、そこから神田明神までは歩いて15分が20分ぐらい。着いた時間には、9時からの昇殿参拝はまだ受付も始まっておらず、取り敢えず前年のお札やお守りをお返しして、境内を散策。しばらく待つ。昇殿参拝の受付が開いたのを見て申し込み、朝一番に入る。
 まあ、そう大きな額を寄進する訳ではないというか、限りなくミニマムなので、主神、平将門大神には申し訳ないのだが、貧乏人なのでお許し戴くことにしよう。
 前にも書いたが、我が家が神田明神に通い始めたのは、そう古いことではない。埼玉に越してしばらくしてからだから、ほぼ10年、もしくはまだ10年経っていないと思う。だが、秋葉原という街が、神北家にとって、常に何かというと出向く街であり、この関東に出て来て一番よく通い、一番落ち着く街であることを考えれば、その地の神田明神に出向くのは、一番普通のことだと思う。

 神田明神から神田明神通りを下って来て、ちょうど坂か終わる秋葉原の入り口付近にあるCOCO'Sで朝ご飯。10時前かな。24時間営業なのだが、この時間のメニューはモーニングメニューということで簡便な物ばかり。ちょっと悲しい。だが、ドリンクバーが充実しているのが面白い店だ。
 1時間半ほどココスで落ち着いた後、ザ・コン館、Mac館と回り、早起きが祟って眠たくなって来たところで浦和方面へ戻る。

 Mac館には早々とIntel Macが入っており、iLife06がインストールされていたので、ソフトの担当者に聞いてみたが、パッケージ版は2月(詳細日程未定)まで出ないんだそうな。新しいiPhotoは軽快に写真をコントロール出来るのが便利そうなので、早く欲しいなぁ。デジカメの写真を基本的に時系列に保存でき、テーマ別や好きな写真を集めたアルバムを作っておいて、目的写真へのアクセスを素早くすることも可能なiPhotoは、Photoshopユーザにとっても非常に便利だ。早く欲しいなぁ。
 しかし、Intel iMacを触ってみたが、何も変わらずにMacOSXだった。むっちゃ手に馴染む。「ウソついてました。実は早いPowerPCが開発できたので、コレ使ってました。『Intel入ってない』です」って云われそうなぐらい、違和感が無い。間違いなく今年は、Macintoshユーザーにとって激動の年になる。

 でも、神田明神のご守護を戴いているから、大丈夫。と、行きたいね。

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2006/01/15

新年1回目だぞ

 2006年1月14日土曜日、大雨の日。
 ずぶ濡れになりながらナントカ秋葉原に辿り着いた神北夫婦は、SFファン仲間のオープン宴会『駒八会』の会場、駒八秋葉原店へと急いだ。今年第1回目の駒八会なのだ。なんだか今日の駒八は大盛況で、ウチ以外にもあちこちの予約でスタート時は一杯になっていた。その後も、ひと組み抜けると代わりが入って来るような状態で、ずっと店内は込み合っていた。
 この状態で、6時間近くのんびり宴会させてもらって、いつも済みません。
 今日は、塩坂くんが幹事をしてくれた。ありがとー塩坂くん。今後とも幹事宜しく。

 今日は、久しぶりにやって来た古市くんに、10月から渡そうとしていた物を、やっと渡すことができた。古市くんは11月・12月と2度に渡って忙しいやら病欠やらで来なかったので、顔を合わせたのは非常に久しぶりだ。
 渡した物は、神北がこないだまで使っていたデジカメPowerShot S1 IS。旧機種とはいえ、10倍ズーム・手ぶれ防止機能をはじめ、かなり機能的には優秀なもの。現在の最新機種と比べると約2年の技術差のため、立ち上がり動作等は若干手間取るが、その分、沈胴式の電動ズームは、コンパクトな収納が可能で、便利だった。
 スイッチが入ってから撮影可能になるまでの時間と、電動ズームの隔靴掻痒感に不満が募り、昨秋、現在のFinePix S9000に乗り換えた訳だが、このFinePix S9000と較べても、オートフォーカスのピント合わせ能力や手ぶれ防止機能など、優れた面を幾つも残すなかなかの名機である。
 最近、ライター仕事を頑張っている古市くんの足腰になってくれれば良いと思う。
 ひとしきりカメラの基本機能を説明し、あとはキヤノンのサイトから取扱説明書のPDFが落とせるので、自分で調べてもらうことにする。

