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2006/08/21

キャラホビだぞ

 2006年8月19日土曜日。神北夫婦と藤澤くんの3人は、幕張メッセでこの日と翌日の2日間に渡って開催されたキャラホビ2006へと向かった。
 最寄り駅で待ち合わせ、京浜東北線・武蔵野線・京葉線と乗り継ぐパターン。とはいえ、武蔵野線には日に何本かだけ、東京方面へ向かわずに海浜幕張へと、通常とは逆の東向きに京葉線に乗り入れる幕張直通便があり、それを利用したのだが……。

炎天下の駐車場で入場待ち 開場30分程前に開場に到着した我々を待ち構えていたのは、ホール前から延々延々と伸びる、いつ果てるとも知れぬ人の列であった。先頭は、地上階のホール間通路をひとうねりし、直接中央搬入路に面した北口から入場する仕組みらしかった。しかし、終端は霞んで見えない。横3〜4列程で並ぶその長い長い列の向かう先ははるかかなた、メッセの西端を越え、駐車場への通路を越え、好天に恵まれたというよりは炎天下と言うしかないメッセ駐車場のアスファルトの上に、広い待機エリアを作り、延々と並んでいる。我々の前に少なくとも会場からここまでで1000人近く並んでいた筈。そして、我々の後ろにも、30分程アスファルトの駐車場に座り込んでいた間に、500人以上の人がどんどん並んで行った。だが、開場して人が動き始めてからも、列の最後尾を求めて我々が進む方向とは逆に向かってどんどん人が流れて行ったから、我々の後ろにも1000人程度は居た模様。下手をすると軽く総計2000人以上は並んだのではなかろうか。

 最初にこのイベントに参加したのは、まだ単にC×3と呼ばれていた頃で、昨年は帰省で行けなかったから、最後の参加は2年前かな? その時は、わりと淡々と和気あいあいとしたイベントと言う雰囲気で、こうまで熱い熱気は無かったような気がしたんだが、今回は、結構な人が並んでまで先を争って入った。ワンフェスと重なりながらもこの熱気。むむ。なんじゃろうな? これが伸びてるイベントってコトなのか?

彗星ひよこ部隊降臨 入って、まず、攻殻機動隊のブース脇に直行し、14時からのトークショーの整理券を求めて30分程並ぶ。列を作らせて「並ばないと」という危機感を煽るのも作戦のようで、100人以上並ばせてからやっと整理券配布。

 整理券を手に入れたら、その後は端から見て回ることに。適当に歩き始めたら、割とすぐの所にエース(角川)のブースがあって、なんとトホホなことにコイツが居やがった。
 かの悪名高き「彗星ひよこ」である。しかも、これは、全高40センチを越えるビッグサイズ。
 つまり漫画に出てくるものより2〜3回りは巨大な拡大判なのだ。その上に、5匹徒党を組んでいる。
 ピンク・青・緑、後ろの隠れている2匹は、赤・黄……だったかな? 戦隊ものの基本配色ってトコがなんともなぁ。何と闘っているのやら、居ないのやら。必殺技があるのやら、無いのやら。

 この5色と較べれば、ジオン公国軍の中で1人で暗躍したシャア=アズナブルなんざぁ、正々堂々とした好青年に見えてくるぐらいの勢いだ。貰ってちょっと嬉しくない縫いぐるみアワード2006の最有力候補間違い無しである。なんせ、目つきがね。この虚無的な目つきがね、ヤバげなんだよなぁ……。

 彗星ひよこ。侮り難し。

タチコマ 今回、わざわざ並んでまで入場し、整理券を入手したたのは、『攻殻機動隊』シリーズの新作長編『攻殻機動隊SAC SSS』の情報が欲しかったから。

 とはいえ、展示ブースにはそのテの情報を纏めたものは殆ど無し。先行して「草薙素子が失踪した『人形使い』事件の後の話」「だから素子が出てくるかどうかは微妙」というような情報を得ていたのだが、どうもそれよりは前の話と云うことらしい。しかし、『2nd GIG』のラスト(物語中で本作より2年前に当たる)で全滅して、新型機ウチコマに置き換わっている筈のタチコマが復帰していたり、まだまだ謎が多いなぁ。要は作品を観よって事か?

