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2006/07/24

法事の翌日は川下りだぞ

 法事から一夜明けた2006年7月23日。朝10時ぐらいにPX店長こと岡田くんに電話。

「メシ喰わへん?」
「エ? こっち帰って来てる?」
「Mixi日記に一昨日『今から法事で帰郷』って書いたやん」
「読んでなかったなぁ。(^_^;) いいよ身体は開いている」
 大名古屋温泉辺りで風呂入ってから名古屋駅に13時までにレンタカーを返すから、そのぐらいで合流…と言ったところ。
「じゃ、大名古屋温泉に11時頃でどうじゃろ?」
と言って貰い、集合決定。

 で車に乗ってカーナビを設定。神北の感覚では自宅←→大名古屋温泉は、45分〜1時間程度なのだが、ナビ様のご託宣に拠れば、1時間32分……?

 ……Σ(*゚Д`;)ハァァ?

 しかし、実際にはナビ様より元ジモティーの時間感覚の方が正しく、カーナビの指示通りに国道23号線を走る間にガンガン時間が早くなって行く。結局は 11時に少し余裕を残して到着。クーラーの効いた大名古屋温泉玄関で待つ事5分か10分、あっという間に岡田くん登場。万宝(まんぽう)くんを連れている。
 この2人、家が歩いて5分か10分の距離で同年、既に四半世紀以上結構仲の良い友達。
「あれ、万宝、今日は仕事は?……て、ああ、日曜はお店休みか?」
親父さんの乾物と総菜(&仕出し)のお店を手伝っている万宝くんは、店舗系食品業界のわりとシビアな時間帯で仕事をしているので、なかなか時間が合わずにSFファン活動とかにも少し間遠気味になっている。
「いンや、今日も仕出しの注文で、今、おにぎり百個、にぎって来たトコ。だから、昼飯、おにぎりだけは勘弁な」
ん〜。ご苦労様。

 岡田くん・万宝くんは、ここで最後に開催されたダイナ☆コン11以来、来ていなかったというので、大改装工事で旧大浴場が食堂になり、旧温水プールがなくなり、渡り廊下で繋がった新しいクアハウスに変わった事を知らなかった。
 が、入り慣れてしまえば、いつもの大名古屋温泉である。深い浴槽、寝る親父達。全く変わらない。まあ、露天風呂が新しい施設と云えば。たしかに新しいのだが……。
 30分程お湯で遊んで、食堂で冷たいものを喰って、12時頃に岡田号(軽)に並走してもらって名古屋駅のニッポンレンタカーに車を返しに行く。岡田くんは車を2台持っていて、遠出の主力は大きな四駆なのだが、市内では小回りの訊く系を愛用している。既に名古屋市内の土地勘が無くなっているので助手席に万宝くんに移乗してもらう。
 何も考えず、整理要員も立てずに、駐車場入り待ちの車列を放置している悪徳百貨店JR名古屋タカシマヤに入ろうとする車に阻まれて、ニッポンレンタカーの入り口がとっても面倒になっている。駐車待ち車列を抜けてレンタ屋に入ろうとしたら、何も考えてない店に来る頭の悪いドライバーが割り込みと勘違いしてクラクションをプープー鳴らすし。迷惑千万だぞ高島屋。

やい高島屋、なんとかしやがれ!
さもなくば、名古屋から消えてなくなれ!!!

 で、車を置いて、岡田号に乗った我々は、中川区方面へと移動。目的地は中華料理の四川

 ここ、本格的な四川料理のお店で、特に香辛料の使い方が、遠慮会釈無い。SFファンダムでもかなり知られた店なのだが、実は神北夫婦は行った事無かった。
 なかなかにカプサイシン等を豊富に含む食事。エビチリ、汁無し担々麺、その他諸々。そして、最後に登場したのが、陳式麻婆豆腐。通称「マーボの辛い方」。

