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2006/02/28

秘密基地だぞ

 一見何の変哲も無い田園風景。しかし、その地下には、悪の秘密結社の広大な地下基地が広がっていたのだ。
 という話が、ドラマの中のお話しだと思っていた諸君。一緒にたまげませんか?

 海外ボツ!NEWSの2006年2月27日の記事『マリファナ栽培の地下秘密基地!』に、合衆国テネシー州で摘発された麻薬組織の地下農場が載っている。必見。

 写真を見てもらうのが早いが、太陽灯など完全に人工的に作られた環境で、季節や天候に関係なく栽培が可能だったようで、記事によると「60日ごとに収穫して、一回に数百万ドルの売上げを上げていたそうだ。」てな話だから、年間2〜3千万ドルは稼げていたのだろう。
 年商30〜40億円の施設ということを考えれば、こんな地下農場を作るぐらい屁でもないのかもしれんが、んー。地上施設のいかにも瀟洒な別荘という風情とかが、もう、チンケな刑事ドラマの域を超えると申しましょうか、畏れイリヤのクリアキンと申しましょうか、ド派手なスパイ映画そのものです。

 「間違いなく組織犯罪の施設なので、あまり持ち上げるのも問題あるけど、ある種の男のツボを刺激するものがあるんじゃないかな。オレ、かなり来ました……」というラプターさんのつぶやきに、頷かないオトコノコは居まい。

 ちなみに、ネタ元の方が写真が多いので、こちらも併せて一度ご覧あれ。

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ぶり返しだぞ

 昨日、思いっきり足の痛みがぶり返した。寒くて水分摂取量が減っていたというのもあるのだろうが、最近随分良いので、ちょくちょくコンビニより向こう(駅前とか)まで遠征したのが負担だったんだろうか。侮りがたし痛風。

 (とはいえ、そのぐらいテコテコ歩けないと日常生活にならんぞ(ToT)……)

 幸いというか当然というか、痛みの質は、尿酸の結着ではなく、炎症の痛みだ。ということは、寒さで筋肉が収縮しているのを無理矢理動かしたのが原因か。
 そういう意味では、冬の発症の方が面倒臭いな。当社比1.5倍以上に膨れ上がった足に履き易いスポーツサンダルも、真冬では使えんしなぁ。

 ともかく、まだ少し在庫がある先日医者に貰った頓服の残りで、かろうじて凌いでいる。

 しかし、まいる。早く腫れが引かないと。

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2006/02/27

おかしいぞ

 ネットワークなるものが日本に上陸して、20年弱。無論、もっと前から細かな局所的ネットワークは存在したわけだが、全国でメールを交換し、書き込みを読み合うというような文化は、おおよそ20年弱と云って差し支えあるまい。
 この中で、かつてはアマチュア無線や雑誌の読者コーナーの常連と同じような好事家の交流という程度の位置づけだったネットワークは、一気に入っているのが当然で入れない人に対してはデジタルデバイドなる差別が発生するような、一種のインフラストラクチャーに発展した。

 しかし、その中で、ネットワークという物に対する本質的理解というものは、果たして広がっているのだろうか?

 じつは、先日、Mixiのあるコミュニティで、突然やって来て自分の活動に人を誘うトピックを立てるという、あまり賢くない書き込みがあった。で、それに対し、元々そのコミュニティにいる人が返しているのだが、これもあまり賢くない。原文は既にないので記憶から文脈を整理して書いてみると……。

 よそから来て、こちらのコミュニティの都合も考えずに突然書き込んで来るのは失礼ではないか。こういう書き込みには、文末に「突然書き込みまして申し訳ございません。運営者の方、問題なら書き込みを削除していただいて結構です」と付けておくのが礼儀でしょう。

