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2006/10/31

ダイナ★コン19だぞ

 この土曜・日曜、2006年10月28〜29日、名古屋でダイナ★コンが開かれた。会場はいつもの五色園である。いや、名古屋でというのは正確ではない。正確には、名古屋市に隣接する日進市の五色園でというのが正しい。

 1982年、ダイナコンが初めて開催されたとき、それは堀田の米川旅館で行なわれた。ハチャコンIIとの共同開催で、あった。思えば、その時の神北の相棒だった大外郎くんや、ハチャコンの代表のFAT'Nくんは、今も神北のマイミクである。みんな長いねマッタク……。

 10月27日夕方、池袋で合流したメンバーは、神北・むらさき・古市くん・真庭くんに、ちょうど東京に出張していたので車に同乗する事になった森野人くん。そして、土曜日の仕事があるから往路の同乗は出来ないが、ETCのカードを受け渡すために来て貰った塩坂くんの6人。
 集まって飯を食って、夜9時頃に池袋から発進。まずは塩坂邸へ塩坂くんを送り、最寄の横浜青葉ICから高速へ。
 この時点で特に行程スケジュールは決まっていない。名古屋まで森野人くんを送り、そのまま深夜に24時間営業の温泉ランドかなにかにもぐり込んでもよし、東横インを使ってもよし。はたまた、適度な時間にワケの判ったところで休み、朝になってから改めて西進してもよし。

 結局、日付が変わる頃に沼津に到着。例によって万葉の湯で風呂に入って仮眠。今、1,600円の平日価格でちょっとお得。いつも来るのは、土日祝日が多いからなぁ。で、たっぷり寝て、翌朝8時頃に再発進。朝飯を食いつつ、東名は奇麗に流れて、滞る事無く昼前に名古屋に到着。名古屋ICから星ヶ丘方面に向かいつつ、岡田PX店長に電話。
 星ヶ丘で森野人を降ろし、PX店長たちと合流して、昼飯を食ってから買い物、そして五色園入り。

あると
ダイナ★コン伝来のブルーシートを敷き詰めた広間。
PX(酒場)となる。

 ダイナ★コンの準備は、コンベンション参加者の中核スペースとなるPX(酒保、酒場)にする広間をブルーシートで覆うことから始まる。このブルーシートは、初期ダイナ★コンでは毎年 Space Force (宇宙軍)東海ベースが、酒場を担当してくれていて、どうしても畳に飲料をこぼしてしまう事に対応するために、最初はピクニックシート等で対応していた。だが、産業用(トラック用)のブルーシートがいいぞということになって、最近では、魚市場界隈で売っている、拡げると20帖を超えるような巨大なものを便利に利用している。

あると
スガキヤとかみそ煮込とか、割と名古屋色
が濃いカップ麺の品揃え。

 今回は、PX店長と万宝くんの尽力で、ピルスナー系がずらりと揃った。

あると
揃ったピルスナー各種。対ササモト装備だったのだが、
残念、笹本祐一くんは今回参加断念。

 じわじわと準備をしていると、徐々にスタッフも集まって来る。中には、何年ぶりという人も居る。今年は寒暖が激しかったりして、参加を断念したスタッフも居る。

あると
五色園玄関から、我々がメインので入り口にしている道
場側の階段方面へと移動して来る加藤くん。

 4時半から道場で「初心者の部屋」。5時からオープニング。「つぎはゲストの○○さん」「○○さん、まだご到着なさってません」「じゃ△△さん」「△△さん、今、出て行かれました」……なぁんて感じで、ユルくゲスト紹介、続いて企画紹介。110人の地方コンとしては異例中の異例の30本近い企画が並行7列4コマ並ぶ。しかし、別にダイナ★コンとしては珍しい事ではない。そう、ダイナ★コンは企画集約型のコンベンションなのだ。
 企画は、誰もが話の輪に入れるチャンス。コンベンションには参加したものの、まだファン活動のほとりで思い止まっている参加者の背中を押すためには、その参加者が興味を持てる企画が一番というのが、ダイナ★コンの中核にある。しかし、人の興味なんて千差万別。一つで誰でも楽しい企画なんてモノはちょいと難しい。ならば、数を並べて、同時観開催中の企画に1本は、興味の範疇に入るモノが在る。一晩の中に1本は、ドンピシャなものがある。そうして、誰でも楽しめるコンベンションにしたい。この全方位志向が、1982年に始まったダイナ★コンの基本姿勢だ。会場の選択も、企画の合間に立ち寄れる大きなPX等の設置も、オープニングの企画紹介やゲスト紹介も、あらゆるものが、ここに繋がっている。