 なんだか、6時間近くずーっと喋りまくっていた。大会の話、企画の話、作家さんの話、新作アニメの話、2月の第1土曜日にシール企画で新年会をする話。ガンプラの話、今年の星雲賞ノミネートの話、パソコンを買い換える話。話しながら、先週食べたモツ鍋を今回もがんがん食べる。最後に入れるチャンポン麺が美味しいからと、更に麺を追加。それでも(足して貰ったせいで)出汁があるので、更におじやを追加。喰いまくっている。

 今回は、それだけ食べて飲んで、6200円。5時間以上居座る客にしてはお安くしていただいてます。
 いつも有り難うございます。駒八さん。

 来月の駒八会は、第2土曜日の2月11日。こういうSFファンの宴会に興味がある方は、いっぺん神北にメールでも下さい。

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2006/01/14

光る海光る大空光る大地だぞ

 昨日(というか、もう一昨日になるのか、木曜日だから)、古本屋の閉店セールで買って来た(エイト)マン インフィニティ(1〜2巻)』 。これが、抜群に面白い。原作:七月鏡一 / まんが:鷹氏隆之 / 監修:平井和正・桑田二郎。コレで面白くない筈が無い。

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2006/01/13

閉まるぞ

 最寄り駅近くの古本屋が閉店。何でも150円・200円・300円均一。むー。とはいえ、ここ2〜3年は、品揃えなんてないような店だったしなぁ……。

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2006/01/11

2時間ちょっとだぞ。

 今夜、やきもきしているMacユーザで、ネットが埋まっているのではなかろうか?

 Macworld Expo/SF そう、毎年1月に開催されているサンフランシスコのマッキントッシュ展示会が、現地時間で1月10日午前09時〜10時30分(日本時間10日深夜)のジョブス会長のキーノート・スピーチで始まる予定だ。
 で、この展示会、今年は、大変なことになってる。

 まず、間違いなく、スティーブン=ジョブス会長自ら、アップル社が長い歴史で始めて世に問うIntel製CPU搭載Mac第一弾を発表すると云われているからだ。
 現状のPowerPCというCPUが速度向上にイマイチ実績が出せないこともあり、CPUの取り替えに挑むという、アップル陣営の大胆な発想転換。その理念は「速いマシン(ということは、余裕のあるマシン)をユーザに届ける」ということに尽きる訳だが、モトローラ系の石からMacOSが離れるということに関して、Macintoshユーザの気持ちは複雑。既にマシンの使い勝手は、ハード的にはUSB・FireWire・PCIバスと、標準化が進んでおり、CPUが変わったと云ってもさほど混乱は無い筈なのだが……。MacOSX上のプロダクツに関しては、クロスプラットフォーム・コンパイルでほぼ対応可能とアップルは自信を持っているので、現状のソフトメーカーがリコンパイル版を容易さえすれば、明日にも潤沢な資産がインテルMacに乗る訳で、そこに付いては心配は無いようだ。しかし、既に作者が開発を放棄したような古いオンラインウェアのユーティリティー等、新しいCPU用のリコンパイルに遷り損なうソフトウェアは多い筈だ。そして、68系→PowerPCの時に行なわれた、そういうCPUの違いを飲み込むエミュレータのような救済措置は、今回は用意されない可能性が高い。

 神北としては、「あの使い勝手の悪さが、マイクロソフトとインテルのどっちに起因していたのか判るぞ」と思っている訳だが、さて、どんな物になるのだろうか。

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2006/01/09

新春年頭10時間会議だぞ

藤澤 2006.01.07-01:08

あしたというか、もう今日ですが。色々、打ち合わせというのを口実と
して歌うと言うのはどうでしょうか?