 うくくくく。この頭の悪さに嗤った。が、怒られた方が「そうですね。失礼しました」と納得したのに、笑う元気すらなくした。

 失礼にならないようにするまなら、そんな逃げ口上を書く暇に、メールで管理者に事前確認してみれば良いだけのことではないか。

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ちっともオープンじゃないぞ

 先日、DTP関係で、ちょっと便利そうな自動化ツールが、この春に発売開始という広告を見つけた。で、覗いてみると、割と面白そうだ。
 とはいえ、どちらかというとワン・オフの図版を作る仕事をメインとする神北にとって、職種変えを目論むならともかく、現在の本業でバリバリ使うようなソフトではない。ということは、用途はどちらかというと、研究とか遊び。いわゆる個人的な編集物ということになる。
 ただし、仕事に直結しないとなると、貧乏図版描きが趣味で使える費用内に収まるわけだから、大した額は出せはしない。まあ、5万円ぐらいのモノなら、長い目で今後の投資と思って、既に待ち行列がずらりとできている購入リスト入りということもありうるが、ヒョイと10万円を超えるとなると、なかなか難しい。ましてや、別に仕事に結びつくわけでもない道楽の15万円・20万円なんて出費は、痛過ぎる。

 ま、とはいえ、プロのレイアウターが使うソフトだから、場合によってはン十万円なんて価格もあるわけだ。もちろん、そういう本職でバリバリ使いそうな方々に、「これ使ってみてはどうですか?」と示唆を与える機会がないわけでもない。面白いと思ったものは取り敢えず調べておこうと、予定価格のページを見てみた。

 予定価格 : オープン価格

 ?????

 何の参考にもならねー!!!   ……もしくは……   出やがった〜!!!

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2006/02/26

プロテクターだぞ

 engadgetの2006年2月25日の記事『衝撃で硬化するアーマースーツ』が、ちょっとワクワクもの。
 ビスコース(ゲル状のセルロース)とある種のポリマー(抗分子化合物)を流し込んで作る、このd3oという物質は、衝撃を受けると硬化し、普段は柔らかい。
 「衝撃によって起こる分子結合で硬化したときの強度は「従来の防護素材」(?)と同等ながら、衝撃そのものと同じ時間しか硬化しないため計測は難しい」という説明がどこまで信頼出来るものかは判らないが、既にスポーツウェアーの下につけるプロテクターとして採用されているらしい。

 将来的には防弾とかいっているが、この素材一つでそこまで信用するのはちょいと怖いなぁ。なんといっても、弾丸・防刃というのは、「点」や「線」に掛かる衝撃が大きいから、硬化して「面」で受けるこういうプロテクターにその機能まで持たせるのは、オーバースペックという気がする。
 ま、ケブラーの合間にd3oを重ねる複合素材で、現状より薄くて頑丈な防弾服というのは、もうすぐにも可能だろうけどね。

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2006/02/24

来週末だぞ

 最寄りシネコンであるMOVIXさいたま『機動戦士ΖガンダムIII 〜星の鼓動は愛〜』の2006年3月4日の初日舞台挨拶のチケットをなんとか押さえた。
 さすがに最前列は無理で二列目。いや、最前列も左右端なら取れたのだが、あまりスクリーンに近過ぎる場所で端に偏るのは避けたいではないか。

 闘いのゴングは11時に鳴った。MOVIX会員だけのネット先行販売だ。会員以外のネット販売は18時からで、さらに劇場窓口は27日からの発売開始となる。
 11時すぐに購入ボタンを押し、席を選んでGo!! と思ったら、瞬時の差で取られている。あわててすぐ横を押さえる。
 広い劇場、大きなスクリーンという事で、少し後席でも良いんだが、視界いっぱいに画面が広がっているというのも気持ちよいもの。舞台挨拶が間近というのは、女房へのサービスでもある。