 この作品、9月からPPV放送で公開開始。11月にDVDというスケジュールになっている。とはいえ、我が家はPPV環境に無いから困った。こういうキラーコンテンツの使い方をされると、参るんだよなぁ。

 一縷の望みは、この日、14時からステージBで開催されるトークショー『「攻殻機動隊 S.A.C.」スペシャルトークショー』(出演…神山健治監督、玉川紗己子(タチコマ役)、石川光久(プロデューサー/プロダクションI.G 代表取締役社長)、櫻井圭記(脚本))ということで、真っ先に攻殻ブースで並んで整理券を貰ったのだが、こちらも、『SSS』の内容に切り込むというよりは、玉川紗己子をフィーチャーした、タチコマ誕生秘話のようなものが主で、ちょっと喰い足りないと云えば喰い足りない感じ。でも、ナマ玉川紗己子の声をたんまり聞ければモトは取れた感じ。&京大ロボガレージ製作のタチコマ・ロボットの実物も見れてラッキー。

 ロボット 「こんにちわ〜。ぼく、タチコマだよ〜」
 玉川紗己子「ぼくも、タチコマだよ〜」

……という、ほのぼのとした掛け合いが聞けたので、収穫多し。

課長とバトー

草薙素子 『攻殻』ブースに展示してあったバトーと課長、そして素子のフィギュアというか、スタチューと言うか。なかなかカッコイイ。

 今回は、普通のアニメ系の展示会と違いキャラホビということで、こうしたフィギュア系の展示が非常に充実していて、なんだか嬉しい。

 これ等はたぶん、過去、雑誌等に発表された作例だと思うが、『攻殻機動隊』の場合、どうしても原作者の士郎正宗さんの絵がイメージの中核にあって、情報量にせよメッセージにせよ、多くのものがそこから発信されてくる感があったのだが、やっとアニメやフィギュア側が、解釈の高度化・作例の総量等すべてを含め、士郎正宗の絵に追いついて来たのかも知れない。

 また、展示のさせ方自体、照明の当たり方から作例の置かれる高さまで、気合いの入った展示になっていて、ぱっと見には判らないが、こうして撮影してみると照明などもあって奇麗な絵が撮れるなど、効果絶大だった。

日産コンセプトカー この『攻殻機動隊』の展示ブースのじつに半分近くを取っていたのが、日産とのコラボレーションで誕生したNISSANコンセプトカー「スポーツコンセプト」だ。
 2036年、陽気な特殊工作員バトー君が乗り回す、スポーツタイプだが割と普通に走っている普及型乗用車……ってコトらしい。

 普通に乗用車として考えてもなかなか良い車で、その上『攻殻』の世界観にもあっているようだけど、それでもアニメの世界観の中にこのコンセプトカーを違和感無く導入するためには、わりとのっぺりとした線処理が多かったこれまでのアニメ設定を細かく弄って、あまり一台だけ浮いた感が無いようにしなければならなかったらしい。
 もちろん、2036年の自動車は、ほとんどがガソリンで走る車ではなく、エタノールエンジンや水素エンジンと電池のハイブリッド車とかになっているだろうし、一人80キロ程度の生身の人間と250キロとかのサイボーグがヒョイヒョイと入れ替わり立ち替わり乗るわけだから、搭乗重量や位置配分によって沈み込みを調節出来る可変サスペンションとその制御機構も必要。そういう未来技術までは搭載されていない訳だから、デザイン先行ではある。

 だから、そう言う意味で機構的にこのコンセプトカーがどこまで未来の車を先取り出来たかは不明だ。
 とはいえ、単にアニメ作品のイメージを現実の車両デザインに持って行っただけの片道通行の車ではなく、アニメの作画に対しても車の専門家とアニメーターが協力し合って、正しく走るFFスポーツ車の動きや、現行車両の常識に沿った線で内装インジケータ類の明滅を、アニメートしたというのは、新しいコラボレーションだろう。