あると
開会式の後、食事風景。正面山田家。手前の向こう向い
ている姉弟がらどん家。次世代は育ちつつある。

 一本めの企画は、「ダイナコンの歴史をみんなで語ろう 」。行ってみると、若尾天星さんや渡辺英樹くんといった古手の顔が並んでいる。天星さんが自宅で発掘した、初期ダイナ★コンの「一晩ファンジン」や、プログレスブックが置かれていた。掲載された写真で、やっとかめだナモー君の20年前の女装姿を久しぶりに見たよ。(^_^;)
 当時、ダイナ★コンでは、開会式で全員に記事を依頼し、一晩で原稿を集め、編集し、印刷し、製本して、閉会式で全員に配布すると言う一晩ファンジンという企画をやっていた。これは、最盛期の380人集まった頃には、近所のコンビニでは手に負えず、何人かのスタッフに、夜中に杁中のライブラリー(コピーショップを併設したマンガ喫茶)まで作業に走ってもらったりした。今読み返しても、80年代名古屋ファンダムの熱気が伝わって来る。最初の一晩ファンジン『大名古屋ファンヂング』でなかったのは残念だが、面白いものを見せて貰った。

あると
PXは、企画の休み時間になると人が溢れるほど賑わう。
みんな企画の興奮のまま集まって来るからだ。

あると
大和眞也の部屋「かえってきたこなぷん」の成果。堂々
たるデザート軍団。後のマッキーが無ければ騙せる?

 2コマ目は、美味しいところが目白押しだった。本命は「小川一水星雲賞受賞インタビュー 」だが、この時間帯は美味しすぎるので一つトコロに留まって入られない。

あると
「小川一水星雲賞受賞インタビュー 小川一水さんと、インタビュワーの竹内くん(左)

あると
「すごい科学で守ります!
長谷川裕一さんを始めとす
る講師陣の話題の豊富さに、頷いたり笑ったり賑やか。

 「SFコンヴェンション 完全なる真空 〜伝説の「いたこん」思い出話〜は、多くの海外作家をお呼びしたイベントながら、いままで誰も語らなかった伝説のコンベンション「いたこん」のことを、東北でのSFファン活動の長い菊池誠さんと、ディーラーズルームのマエストロ都築由浩さんを迎えて、参加者の息子が秘蔵の8ミリを公開すると言う、ファンダムの深部を付く問題企画。(そこ、本気にして、早川書房とかに話を持って行かないように……)

あると
「SFコンヴェンション 完全なる真空 〜伝説の「い
たこん」思い出話〜」
でティプトリーの姿を見る参加者。

あると
あまりの新発見に、ティプトリーJr.研究家の小谷真理女
史が驚きの声を上げた、「いたこん」でのティプトリーJr.

 結局、神北が2コマ目に落ち着いたのは、「おかしいぞ!DAICON7」という企画。2008年夏、まだ2年近く先のコンベンションだというのに、既に会場は決定、着々と概要が定まり、動き出しているダイコン7、その異様な熱気にみんなでアテられるという趣旨の企画。実行委員会の中核メンバーも何人も参加し、いろいろな事を聞かせて貰う。参加者・企画持込者の立場に立ってここまでしっかりやってくれる大会だと、企画を持ち込む側も安心だ。ダイコンの名に恥じない面白い大会に育つだろう。

あると
ダイコン7の中核メンバー阪上くんや池田くんが、会場
資料を手に夢を語る。2年後が楽しみだ。

 この後、3コマ目はPXでゴロゴロして過ごす。PXでは、いろんな話が飛び交う。3コマ目の終わり頃、酔い潰れてぐっすり眠りこけていた作家の陰山くんが部屋の隅でむっくりと起き上がる。
 「あー、架空戦記の企画行かんと寝とったァっ!! ……ま、ええか……」
「あかんて! あんたも架空戦記作家なんやから」
「ええ? 私、架空戦記作家とちゃいますよ」
「んなことあらへん、君は架空戦記作家や」
「いいや、認めん」
「現実を見なあかんて」
「じゃ、ジャンケンで決めよか?」
「よーしゃ!」

 で、ジャンケンで神北が勝ったので、架空戦記作家の陰山琢磨くんは「架空戦記の部屋 」へ行き、「一発大ヒットのネタを放り込んで来た」と早々にPXに舞い戻り。
 常に何かが起こっている。それがダイナ★コンのPX。

