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2006/05/30

パパにさようならだぞ

 昭和40年頃、「パパ」と呼ばれるハイカラな人はまだずいぶんと少なかった。1966年、昭和41年の話である。
 いや、同級生の中には父親を「パパ」と呼ぶ子もいたようだが、神北家はどうせ呼び変えるぐらいならはじめから「お父さん、お母さん」という親父の方針で、物心ついた頃から「お父さんお母さん」と呼んでいたので、「パパ、ママ」という家庭は、随分ハイカラに見えたのだ。

 颯爽と登場した正義のジャーナリストで、主人公の「パパ」。それが、村上厚(岡田真澄)ことマモルくんのパパであった。『マグマ大使』である。
 マグマ大使は、ゴア様の大平透、主人公村上マモルの江木俊夫、モルの應蘭芳など、当時から、そして今に至るまで、活躍し続けるキラ星のごとき演技陣が揃っている。その中でやはり、出番の多さを考えると、主人公のマモルとガム、そしてマグマ大使を除けば、大平さんと岡田さんのゴアとパパは、敵味方の要であった。

 その岡田真澄さんが亡くなった。70歳。後のファンファン大佐とかで憶えた人も居るだろうが、神北にとっては、いまも岡田さんはマモル君のパパ。村上厚である。

 まだまだ、役者としてがんばれるお歳。極めて残念である。

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2006/05/29

ラジオに出るぞ

 ラジオに出させてもらうことになった。『サントリー サタデー ウエイティング バー アバンティー』という番組。土曜5時の東京FM系全国ネットの番組。といっても、新城カズマさんや角川の野崎さん達に混じって、ライトノベルのお話をさせてもらった。いや、混じってといっても、収録は聞き手と1対1なので、一緒に会話をしたとか云うわけではない。

 FSFでライトノベルという言葉を作った話なんかを、歴史の証人として語らせてもらったような、騙り損ねたような。(^_^;)
 ま、話半分……いや、話1/4程度に聞いてください。

 なんだかうわ言のような上っ滑りした神北のつまんない戯言は、多分何とかサマになるように編集して頂いて(無理だったらごめん)、今週土曜日、2006年6月3日に放送される。各局放送時間表はここ。

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星雲賞を数えたぞ

 ほとんどの人にとって、星雲賞とは、夏〜秋頃に本屋でそう帯に入った本を見るとか、そういう程度の付き合いで、どうやって選定されているのかはよく知らないのかもしれない。

 それが、日本SF大会参加者による各部門1人1票の投票によって決まることを知っているのは、日本SF大会に参加したことがあるか、参加したいと思っている人ぐらいだろう。

 しかし、その投票が、どうやって処理されているかを知る人は少ない。

 昨日2006年5月28日は、その票数を確認する集まりがあった。

 

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2006/05/28

旅行記とJR東日本にヒドい目に合わされた話だぞ

  2006年5月26日の金曜日から27日の土曜日、一泊で仙台・松島まで出かけて来た。とりあえず、往路に関しては金曜日のうちに書いたので、仙台に到着してからを書きたい。

 まず、Suicaの話である。

 前提として神北は、最寄り駅で「これから仙台行きたいんですが、Suicaで行っても大丈夫ですか?」確認している。
 これに対して駅員は、「あ、仙台ならSuica大丈夫ですよ」というので、安心してSuicaに往復の交通費を充分にまかなえるだけの資金をチャージしてから電車に乗った。

 しかし、あいにくの曇天と高原地帯ということで、那須塩原のあたりでかなり寒くて、待ち合わせが30分ある福島駅で上っ張りを買い込みにいったん降りようとしたところ、東北本線沿いでは、首都圏エリアのSuicaの北端黒磯駅と仙台エリアのSuicaの南端白石駅の間は、Suicaでは降りることは出来ないと云われた。
 ま、自動改札ハードウェアの設置とかお金のかかることなので、一気にJR東日本全部にSuica導入という訳にも行かないのだろう。仙台に降りられるなら諦めるかと、ホームで30分過ごした。

 しかし、それだけでは済まなかった。

 仙台駅で降りられない。

 駅員に云うと、「首都圏と仙台ではホストが違うんで駄目です」という。おいおい、乗った駅で聞いた話と違うぞJR!!
 取り敢えずそこでは、Suicaから運賃差額を引いてもらった。ちなみに、帰宅後あらためてこのサイトの近畿圏エリア(ICOCAエリア)でのSuicaのご利用についてを読んでみると、駅員が云っていたことと違あぁぁぁぁぁぁう!!!

