結婚するまでは潔癖で居たいんですだぞ
ときどき、びっくりするような潔癖性の人が居る。
たとえば、どんな雑菌が付いているか判らないので、バスや電車では席に座らず、除菌クリーナーで拭いた手すりに掴まっているような人だ。
とはいえ、アレルギー大国日本のこと、実際にホコリ過敏とか汗の塩分に過敏とかで、思わぬ皮膚トラブルを避けるために仕方なくやっている場合だったあり得るので、あまり他人の事でとやかく言いたくはない。20代の後半から30代初頭にアレルギー性の皮膚炎を蒙って、自分でも酷い目に遭ったことがあるからだ。
だが、これは酷い。ニャー速。 - 2ちゃんねるスレッド紹介ブログの2006年4月9二日の記事、『異常に潔癖症の奴と飲み会をした』というヤツ。まさに、潔癖(と、スレ主はあだ名を付けたみたいだ。)との闘いの記録である。
店員「サラダお持ちしました〜」
潔癖「あ、みんな食べる前にちょっとまって」
消毒用アルコールをサラダに霧吹きでシュッシュッ
自分の分ではなく、全員分のサラダに消毒液っ! ぬう、やるな潔癖。
潔癖「皆さん、まず店に入る前にちょっと待ってください」
予約していた部屋に大量の消毒液を撒く潔癖。
友人「ちょwwwなにやってんの?」
潔癖「雑菌だらけの部屋に入りたくないんです」
部屋だけでなく、おいてある箸や皿にまで消毒液噴射
俺・友人「・・・・( ゜д ゜)」
2そんな消毒行為が終わり、みな着席。
さすがに消毒液にまみれた箸や皿など使いたくないので、潔癖以外は店員さんに事情を話し新しい皿と箸を用意して貰うことに。
その直後
潔癖「ちょっと!なんで皆さん消毒した奴使わないんですか!」
一同「!!!!」
そんな、得体の知れぬ消毒液まみれの食器が使えるか!!
世の中、オソロしい事になっとるのう……。
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コメント
とりあえずリン・マーギュリスせんせにお願いして小一時間説ky^_^);
つうか、誰だこんな訳の分からんトラウマを植え付けた奴は。
冗談抜きにメンタル系のケアが必要ですね。
「べ、別に心配になったとかじゃなくってさ、ただちょっとその・・・これから社会に出るとき大変じゃないかって思うし・・・」てな感じで。
そして数ヶ月後に「ばい菌男」なんて本が大当たり。
・・・結局柳の下オチだし。ツンデレだし-_-);。
投稿: 成田ひつじ | 2006/04/11 17:49
スレ読んで思い出したが
今は米は研ぐものではなく
洗うものなのだそうだ。
どうりで、洗米グッズがたくさん
売られるようになったわけだ。
投稿: 大外郎 | 2006/04/11 18:20
成田ひつじ さま
んー。新型のツンデレと考えるのは、新しい解釈かも。
「別にアンタのために消毒したんじゃないからね。ついでなんだからね」
「ンなら、すんなよ」
……あれ? 恋愛フラグ立たないぞ……。
大外郎 さま
そういや、最近のIH炊飯器の内鍋みたいなテフロン加工のモノって、「テフロン傷むからこの中で研ぐな」とかマヌケな事書いてあるんですよねぇ。
投稿: 神北恵太 | 2006/04/11 20:48
むしろ自爆フラグとか誤爆フラグとかですね。
特に後者ですよ。お店の人はらわた煮えくりかえってたぞ、絶対。
投稿: 成田ひつじ | 2006/04/11 21:53
まぁ、現世では雑菌とは手を切れないのだから、こういう方は、早く解脱して精神世界にいかれたほうがいい様な気がする。そういえば以前唐沢俊一の本で、潔癖症の男が、彼女とラブホテルにいった時部屋の汚れが木になり、部屋の中を徹底的に掃除(エアコンのフィルターまで)して疲れきってH模せずに出て行った話を読んだのを思い出しました
投稿: もりた | 2006/04/12 00:34
こういった方々にとって”もやしもん”のような漫画は、ホラー漫画に思えるのでしょうかね?
かくゆう私は 夏場に金がなくて2週間風呂に入れなかった時、上司の女性に そっと風呂代を手渡された経験が有ります、
天敵ですねきっと。
投稿: やっとかめだナモー | 2006/04/12 01:26
こういう人は、旅行に行けるのかしら?
山にも海にも行けないのでは?
まして熱帯地域なんてどうなる事やら。
投稿: ふるき | 2006/04/12 02:47
成田ひつじ さま
まさに誤爆と言うか、なんというか……。
なかなかに迷惑です。
もりた さま
遺言で棺桶に大量に詰めたアルコール系消毒薬で火葬場大炎上……ってぐらいのことはやってくれそうです。
やっとかめだナモー さま
ぎ、業界伝説?