あると
牛丼仮面くん、今回は中部関西出張からの参加なので、
本体のハーレーは置いて来ている。

あると
ご機嫌な陰山琢磨センセ。少なくともこの日は架空戦記
作家
である。

あると
獲物を見つけた架空戦記作家はめせんに近付く。谷甲
州ファンクラブの古い仲間同士。

 4コマ目は、塩坂くんの「エロマンガ この10年の栄枯盛衰(フライ級 )」だったのだが、塩坂くんの名調子を聴きながら、企画会場でウトウトしてしまった。25年前は完徹で走り回る事が基本だったダイナ★コンだが、最近は体力が保たない。我ながら耐性が弱ったものだ。結局、4コマ目を終えた後、PXに戻って眞也さんたちと最近のSFファンダムの話題で盛り上がって、5時過ぎに適当な布団を引っ張り出して眠る。
 朝起きると、既に朝食時間。
 あまり食欲が無いので、コンベンションの朝にも拘らず、ご飯3杯と、殆どおかわりしなかった。我ながら耐性が弱ったものだ。
 朝食後、荷物を持って道場に集合。簡単な挨拶と忘れ物の事務連絡の後、今後のイベントからの告知があって閉会となった。とりあえずの閉会後、プレゼントを掛けてのジャンケン大会。昨日、陰山との勝負にジャンケン運を使い果たした神北は全滅。シオシオのパーである。

あると
挨拶をする市野実行委員長。今回のテーマ「大きい事は
いい事だ」
は彼の身体から滲み出た魂の叫びである。

 帰りは当然のように、沼津で昼ご飯。帰りのメンツは、神北・むらさき・古市くん・真庭くん・塩坂くん、新町くんの6人。さかなや千本一の座敷に上がり込んで、いろいろ取ってシェアし合う。スキルが上がったため、ちょうどお腹いっぱいになって、でも動けなくならない程度で、奇麗に食い尽くす。

あると
やはり、東海道を走ると寄りたくなるさかなや千本一
もうどれを食っても美味しくて嬉しい。

 沼津を出て、横浜まで、ずっと塩坂くんが運転してくれた。神北は、完全に眠気が来ていたのだ。40歳代に入ってから無理が利かなくなったが、やはり45歳にもう一つ山があった気がする。
 夜、7時頃、横浜で、みなとみらいの万葉の湯に到着し、まずは風呂に入る。風呂上がりに今回の清算を済ませ、新町くんはここから電車で帰るので別れる。残ったメンバーは寝る。11時過ぎに起きて、寝汗を流して出発。

 塩坂くんの家の近くで彼を降ろし、池袋で古市くん・真庭くんと別れ、夫婦で自宅に戻ったりは、だいたい3時少し前。荷を下ろして、車をレンタカー屋に返しに行って、家に帰り着いたのは3時半を少々回っていた。

 疲れ果てて、死んだように眠った。まさかその頃、ネットのあちこちで紹介された25日のエントリ『101人が判ったぞ 』に、普段の40倍近い爆発的アクセスが集中していようとは、知る由もなかった。

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コメント

ピルスナーの山にぶち当たれなかったのは残念だなあ。次の機会にはぜひ。

投稿: 笹本祐一 | 2006/10/31 17:00

>本体のハーレーは置いて来ている。


ええ~っ
牛丼仮面の本体はハーレーの方だったのですね
私自身は分身だったのですね・・・・
知りませんでした  _| ̄|○    (笑)

投稿: 牛丼仮面 | 2006/10/31 17:33

ダイナ☆コンお疲れ様でした。

>普段の40倍近い爆発的アクセスが集中していようとは
わはは、これゴルゴ31さんに紹介されていたので、アクセス集中するだろうなあ、でもダイナ☆コンいってるから帰ってきてビックリするだろうなと思って

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +

してました。

投稿: 大外郎 | 2006/10/31 17:44

お疲れさんでした。
万葉の湯って聞いたことがあると思ったら沼津と横浜でチェーンなんか。

もしかして同じ施設で横浜と沼津に入り口があるだけだったりする?

投稿: 森野人 | 2006/10/31 19:44

DAINA☆CONが盛り上がったのも、神北さんのブログのアクセス急増もみーんなぼろぞうきん様のおかげ…
かもしれない。

それはそれと、DAINA☆CONに参加できなくて、お会いできなかったのは残念です。

投稿: もりた | 2006/11/01 00:48

笹本祐一 さま

 次は是非!

牛丼仮面 さま

 えっ? みんな知っているのに!

大外郎 さま

 (^_^;)……。何が起こったか、一瞬判らなかったぜ……。

森野人 さま

 お疲れさまでした。また遊びましょう。
 ちなみに、沼津と横浜の万葉の湯は、それぞれシステムが違います。

もりた さま

 身体は大丈夫ですか? 普段の悪事が祟りましたねぇ。
 次は是非!

投稿: 神北恵太 | 2006/11/01 02:31

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