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2006/11/09

卒業だぞ

 アキバBLOGの2006年11月8日の記事『パソコン発祥の地」ラジオ会館から、パソコン屋が消えそう』は、予感は会ったものの実際にここまで早くその日が来てしまってびっくり。

 「パソコン発祥の地:ラジオ会館」から、パソコン屋が消えそうパソコン発祥の地として知られる秋葉原ラジオ会館から、『パソコン屋』が無くなりそう。ラジオ会館は、MYCOMジャーナルによると『数多くのパソコンショップが出店する、現在の秋葉原へとつながっているのだ』というBit-INNが、かつてあった場所。ラジオ会館で唯一『パソコン屋』だったファーストポイントが移転のため、7日が最終日だった。

 えぇぇっ?

 と、驚く。極端に減っているとは思っていたが、ついにパソコン屋がラジ館から居なくなる日が、来てしまったのだ。今日の出の勢いのオタク系の本屋や模型屋・フィギュア屋が陸続と開店し出して、パソコン屋がどんどんと追い立てを食らっている事は知っていたが、「無くなる」というのは驚く。5階のファーストポイントの跡地の入店企業はまだ決定していないが、既に1階のサトームセン跡地にコトブキヤが入る計画なども進んでいるそうで、秋葉原の玄関口で急激な変革が起こりそうだ。

 もしや電気街口改札も、オタク街改札に名称の変更が必要か?

 それにしても、まだラジ館にはパーツ屋やオーディオ屋が残っているのに、後から来て一時はほぼ全館を占拠していたパソコン屋がなくなっちゃうなんて、夢にも思わないじゃん?
 とりあえず、取り扱い品目にパソコンを残す電子パーツのショップなどは、少ないながらも残るので、「全く取扱わなくなる」という訳ではない。
 だが、主力商品としてパソコンを売る、いわゆる「パソコンショップ」というもの、頑固な親爺と確かな技術力を持った店員が揃っていて、大抵のハード・ソフトに関して店内の誰かが取り敢えずはチャレンジしてある程度の知識を備えていた、ああいうショップが姿を消し、ハード系に特化した部品店しか残らなくなるというのは、まあ、80年代からの秋葉原に居着いていた身としては、寂しい限り。

 しかし、考えてみれば、パソコンというものは、この秋葉原の片隅に芽生えて、まずはごく一部の電子系趣味人に定着し、ゲームファンという種族を醸成し、先進的な文房具好きを巻き込み、次にネットで普及して、今や売買の主要拠点すら、パソコン自身が無くては始まらないインターネットの奥地に移しつつある。
 既にパソコンは、家庭にもオフィスにも、在って当然のものとなっている。趣味性は低くなり、社会のインフラにまで一気に成長している。そしてネットは既に商業拠点でもあり、情報集約の場でもある。
 だから、普及を急務とするパソコンの販売拠点・情報集積拠点としてのパソコンショップは、役割を終えて、揺籃の地たるラジオ会館を卒業する。

 だから、これは栄枯盛衰ではない。

 祝うべき旅立ちの時である。

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コメント

アップルII を買ったところだな。

投稿: 酔うぞ | 2006/11/09 21:42

酔うぞ 様

 私は、東京に出て来た84年の春、まず真っ先に、秋葉原のテレビイ商会でテレビを買いました。そして、このテレビのお陰で、世界で最もキレていたころの怪物ランドの深夜番組『ウソップランド』に出会えたという訳です。

投稿: 神北恵太 | 2006/11/09 23:50

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