  • Suicaは、首都圏エリア・仙台エリア・新潟エリア・近畿圏エリアをまたがってご利用いただくことはできません。
  • 東海道・山陽新幹線はご利用いただけません。
  • 入場されたままのSuicaを他のエリアにお持ちいただいても、ご利用いただけません。Suicaと別の乗車券・特急券を併用して新幹線に乗り継ぐ場合は、ご注意ください。
  • 近畿圏エリア(JR西日本「ICOCA」エリア)内でのご利用に関しては、JR西日本の「ICカード乗車券取扱約款」によります。

 しかし、どうも、ホストが跨げないから首都圏エリアでの入札データが仙台エリアで使えないというだけでもないらしい。私のは、Suicaが始まったときの記念Suicaなのだ記事を編集 | 記事の作成 | 神北情報局 | ブログ一覧 | ブログサービス[ココログ]が、これを翌日、仙台駅の券売機に突っ込むと、まだ1万円は充分に入っている筈なのに「0円」と表示されるのだ。しかも、それどころではなかった。Suica&Icoca発売記念のSuicaを使っている竹内君は、ちゃんとSuicaを使って出入りできるし、券も買える。
 こりゃつまり、同じようなSuicaシステムでも、カードは技術的に変化しており、古いカードには対応していないらしい。サイト上のSuicaの種類には2種類と書いてあるが、実は大嘘。細かくバージョンがあるというのが実態。

 大事なことはちゃんと書けよ!! >JR東日本

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2006/05/26

東北本線ぶらり各駅停車仙台の旅だぞ

 2006年5月26日、現在位置、杜の都仙台。
 朝、自宅を出て、最寄り駅から京浜東北線大宮行き→東北線宇都宮行き→黒磯行き→福島行き→郡山行き→仙台行きと乗り継いで、なんとか日の高いうちに仙台に到着。途中、宇都宮駅で2分間の乗り継ぎの間に買った鶏めし弁当が昼ごはん。まあ、宇都宮は20年も前とは言え、一年数カ月住んでいたので、駅に土地カンがあるから無理が利く。
 途中、ほとんどの乗り換えが2~5分と言う状態の中、ひと駅だけ30分の待ち合わせとなり、全行程6時間半。なんだか、ゆったりと本を読みまくり。

 だが、途中、黒磯のあたりで緊急事態。じつは、今日の天気の関係か、やたら寒いのだ。「こんなこともあろうかと」長袖の上着を取り出そうとして……(^_^;)……は、入ってない。
 しかたがないので仙台まで我慢。と、仙台に降りてみると、半袖の人なんて一人も歩いてない。あわてて駅の案内に訊いて、駅の脇のショッピングビル、アエルのユニクロで、羽織れそうなものを物色。千円也の長袖シャツを確保。

 寒さをしのげた所で、仙台って云えば当然のアレを食しに行く。味太助を堪能。そのままホテルに入って、現在に至る。

 明日は朝から松島で、シール企画の担当者として大会側や他の企画持ち込み者とともに、最終的な現地打ち合わせ。
 あ、流石に明日は夕方に新幹線で帰りますよ。(^_^;)

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みさえ出現だぞ

 勤めから帰って来る女房と合流する形で、よく、近所のショッピングセンターへ買い物に行く。うちは、出来る限り歩く事にしているので、ラオックスで買って来た一番大きなカートを持って行って、スーパーのレジ脇に置いてある段ボールに詰めた買い物を乗せて、コロコロと引いて帰って来る。

 で、今日は、いろいろと遅めになったので、飯を食って行こうという事になって、大荷物を引いてショッピングセンター内のマクドナルドに入った。

 と、マクドナルドの、我々が注文をしている隣のカウンターで、ハイヒールの分だけ神北より背が高いと行った感じのなかなかスレンダーな奥さんが、先に席に行った息子を呼んでいる。