 講談社の『機動戦士Ζガンダムヒストリカ』に寄稿している関係上、記事のためにマスコミ試写等に入れていただいて事前に見ているが、公開初日というのはまた格別。舞台挨拶付きとなれば尚更。血が燃えるのだ。
 ちなみに、公開開始から6日後の3月10日金曜日、『機動戦士Ζガンダムヒストリカ』最終巻、#12劇場判スペシャル・パート3が発売される。是非、お手に取ってご覧戴きたい。テレビ版と違う、新たなカミーユと、新たな結末がそこに待っている筈だ。

 そして、このパートワークの最終巻を以て、やっと、自分にとってのΖガンダム20周年が幕を閉じる。一昨年のガンダム25周年『機動戦士ガンダムヒストリカ』とは異なり、ちょうど映画化と当ったため、テレビ9巻と映画3巻プラス敢行記念スペシャルの計13巻で最終巻だけ年を跨ぐという変則的な形となったが、1年間どっぷりと『Ζ』に浸かれたのは、なかなか面白かった。

 さて、神北としては、非常に面白く纏まっている映画だと思っているこの『ΖIII』だが、皆様の目にはどう映るのだろうか? 
 そして、話題作の多そうな春の激戦区の中で、どれほどの興行成績を残してくれるのであろうか?

 楽しみである。

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玉突き犯罪らしいぞ

 朝日新聞のasahi.comの2006年02月23日の記事『紳士録詐欺で主犯格を逮捕 5億7千万円の恐喝容疑』が、余りにも呆れる話だった。

  「紳士録から名前を削除するのに金がかかる」との名目で会社員が巨額の現金を脅し取られた事件で、警視庁は、東京都荒川区東日暮里5丁目の無職田島大蔵容疑者(57)を恐喝容疑で逮捕したと23日発表した。

 —— 中略 ——

 調べでは、田島容疑者は04年11月から05年2月までの98回にわたり、紳士録に名前や住所を掲載していた設備システム会社の元社員(63)=電子計算機使用詐欺罪で公判中=から計約5億7000万円を脅し取った疑い。同容疑で同じグループの14人が逮捕され、ほとんどが起訴されている。

 判り難いので簡単に図示すると下のようになる。

 【詐欺犯】 ←詐欺で奪った金← 【元社員】 ←横領した金← 【会社】

 うーむ。犯罪に巻き込まれて、何とかするために犯罪に手を染める。連鎖犯罪とでも呼べば良いのだろうか?

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2006/02/23

32+20=52年だぞ

 読売オンラインの2006年2月23日の記事『日本赤軍・重信房子被告に懲役20年の判決…東京地裁』によると、重信の刑期は無期の求刑に対し、20年となったらしい。

 起訴状などによると、重信被告は74年9月、日本赤軍がオランダの仏大使館を占拠したハーグ事件を指揮。短銃と手りゅう弾で武装した和光晴生被告(57)(1審・無期懲役、控訴中)、奥平純三容疑者(57)(国際手配中)らメンバー3人が大使ら11人を人質に取り、警察官2人に発砲して重傷を負わせた。

 さらに身代金として30万ドルを奪い、フランス当局に拘禁されていたメンバーを釈放させた。

 

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漏洩したぞ

 よく、このブログにもコメントを付けていただく山本“酔うぞ”洋三さんのブログ酔うぞの遠めがねの2006年2月23日の記事『Winny・海上自衛隊の機密情報が漏洩』が面白かった。さらに辿っておくと、ニュースソースはMSN毎日インタラクティブの2006年2月23日の記事『海自機密データ:「極秘」暗号書類などネット上に流出』だ。

 この事件は、速い話が、あれだけあちこちの公的機関・企業が機密事項を暴露してしまい、相当問題視されていたのに、Winnyを入れたパソコンで仕事をした馬鹿が居るということに集約されると思う。

 関係者によると、情報は、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」のネットワークに今月中旬に流出した。ファイルの内容などから、護衛艦「あさゆき」の関係者のパソコンが「暴露ウイルス」に感染したことが原因とみられる。