神北 2006.01.07-04:02

僕はその打ち合わせ、参加OKすよ。
新宿? 秋葉原?

藤澤 2006.01.07-08:07

それでは秋葉原に13時というのはどうでしょうか。昼飯を食って
歌うと。
#打ち合わせはどうした。

神北 2006.01.07-08:53

了解

塩坂 2006.01.07-09:03

了解

 という次第で、本年のシール企画の趨勢を決める年頭会議が催された。(ホントか?)

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2006/01/06

6月6日では遅過ぎるぞ

 よくネタにさせて貰っている『海外ボツ!NEWS』さんの2006年1月5日の記事で『「悪魔の数字」に合わせ06年6月6日に結婚しよう!』という物があった。
 200日は「666」の獣の数字の日なので、この日に結婚式を挙げようと云う、見上げた不信心者が、オランダに多数居るという話だ。

 東部の街、エンスヘデでは通常2〜3組しか結婚が登録されないのに、すでに17組が、通常6〜8組のロッテルダム中央登録所には14組が、アーネムでも通常より遙かに多い9組が予約を入れている。

 アムステルダムでは、この日の午前6時6分を指定してるカップルもいるそうだ。

 と、いうことらしい。「666」と「66666」は、違う数字なんじゃねーかとか、いろいろ思うんだが……。日本でも、仏滅に格安結婚式なんて云うちゃっかりカップルも居るから、いいんだが……。

 こちらもよく読ませていただいている『X51.org』さんの2005年5月3日の記事『"666"は獣の数字に非ず - 新約聖書に新たな研究結果』によると、実は、解析してみたところ、キリスト教徒を弾圧したローマ皇帝カリグラ(カリギュラ)のゲマトリアによる数字「616」という方が正しいという。かつてエジプトはオクシリンクスの遺跡から発見された、ギリシャ語による最古の(三世紀頃)ヨハネの黙示録の紙片を新たな写真技術で解析、研究した結果、実際には獣の数字は"616"と書かれていたことが明らかになったという。という話が、昨年、出て来た。従来から、「616ちゃうか?」「いいや、666ちゃう?」と云われ続けて来た学術論争に、現代科学の裁定が下ったという形らしい。

 だから、君たち。君たちの望んだホントの獣の数字の日は、今日、2006年1月6日なんだよ。

 教会へ急げ!! (^_^;)

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2006/01/05

帰省完了とマウスだぞ

 2005年12月28日夜に自宅を出発して以来、970キロほど走行距離の増えたレンタカーが我が家についたのは、2006年1月4日、朝8時頃のことだった。
 これで、この正月の帰省が終わった。よく走ったという印象。レンタカーで帰省するようになってから、一番良く動いたのではないだろうか。

 思えば、途中でいろいろ走り回ったものだ。往路は既に報告した通り、ダイナ★コンEXの会場だった松風園に風呂入りに寄ったりしながら、29日夕刻 に実家へ辿りついた。帰路は、2006年1月3日昼過ぎに実家を後にし、年次のダイナ★コンが長くお世話になっていた大名古屋温泉にチロっと風呂入りに 寄った後、名古屋のメンツと新年会。5時半から鍋を囲み、腹を拵えてから3時間ほどみっちりと「歌会始」である。

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2006/01/01

2006年だぞ

松島の朝日 2006年です。

 あけましておめでとうございます。旧年中は神北情報局をご愛読いただき誠にありがとうございました。本年も、変わらぬご愛顧を賜りますれば、これにすぐる喜びはございません。なにとぞ、宜しくお願い申し上げます。
 さて、年頭に当たりましての写真は、松島湾に上る朝日です。
 本年の日本SF大会ずんこんは、日本三景の一つに数えられる宮城県、松島で開催されます。もちろん、私たちシールズも、この大会においてシール企画を行います。
 SFファンの皆様。ぜひ、松島でお会いいたしましょう。

 神北恵太

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