ふるき さま
こういう人に限って、スピリチアルな趣味があって、「インドに悟りを開きに行きたいんです」とか言い出しそう。
投稿: 神北恵太 | 2006/04/12 04:45
家猫を飼ってみろ、老人介護をしてみろ、子供を育ててみろ……
う×ちもし×こも屁のかっぱになるさー。しくしく。
投稿: かざま | 2006/04/12 05:48
かざま さま
というか、このお潔癖ちゃん、日常の家事である生ゴミのゴミ捨てすら出来ないと思います。いやもう、どうやって生きて来たのかすら不思議ですよね。
お母様は家事完璧な人で、台所も風呂掃除・トイレ掃除も一切娘には言いつけず、すべて完璧にこなしていて、お風呂も必ず一番風呂に入れていたのかしら……。
お釈迦様は何不自由な括らしたお城から世間に出て、生老病死と出会って修行の道に入った訳だけど、この潔癖ちゃんは、聖人に成れるのか? いや、いでに廃人みたいなもんですけどね。
投稿: 神北恵太 | 2006/04/12 08:07
>そんな、得体の知れぬ消毒液まみれの食器が使えるか!!
やはり組成のはっきりした殺菌消毒液を各自常時携帯しておくべきですね。
そんなの持ち歩くのが嫌だという面倒くさがりやさんは店員さんに頼んで暖房の温度をちょっと上げてもらって65℃で30分我慢しましょう。なあに、お友達と話をしてれば30分ぐらいすぐですよ。
投稿: 森野人 | 2006/04/12 09:33
きっと、免疫不全になっても無事に人生を全うできるんでしょうね。
現実には、僕らはバイキンのウヨウヨいる中で進化してきた存在なので、バイキンがいなくなると却っておかしなことになります。
アレルギーも、処理する相手がいなくなった免疫系が暴走しているとも言われています。
病原菌が怖いなら、常在菌、特に共生関係の確立した菌(俗に善玉菌)と仲良くするのが一番良いのです。
ちなみに、消毒液って常に何らかの毒ですからね。
JASに通っていないものを食品にかける方が、よっぽど身体に悪いです。
病原菌にやられなくても、メチルアルコールなんかにやられた日には目も当てられない。
投稿: まっち | 2006/04/12 11:24
森野人 さま
まっち さま
昔、あたくしが幼稚園に入るチョイ前ぐらいまでは、夏になると蚊に対して、フツーにDDT撒いてました。それでも40年ほど生き長らえてますから、まあ、そうそう消毒薬の一度や二度で死ぬとは思いません。が、まだ常在菌の方が消毒液より体に悪くないことだけは確かでしょう。
投稿: 神北恵太 | 2006/04/12 12:06
その方に、御自身の腸内細菌の有様を見せてあげたら、きっと腸内洗浄マニアになるか、もしくは自殺してしまうような気がします。どんなに努力しても、腸内細菌を滅菌することは不可能だもん。その前に、本人が死んでしまいます。
投稿: 羅門 | 2006/04/12 21:54
まっちさん。DDTはダイオキシン類似物質を含みますので、それ自体に毒性があるだけでなく、子孫に影響を与えます。場合によってはDNAを変異させる可能性もあり、放射線に次ぐ長期持続的な影響を与える代物です。このせいで、当時の農家の親父さんが、物凄い頻度で癌で死亡しています。
投稿: 羅門 | 2006/04/12 21:58
羅門 さま
腸内洗浄は、たしか、粘膜を守る分泌液の覆いも洗い流してしまうので、腸壁が傷つき易くなって、下手をするとそれが原因で死に至るとか言いますよね。(それが医学的な報告なのか、誰かが勝手に「こうなる」と言っているだけなのかは、よくは知りませんが……)
投稿: 神北恵太 | 2006/04/12 23:54
>テフロン傷むからこの中で研ぐな
ああ、書きそうですね。
何でも昔に比べて今の米は
精米技術があがってるので研ぐ必要がなくなったんだとか。
たぶん、自世代では米研ぎは徹底的に糠おとしする
高級すし屋とかのプロの技術になっちゃうんでしょうな。
投稿: 大外郎 | 2006/04/13 02:53
大外郎 さま
最近、もともとは日本酒の製法技術から出て来た、糠を磨き落とした無洗米が増えましたが、それに呼応するように、「米糠化粧品」「米糠入浴剤」等の米糠再利用品が増えました。世の中、上手いコト出来てますなぁ。
投稿: 神北恵太 | 2006/04/13 05:47
潔癖さんに最適の職場がありました!
米国はネバダ州の地下深く、ワイルドファイア研究所。
いかなるP4施設も呼ばない徹底した殺菌消毒を行ってくれるので、もはや怪しい消毒液など持ち歩く必要も他人の雑菌を気にする必要もありません。危ないお仕事も総て機密服を着て行えるので、危険な目に遭うこともありません。
万一の場合も、核による完璧な滅菌消毒が可能です。さすがはマイケル・クライトン、六十年代にこの事態を予想していたのか。
投稿: 成田ひつじ | 2006/04/13 09:00
成田ひつじ さま
んー。適所適材?
投稿: 神北恵太 | 2006/04/13 09:38