日産コンセプトカー 内装系で目を引くのは、まず左ハンドルであること。その他にも戦闘機のようなメーター配置やボタン式のイグニッションキー(たぶん設定上は指紋認証式なんだろうなぁ)など。

 カーナビの表示画面は、現在のものと同じく、メインディスプレイとは別のものとしてフロントパネル中央部、運転席と助手席のちょうど中間に置かれている。本来なら速度計等と一緒に統合ディスプレイ化されていても良いような気がするのだが、どんなものなのだろう。ひょっとかすると、法規的にメーター類を共通ディスプレイにするのは拙いのか?

 表示ディスプレイと云えば、9課の面々はこのディスプレイを実際に使うのかなぁ。ちょっと疑問に思う。電脳化されてネットに繋がった9課のサイボーグたちは、自分の視野内にそういったナビゲーション用のウィンドウも開いて表示出来るから、少なくとも彼らが使うのであれば、不要という気もする。
 まあ、2036年でも全ての人間が電脳化されている訳ではないので、一般的な工業製品としてはナビ用ディスプレイも必要なのだが……。

 しかし、今の流行とは言え、ワイドスクリーン・カーナビというのは、どうよ?
 別に誰に動向を聞いた訳ではなく、神北の勝手な憶測なのだが、カーナビはフロントパネルに組み込まれる過程でもっと縦長ディスプレイに進化すべき。その方が進行方向の情報を多く表示出来るから……。という技術予測をしているのだ。

日産コンセプトカー コンセプトカーの後部を見ると、一番目立つものは丸いテールランプ。とすると、窓の下、10〜15センチ程の所を軽くカーブしながら続くボディ上のラインは、サーフライン?

 こうした幾つかの特徴は、車のデザインなんて殆ど判らない神北にさえ、このスポーツカーが、日産スカイラインの系譜に繋がるであろうことを力強く語っている。
 神北のイメージする「平べったい」スカイラインの後継機として見ると、わりとコンパクトなイメージもあるが、広いツードアとハッチバックというのは、なかなかこの系譜としては斬新な試み。1980年代のスペシャリティースポーツカー全盛期から四半世紀を経て、現在の総積載量が大きなファミリーカー全盛のムーブメントがある。そこからさらに四半世紀経た2030年代。今の流れの先にあるスポーツカーのあり方とは、単にスピードとクルーズ感、ドライバーとナビゲーターの前部席だけの居住性だけではなく、こうした積載量にも気を配った形なのかもしれない。

 今走っていても目は引いても違和感なく、四半世紀後に走ると言われても説得力がある。スタイリッシュ・スポーツのいいところを突いているのかもね。

あると さて、今年のキャラホビで一番の勝ち組は、たぶん、宇宙から来た侵略者っぽいカエル……、いや、カエルっぽい侵略者だろう。やたらあちこちでグッズが売られていたりコラボ企画が動いていたり……。エースのブースあたりの上空には超巨大ケロロが眼下を睥睨し、各ブースでは1/1ケロロなどかなり大きなものからシールのような小物まで、様々なグッズが売られ、ケロレーションやケロログミなど、この秋発売予定の新製品が幾つか先行発売されていた。

 そんな中、あるブースに唐突に現れたのが、この3人(匹?)の宇宙人。拍手と感性にふっと振り返ったら、もう人だかりの輪を作っていた。
 ぱっと見に思ったのが、タママ二等兵が異様に可愛いこと。こいつ、絶対顔で大きく得するタイプだな。

 ケロンスター輝くケロロ隊長は、あくまでもケロロであった。C調の無表情を常に忘れない。きょとんとした顔立ちが、どんな仕草にも似合っている。良いデザインであることは間違いない。

