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2006/09/16

原画の迫力に圧倒されたぞ

 2006年9月16日土曜日。今日は、八王子市夢美術館で夏の間ずっとやっていた安彦さんの原画展をやっと見に行った。18日(月・祝)で終了だから、もうギリギリ。我が家的この夏のガンダム関係で逃してはいけないイベントの、オーラス。

安彦良和原画展 ←チケット

 いや、凄かった。たぶん、モノクロのマンガ原稿やラフが100枚ぐらい、カラーが200枚ぐらいだろうか。もう、右も左も後ろも前も、全部が全部、アムロだったりシャアだったり、アリオンだったりダーティペアだったり、当然神ファミリーだったりするワケである。

 我々の世代だと、アニメとかマンガが好きな人は、必ずこの人の関わった作品を見たり読んだりして、いろんなキャラクターを見知っているから、まずキャラクターが懐かしくて堪らない。その上、絵としても「ああ、あの表紙」「あのポスター」「あの時の……」と、自分の思い出と確実にリンクした展示作品が多いのも、普通の画家の展覧会より楽しい。

 しかもそれが、いつも見ているような印刷物ではなく、筆遣いまで見て取れるような鮮やかな原画。更に、四半世紀に渡る同一作家の絵を見比べることで、安彦さん自身の絵の変化(進化?)も、その背景の一部であるアニメ・マンガ的表現の進歩も、手に取るように見てとれる。こりゃ面白い。

 至福の時と言わずしてなんと言おうや。

 ちなみに、今年の4〜5月に、出雲市立平田本陣記念館で行なわれた「勇者ライディーン」から「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」へ 安彦良和原画展や、この後、11月に新潟市新津美術館で行なわれる予定の安彦良和原画展と、ほとんど同じ展覧会と思われる。

 明後日までにまだ間に合う人は八王子へ、間に合わない人はなんとか都合を付けて新潟へ、是非、お出まし頂きたい。楽しいぞ。

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