 「しんのすけ、どこ?」

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2006/05/25

漏れが無いか心配だぞ

 6月4日の日曜日に迫った藤澤くんの結婚式二次会の幹事手伝いとして、SFファンダム関係者で神北経由(および、藤澤くんをいったん経由して神北経由)で参加を申し込んだ皆さんに、メールで詳細等を連絡。

 ちゃんとメールで申し込んで頂いた皆さんには、みなさん、来たアドレスに送付した。が、ミクシィのメッセージとか口頭で来た人には、アドレスが判らんのでメッセージで対応。

 ちなみに、滅多に無い事だがメーラーが落ちたせいで、発進記録が残ってない。ちゃんと遅れたのであろうか、ちと心配。明日にでも誰かに聞いてみよう。
 それも含めて、もし、申し込んだのにメールが来ないという人が居たら教えてね。数え忘れている危険も高いから。(^_^;)

 

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模範的だぞ

 asahi.comの2006年05月25のニュース記事『児童が撮影の画像決め手、連れ去り未遂容疑で少年逮捕』が素晴らしい。

 小学1年の女児を無理やり連れ去ろうとしたとして、山梨県警韮崎署は24日深夜、南アルプス市のアルバイト少年(16)を未成年者略取未遂の疑いで逮捕した。近くにいた別の女児が、カメラ付き携帯電話で少年がバイクで逃走する様子を撮影していたため、少年の割り出しにつながった。

 いや、べつに犯罪を褒めているのではない。素晴らしいのは、さらわれそうになった子と、逃げる犯人の様子を撮影した子だ。
 事件の当日5月23日に、学校で防犯ブザーを使った不審者への対処方法を教わったばかりの小学1年生の女の子と、そのブザー音を聞いて、咄嗟に逃げる犯人のバイクをカメラ付き携帯電話で撮影した小学2年生の女の子。しかも、ちゃんと撮った写真はナンバーを押さえている。

 それに比べ、声をかけ、体をつかんで連れ去ろうとすると言う、どう聞いても無計画な犯罪の挙句捕まった16歳少年っちゅうのは、ナンじゃろね?

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2006/05/24

物騒なPCだぞ

 Engadget Japaneseの2006年5月23日の記事『大量破壊PC』が、矢鱈めったらカッコいい。ハリウッド映画のクライマックスに出て来る大量破壊兵器みたいだ。

 まぁ、最近のマザーボードは小型化が進み、自作パソコンも小さな筐体におさめたり、変な筐体を作ったり、いろんな事が出来るし、その上パワーもある。しかし、ここまで視覚的な破壊力を持った筐体も珍しい。まさに大量破壊兵器(WMD)型PCと呼ぶに相応しい出来だ。

 これは自作のワンオフものらしいが、どこかのメーカーがこのぐらい奇麗に仕上げてくれるのなら、ちょっと注文してみたいぐらいだ。

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2006/05/21

牛丼仮面くんの結婚を大勢で祝ったぞ

 2006年5月20日の土曜日は、昼過ぎから、牛丼仮面こと三浦範久くんの結婚式に参加。真面目な団体職員としては職場の関係者と親類がほとんどという結婚式。SFファンダムで活動をしている仲間なんて、60〜70人の披露宴参加者に対してほんの数人。

 「何の因果であんなもの呼んじまったんだろー」と思われなければ良いがとびくびくしながら祝辞。しかも、司会のお姉さんが寄って来て「神北様、総トリで、そのままお開きへという流れですから、ヨロシク……」とプレッシャーを……。ふえぇぇ?

 スピーチは、いつものパターン。まあなんとか終わったかな?