 要点がぼかされているが、どうも、自衛隊の業務用パソコンではなく、隊員の個人所有の機械が発信元のように、この記事は読める。
 酔うぞさんの問題にしているのは、いくら業務システムを頑強なファイアウォールで護っていても、運用としてWinnyを入れているような個人所有のパソコンに、持ち出していたら、話にならんのではないかと云うことだ。

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2006/02/22

ビジネスライクだぞ

 TBS系ニュース専門チャンネル『NEWS BIRD』で、米CBS製作のドキュメントに日本でコメントを追加した番組『CBSドキュメント』を流している時間帯がある。一週間通して『ドキュメント258』というタイトルを付け、平日日替わりで1時間番組を流しているのだが、水曜日が『CBSドキュメント』の日なのだ。この2本中の1本が、「塀の中のギャングたち」という、北カリフォルニアから現在も勢力圏を拡げつつあるギャングたちの首脳部が、ある刑務所内にあるのだという話だった。

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超音波で覗くぞ

 ほぼひと月前の発作以来、予定していた検査の日。前晩の夕食を最後に水しか飲めないまま、2006年2月21日、近所の病院へ。
 足の腫れはまだ引かず、あまり歩くのは得意とは言い難いが、病院ぐらい行かないと始まらない。
 「あー、まだ腫れが引かないねぇ」という医者に湿布薬をお願いして、まずは超音波で内蔵を見る。肝臓と膵臓にはやはり脂肪がついている模様。ま、これはここ15年ぐらいずっと云われていることなのだが…。腎臓は、カルシウム系と尿素系の2種類の結石が見えるが、まあ、尿素系は多くないし、カルシウム系も尿管から遠いので、痛みの出るようなことはないでしょうというのが医者の見立て。
 面白いもので、ものの3分もじっと見ていると、超音波による音像の見方が判って来て、先生の云うことが理解出来るようになる。
 で、何が判るかというと、「目に見て弱っていたり腫れてる臓器は少ないが、基本的に喰い過ぎによる不健康」ということらしい。余計じゃないけど余計なお世話じゃい!

 続いて血液検査。しかし、ここの婦長さんは、血管を探り当てるのが上手い。前回も今回も、なんにも見えないオイラの肘の内側の3センチ角ほどのエリアを指の腹でポンポンスースーと、軽くタップしてなで探ったと思ったら一気にブスり。それが一発で静脈を掘り当ててしまう。まあ、針を挿していたくないということは無いが、あの失敗して失敗して、とにかく酷かった国道17号線沿いの形成外科の悪夢は何だったのかと思う。

 血液検査の結果は22日の午後に、うかがいに行く。そう突飛なこと云われねーと良いんだがなぁ。

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2006/02/20

鼠二号投入だぞ

 我が家の「地豆(ジーマミー)豆腐1号くん」つまり、iMacG5は、今、少々旅に出ている。先日、とある編集部に持ち込んで仕事をして、そのままもう少し使いたいというお話しだったので、そっくり置いて来たのだ。
 ところが、この「ジーマミー豆腐1号くん」に、お気に入りのマウスを付けて持って行ったため、家のPowerMac G4の方が大変。

 今、気に入って使っているのは、KengingtonOptical Eliteという5ボタンマウス。通常の位置のメイン2ボタンと、ちょっと押し難いが、親指の先(というか、他の指の付け根辺り)の側面にサブ2ボタン。そして、ホイールボタンの計5つが付いている。
 付属するMouse Worksというドライバソフトをインストールすると、MacOSXのシステム環境設定にMouseWorksの画面が出来て、マウスの移動や、ホイール・各ボタンの機能が設定出来る。このOptical Eliteだと、ボタンそれぞれに5機能と、メインボタンの左右同時押し、サブボタンの左右同時押しの7つの機能をボタンに設定出来るので、手に馴染んでしまうと手放せなくなる。

