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2006/09/23

もしや、もしやだぞ

 朝日.comの2006年9月22日の記事『化粧品「SK−2」、中国で販売停止 返品で売り場混乱』にちょっとびっくり。

 米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の中国法人は22日、グループのマックスファクター(神戸市)製の化粧品「SK—2(「2」はローマ数字)」の販売を、同日から中国全域で一時中止する、と発表した。中国政府から使用禁止物質が含まれているとの指摘を受け、返品を求める利用者が各地の売り場に殺到。同社は「現場の混乱を避ける措置」と説明しており、禁止物質を原材料に使ったことは否定している。

 中国の国家質量監督検験検疫総局は今月半ば、SK—2の9商品から使用禁止物質のクロムなどが検出されたと発表。地方検疫機関や日本政府に日本製化粧品の検査強化を求めた。上海市政府も21日、別の3商品からも同じ使用禁止物質が検出されたとして販売中止を求めていた。

 SK-II は、マックスファクター社の最高級ブランドで、スキンケアに重点を置いた製品。滋賀工場で生産しており、デパートなど正規取扱店に専用のSK-IIカウンターを設置し、個人の肌の状態を判断してアドヴァイスを与えるカウンセラーを常駐させている。例えば、トヨタという自動車会社の中のレクサスの位置付けと言えば解り良いだろうか。
 それが、いかに国が違うと言っても、使用禁止物質を含有していたとは考え難い。実際にマックスファクターも原料として使用している事は無いとしている。

 これは、何が起こっているのだろうか?

 という所で、今回、気になっているのが、中国情報局NEWSの2003年12月19日の記事『マカオ:「SKII」の偽物3000点を押収』に代表される、アジアでのさばる偽造劣悪品の事。

 『中新網』18日付報道によると、中国市場でもブランドとして認知されてきているマックスファクターの基礎化粧品「SKII」であるが、それだけに偽ブランド品も市場に出回っている。澳門(マカオ)で17日、100万元相当の「SKII」偽ブランド品、約3000点が押収され、販売していた男女合わせて11人が事情聴取のため警察に連行された。

  こうした偽ブランド品は、ほぼ中国本土から流入しているといわれる。正規価格よりも5%安い値段で売られ、店内の陳列や包装など真似てはいるが全て偽物。しかし、高価ブランドである「SKII」が割安とあって、何も知らない中国本土からの観光客には人気が出ていた。マカオ警察は、観光客らに注意を呼びかけるとともに、取締りを強化していくとしている。

 約3年前の時点で既に始まっていたこの偽ブランド化粧品。先日も、テレ朝の夕方のニュースショー『スーパーJチャンネル』で関空税関で押収された偽ブランド品に関する特集内で、偽物の一つとして扱われていたが、あからさまな劣悪品で手のひらの上で拡げてみるだけでギトギトして違いが判る程質感が違うものを、パッケージだけそっくりに作っているらしい。当然、こんなものをつければ、却って肌トラブルを呼ぶ事は必然だ。しかし、高価な化粧品なので、5〜10パーセント廉価になるだけでも大きいのか、かなりの人が正規取扱店以外から購入しているらしい。それがもう一桁廉価な劣悪品とは、夢にも思わず。
 マックスファクターでも、「近年、弊社では、国内外のインターネットオークションや、化粧品販売サイト、マックスファクター正規取扱店ではない店舗などで「SK-II製品」として販売されている製品をご購入になられたお客さまからのお問い合わせが増えております。誠に残念なことに、お問い合わせをいただくお客さまの多くは、ご購入になられた製品の品質や性能などに大変なご不審、ご心配をお持ちになっているのが現状です。」注意喚起のページを設けている。

 中国政府が確認したと言う製品、まあ、政府が発表する以上、「正式取扱店以外で安価にサンプルを購入したら、実は中国製の偽物を掴まされていました」などという間抜けな結末は無いとは思うが……。

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人気ブランドというのは、こんな感じで利用者が高い価値を認めることで広がり、ブランドを作る人も、働いている従業員も、消費者も満足することで、浸透してきます。消費者が満足を得て、欲しいという心を刺激し続け、販売している企業に利益をもたらしているようですね。 [続きを読む]

受信: 2006/09/23 21:51

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