 で、二次会へとなだれ込む。こっちは打って変わってSFファン70人とか100人とか言うウワサ。いったい最終的には参加者が何人だったのかは、よく判らないが、祝いの品としてプレゼントされた調理器具の「スペーサー」として巨大な箱一杯に入っていて、新郎新婦が必死で参加者に数本ずつ配っていたうまい棒は450本あったらしい。

 牛さんの人望歳か言いようが無い楽しい会だった。

 三浦くん、奥さん。お幸せに。

 ちなみに、シール企画団体SEALSは、とりあえず主要メンバーが顔を揃えた所で、二次会がハネた後、打ち合わせ。2週間後に結婚式と、それに続く新婚旅行を控えている藤澤代表は、このところそちらの準備が忙しいので、久しぶりに顔を出したこの日が捕まえ時。大会まであと48日。とはいえ、最終カーブを回ったら手一杯になるのは目に見えているから、あと動ける時間はほぼひと月という事で、ガンガン行く。

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2006/05/20

酋長の訃報が届いたぞ

 チューク諸島。我々、架空戦記に係わる人間にとっては、帝国海軍の拠点基地トラック錨地のあったトラック諸島(もしくはトラック環礁)と旧称で呼んだ方がしっくりくる、太平洋最大級の環礁である。

 ここで、日本人の父とミクロネシア人の母を持つ、75歳のある酋長が亡くなった。36人の酋長からなる酋長会議の議長を務めていた、相沢進さんである。1950年にプロ野球の新設球団、毎日オリオンズ創設メンバーとして入団した投手、1954年に高橋ユニオンズへ移籍。4年間通算93試合登板、8勝17敗、防御率4.20。1957年引退後、母親の出身地の太平洋西部・ミクロネシア連邦チューク島に渡って集落の長となった。

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2006/05/18

希少種だぞ

 アンナミラーズを御存知だろうか?

 井村屋製菓傘下の、ペンシルバニアダッチスタイルのアメリカンフード&スイーツのお店で、最大時の1993年には、首都圏下20店舗を数えた一大レストランチェーンである。アンミラの愛称で知られ、カラフルでコケティッシュな制服が人気を呼んだ。

 だが、どうも最近その動向がおかしいらしい。

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2006/05/17

莫迦に莫迦と言いたいぞ

 お肉大好きの神北家は、ここ10年程、少し間が空いたりもしながらも朝食後にお猪口一杯の酢を飲んでいる。今飲んでいる銘柄は、岐阜県八百津(やおつ)町の、内堀醸造の臨醐山黒酢(りんこさん くろす)。いくつかの醸造酢を飲み試した後に辿り着いた、リーズナブルで割と飲み口の良い醸造酢である。何に効くとか、何の症状が治まったかと言う効能を、はっきり「これとこれ」と言う事は難しいが、体がシャキっとして楽になる。酢は体内に入るとアルカリ化し、酸性に傾きがちの現代人の体内pHを引き戻してくれるというのだが、まあ、理屈より、酢を飲みだしてから体が楽という事で、体感的にオススメである。

 2年程前、太り過ぎを気にしている友人に勧めた所、彼がどんなグレードのお酢を選んだのかは判らないが、「酸っぱいのは苦手だから割って飲んでいる」と言われた。よくよく聞いてみると、「コーラで割った、『酢コーラ』ですよ」という。

 うーむ…………。

 「それは止めようよ」「酢を飲むために、コーラで糖分摂ってたら意味ねーよ」と、神北以外の周りからも大合唱。

 で、次の機会に聞いたら、さすがに懲りたのか「もう、酢コーラはすっぱり止めました……」という。

 「……今は、CCレモンで割ってます

 だ、だみだコリャ……。 (^_^;) 懲りないやつである。

 いや、さすがにCCレモン割りもみんなに止められた彼は、今ではミネラルウォーターと蜂蜜かなんかで割っているそうだ。だが、そうまでして甘くしなくても良いと思うんだがなぁ。オイラにゃ普通にクイっと飲んで、後でお茶かなんかを一口飲む方が、わざわざ黒酢ドリンクを作るより、速くて楽で良いと思うなぁ。

 で、今日は、高脂血症や血中pH値の酸性化や血中尿酸値の話ではない。シャレにならないシャレの話である。

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2006/05/16

グレートな禍根を残すぞ

 建通新聞ウェブサイトの2006年5月1日の記事『【東京】オリンピック主要3施設の建設予定地 東京都(5/1)』などによると、東京のオリンピック誘致計画は、非常に問題が多い。

