夜が開けて、静岡2日目である。
静岡の朝は早い。が、俺はビクトリヤホテルでゆっくり寝る。以上! ……ではなく、とりあえず、朝起きたら朝飯。ホテルのレストランの朝飯は700〜800円ぐらいなのだが、折角静岡に来たのだから、静岡らしい朝飯を喰う。
丁度雨が降って来たので、タクることに。ロビーに降りてチェックアウト(清算はナニもない)を済ませ、タクシーを呼んでもらう。
「あ、ビクトリアホテルですが、お客さん迎車願います」
あ〜〜〜〜いま、ホテルの人、「ビクトリ『ア』って言った!『ア』って!
とりあえず、タクシー待ちながら、ホテルのマシンでMixi覗く。やがて来たタクシーで駅前へ。
で、駅前に着こうかなと云うところで、塩坂くんから電話。
『あー、今、タミヤ本社近くの駐車場に車を入れました』
「俺たちは今、飯を喰いに駅に向かっているところ」
『あー、どうしましょう?』
どーしましょうって言われても、俺が知るかよ! お前はどうしたいんだよぉ!
「来る?」
『あー、えー、交通手段がなくってェ……』
「……(^_^;)。判った、迎えに行くよ。待ってろそこで!」
結局、目的地近傍の駅前から大きく逸れて、一気にタミヤ本社近くの駐車場まで。遠回りなんてもんじゃないゾこりゃ。(地図参照)
なんとか塩坂くんを拾い、目的地のおでん屋さんおにぎりのまるしまに
到着。なんでおでんかというと、今、静岡では「しぞーか(静岡)おでん」がブームなんだそうで、なんかホテルに立派なパンフレットが置いてあったのだ。そ
のパンフ中、ここは、朝6時半から営業を開始し、夕方18時までやっているとされていた。乗ったタクシーの運転手さんに拠ると、静岡のおでんは、ビールか
なんかのCMで取り上げられたことから一気に火がつき、観光客が駅から直接店を指定して「連れて行け」と云うようになったのだとか。しかし、基本的に静岡
のおでんはご飯のおかずでも酒の肴でもなく、子供のおやつであり、駄菓子屋で食うものなのだとか。つまり、東京人にとってのもんじゃ焼きにあたる静岡の子
供フードらしい。
「だから、あんまり駄菓子屋然としているんで、連れて行ったお客さんが戸惑うんですよね」とは運転手さんの弁。
ここに店構えの写真があるので見て貰えば判るが、土間に机を起き、奥は住居。まんま駄菓子屋的景観と言えようか。
座って食い始めた直後に女房から静岡駅に着いたと連絡。駅の改札前まで僅か百数十メートルなので、途中で抜け出してむらさきを迎えに行く。彼女も入れて4人で朝食。オニギリ2個とおいなりさん1個とみそ汁、そしておでん5串で、計700円台だったと思う。
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おでんテーブル このテーブルのみおでん鍋が据え付けられている。他のテーブルからはこの卓へ皿を持って取りに来る。 |
初体験のしぞーかおでん。甘く炊いて、鰹節粉をかけて食べるおでんって、面白いなぁ。
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