 まあ、妹とか女神とかの萌え系キャラに押されて、今や数少ない、オバQ直系の同居型ギャグキャラクターだから、頑張って貰わないといかんのだが……。

あると その2人に対して、ご面相でなんとも損をしているのがギロロ伍長。

 どう可愛く振る舞ってみても、動きが自然な他の2人と較べて、ギロロ伍長には、プロレスラーが幼稚園のお遊戯をさせられているような、妙にテンパっちゃった緊迫感がある。どうやってヒョウキンに動いてみせても、残念ながら目が笑えてないから、引きつった表情に見え、立ち居振る舞いにまでなんだか無理が見える。

 5人居れば、きっとクルルとドロロが分散して引き受けてくれる筈の「変な感じ」が、3人ユニットではギロロひとりに集中して回ってくるらしい。

 ギロロいち押しの神北としては、何とも見ていて可哀相てイタタマレない。

 他の2人のペースに流されずに、頑張れギロロ。小隊の命運は、たぶん君一人の肩に懸かっているのだ。

 でもやっぱり、侵略されちゃうと湿気が高くなりそうで、ちょっと困るから、頑張りつつも、そこそこスベっていてくれ。

あると ケロロと言えばガンダム。というわけでもないのだが、なんか、カクカクしたガンダムを発見。見ると、ブロック製だった。

 今秋発売が予定されているメガブロックのガンダムとザク(全長25センチぐらい)の発売を記念して、特別に作られた1/10(つまり、1.8メートル)程の巨大なガンダム。メガブロックというのは、かつての任天堂のNBブロックを彷彿とさせる、どうもレゴの粗悪類似品と言う印象をいつまで経ってもぬぐい去れない、ちょっと立て付けの悪そうなブロック玩具だが、バンダイと組むことで、いろんなテレビで人気のキャラクターを組める点が強み。
 だって、スターウォーズやハリーポッターも悪くはないけれど、ガンダムやザク、ウルトラマンやライダーが組める方がやはり楽しいじゃないですか。

 で、肝心の発売バージョンのガンダムとザクなんだが、ここまで巨大で細密なものじゃないけど、レゴには無いタイプの面白いプリミティブ・ブリックや、顔等の細部の特殊部品を組み合わせることで、なかなか面白い再現をしている。
 参考出品こそされていたものの、残念ながら、まだデザインが完成されていないので、製品試作版の撮影は不可。ということで、出来に関しては、秋までもう少しお待ち下さい。
 しかし、出たら買う。絶対買う!!!

あると でも、出ても買えないのがコイツ。1/12ガンダム。全高150センチのガンプラだ。35万円也。前の1/12ザクが製品にも拠るが20万円弱〜20万円台中盤だったから、ほぼ1.5〜2倍。

 まあ、それだけの堂々たるフォルムってコトなんだけど。それこそ、「塗るべきか」「塗らざるべきか」悩むモデル。容積もさることながら、表面積がこれだけあると、汚し甲斐がありそうなんだけど、どれだけやっていても終わらない気もしてくる。いったい何本のガンダムカラーが必要になるのやら……。何と言っても、そもそもこの広い面積を奇麗に塗るのはなかなか大変そう。しかし、成形色のまま塗らないというのも、この大きさの面白みをそぐような気もする。
 とはいえ塗り損じたら1体35万円。この損失は、あまりにも巨大そう……。そこまでビビらなくても、1万円台のパーフォクトグレードや千円台のマスターグレードを気楽に作って居る方が十二分に楽しい気もする……。

 しかし、この、うちのデジカメで適当に撮っても、遠近でピントがズレるという巨大さは凄い。
 これがあれば、ジオンに勝てる。……気がする。たぶん。

あると 一方こちらは、ザクのメタリック塗装バージョン。MS-06F(かJ)ってトコロでしょうかねぇ。標準的なザクのシルエット。

 しかし、1.5メートルある大きさのものを、全高20メートルの天井の元でアオって撮ると、結構巨大に見える。(ま、逆に部分部分を見て行くと、メタリック塗装の下にパーティングライン等が見えて小さいものに見えちゃう部分もあるが……)