 都心10キロ圏内に施設を用意、交通網を駆使して選手村と20分以内に結ぶ構想。ま、もし輸送量に難のあるゆりかもめとか大江戸線のような玩具鉄道でないなら、古い土地が廃れてスラム化し、新しい土地に繁華街が移ってゆくという広域都市の新陳代謝をこの先何世紀にも渡って支えるインフラ整備のきっかけになる訳で、交通網整備は心強い判断でもある。

 しかし、問題はそこではない。一番問題なのは、読売新聞ONLINEの2006年5月12日の記事『五輪招致で建築家対決…東京・安藤氏、福岡・磯崎氏』でも明らかにされている驚愕の事実。このスタジアムの設計が、安藤忠雄に任されたということだ。

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2006/05/15

アニキが歌うぞ

『ホジナシ共、俺が相手だ!』

ごうしゃく
 
豪石せよ、アキタ・ケン..。

※ 豪石(ごうしゃく)とは、 主人公アキタ・ケン(秋田県在住・農業)が、謎の石の力によってネイガーに変身するときの掛け声であり、また、その超神変身現象を指す言葉である!


秋田の平和を守るため、
ごしゃでけれ!ネイガー!

 というわけで、ご当地ヒーローの話である。

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2006/05/14

駒八会だったぞ

 昨日は、第2土曜日。そう、駒八会の日。大会の打ち合わせ流れの連中も多く、賑やか。
 我々の行く駒八は、店員に何人か、中国人らしいお嬢さんがいるのだが、この娘たちがまたキビキビとよく働く。まだ日本語会話がニガテで、あまり言葉がわかり難いので注文で苦労している娘もいるが、出来るだけちゃんと注文を受けようとする気概があって、非常に気持ちいい。RPGで言うところのモラール(職業意識)が高いというヤツである。
 ただ、やはり日本語の意味を完全に取れていないし、別に酒や料理が好きだから趣味が高じて居酒屋の店員になった訳でもない訳なので、「この酒とこの酒、どっちが辛口?」とか聞かれても、そうそう答えられるワケでも無い。注文で商品名と個数を間違いなく受けられるだけでもスゴいものだ。
 ましてや、ヨッバライの訊く事、質問自体がちゃんとした日本語になってない。注文も、「○○を△皿分」とかススっと言えずに、ぐだぐだ、あーでもないこーでもないと揉めた挙句である。

 いつも、申し訳ありません。>駒八スタッフの皆様。

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2006/05/13

新手のホラーだぞ

 今日、こんなメールを頂いた。

Subject: 今どこにいますか?
From: makoto_pees39@brown.livedoor.com
Date: 2006年5月13日 2:35:43:JST
To: <神北のアドレス>
Reply-To: makoto_pees39@brown.livedoor.com

会えるならもう直ぐ準備も終わるし出れるんですけど、どうですか?
待ち合わせ場所ですぐに分かるように目印の交換をしませんか?

私は下はタイトスカート(色は黒です)上はジャケット(色は白です)
髪の毛はセミロングで右手にヴィトンのバックを持ってます。
これでわかりますか??

これからパソコンメールだと返事貰えても確認出来ないと思うので携帯に連絡くださいね!
http://375136.com/e/new_p.cgi?vx13a真琴っていう名前を探して貰えればすぐにわかるように書き込んでおきますね。
メールなら携帯に届くし、電話番号も確認できるようにしておきますから!

場所はどうしたらいいかな…場所どうしましょうか!?
話、かってに進めてごめんなさい。でも今日は気持ち的にもどうしても会いたくて

貴方の目印教えて欲しいから、連絡待ってます。

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2006/05/12

内線番号を憶えるぞ

 最近では、経費削減の一環として、事業所内の電話をIP電話に置き換える企業が少なくないらしい。
 たしかに、そこそこ大きな企業ともなれば、自分の組織内にある程度のネットワークエンジニアが居ることが多いから、IP電話の設置というのも、選択肢のうち、というか、妨げる理由はもはやあまり無いのではなかろうか。

 で、このIP電話化の時に、内線番号をどう振るかという話が、日経BP ITpro IP電話の2006年5月11日の記事、【こぼれ話】『 その個人内線番号に“意味”はありますか?』に載っていた。