 その昔、まだ、ホイールなどがないころ、左右メインボタンの手の平寄りのところに左右サブボタンが付いた4つボタンマウスが、同じKensingtonにあって、ADBバス仕様のそれを愛用していた。メインマシンがボリタンG3に移った直後までは、まだADBに一応対応していたので使っていたが、あまりにもハードに使い過ぎたため、あちこち摩滅し、ついにマウスボール周りの分解掃除中にスプリングを飛ばしてしまい、このマウスと別れることになった。
 この後、探してはみたのだが、一時期、こういう4つボタンマウスは姿を消した。いや、ラインナップに有ることはあったのだが、横垂直方向の断面が台形をしていて持ち上げ難い、大型マウスしか無く、ヒョイと持ち上げて移動出来る持ち易さに気を使った製品が無くなっていた。しばらく純正マウスを愛用した後、同じKensingtonの廉価判2ボタンマウスとかも使っていたのだが、先日、しばらく鳴りを潜めていた4つボタンで、しかも親指と薬指・小指で持ち上げ易い、切り立った側面を持つ製品が、3390円で出ていたので、喜んで購入したというわけだ。

 有難いことに、この1台目のOptical Eliteを繋いだだけで、前の2ボタンマウスの時にインストールしてあったKensingtonMousWorksはちゃんと製品を認識、そのまま、何事も無かったかのように使用可能となった。これは、多分、Kensingtonのトラックボールとか、他の製品を導入しても同じだろう。こういうところの、ユーザに手間をかけさせない汎用性が、この製品の出来の良さだと思う。

 で、このお気に入りのマウスが無いと、神北がどうなるかというと、すっかりKensingtonのセッティングに慣れている右手には、本来の純正1ボタンマウスが使い難くて仕方が無い。しかたないので、我慢してしばらく使ってみたが、もう堪らん。大急ぎでもう一台、同じOptical Eliteを導入した。鼠二号である。
 ちなみに、同じ店で買ったのに、今回は2970円。まだ半年ぐらいだと思うが、既に1割ほど値が下がっている。たった3000円足らずであなたのMacを高機能化!!

 奥さん、これは買いですよ!

 神北の好みを云うと、この左右側面のサブキーより、メインボタンの内側に在った昔々の4つボタンマウスのボタン並びの方が、マウス全体を支える親指と薬指・小指を離すことなく、人差し指と中指だけで使えて便利だったのだが、ま、無いものは、致し方ないかのう。

 かくして、メインマシンとポータブルのサブマシンの両方が、全く同じマウスを装備することになった。MouseWorksは、現在操作中(一番上にウィンドウが在る)のアプリケーションによって、それぞれ機能をセットして、自動的に切り替える機能があるので、このサブボタンや左右両方の同時押しを使いこなして、楽をしよう。

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2006/02/18

イタリアで大騒ぎだぞ

 産經Webの2006年2月18日の記事『風刺画シャツでTV出演、伊閣僚解任へ リビアで領事館放火』が、チョイと痛いニュース。

 イタリアのベルルスコーニ首相は17日夜、イスラム教預言者ムハンマドの風刺漫画を印刷したTシャツを着てテレビ出演した極右政党のカルデロリ制度改革相の解任を決めた。リビアでは同日、抗議のデモ隊がイタリア領事館に放火し、警官隊との衝突で10人が死亡する事件が起きた。イタリア国内では制度改革相の言動が事件を招いたと受け止められていた。

 同時に政府は、イスラム過激派のテロに備え、トリノ冬季五輪会場や内外の政府施設の警戒強化を決めた。

 Tシャツ問題は、14日にカルデロリ氏が「イスラムとの対話などというおとぎ話は捨てる時だ。今日からこのTシャツを着る」と発言、翌日の国営テレビでワイシャツの下にTシャツを着て出演、漫画を見せた。

 この言動を16日、中東の衛星テレビ、アルジャジーラやアラブ諸国の200紙以上が報道。17日にはアラブ諸国の駐ローマ大使がフィーニ外相に会見を求め、与野党も批判。リビア北東部ベンガジでは暴徒化したデモ隊が領事館に放火した。

 イタリア人ってのは、現在自国内でオリンピックか開催されていることとか、千年単位の宗教闘争史の中でどっちが凶暴とは云えないような愚行をキリスト教徒も多数働いていることとか、今イスラムを刺激することが自国民の利になるか損になるかとか、あまり考えないのかね?