 今回、1/12ザクは、こうしたメタリック塗装が緑と銀の2体が特別展示された。先行して一部限定販売されたメタリック赤ザクに対応する、一般兵用の機体と、シン=マツナガ機って感じかな。この一角では他に、ガンダムのサーベルに貫かれたザクという巨大ジオラマ(なんせ、1/12という未だかつて無いような縮尺)が組まれていたり、1/12モビルスーツばかりで構成されたワンダーランド。HGUC等の標準的な1/144ガンプラの12倍、パーフェクトグレードの1/60ガンプラの5倍のサイズ。これがあれば、連邦に勝てる。……気がする。たぶん。

 とはいえ、基本的に1/12ガンダムは、1/100のマスターグレードver1.5の部品分割に近いらしい。(家族の事情通談)

あると さて、ここまで、ツノの有る無しと塗りでバリエーションを付けて来た1/12ザクだが、ここに来て、参考出品という形で新型が発表された。MS-06R-2 ザクII高機動型、しかも、カラーリングはジョニー=ライデン機。正面からの写真でもゴツい高機動バーニアが一般のMS-06系と明らかに違う。濃い深紅と鉄灰色のカラーリングと黄色いスパイクアーマーが、凶暴性を際立たせていて、なんとも云えない圧倒的な存在感を示している。

 もちろんこの高機動型も、ジョニー=ライデンというエースパイロットも、『機動戦士ガンダム』というアニメには登場しない。MSV(モビルスーツ・バリエーション)という、模型誌とコミックボンボンを中心に展開されたガンダムの作品外展開の一環で生まれでた二次創作物の一つなのだ。
 もっともジョニー=ライデンというのは、企画時点でガンタムの敵役シャア=アズナブルのネーミング案の1つとして上がっていた名前で、このMSV運動の中で、もう一人のエースパイロットとして赤い機体を与えられて復活したわけで、あながち「後の創作」だけではないのだが。

 ガンプラが売れに売れまくった1980年代初頭。瞬く間に作品登場モビルスーツをモデル化し尽くしたバンダイは、折からのガンプラ改造の機運を捕まえて、このMSVに着目した。ザク砂漠仕様やマリンタイプ、ザクキャノンなどの多くのバリエーションが、最初はイラストやガンプラの冊子掲載改造作例として発表したものが、次々にガンプラとしてロールアウトされて行った。
 高軌道型ザクは、そのMSVの中でも玄人受けする機体であり、どうせなら1/12はこちらのバージョンで出した方が良かったのではないかと言われていた機体だ。

 買えないけどさ、出ると良いなぁ……。

あると さて、ガンダムとザクといえば、やはり、アムロとシャア。「アムロとシャア……」なんて、ガンダムヒストリカの歌までありましたが、やはり、2体一組と言うか、1/12ザクが出た日から、この2体が一対に並んだ所が見たいという人が多かったことと思う。

 そういうシチュエーションに連邦軍の奇麗なお姉さんを配すると云う、オタク心の根源的リビドーを幾重にも直接鷲摑みするような取り合わせのコーナーが、一番端に設置されていた。
 まあ、とはいえ神北は、「お姉さんちょっとどかないかなぁ。ガンダムとザクをきれいに写したいのに」とかチラっと思ってしまいました。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
 こんな奴にニッコリ微笑んでくれてありがとう、連邦軍のお姉さん。

 ちなみに、これだけの大型玩具、玩具と言いながらも、軽自動車なら買えちゃうような出費。ザクとガンダムでおおよそ57万ほど懸かる計算。まさに大人のホビーというか、なんとも大人げないと言うか、値段を聞くと妙にいや〜んな気分にならなくもない。飾る場所だって、2体いれば少なくとも畳1帖分。床の間丸ごとぐらいは簡単に占領してしまう。