 奈良県奈良市の帝塚山学園で、幼稚園と小学校の職員内線をIP電話に置き換えたときの話。

 目をつけたのは、携帯電話機のダイヤル・ボタンに振られている、かなやアルファベット。帝塚山学園は、この文字を利用して番号を決めました。たとえば、佐藤であれば、「さ」の文字が書いてある「3」、「と」はた行であるため「た」の「4」といった具合です(図1)。つまり、携帯電話機でかなを入力するときに押すボタンで、番号が決まるわけです。

 もっとも、このボタンにある“文字”を利用しようというのは英語圏では以前から利用されています。「1」には「ABC」、「2」には「DEF」というように、アルファベットが振られています。たとえば、ヒルトン・ホテルは顧客向けフリーダイヤルは「1-800-HILTONS」(=1-800- 4458667)というように、電話番号を知らなくても電話をかけられるようになっています。このように電話番号をアルファベットで表現するのは一般的になっています。

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2006/05/11

誘拐事件だぞ

Daughboy 2006年5月10日の国際時事新聞に掲載された『スーパーからマスコット人形「誘拐」 米国』は貧しさが生んだ悲惨な事件であった。

 大手製粉会社ピルズベリーのマスコットDaughboy(ドーボーイ)君(右写真)が、先月、ニューハンプシャーのスーパーマーケットから突然失踪。

 スーパーには犯人からとみられる手紙が送られてきた。手紙には目隠しされた人形の写真が添えてあり、自身についてスーパーをよく利用しているとした上で、スーパーが閉店する予定であることに関して、営業を続けなければ人形を焼くと脅す内容だったという。

 その後も手紙は次々と届いた。人形が苦難の日々を送っているという内容で、人形がストリップクラブに出入りしているなどと書かれており、写真も添えられていたという。

 ところが、人形がなくなって3週間になり犯人もようやくあきらめたのか、人形はスーパーからあまり遠くない池の近くで発見された。人形の状態に異常はないという。

 ま、人形が無事に帰って良かった。何の罪科も無い人形を拉致し、目隠し監禁等の虐待、あまつさえストリップクラブに出入りさせるなど、その行為は卑劣だが、スーパー閉店という緊急事態に際し、犯人も切羽詰まっていたのだろう。

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2006/05/10

マンガでお馴染みだぞ

 毎度お馴染み Engadget Japanese に、DARPAの新しいロボットアームの試作が登場。だがこれ、今までのロボットアームとは随分違う。空気圧を使い、柔軟な腕を自在にくねらせるという、触手なのだ。2006年5月9日の『くねくねロボ触手 Octarms 』という記事がそれ。

くねくね触手

 「タコ腕」と名付けられてはいるが、見たところ、象の鼻のような感じ。なかなかしなやかに動くので、驚かされる。

 よかったら、この元記事で紹介しているデモ動画をご覧戴きたい。しなやかに、そして思ったより強力に動いている。

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2006/05/09

玉突きニュースだぞ

 ニュースというものは、社会の中から湧いて来るものだから、もちろん社会というものがすべからく緩やかに、時にキツく結びついている以上、すべては遠因近因がある話で、連鎖的につながって行く自称の一断面であるとすらいえる。

 しかし、この二つのニュースが同日に伝わってくることの意味は?

日経新聞 『ディズニー、マクドナルドとの提携解消へ』 2006年5月9日

 米ウォルト・ディズニーは米マクドナルドと10年間続けてきた家族向け映画の販促契約を今年いっぱいで打ち切ることを決めた。ディズニーは具体的な理由を明らかにしていないが、8日付の米紙ロサンゼルス・タイムは、高カロリーのファストフードが子供の健康を害しているとの世論に配慮したためと伝えた。

読売新聞 『ディズニーランドなど9月に5%値上げ』 2006年5月9日

 オリエンタルランドは9日、東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)のチケット料金を9月1日から平均5%値上げすると発表した。
Click here to find out more!