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2006/02/17

あの顔は読めないぞ

 昨夏、ホリエモンが武部幹事長の次男に3000万円振り込むよう社内で指示していたという話を民主党が掘り起こして来た。
 中日新聞の2006年2月16日の記事『「武部氏二男に3000万円」 堀江被告が振り込みを指示 民主・永田氏が衆院予算委で指摘』では、こう報じられている。

 民主党の永田寿康衆院議員は十六日午前の衆院予算委員会で、ライブドア前社長の堀江貴文被告が昨年八月二十六日付の社内メールで、自民党の武部勤幹事長の二男に選挙コンサルタント名目で三千万円振り込むよう指示したと追及した。

 永田氏が読み上げたメールのコピーでは「至急扱いで処理してほしいんだけど、遅くとも三十一日できれば二十九日までに(武部氏の二男あてに)三千万円振 り込むよう手配してください。前回、振り込んだ口座と同じでOK。項目は選挙コンサルティング費で処理してね」などと記してあった。

 まあ、武部さんが政治家であることはよく知っているが、息子さんが何をしている人かは知らないし、「選挙コンサルティング費」と明記しているので、この一文だけでは正統な報酬ではない等と軽々しく言うことではない。
 というか、普通、政治家家族を経由した隠し献金であるならば、「選挙コンサルティング費」なんて書かないで、もうちょっと項目を考えるんじゃないかと思うでしょう?

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2006/02/16

レプリカントが逃亡したぞ

 ■ 通称フィル("Phil")。
   フィリップ・K・ディック型アンドロイド。
   カリフォルニアへ向かう空路上で、失踪。以降消息不明。
 □ 逃亡アンドロイド狩りアンドロイドの製造計画は無し。

 詳細は、こちらで→EngadgetJapanese記事『PKD型レプリカントが逃亡』

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2006/02/15

時速322キロだぞ

小写真 自動車関係の情報を取り扱っているResponseに、2006年2月13日に載った記事。『公道を走るF1マシン…フリーストリーム T1』にちょっと呆れるやら感動するやら。
 この乗用車、公道を走ることのできるミッドエンジンの2人乗りスポーツカーなのだが、よくコクピットを見て欲しい。どう見たって、タンデムなのである。

 メーカーのフリーストリーム・カーズ社は、マクラーレンのF1開発チームのメンバーによって設立された会社だそうで、T1は、その最初のプロダクツということらしい。

 2400ccV8エンジン。最高速322km/h。つまり、道さえ良ければ、たった1分で5キロ以上走っちまう。価格は15万ポンド(約3000万円)で、限定25台のブレミアム必須。

 そのまま日本で走れるのかどうかはよく判らないが、イギリスの公道で走れる以上、陸運局の審査さえ通れば、機構的には文句無しに使えるんじゃないかな?
 ま、あまり、ガタガタの田舎道を走って欲しくはないけどサ。

 ちなみに、思わず食指の動いたカーキチ諸君にひとつだけ。既に25台中、半分以上の予約が入っているそうだ。急げ!!

