謎の人だぞ
昼メシを買いにいった近所のセブンイレブンの駐車場で、たぶん本田のモビリオかなんかだったと思うのだが、1台、ダークネイビー系の塗装の車が止まっていた。今日の関東地方は快晴で、濃色のボディーに目を引かれ、通りすがりにフと眺めて、何か引っかかるモノがあった。
なんだ?
見直して気付いた。ナンバーが「8823」だったのだ。
見れば500番台。この500番台は、好きなナンバーを撮り易くするために作られた希望ナンバープレート制用の番号らしいので、これも、選んで取ったのだろうか。ま、それはいい。
もちろん順番に取ったとしても1万台に1台は8823になるわけで、ない番号ではない。しかし、自分で好き好んでわざわざ8823を取るって、どんな人だろう? 昔、久里一平がマンガを描き、テレビドラマにもなった『海底人8823(ハヤブサ)』のファンだった、われわれよりちょっと上の年齢層のおじさんかなぁ? …と、ちょっと興味が湧いた。前に回ってみると、運転手が乗っている。まだ若い、あまりオタクっぽいところの無さげな、20代中後半という面持ちの青年だった。
なぜこの青年が「8823」? まさに、「謎の人」である。まさかこの人、海底人?
こりゃ、3万サイクルの音の笛でも、吹いてみるべきでしたかねぇ…。
| 固定リンク
« 会議に出たぞ | トップページ | 何者か判らないぞ »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
私が小学生だった時に流行った「さんまの名探偵」というファミコンのゲームで8823(ハヤブサ)という暗号が出てきました。
友人がそれを今でも気に入ってHNに使ってたりします。
投稿: 炭酸卿 | 2006/01/19 16:01
>8823
「パパにーちゃん@柴田昌弘」という解が有っても良いかと(笑)
投稿: 長田 | 2006/01/19 16:25
炭酸卿 さま
ああ、懐かしいですね、「さんまの名探偵」。15年か20年ぐらい前のゲームですよね。「たけしの挑戦状」とか、昔ノゲームは何でもアリでした。
長田 さま
40年以上前の『海底原人8823』よりは、グっと新しいものの、それでも、『海底土人8823』は1980年発表、もう25年、随分古いですなぁ。
投稿: 神北恵太 | 2006/01/19 18:42
誰か思いつくと思ったのですが・・・
イトカワ星人が地球を探りに来たのですよ。
投稿: 成田ひつじ | 2006/01/19 19:47
スピッツのアルバム「ハヤブサ」中に8823という曲がありますが。
投稿: ありん | 2006/01/19 20:20
成田ひつじ さま
私もイトカワ・ミッションを思いはしたんですが、イトカワ星人とは、思い至りませんでした。なるほど、宇宙人相手では、3万サイクルの音の笛は役に立ちませんねェ。
ありん さま
へぇ。「8823」という曲名があるんですか。じゃ、それから来てるのかなぁ…。
投稿: 神北恵太 | 2006/01/19 23:14
はやぶさと言えばGSX-1300Rからいつしか探査機になっている昨今。
今日私が見たナンバーは「893」でした。
リッターカーだったけどね。
投稿: 森野人 | 2006/01/21 01:18
森野人 さま
やっぱり「ヤのつく自由業」と読むんでしょうかね。
投稿: 神北恵太 | 2006/01/21 09:38
500番台は全部が希望ナンバーではないです。ピカチュウ号も川崎500ですから。
神北さんが見たのが500〜529の間なら88-23は抽選対象希望番号ではないので単なる偶然でということになります。
↓このあたりが参考になります。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~fumiyosi/sanketa2.html
投稿: ふじさわ | 2006/01/25 22:29
ふじさわ さま
ああ、500番台にも、普通の割当て分があるんですねぇ。なるほど。
投稿: 神北恵太 | 2006/01/25 23:56
ちと出遅れました。(笑)
さしもの私も8823の本放送は、記憶の隅っこの更に端に引っかかっている程度で、暫く前、ケーブルでの放映を、たまたま通りがかりに見て……
謎の人が、刑事さんだか誰かにすれ違う程度に会うんですが、お互い立ち止まり、「こんにちわ」と頭を下げてから台詞。
……うーん……なんて礼儀正しい。(爆)
あのころは日本人も海底人もこんなだったのか……と、どーでもいいことに感心してしまいました。
投稿: かざま | 2006/01/27 16:35
かざま さま
たかが半世紀程度しか経っていない1950年代・60年代なのに、あの頃の映像に残る日本人は、みな背筋が伸びて朗々としている気がします。
1970年代の日本列島改造論ブームとか、1980年代のジャパンアズナンバーワンとか、1990年代のバブルは、日本に何をもたらして、何を奪ったのか。
よーく考えてみたい問題ですね。
投稿: 神北恵太 | 2006/01/27 17:22