 新規施設などの設置費用を回収するためで、値上げは2000年9月以来6年ぶり。

 なんっちゅーか、上のニュースだけでも、ディズニーの個人筆頭株主になったジョブスが「世にマックは二つ要らん」と言ったのではないかという笑い話が飛び交っていたのだが、下のニュースと同日だというところが、ナンダカナーという話。

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耳に残るぞ

 別に、「面白い」とか「爆笑」とかじゃないけど、聞いてみそ。

 

「なめこラーメンの歌」

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2006/05/08

ベッドでパソコンをいじらないでだぞ

 Engadget Japaneseの2006年5月6日の記事『変形コンピュータベッド』に笑った。

 バソコンデスクが簡単な操作でベッドに早変わり。んー。ダブルベッドになったデスクベットもあるが、夫婦のうちどちらかが寝たがったら、バソコンさわるのは止めないといけない。

 ちょっと非実用的過ぎ?

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女王陛下のご冥福を祈るぞ

 ヘドリアン女王の怪演をはじめ、オバQ、007(サイボーグ009)、マメゾウ(ミクロイドS)など、常に我々に面白い御芝居を見せて下さった、曽我町子さんが、
亡くなられた。

 まだ若い。68歳である。

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2006/05/07

鳥を見たぞ

こばとん-1 先日、さいたま新都心のコクーンに『小さき勇者たち〜ガメラ〜』を見に行ったおりに。駅を挟んでコクーンと反対側の西口で、なにやら薄紫色の巨大なものを発見。激写。

 そう、埼玉彩の国国体のマスコットキャラから、国体終了後に件のマスコットキャラに昇格した、県鳥シラコバトのコバトンである。
 何を思ったか、NTTドコモのキャンペーンにやって来たコバトン。しかし、ドコモダケという立ったキャラがありながら、埼玉県のキャラで使用に関してはわりと厳しい規定があるコバトンを何故にわざわざ呼んだのかは謎のまま、というより、NTTドコモのお姉さんがマイクで「キャンペーンのためにコバトンが来てくれました」と言って居なければ、あまり真横にあるドコモのお店との関係を意識される事もないまま、通りかかった人々に愛想を振りまくコバトン。

 うむ。いいキャラです。

こばとん-2
この目は!! つぶらな瞳が見て取れる。
この目こそ、ヤツの目である。

こばとん-3
顔が見えた 顔全体が見えた。間違いない。あまりにも整い過ぎていて、先日のゆるキャラ王には予選通過もままならなかった、ヤツである。

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意外と座れたぞ

 ゴールデンウィークも終わりに近付いた2006年5月5日〜6日。法事で女房のむらさきの実家へ。
 ありがたいことに、GWもうラスト間際だからか、行きの新宿→松本の特級スーパーあずさは、予想と異なり易々と指定席が取れる。まあ、この5日、帰省戻り便ラッシュの真っ最中。5日に戻ってあと2日間英気を養って、8日の月曜から1週間フルに働くかという人が多かったのであろう。
 女房兄弟中、女房のだけが県外在住なので、義父母や義弟夫妻、義妹に歓待していただく。いつも何にもしない義兄ですみません。

 6日は、朝から準備。お義母さんが和装なので、むらさきがお手伝い。昼前から、松本市内、東町通りから一本入ったお寺で、四十九日の法要。四十九日の読経の後、お坊さんと一緒にお墓まで行くんだ。へぇぇ。
 お墓でも短い読経の間に、列席者全員でお墓に線香を供えて、お墓での行事は終わり。
 淡々と順番に書いちゃうと、後は戻って来て、御ときを戴いて解散なんだが、葬式とか法事とかいうものは、「慣れる」と言う事がないので、わりとわたわたとする。

 義弟の車で松本駅まで送ってもらい、帰りは、3時台のあずさの自由席。さらに北東方向の白馬方面から来る列車も多いが、松本は半分ぐらいのあずさの始発駅なので、わりと座れる。新宿に6時ぐらい。
 とりあえず一旦、一番喰う場所の選択に不自由しない街、秋葉原に降りる。ま、秋葉原の空気を吸うと、東京に戻って来たって気がするし。で、だからと言って凝った店に行くわけではなく、欲しかったイーサのケーブル1本買って、いつもの軽食屋でメシ喰って、すぐ帰宅。

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2006/05/05

ニセモノにご注意だぞ

 アジア各地でNECの偽物が問題に!