 いったい、日本の模型産業はどこへ向かって行くのでしょうか……。ちょっと小松左京の『模型の時代』を思い起こしてしまった次第。

あると 大きなものもあれば小さなものもあるということで、SDガンダムも快調にコーナーを確保していた。
 一昨年、夕方テレビ枠に進出したガンダムフォースから一息ついて、今は再び雑誌展開とカードとガシャポンとプラモというあたりに戻って来ているが、若年層の食いつきが良いジャンルなので、また突然にバケる可能性は高い。何にせよパワフルなシリーズと言える。

 なんといってもイメージの元になる『ガンダム』がシリーズとして続き、常にキャラクターとなる新しい機体が供給され続けているということも大きいが、独自のワールド展開や、小学生のお小遣いでも買い易い価格帯の商品展開等を怠らず、20年間支持され続けて来た。そうして、開幕当時に小学生だった中核ファンが既に30代に突入しつつありながら、さらに今の現役小学生まで途絶えること無く楽しまれていると言うことは大きい。

 ビックリマンやたまごっち等、過去、子供が熱中した大きなムーブメントは数あれど、興味のうつろい易い小中学生をターゲット中核においたまま、こんなに永続性を持って常に自己革新し続けているムーブメント、他にはポケモンやリカちゃん等、数える程しか無いことを考えると、凄いものである。

あると 全くお話が進まないまま、メッセージも何も無く、依頼されるままに相手を地獄に送って来た『地獄少女』の続編『地獄少女 二籠(ふたこもり)』がこの秋の新番組として決定したので、宣伝展示にちょいと力を入れてみましたという所。……なのだが、主人公の閻魔愛をイメージして置いてみた球体関節人形が、頬が痩けて無気力そうな顔つき、しかも首があらぬ方向を向き、さらに、上等な着物を着せ過ぎて腰と膝の球体関節の方が負けたのか、だらしなく椅子にしだれ架かっていて、もはやヤク中少女という趣きになっている。たぶんクライアントの意図とは随分と遠い展示になっていたんだと思うが。これぞ『地獄少女』の隔靴掻痒感の具現化なのか?
 作画力やイメージに、設定とシリーズ構成・脚本が全く付いて行けなかった失敗作にも関わらず、こうして続編決定ということは、「スポンサーの意向」ってコトぁ無いだろうから、主演声優の能登麻美子の人気にあやかったか、愛やつぐみといったキャラクターに個別のファンが付いたか、いずれにせよ、何らかの「パーツ愛」なんだろうなぁ。
 なんにせよ、毎回淡々と悪い奴が地獄に送られ、それを依頼した方も一息ついたもののやはり死んだら地獄に送られるという、救いの無いお話が、また半年楽しめるのである。

 わ——、こりゃらっき——。(平たん)

あると  もちろん、新しく参戦してくるアニメも多い。野尻包介さんの『ロケットガール』が遂にアニメ化されることになった。原作小説は、富士見ファンタジア文庫の人気シリーズの一つ。

 しかし、何故にH-IIA2ロケットの模型?

 いや、まあ、いろんな要素をぶち込みつつも、現代科学技術とある面地続きの宇宙開発モノという、方向性を考えると、あながち間違っちゃあいないんだけど。

 ちなみに、ぐぐってもまだアニメのサイトが出て来ないってことは、放映予定とかDVD発売予定とかのパッケージ化の詳細は固まってないってことなのかしら。
 確かに展示も、フライヤー(ビラ)ひとつ無く(持って行かれて品切れになったのではなく、フライヤー置きの台も無かった)、とにかく、ある素材を全部出してみましたっちゅう感じの展示は、いっそ清々しいくらいの先行情報と思えば、面積的にも凄く良い扱い。

 神北的には、この勢いに乗って『太陽の簒奪者』アニメ化希望!

あると 最後にこれを紹介せずばなるまい。

 キャラホビマーケットという、なんといいますか、ワンフェスと同じ日にわざわざやるのかよという感もある、一般模型サークルのガレージキット即売会エリアで見つけたローゼンメイデンたち。

 これ、呆れることにペーパーモデルなのですよ。

 展示作例のあまりの出来の良さに思わず写真を撮らせてもらった。もちろん、手慣れた人の作例だということも大きいんだろうけど、スゴいぞ、この出来は。

 外務大臣もノックアウトだ!

