黄色い雪だぞ
とても気味の悪い写真がある。エルエルさんの2006年3月4日の記事。『ロシアで黄色い雪が降る』によると、サハリンのSolo島で、油混じりらしい雪が降ったそうな。
ロシアのサハリンの極東地域にある島のSaboってトコロで、なんと写真のような黄色い雪が降ったそうです。その雪は非常に強い臭いがし、表面が油っぽいそうです。
地元の職員の人は、この雪を検査してもらうためにサンプルを化学研究室に送ったらしい。
この町は以前は石油関係の労働者の人が住んでいた町なんだそうですが、以前に起こった地震のために大部分の人は転居してしまい現在では100人未満の人が住まう小さな町なんだそうです。
この雪、本格的に黄色い。自然界で降る雪の色とは到底思えない。エルエルさんは、最近北海道沿岸に流れ着く油まみれの鳥の屍骸と関係があるかもと推理を巡らせておられる。
たしかに、サハリンから網走なら、千島海流に乗って流れて来るコースではある。エルエルさんのソースは、2月22日にこの事実を報じたMOSNEWS.COMの『Yellow, Oily Snow Falls on Remote Russian Island--Gas and Oil Industry May Be to Blame』という記事。つたない読解力で読んでみた所、石油化学系の災害と火山の可能性を等分に指摘しているらしい。
2月中旬に、ロシア極東部で、火山活動か、化学工場なとの事故を伴う何らかの大規模災害があって、2月22日までにこの場所に黄色く油臭い雪が降った。その約1週間後に、油まみれの鳥の屍骸が網走沿岸に多数漂着した。
ちなみに、Saboという地名は手元の資料で位置確認出来ず。サハリン付近とすると網走までは最短300キロ〜最長1500キロほどの距離があることになる。
果たして二つの事件に関係性はあるのだろうか?
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