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2006/09/01

15秒の勝利だぞ

 2006年8月31日17時18分。関東地方に直下型の地震があった。震源地は東京湾。震源の深さは約70キロ、マグニチュードは4・8と推定されている。
 主な震度は、横浜・相模原・厚木など神奈川東部で4、東京からさいたま南部辺りは3だったが、「とん……とんとととと、どこん、ぐぅ〜らぐらぐら」と、5秒以上掛けてゆっくりと下から突き上げる縦揺れの微振動の後に、1〜2発大きめの縦ゆれがあって、それから横揺れに代わると言う、あまり経験のない変な揺れ方を体験した。
 これが、直下型地震という物なのだろう。

 まあ、揺れ方は珍しかったものの、地震自体はさほど大きなものではなく、都内などではエレベータが止まる等の被害もあったようだが、我が家に関して言えば、なにか落下する出なく、倒れるでも無し。特に被害のない規模だった。

 良かった良かった。

 しかし、この地震に際し、実は気象庁は画期的な成果を上げた。読売ONLINEの2006年9月1日の記事『気象庁の新システム、地震前に的確な震度を予測』に、こうある。

 気象庁が先月から運用を開始し、地震の初期微動から震度、到達時間を推定して知らせる「緊急地震速報」は、各地で的確な震度を予測した。

 気象庁は「震源近くでも、大きな揺れが到達する2〜3秒前に速報できていた」としている。埼玉県朝霞市の「凸版印刷」の工場では、揺れを感じる約15秒前に「推定震度3」を速報。その後、同市では実際に震度3を観測した。

 震源地は、北緯35.6度・東経140.0度、ということは、幕張のチョイ千葉よりを流れる花見川の河口沖約3キロの位置。で、朝霞というのはそこから北西方向約50キロ。震源地付近の3秒で何が出来るかと言われると難しいが、50キロ離れて15秒の余裕が取れるというのは、大きいのかも。

 本当は、2〜3日前に地震のある日が予測出来て、1時間以内の発生が予報出来たら注意報、初期微動の兆候で本警報というような、段階を経た事前警告があるのが一番なのだろうが、そこまではまだ難しいんだろうなぁ。

 でも、まずは50キロ(震源の深さも考えると85キロ程とも言える)で15秒。

 明けて今日は防災の日。つまり、関東大震災で東京がぼろぼろになった日だ。気象庁は、この日の直前に、新システムを成功させたことになる。まだ、その情報の通知システムとかの問題は大きいが、まずは成功を、歓びたい。

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