超音波で覗くぞ
ほぼひと月前の発作以来、予定していた検査の日。前晩の夕食を最後に水しか飲めないまま、2006年2月21日、近所の病院へ。
足の腫れはまだ引かず、あまり歩くのは得意とは言い難いが、病院ぐらい行かないと始まらない。
「あー、まだ腫れが引かないねぇ」という医者に湿布薬をお願いして、まずは超音波で内蔵を見る。肝臓と膵臓にはやはり脂肪がついている模様。ま、これはここ15年ぐらいずっと云われていることなのだが…。腎臓は、カルシウム系と尿素系の2種類の結石が見えるが、まあ、尿素系は多くないし、カルシウム系も尿管から遠いので、痛みの出るようなことはないでしょうというのが医者の見立て。
面白いもので、ものの3分もじっと見ていると、超音波による音像の見方が判って来て、先生の云うことが理解出来るようになる。
で、何が判るかというと、「目に見て弱っていたり腫れてる臓器は少ないが、基本的に喰い過ぎによる不健康」ということらしい。余計じゃないけど余計なお世話じゃい!
続いて血液検査。しかし、ここの婦長さんは、血管を探り当てるのが上手い。前回も今回も、なんにも見えないオイラの肘の内側の3センチ角ほどのエリアを指の腹でポンポンスースーと、軽くタップしてなで探ったと思ったら一気にブスり。それが一発で静脈を掘り当ててしまう。まあ、針を挿していたくないということは無いが、あの失敗して失敗して、とにかく酷かった国道17号線沿いの形成外科の悪夢は何だったのかと思う。
血液検査の結果は22日の午後に、うかがいに行く。そう突飛なこと云われねーと良いんだがなぁ。
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コメント
血管入れるの下手な医者、看護士はいやですねー(^^;A
私もかなり血管が出にくい方なので、もう、下手くそな人だとアザだらけにされてしまいます。
入院していた時、左手の手首に刺さされたら、親指と人差し指に、ビリビリとした痺れが。
「あ、そりゃまずいね」とやめた上に、他の先生を連れてきたヤツもいました。
三ヶ月経つのに、まだ時々ビリビリしますよ。
ぷんぷん。
投稿: かざま | 2006/02/22 04:29
かざま さま
自慢じゃないが、御飯食べること大好きなので、どうしても、血管が「奥ゆかしく」なり勝ちです。最大、右肘・左肘・右手首・左手首に失敗して、手の甲ということもありました。
ちゃんと血管の読める看護婦さんは、ホント天使です。
しかし、「そりゃマズいね」と云っちゃったら、医療過誤を認めたも同然。マズ過ぎるんじゃないでしょうか?
ま、正直は、医者という職業に最も重要な資質かもしれませんが。
投稿: 神北恵太 | 2006/02/22 08:10
血管は、肘の内側で確保できないと、手の甲→くるぶし→首筋と行くそうです。それに従って痛みも大きくなると聞いたことがあります。想像するだけでも痛いです。
投稿: やしお | 2006/02/22 08:27
やしお さま
手の甲は、わりと「イヤ〜ン」ですよ。脂肪とかのバッファがほとんど無くって、すぐに筋肉。あとは骨と皮と血管ですからね。しかし、手の甲止まりでまだ幸せだったのか……。
投稿: 神北恵太 | 2006/02/22 08:58
超音波したり、針を刺しにくい血管だったりとどこかで体験した内容だなぁ。
先週の木曜に採血を行ったときは、血がなかなか採れずに大変で、針をぐりぐり動かし、何とかゆっくりとったので、10分以上時間がかかりました。
投稿: アキレス | 2006/02/22 09:39
アキレス さま
あまり上手くない看護婦さんとかが、やっとの思いで見つけた静脈が、残念なことに細い支流だったりすると、むちゃ時間掛かったりしますよね。
しかし、静脈探り当てに関しては、献血ルームの看護婦さんたちが一番と思っていたら、この本文で話題にした近所の病院(医院かな?)の「今の院長先生のお父さんの代から勤めてます」風の辣腕看護婦さん(多分婦長さん)は、その上を行ってます。びっくりです。
投稿: 神北恵太 | 2006/02/22 09:54
赤外線で覗くというのはよく聞くが、超音波で覗くってのはあんまし聞かないなあ、民生用では。
どっかで出さないかなあ。
「暗い夜道も安心。尿路結石も胆石もくっきり。気になるあの子もまる見え。難しかった壁の釘打ちも百発百中。コウモリ君一号新発売」とか。
なにかと医療過誤と責める事は容易いですが、神ならぬ人に神のわざを要求するのは無理なのではなかろーかと常々考える私です。
投稿: 森野人 | 2006/02/22 10:07
森野人 さま
超音波メガネがあったら笑えますなぁ。
しかし、原稿の超音波断層写真は、視線奥方向に向かってのタテの断層解析なので、視界として使うのはまだ難しそう。
たしかに、人に神の業を求めるのは無理なんですが、いくらヘタな人に対してでも、患者から「もう止めて下さい」と言い出し難い状況で、止めるか続けるかの生殺与奪権を握っている彼等は、確かに「神」でもあるのですよ。
投稿: 神北恵太 | 2006/02/22 10:53