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2007/04/16

荒川で風に吹かれたぞ

彩湖 昨日は、何の予定も無い日曜日だったので、女房と遠出。最近太り過ぎか血圧もちっと高くなって来たので、ふらふらと荒川第一貯水池、彩湖まで歩いて行ってみた。

 ここは、東京と埼玉の水道水源となっている、全周8キロ(周回道路で8.5キロ)程の貯水池で、正式には「荒川第一調節池」と呼ばれている。旧浦和市・戸田市・川口市のあたりで、北から南へと流れて来た荒川がぐるりと方向を変え、東京都を回り込むように東へ向いて流れて行く、そのカーブの内側に貼り付くように沿う貯水施設。周囲は上流側にあたる北の方を中心に親水公園風に整備され、幾つかの野球場や、遊具を追いた家族向けの遊園施設などになっている。

 昨日は、家から出発して武蔵浦和駅を経由し、西進して田島小学校の脇から荒川方向へ至るルートで、まずは荒川彩湖公園へと入った。

 このあたりは荒川の氾濫野で、JR川越線からこっち、上から西遊馬公園・東京健保運動場・荒川総合運動公園・サーキット秋ヶ瀬・秋ヶ瀬公園ときて、武蔵野線を越えてこの荒川彩湖公園・彩湖道満グリーンパーク・ヤクルト戸田球場・戸田パブリックゴルフクラブ・総合運動公園・戸田市荒川運動公園、埼京線をくぐって川口市浮間ゴルフ、川口市荒川運動公園を経て京浜東北線の鉄橋に至るまで、18キロに渡って芦原か公園かがずーっと続いている。

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横山信義さん15周年だぞ

 2007年4月14日、作家の執筆サポート・版権管理などを引き受ける編集プロダクション「らいとすたっふ」の主催により、四谷のホテルニューオータニにおいて、『横山信義作家生活15周年感謝の集い』という素敵なパーティが開かれた。

会場前の立花
会場入り口の生花
 徳間書店さん、C★NOVELS編集部さん、中央公論新社の早川社長などからの花がエントランスを飾る。

 横山さんは、田中芳樹さんの二次版権の管理を行なうということから始まった「らいとすたっふ」が、会社として立ち上がった最初期に徳間書店との橋渡しを行なった、いわばプロデュース第1号作家。
 当時、作家もプロデュース側も素人、編集さんがひとり手練の戦巧者だったが、架空戦記(という名前もまだ定着しておらず、IF戦記とか仮想戦記とかいろいろ云われていた)なんていう戦場は誰も初めてと云う、初めて尽くし。ビギナーズラックだけに頼ったような有様の中で唯一確実だったのは、今に至るまで一切ブレることの無い横山信義の作家性のみという状態だった。
 当時の神北の感覚から行くと、大学SF研出身の横山さんは架空戦記ジャンルに留まり続けるのではなく、かなり早い段階でスペースオペラなどをきっかけに本格的なハードSFへも積極展開を図ることになるだろうと思っていた。
 が、架空戦記市場、架空戦記読者は、そうそう易々と転進を許さなかった。次作を求める強い声に応じて、近未来パニックもの等を少しずつ挟みながら、横山さんは一貫して鋼と硝煙、戦場の風と鉄の男たちの話を書き続けて来た。
 その積み重ねの15年。会場に並べられた全著作、展示台2面分、約70冊。初期の兼業作家時代にはどうしても執筆時間がとり難く寡作だったことを脇に置き、単純に年月で割ってすら、平均年間約5冊。その減衰することの無い着実な人気が伺い知れる。

 以下、パーティの模様の簡単なフォトレポート。

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2007/04/11

トラトラトラだぞ

 「トラトラトラ」我、奇襲ニ成功セリ。……である。え? 何のことかって、もちろん海上自衛隊のCF(コマーシャルフィルム)である。

 海上自衛隊ホームページ動画配信コーナーの街頭CMのトコロで、平成18年度版 街頭ビジョンCMとして掲載されているので、未見の方は一度ご覧になって頂きたい。

 読売新聞ONLINEでは、2007年4月9日の記事『海自に来て!奇抜なCFでアピール…幹部は絶句』で、こう書いている。

 海上自衛隊が、「秘密戦隊ゴレンジャー」などで知られる「戦隊シリーズ」をイメージした奇抜なPR用のコマーシャルフィルム(CF)を製作した。

 「若者や子供の世代の興味を引くよう意識した」というが、その奇抜さに、幹部会議では全員が一瞬言葉を失ったほど。海自は陸・空自に比べ、隊員募集が低迷し、不祥事も続くが、このCFでなんとかイメージアップにつなげたいという。

 30秒間のCFは、隊員役の5人の俳優がゴエーカーン(護衛艦)、ショーカイキ(哨戒機)など主要な装備品と共に次々と登場。実際に戦隊番組のナレーションも手がける声優が、「任務に終わりはない。行け!海上自衛隊」などと叫びながら、番組宣伝風に紹介する内容だ。

 海自として初めて企画競争入札を導入し、広告会社や映像制作会社など10社のアイデアの中から採用した案をもとに、約350万円をかけて製作した。

 陸自と空自は「あんな奇抜なものは、うちではとてもできない」と口をあんぐり。海自トップの吉川栄治・海幕長(59)は「これからの時代は、我々年寄りの感覚よりも、若い世代の視点でやった方がいい」と苦笑まじりに話す。

 陸海空自は2003年度から、それぞれCFを製作し、毎年3月には東京・渋谷駅前の大型街頭ビジョンで放映。それぞれのホームページでも紹介している。

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2007/04/09

新番組寸評だぞ

 今年の春期(4月期)も、49本と云うとんでもない数のアニメ番組が始まった。マイコミジャーナルのホビー>アニメ>レポートの2007年3月28日の記事『【レポート】4月新年度より約50本のアニメがスタート、2007年春期アニメ新番組リスト』(記者:野口智弘)にそのフルリストがある。

 神北も一応、アニメ関係の雑文描きをさせて頂いているのだが、こうなると流石に全ては追いようが無い。ということで、四月になって以来のこの1週間程に観た幾つかの作品(新番組)のファーストインプレッションを書いておきたい。

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2007/04/04

不思議の街だぞ

 ご存知のように、神北は東京から北に約20キロ、さいたま市に住んでいる。まあ、北と云っても、東京から上野を経て東北線・京浜東北線沿いに行く道は真北ではなく、北西から北北西あたりに西に振った道なので、さいたま市自身はとしまえんから真北に12キロほど、前に住んでいた高円寺付近からでは15〜16キロほど上がったあたりになる。
 ここに移って来て、12年。まあ、10年以上済んでいるのだから、随分と慣れたものの、時々まだびっくりさせられることがある。

 今日は、そんなさいたまの小さな話題を2つほど。

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2007/04/01

立ち退きだぞ

これは、2007年4月1日限定の偽情報。 エープリルフールねたでした。読者様に置かれましては、夢お信じ下さいますこと無きよう、お願い申し上げます。 (2007/4/2に付記 神北恵太)

 昨日は、地域説明会だった。大変なことになった。

 今日は日曜日で役所は休みなので、多分発表は明日になるであろうが、さいたま市の大都市計画が発表された。
 北浦和西口の北浦和公園武蔵浦和駅入り口交差点までの国道17号線を東端、埼大通りを北端、ロジャーズ本店から田島団地前までの17号バイパス(首都高速埼玉大宮線)という。南北約3キロ、東西約2キロの広大なエリアが、全面的に都市計画の対象区域となり、この範囲内の住民全員が、一時的もしくは永久に、域外移転を強いられることになるらしい。

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