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コメント

>カーナビはフロントパネルに組み込まれる過程でもっと縦長ディスプレイに進化すべき。

 細かいところに反応します。
 運転中の視線移動は可能な限り小さく抑えるべきです。
 視線移動を抑えるべきなのは、一番変化が激しい進行方向の監視が、視線移動中は出来ないから。バックミラーもルームミラーはともかく、そういう意味ではフェンダーミラーのほうが視線移動が少ないので安全率が高い。
 だから、出来ればスピードメーターなんかも見ないで済むか、あるいは視線移動なしに確認出来るようなヘッドアップディスプレイ、ほんの一部の車で実用化されてるフロントグラスに数字を重ねて映し出すような形式が望ましい。可能な限り視線移動、つまり肉眼で見てない時間を少なくしたい戦闘機なんぞではこの形式が30年くらい前から実用化されてます。

 縦長ディスプレイだと、視線移動が大きくなるからかえって危険では?
 道案内道具としてのカーナビなら、出来るだけ視線移動の少ないところに置きたい。理想を言えば、ディスプレイに目を向けなくても道がわかるようなシステムが望ましい。
 現在の音声案内はまだそこまで行ってないけど、将来的にはヘッドアップディスプレイ、さらには隣に乗ってる人が指示してくれるような文字通りの音声ナビゲーターになるんじゃないのかなあ。

投稿: 笹本祐一 | 2006/08/22 11:06

笹本祐一 さま

 たしかに。面積的に何でもデカくなれば良いってものではないですね。
 しかし、今進んでいる横長の9:16のハイビジョン化ってのは、殆どカーナビのためというよりは、車載DVDプレイヤーのディスプレイをかねるためという欲求が強いように思います。
 それよりは、3:4のままの方が見易かったし、出来るなら逆に4:3とかの縦長の方が、ナビの用途に向いている気がするんですよ。

投稿: 神北恵太 | 2006/08/22 12:05

ナビと言うからには「100m、右、6、3速、60km/h。150m、左、3、2速、40km/h、インカット。……」と音声のみで案内して欲しいと思うラリーマニア。
攻殻についてもロケガについてもいろいろ聞いてはいるのですがとても書けないこのもどかしさ(笑)

投稿: 都築由浩 | 2006/08/22 13:52

都築由浩 さま

 うぉー。そのナビで、同向車・対向車の対応までできたら、面白いかも。(^_^;)
 新作アニメに関しては、まあ、「気合いは入っていた」ってコトを伝える(に留めるべき)時期なんですね。まだ。

投稿: 神北恵太 | 2006/08/22 15:22

ギロロ、ヘタにかわいこぶらず、テントの前に座って渋く銃を磨いていれば、絶対に一緒に写真を撮ってほしい女子衆が集ると思うんですが。
あの不器用な「男っぷり」が大好きな女性ファンが多いって、判ってないのかなー。(^^)

でっかいガンダム……

あたまちっせーーー!
足、ふとー、でかーーーー!!
装甲(と言っていいのか悩む)ぶあつーーー!!

……これでもいいのかなあ、最近のガンダム好きの方々は。

きっと、このサイズだと、この位じゃないと強度的にも自立できないんでしょうね……。

すいません、見たまんまの感想でした。(苦笑)

投稿: かざま | 2006/08/22 16:07

かざま さま

 ガンダムの頭は、胸と較べて特に小さいのではなく、(Ζ以降のデザインラインからの遡及により)最近のガンダムの肩アーマーの大きさが、極端に拡大しているからではないでしょうか?
 足の大きさは、安定して立つために足の裏を一定以上の面積似せざるを得なかったのでしょうが、たしかにバランス的に上半身に対して必要以上に足大き過ぎという気もしますね。

投稿: 神北恵太 | 2006/08/22 18:12

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