 いや、凄かった。中国山椒、いわゆる花椒(ホワジャオ)がゴリゴリするぐらい入っている。だからちっとも赤くない、普通の麻婆豆腐より随分と黒いのである。しかし、その地味な色合いからは想像もつかないようなその痺れを伴う辛さは、「喰っているうちに慣れて陶酔感が…」なぁんて程度では許してくれない。どれだけ喰っても、あらためて辛い。
 うち夫婦に岡田くん万宝くんという、割と辛いもの平気メンバーが揃っていてすら、4人で1皿を分けてちょうど「もうこれ以上は無理」「命があって良かったね」というサイズ。うむ。

 口から胃までが別のものになった状態で、岡田くんの車で近所のCATSCAFEへ。最近は、関東にもチェーン店が増えて来た、デカいパフェがウリの店。どれだけ大きな甘いものでもいいぞと口は云うのだが、胃はもう勘弁して欲しいというので、ビールの大ジョッキサイズのパフェを4人で分ける。
 ついに勝てなかった梅地下コロンビアのチャレンジパフェ(1リットル程のアイスクリームが衝き固めてあるのだ。甘味というより冷たさにヤラレる。)や、いつぞや戦った焼津の巨大プリンから見れば、ここのものは、人が食うように作ってあるだけ正しい食物である。甘味兵器の平和利用である。

 うう、しかし、パフェ食ってもなお、口が辛い。恐るべし「四川」

 名古屋のSFファンダムではよく、盛りの良い(恐ろしい?)事で知られる喫茶マウンテンを「山」、この四川を「川」と称し、「山登り」「川下り」というのだが、マウンテンが基本的に変な料理の大盛りなのに対し、四川はちゃんと辛さが美味しさになっていて嬉しい。

 パフェ食っている最中にもりもりくんから岡田くんに電話が入る。「なんで誘ってくれなかったんですか〜!」…。いや、すまん。
 ま、8月の駒八会はコミケと重なるので、ちょうどもりもりくんも来る予定だから、そこで会いましょうという話をする。

 なんか、暢気に過ごして、4時ごろに名古屋駅新幹線口で降ろしてもらう。最悪、こだまで3時間本でも読んで行くつもりでいたら、ありがたい事にのぞみの指定席がまだ取れた。発券から8分で発車。駆け上がった我々は、再び車中1時間40分の旅人となり、東京方面に帰ったのだった。

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コメント

山登りは知っていましたが、川下りは知らなかったー!
しかし、辛いのにめっぽう弱いので、この川下りは私には不可だなぁ……

いつの日にか、登山はしようと心に決めてます。(笑)

投稿: かざま | 2006/07/24 22:53

ついに川下りもされましたか。あと残すは魔女里(マジョリ)だけですね。
私ももりもりさんと一緒に8月の駒八会にはお邪魔する予定ですのでよろしくお願いします☆

投稿: いちの | 2006/07/25 00:54

かざま さま

 辛いものは嗜好品で、食い手を選びますからね。今度機会があったら、名古屋で「辛くない美味いもの」にお連れいたしますよ。
 ところで、霊峰マウンテンは、20代登頂者以外は必ずパーティーを組んで、チームでチャレンジしてくださいね。ゆめゆめ、単独登頂を目指すなかれ。血糖値高騰とか、内臓破裂とか、大変なコトになります……。

いちの さま

 実は、三河安城から新幹線に乗るつもりでマジョリを目指そうかとも思ったんですが、貴方が日曜日はゲームのコンベンションでいないようだったので、避けたんですよ。
 駒八会は、待ってまっせ!

投稿: 神北恵太 | 2006/07/25 09:12

駐車場の文句はタカシマヤに言ってもダメですよー
ビル丸ごとJRセントラルビルディング様が牛耳ってますからw
色々と思うことはありまするが大人なので略

投稿: kemo | 2006/07/28 13:20

kemo さま

 こりゃやはり、ツインタワーに怪獣ジーダス(『小さき勇者達 ガメラ』参照)でも、けしかけるしかありませんかねぇ……。

投稿: 神北恵太 | 2006/07/28 14:37

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