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2006/02/14

大馬鹿者だぞ

 商用出版されている他者のコミック作品を、勝手にネットに上げたバカが逮捕された。いや、単なるバカではない、大馬鹿者である。

産經新聞Sankei Webの2006年2月14日の記事
『ネットで漫画を無断配信、マンガ喫茶経営者ら逮捕 全国初摘発』

朝日新聞のAsahi.netの2006年2月14日の記事
『人気漫画を無断でHPに、ネット喫茶経営の男ら逮捕』

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2006/02/13

しれんのみちだぞ

 かつて「重いコンダラを引いて、どことも知れん野道を行く男のど根性である」という趣旨の主題歌によって、大ヒットした国民的マンガがあった。
 もう、40年近く前の事だ。

 で、コンダラである。コンダラを通販してくれる会社のサイトがあった。

 かつて、中学生になって、クラブ活動かなにかで始めてコンダラを引いた時に、
「俺も(私も)ついにここまで来たか」と思った少年少女に、是非ご覧戴きたい。

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2006/02/12

盛況だったぞ

 2006年2月11日は、第二土曜日なので駒八会。駒八秋葉原店に、今月は30人〜40人ほどSFファン仲間が集まった。

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2006/02/10

戻って来たぞ

 ヤツらは森へ帰ったのではなかったのか?

 万博閉幕で森に帰ったことになっていたが、空港が2月17日に開港1周年を迎えるのを記念して、空港のマスコット「なぞの旅人フー」の応援に駆けつけた。

 この『閉幕で森に帰ったことになっていた』というのがいいなぁ。なっていたけど、実は帰ってなかったのかな。あれだけ世俗にまみれてしまうと、森はもう2人を受けつてくれなかったのかもしれん。

 asahi.comの2006年2月10日の記事『モリゾーとキッコロ登場 中部空港1周年イベント始まる』の話。

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2006/02/09

ついに来たぞ

 しばらく前に紹介したengadget japaneseで2006年2月8日、またもや、レゴによる計算機の記事が登場した。タイトルは『レゴでディファレンス・エンジン』。そう、今度は歴史的な機械、バベジの階差機関(翻訳された日本語表記は揺らぐので差分機関とも)なのだ。
 んー。確かに、写真の階差機関に似ている。19世紀中葉英国の精妙な工人たちの細工を窺わせる佇まいが美しい。
 せっかくここまで来たのなら、最後に、バベジの夢、解析機関(プログラマブル計算機、つまり、電気を使わないコンピューター)まで行って貰いたいものである。

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2006/02/08

お揃いになり損ねたぞ

 産經新聞Webに2006年2月8日、『米、次世代戦闘機の開発計画縮小 F35、予算2000億円削減』という記事が載った。

 アメリカ上院軍事委員会の公聴会で、新型戦闘機F-35の開発関係の予算が削られて、英国ロールスロイス社は、エンジン開発のオファーを取り下げられることになった。
 イラクでがっちりとスクラムを組んでいた英米同盟の絆を、アメリカ側から一気に引きちぎった形だ。
 英米軍事同盟を考慮するようにという意見は、戦費地獄に喘ぐ国防省には聞こえなかったらしい。

 かくして、F-35は、国際救助隊と足回りお揃いになるチャンスを逃したのだ。
 ラムズフェルド国防長官には、ジェフ=トレーシーほどの技術的視野がなかったということかな。

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2006/02/04

戦後処理だぞ

 死ぬほどしんどかった十日ほどが、火曜日早朝ぐらいに終わった。針状の結晶となって左足親指の付け根の骨にくっついていた尿酸が、溶け消えたのか、刺すような痛みが無くなって来たのだ。
 とはいえ、ザイロリックという尿酸値を下げる薬は毎日飲み続けているし、足の湿布もとれてはいない。
 尿酸値を抑える薬は当然としても、この湿布がとれないのが面倒臭い。針状の結晶にズタズタにされた組織が炎症を起こしてまだまだ引かないから、左足は依然として当社比1.5倍を維持しているのだ。スニーカーの靴ひもを最大に緩めても、いっぱいいっぱい。どうしても圧迫感がある。

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