 あ、そう。またか。と思った方、そう言わずに、兎に角、続きを読んでいただきたい。

 ニュースソースEngadget Japaneseの2006年5月3日の記事『「偽NEC」を運営する巨大犯罪組織』 によると、International Herald Tribuneが伝えるところでは、日・中・台をまたに掛けたNEC製品偽造グループが摘発を受けたそうだ。

 2004 年頃に自社ブランドの偽造キーボードやCD-R、DVDが流通していることに気づいたNECが独自の調査チームを雇って捜査を進めた結果明らかになったのは、品質の悪いコピー品製造やロゴの盗用どころではなく、台湾・中国の50以上の製造業者と「NECとして」契約を結ぶ巨大な「偽造NEC」組織の存在。

 しかも「偽NEC」はNEC製品のコピーだけでなく、独自のR&Dチームを編成してそもそもNECが作っていない分野も含め約50種におよぶ製品を開発・製造・販売していたと伝えられています。

 お解り戴けるであろうか? これは、偽商標とかなんとかいうレベルではなく、知らずにNECブランドの偽製品を作らされている無辜の下請け工場とかが存在するという複雑怪奇な構造を持つ、東アジアの現代の怪談なのだ。

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2006/05/03

良い物語だが酷いシナリオだぞ

 『小さき勇者たち〜ガメラ〜』を見てきた。良いストーリーを、酷いシナリオときれいな映像で映画化した、嫌な所で子供だまし感のある映画だった。

 とはいえ、『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』よりは、余程、ジュヴナイル・ムービーとしてよく出来ている。

 今から33年前の1973年。伊勢志摩、志摩郡大王町〜現在で云うところの三重県志摩市大王町〜の大王崎付近の住民は闇夜の中を逃げ惑っていた。その上空では、人を襲い喰らう怪鳥ギャオスの群れとガメラによる壮絶な空中戦が展開されているのだ。しかし、いかに威力絶大な大火球を吐き出すガメラとは云え、一羽は火球の直撃で葬ったものの、地上に降り立ったガメラと、空中で連携をとり波状攻撃を掛ける複数のギャオスとの戦いは、かなり苦しかった。次々と超音波メスに切り刻まれ、追い込まれるガメラ。迫るギャオスの群。しかし、その最大のピンチは最後のチャンスでもあった。ガメラは自らの体を大爆散させ、迫る怪鳥の群を全滅させた。
 人々は、闇の中、爆散したガメラと燃えながら死んでゆくギャオス達の、あまりにも凄惨な地獄絵図に言葉を失い、そして、ふと気づく。助かったのだ。ガメラが、自らの命を犠牲にして、自分たち人間を助けてくれたのだと。

 それから30年以上、現在まで『怪獣』は現れていない。既に、実働組織とは言いがたくなった巨大生物審議会も、先日解散。日本は、怪獣の現れないことが当たり前の国になっていた。そんなある日。

 大王町に住む少年、相沢透(あいざわとおる 富岡涼)は、港の沖に浮かぶ小さな島に、何かが赤く光っているのを見つける。ある日、ひと泳ぎして取りに行ってみると、それは赤い不思議な石に守られるようにして置かれた卵だった。と、赤い石ごと持ち上げた透の手の中で、卵にひびが。そして、パカリと割れた卵の中から顔を出したのは、小さな仔ガメだった。

 透は、仔ガメを飼うことにした。拾った命を再び捨ててくるなんてことは出来ない、優しい少年だった。それは、母親を交通事故でなくしたばかりの寂しさがさせたことかもしれないが、彼は、仔ガメを可愛がった。
 死んだ母親が幼い透のことを呼んでいたトトという呼び名を付けられた仔ガメは、透の側がよほど居心地が良いのか、常に彼の後をトトトト、トトトトと、ついて来るのだった。

 しかし、トトを飼うにあたり、一つだけ大きな問題があった。透の家は、父の孝介(こうすけ 津田寛治 よっ、編集長!)が一人で切り盛りする食堂。で、孝介は、衛生面を考えて「生き物を飼わない」というルールを作っていた。

 どうする、トト? 透?

ここから先、ネタバレしまくりです。

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