我が家の「地豆(ジーマミー)豆腐1号くん」つまり、iMacG5は、今、少々旅に出ている。先日、とある編集部に持ち込んで仕事をして、そのままもう少し使いたいというお話しだったので、そっくり置いて来たのだ。
ところが、この「ジーマミー豆腐1号くん」に、お気に入りのマウスを付けて持って行ったため、家のPowerMac G4の方が大変。
今、気に入って使っているのは、KengingtonのOptical Eliteという5ボタンマウス。通常の位置のメイン2ボタンと、ちょっと押し難いが、親指の先(というか、他の指の付け根辺り)の側面にサブ2ボタン。そして、ホイールボタンの計5つが付いている。
付属するMouse Worksというドライバソフトをインストールすると、MacOSXのシステム環境設定にMouseWorksの画面が出来て、マウスの移動や、ホイール・各ボタンの機能が設定出来る。このOptical Eliteだと、ボタンそれぞれに5機能と、メインボタンの左右同時押し、サブボタンの左右同時押しの7つの機能をボタンに設定出来るので、手に馴染んでしまうと手放せなくなる。
その昔、まだ、ホイールなどがないころ、左右メインボタンの手の平寄りのところに左右サブボタンが付いた4つボタンマウスが、同じKensingtonにあって、ADBバス仕様のそれを愛用していた。メインマシンがボリタンG3に移った直後までは、まだADBに一応対応していたので使っていたが、あまりにもハードに使い過ぎたため、あちこち摩滅し、ついにマウスボール周りの分解掃除中にスプリングを飛ばしてしまい、このマウスと別れることになった。
この後、探してはみたのだが、一時期、こういう4つボタンマウスは姿を消した。いや、ラインナップに有ることはあったのだが、横垂直方向の断面が台形をしていて持ち上げ難い、大型マウスしか無く、ヒョイと持ち上げて移動出来る持ち易さに気を使った製品が無くなっていた。しばらく純正マウスを愛用した後、同じKensingtonの廉価判2ボタンマウスとかも使っていたのだが、先日、しばらく鳴りを潜めていた4つボタンで、しかも親指と薬指・小指で持ち上げ易い、切り立った側面を持つ製品が、3390円で出ていたので、喜んで購入したというわけだ。
有難いことに、この1台目のOptical Eliteを繋いだだけで、前の2ボタンマウスの時にインストールしてあったKensingtonのMousWorksはちゃんと製品を認識、そのまま、何事も無かったかのように使用可能となった。これは、多分、Kensingtonのトラックボールとか、他の製品を導入しても同じだろう。こういうところの、ユーザに手間をかけさせない汎用性が、この製品の出来の良さだと思う。
で、このお気に入りのマウスが無いと、神北がどうなるかというと、すっかりKensingtonのセッティングに慣れている右手には、本来の純正1ボタンマウスが使い難くて仕方が無い。しかたないので、我慢してしばらく使ってみたが、もう堪らん。大急ぎでもう一台、同じOptical Eliteを導入した。鼠二号である。
ちなみに、同じ店で買ったのに、今回は2970円。まだ半年ぐらいだと思うが、既に1割ほど値が下がっている。たった3000円足らずであなたのMacを高機能化!!
奥さん、これは買いですよ!
神北の好みを云うと、この左右側面のサブキーより、メインボタンの内側に在った昔々の4つボタンマウスのボタン並びの方が、マウス全体を支える親指と薬指・小指を離すことなく、人差し指と中指だけで使えて便利だったのだが、ま、無いものは、致し方ないかのう。
かくして、メインマシンとポータブルのサブマシンの両方が、全く同じマウスを装備することになった。MouseWorksは、現在操作中(一番上にウィンドウが在る)のアプリケーションによって、それぞれ機能をセットして、自動的に切り替える機能があるので、このサブボタンや左右両方の同時押しを使いこなして、楽をしよう。
最近のコメント